東京マーケット・サマリー 2024年9月9日午後 6:15
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円
ユーロ/ドル
ユーロ/円
午後5時現在
143.15/143.16
1.1059/1.1060
158.32/158.33
NY午後5時
142.27/142.31
1.1083/1.1087
157.72/157.78
午後5時のドル/円は、前日NY午後5時と比べてドル高/円安の143円前半で推移している。米金利の上昇などを受けて、米雇用統計後に進んだ円高が反転した。
<株式市場>
終値
前日比
寄り付き
安値/高値
日経平均
36215.75
-175.72
35805.82
35,247.87─36,248.12
TOPIX
2579.73
-17.69
2553.66
2,523.19─2,583.60
プライム市場指数
1327.61
-9.14
1314.51
1,298.58─1,329.61
スタンダード市場指数
1210.71
-5.85
1200.28
1,194.51─1,211.67
グロース市場指数
823.97
+1.23
806.66
799.37─827.03
グロース250指数
645.21
+1.33
631.06
625.26─648.11
東証出来高(万株)
180135
東証売買代金(億円)
40626.07
東京株式市場で日経平均は、前営業日比175円72銭安の3万6215円75銭と、5日続落して取引を終えた。前週末の米国株が雇用統計の発表を受けて下落したことや為替の円高が重しとなり、日経平均は一時1100円超値下がりする場面があった。ただ、ドル/円の円高基調が一服したことから日経平均は次第に下げ幅を縮小し、売りが一巡した後は買い戻しもみられた。
プライム市場の騰落数は、値上がり536銘柄(32%)に対し、値下がりが1074銘柄(65%)、変わらずが34銘柄(2%)だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(速報ベース)
0.227
ユーロ円金先(24年9月限)
───
3カ月物TB
───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースで0.227%になった。前営業日(0.227%)から横ばい。「地銀など中心に調達意欲は強く、レートは横ばい圏で推移している」(国内金融機関)との声が聞かれた。
<円債市場>
国債先物・24年9月限
144.78
(-0.40)
安値─高値
144.75─144.97
10年長期金利(日本相互証券引け値)
0.890%
(+0.045)
安値─高値
0.890─0.875%
国債先物中心限月9月限は前営業日比40銭安の144円78銭と大幅反落して取引を終えた。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比4.5bp上昇の0.890%。前週末の米雇用統計前に買い戻され過ぎた反動で持ち高調整の売りが出たことや、時間外取引の米長期金利の上昇を背景に国債先物は売り圧力がかかった。
日経平均は175円安、後場に入り下げ渋り底堅く推移=9日後場/国内市況ニュース/ウエルスアドバイザー 2024/09/09 15:21
9日後場は日経平均株価が、前週末比175円72銭安の3万6215円75銭と5日続落、TOPIX(東証株価指数)も同17.69ポイント安の2579.73ポイントと4日続落で取引を終えた。前週末6日に雇用統計の弱さから米国株式が下落した流れを受けて、日経平均は午前9時49分に同1143円60銭安の3万5247円87銭を付けた。大幅安の後は、押し目を拾う動きや時間外取引で米株価指数先物が上昇していることを支えに下げ渋った。後場に入り一時、140円程度安まで下げ幅を縮小する場面もみられるなど、底堅く推移した。東証プライム市場の出来高は18億135万株、売買代金は4兆626億円。騰落銘柄数は値上がりが536銘柄、値下がりは1074銘柄、変わらずは34銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち24業種が下落、9業種が上昇した。デンソー<6902>、トヨタ<7203>などの輸送用機器株や、第一生命HD<8750>、東京海上<8766>などの保険株が下落。郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株や、INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株も安い。三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>などの銀行株や、大和証G<8601>、野村<8604>などの証券商品先物株も軟調。出光興産<5019>、ENEOS<5020>などの石油石炭製品株や、AGC<5201>、太平洋セメ<5233>などのガラス土石株も弱い。一方、JAL<9201>、ANA<9202>の空運株や、テルモ<4543>、オリンパス<7733>などの精密機器株が上昇した。
個別では、シュッピン<3179>、フクシマG<6420>、ホーチキ<6745>、アンビス<7071>、エイチーム<3662>などが下落。半面、ACCESS<4813>、ミガロHD<5535>、能美防災<6744>、日駐<2353>、Pアルファ<4071>などが高い。
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
TOPIX 500 INDEX (東証)
2,015.01 -14.01 -0.69% +3.84% +9.65% 15:00
TOPIX 100 INDEX (東証)
1,756.11 -14.53 -0.82% +3.02% +11.74% 15:00
日経平均株価
36,215.75 -175.72 -0.48% +3.40% +11.07% 15:15
日経500平均
3,179.69 -4.19 -0.13% +3.70% +6.55% 15:15
TOPIX (東証株価指数)
2,579.73 -17.69 -0.68% +3.88% +9.36% 15:00
日経300指数
553.13 -3.59 -0.64% +4.20% +10.76% 15:15
東証REIT指数
1,739.81 -3.29 -0.19% +3.09% -8.59% 15:00
TOPIX CORE 30 IDX (東証)
1,314.99 -12.56 -0.95% +2.26% +12.15% 15:00
東証グロース市場250指数
645.21 +1.33 +0.21% +14.85% -14.00% 15:00
TOPIX SMALL INDEX (東証)
2,930.68 -17.11 -0.58% +4.36% +6.14% 15:00
TOPIX MID 400 INDX (東証)
2,628.81 -9.68 -0.37% +5.92% +4.92% 15:00
TOPIX LARGE 70 IDX (東証)
2,633.57 -16.84 -0.64% +4.17% +11.06% 15:00
日経平均
現在値 36,215.75↑ (24/09/09 15:15)
前日比 -175.72 (-0.48%)
始値 35,805.82 (09:00) 前日終値 36,391.47 (24/09/06)
高値 36,248.12 (14:41) 年初来高値 42,426.77 (24/07/11)
安値 35,247.87 (09:49) 年初来安値 31,156.12 (24/08/05)
日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は5日続落、東エレクと信越化の2銘柄で約69円押し下げ 16:34 配信
9日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり68銘柄、値下がり155銘柄、変わらず2銘柄となった。
前週末6日の米国市場でダウ平均は410.34ドル安(-1.01%)の40345.41ドル、ナスダックは436.83ポイント安(-2.55%)の16690.83、S&P500は94.99ポイント安(-1.73%)の5408.42で取引を終了。8月雇用統計の結果が強弱まちまちとなったため小幅高で寄り付いたが、過去2カ月の雇用者数の下方修正を受け、労働市場や景気の減速懸念が広がり相場は下げに転じた。半導体のエヌビディアなどの値動きの影響でナスダックも下落。ウォラー連邦準備制度理事会(FRB)理事が雇用統計の結果を受けて政策修正の必要性に言及し、大幅な利下げも支持する姿勢を表明したため警戒感が一層強まり、終盤にかけて下げ幅を拡大し終了した。前週末の米国株が下落した流れを引き継ぎ、本日の日経平均は売りが先行して始まった。米国の主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が前日比4.51%安となったことで国内半導体関連株安につながった。寄り付き後も下げ幅を広げて心理的な節目の36000円を割り込むと、取引時間中としては約1カ月ぶりに3万5000円台で推移した。ただ、売り一巡後の主力株がじりじりと下げ幅を縮小。円高一服で買戻しが進んだほか、一部では年金による買いとの声も聞かれるなか、日経平均は下げ幅を縮小し、36000円台を回復して取引を終えた。
大引けの日経平均は前営業日比175.22円安(-0.48%)の36215.75円となった。東証プライム市場の売買高は18億135万株。売買代金は4兆626億円。業種別では、輸送用機器、保険業、海運業、銀行業、鉱業などが下落した一方、空運業、精密機器、食料品、サービス業、医薬品などが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は32%、対して値下がり銘柄は65%となっている。
値下がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位は信越化<4063>となり、2銘柄で日経平均を約69円押し下げた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップはレーザーテック<6920>で4.80%安、同2位はいすゞ<7202>で3.78%安だった。
一方、値上がり寄与トップは第一三共<4568>、同2位はコナミG<9766>となり、2銘柄で日経平均を約24円押し上げた。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップはメルカリ<4385>で5.14%高、同2位はコナミGで2.78%高だった。
*15:00現在
日経平均株価 36215.75(-175.72)
値上がり銘柄数 68(寄与度+110.66)
値下がり銘柄数 155(寄与度-286.38)
変わらず銘柄数 2
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<4568> 第一三共 5774 128 12.55
<9766> コナミG 13490 365 11.93
<6098> リクルートHD 8420 121 11.87
<4543> テルモ 2683 37 9.68
<9735> セコム 11000 220 7.19
<4901> 富士フイルム 3840 59 5.79
<3382> 7&iHD 2185 52 5.05
<2502> アサヒGHD 5585 145 4.74
<4385> メルカリ 2496 122 3.99
<7733> オリンパス 2557 27 3.53
<6645> オムロン 5901 72 2.35
<4503> アステラス製薬 1815 14 2.29
<7741> HOYA 19270 120 1.96
<7912> 大日本印刷 5215 111 1.81
<4151> 協和キリン 3256 54 1.77
<4452> 花王 7189 51 1.67
<8830> 住友不動産 4734 48 1.57
<6861> キーエンス 64370 470 1.54
<7911> TOPPAN 4261 87 1.42
<5803> フジクラ 3846 43 1.41
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8035> 東エレク 21500 -500 -49.04
<4063> 信越化 5607 -127 -20.76
<9983> ファーストリテ 43900 -200 -19.61
<6920> レーザーテック 22195 -1120 -14.65
<7203> トヨタ自動車 2500 -82.5 -13.49
<6954> ファナック 3828 -69 -11.28
<6857> アドバンテ 5830 -38 -9.94
<6146> ディスコ 33570 -1080 -7.06
<7832> バンナムHD 3192 -67 -6.57
<8766> 東京海上HD 5111 -133 -6.52
<6758> ソニーG 13000 -195 -6.37
<6367> ダイキン工業 17180 -125 -4.09
<8015> 豊田通商 2583 -41.5 -4.07
<6902> デンソー 2042 -30 -3.92
<7267> ホンダ 1509 -18.5 -3.63
<7269> スズキ 1545 -27.5 -3.60
<2413> エムスリー 1367 -45.5 -3.57
<6981> 村田製作所 2787 -44.5 -3.49
<9984> ソフトバンクG 7692 -16 -3.14
<2801> キッコーマン 1608 -18.5 -3.02
日経平均寄与度
TOPIX
現在値 2,579.73↓ (24/09/09 15:00)
前日比 -17.69 (-0.68%)
始値 2,553.66 (09:00) 前日終値 2,597.42 (24/09/06)
高値 2,583.60 (14:41) 年初来高値 2,946.60 (24/07/11)
安値 2,523.19 (09:52) 年初来安値 2,206.73 (24/08/05)
東証業種別ランキング:輸送用機器が下落率トップ 15:37 配信
輸送用機器が下落率トップ。そのほか保険業、海運業、銀行業、鉱業なども下落。一方、空運業が上昇率トップ。そのほか精密機器、食料品、サービス業、医薬品なども上昇。
業種名/現在値/前日比(%)
1. 空運業 / 219.63 / 0.67
2. 精密機器 / 12,143.11 / 0.66
3. 食料品 / 2,267.42 / 0.52
4. サービス業 / 3,092.5 / 0.45
5. 医薬品 / 4,006.07 / 0.41
6. 小売業 / 1,826.71 / 0.36
7. 金属製品 / 1,359.37 / 0.19
8. 水産・農林業 / 581.59 / 0.18
9. 情報・通信業 / 5,773.83 / 0.14
10. 建設業 / 1,767.49 / -0.02
11. その他製品 / 5,141.94 / -0.12
12. ゴム製品 / 4,003.48 / -0.21
13. パルプ・紙 / 504.44 / -0.23
14. 繊維業 / 683.95 / -0.24
15. 非鉄金属 / 1,355.9 / -0.25
16. 不動産業 / 1,955.31 / -0.25
17. その他金融業 / 1,034.21 / -0.38
18. 陸運業 / 1,972.25 / -0.38
19. 卸売業 / 3,613.98 / -0.53
20. 鉄鋼 / 702.55 / -0.54
21. 化学工業 / 2,527.41 / -0.60
22. 電力・ガス業 / 551.3 / -0.70
23. 倉庫・運輸関連業 / 2,951.34 / -0.73
24. 電気機器 / 4,364.68 / -0.87
25. ガラス・土石製品 / 1,320.21 / -1.17
26. 機械 / 2,788.54 / -1.17
27. 石油・石炭製品 / 1,808.6 / -1.29
28. 証券業 / 537.28 / -1.52
29. 鉱業 / 573.05 / -2.08
30. 銀行業 / 299.57 / -2.10
31. 海運業 / 1,695.31 / -2.27
32. 保険業 / 2,385.79 / -2.28
33. 輸送用機器 / 4,051.52 / -2.41
業種別(東証株価指数33業種)
JPX日経インデックス400
現在値 23,654.86↓ (24/09/09 15:00)
前日比 -139.28 (-0.59%)
始値 23,397.32 (09:00) 前日終値 23,794.14 (24/09/06)
高値 23,692.52 (14:41) 年初来高値 27,097.29 (24/07/11)
安値 23,122.61 (09:07) 年初来安値 20,186.59 (24/08/05)
東証プライム市場指数
現在値 1,327.61↑ (24/09/09 15:00)
前日比 -9.14 (-0.68%)
始値 1,314.51 (09:00) 前日終値 1,336.75 (24/09/06)
高値 1,329.61 (14:41) 年初来高値 1,516.57 (24/07/11)
安値 1,298.58 (09:52) 年初来安値 1,135.86 (24/08/05)
東証スタンダード市場指数
現在値 1,210.71↑ (24/09/09 15:00)
前日比 -5.85 (-0.48%)
始値 1,200.28 (09:00) 前日終値 1,216.56 (24/09/06)
高値 1,211.67 (14:43) 年初来高値 1,298.95 (24/07/17)
安値 1,194.51 (09:53) 年初来安値 1,049.75 (24/08/05)
東証グロース市場指数
現在値 823.97↓ (24/09/09 15:00)
前日比 +1.23 (+0.15%)
始値 806.66 (09:00) 前日終値 822.74 (24/09/06)
高値 827.03 (14:42) 年初来高値 986.46 (24/03/07)
安値 799.37 (09:08) 年初来安値 624.93 (24/08/05)
東証グロース市場指数は小反発、相対的に強さを見せた1日/グロース市況 16:36 配信
東証グロース市場指数: (+1.23)
出来高1億5075万株:
売買代金926億円:
東証グロース市場250指数:+1.33 ()
出来高9185万株:
売買代金729億円:
本日のグロース市場では、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数はともに小反発。値上がり銘柄数は243、値下り銘柄数は316、変わらずは28。 6日の米国市場でダウ平均は410.34ドル安の40345.41ドル、ナスダックは436.83ポイント安の16690.83で取引を終了。8月雇用統計の結果が強弱まちまちとなったため小幅高で寄り付いたが、過去2カ月の雇用者数の下方修正を受け、労働市場や景気の減速懸念が広がり相場は下げに転じた。半導体のエヌビディア(NVDA)などの値動きの影響でナスダックも下落。連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事が雇用統計の結果を受けて政策修正の必要性に言及し、大幅な利下げも支持する姿勢を表明したため警戒感が一層強まり、終盤にかけて下げ幅を拡大し終了した。 東証グロース市場指数は下落して始まったものの、寄り付き直後をきょうの安値に下げ幅を縮める展開に。後場中頃にプラス転換した後は、小高い水準でこう着となった。日経平均も朝方の急落から下げ幅を縮めたものの、プラス圏転換とはならず相対的にグロース市場の強さが目立った1日となった。 個別では、18.62%高となったエッジテクノロジ<4268>が上昇率トップに。千葉銀行がTOBを実施し同社の完全子会社化を目指すことになり、TOB価格にサヤ寄せする格好となった。カジノ関連のテックファームHD<3625>、ライドシェア関連のアディッシュ<7093>の他、坪田ラボ<4890>やヘリオス<4593>などのバイオ株にも物色が見られた。売買代金上位銘柄では、GENDA<9166>、セルシード<7776>などが上昇。その他値上がり率上位銘柄では、ビーマップ<4316>、KIYOラーニング<7353>、コンヴァノ<6574>がランクイン。 一方、18.74%安となったスペースマーケット<4487>が下落率トップに。短期資金の関心が剥落したとみられる。イシン<143A>は信用取引規制が嫌気された。売買代金上位銘柄では、タイミー<215A>、カバー<5253>などが小幅に下落。その他値下がり率上位銘柄では、Unipos<6550>、カラダノート<4014>、T.S.I<7362>がランクイン。 なお、東証グロース市場Core指数の構成銘柄では、弁護士ドットコム<6027>、フリー<4478>、TKP<3479>などが下落した反面、スカイマーク<9204>などが上昇。
グロース250
現在値 645.21↓ (24/09/09 15:00)
前日比 +1.33 (+0.21%)
始値 631.06 (09:00) 前日終値 643.88 (24/09/06)
高値 648.11 (14:42) 年初来高値 787.23 (24/03/07)
安値 625.26 (09:04) 年初来安値 482.29 (24/08/05)
東証REIT指数
現在値 1,739.81↓ (24/09/09 15:00)
前日比 -3.29 (-0.19%)
始値 1,743.36 (09:00) 前日終値 1,743.10 (24/09/06)
高値 1,749.29 (14:41) 年初来高値 1,845.33 (24/01/23)
安値 1,732.14 (09:52) 年初来安値 1,618.96 (24/08/05)
日経平均VI
現在値 28.72↓ (24/09/09 15:20)
前日比 -0.35 (-1.20%)
始値 41.11 (09:00) 前日終値 29.07 (24/09/06)
高値 41.43 (09:22) 年初来高値 85.38 (24/08/05)
安値 28.72 (15:16) 年初来安値 15.72 (24/07/02)
日経VI:低下、株価下げ渋るも警戒感の緩和は限定的 16:05 配信
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は9日、前日比-0.35(低下率1.20%)の28.72した。なお、高値は41.43、安値は28.72。先週末の米株式市場で主要指数が大幅に下げた流れを受け、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は大幅に下げて始まった。取引開始後の売り一巡後は、日経225先物は下げ渋ったが、市場では11日発表の8月の米消費者物価指数(CPI)、12日発表の8月の生産者物価指数(PPI)や、来週に予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀金融政策決定会合への警戒感もあり、日経VIは取引終了直前まで大幅に上昇した水準で推移。取引終了時に低下に転じた。
大証ラージ
現在値 変化 時間
大証ラージ(日中) 36,360.00 -250.00 09/06
大証ラージ(夜間) 35,150.00 -1,210.00 06:00
限月 現在値 変化 前日 始値 高値 安値 出来高 時間
大証ミニ 24年09月限 35,155 -1,205 35,156 36,140 36,860 35,115 555,397 06:00
大証ミニ 24年10月限 34,910 -1,230 34,911 35,900 36,420 34,895 22,516 06:00
大証ミニ 24年11月限 34,995 -1,175 34,996 36,000 36,430 34,935 523 06:00
大証ラージ 24年09月限 35,150 -1,210 35,151 36,140 36,670 35,120 30,237 06:00
大証ラージ 24年12月限 34,950 -1,200 34,951 35,930 36,610 34,900 9,096 06:00
大証ラージ 25年03月限 35,130 -1,100 35,131 36,110 36,230 35,070 25 06:00
日経平均先物
現在値 35,150.00↓ (24/09/07 06:00)
前日比 -1,210.00 (-3.33%)
高値 36,670.00 (22:35) 始値 36,140.00 (16:30)
安値 35,120.00 (00:20) 前日終値 36,360.00 (24/09/06)
TOPIX先物
現在値 2,521.50↓ (24/09/07 06:00)
前日比 -68.50 (-2.64%)
高値 2,605.50 (22:47) 始値 2,576.50 (16:30)
安値 2,516.00 (00:20) 前日終値 2,590.00 (24/09/06)
JPX日経400先物
現在値 23,105.00↓ (24/09/07 06:00)
前日比 -635.00 (-2.67%)
高値 23,875.00 (22:47) 始値 23,580.00 (16:31)
安値 23,050.00 (00:20) 前日終値 23,740.00 (24/09/06)
グロース250先物
現在値 628.00↑ (24/09/07 06:00)
前日比 -15.00 (-2.33%)
高値 652.00 (21:30) 始値 638.00 (16:30)
安値 621.00 (00:18) 前日終値 643.00 (24/09/06)
NYダウ先物 円建
現在値 40,229.00↓ (24/09/07 06:00)
前日比 -621.00 (-1.52%)
高値 41,070.00 (22:48) 始値 40,671.00 (16:30)
安値 40,229.00 (06:00) 前日終値 40,850.00 (24/09/06)
CME日経平均先物 円建
現在値 35,155.00↓ (24/09/06 16:38 CST)
前日比 -1,855.00 (-5.01%)
高値 37,045.00 始値 37,000.00
安値 35,120.00 前日終値 37,010.00 (24/09/05)
日経先物 CME[ ¥=円建て(NIY) $=ドル建て(NKD) ]
限月 現在値 変化 前日 始値 高値 安値 出来高 時間
CME¥ 24年09月限 35,155 -1,855 37,010 43,309 05:59
CME$ 24年09月限 35,180 -1,855 37,035 22,275 05:59
CME¥ 24年12月限 34,955 -1,845 36,800 2,146 05:59
CME$ 24年12月限 35,195 -1,790 36,985 601 05:47
SGX日経平均先物
現在値 35,160.00↑ (24/09/07 05:04 SGT)
前日比 -1,160.00 (-3.19%)
高値 36,670.00 始値 36,340.00
安値 35,120.00 前日終値 36,320.00 (24/09/06)
日経先物 SGX
限月 現在値 変化 前日 始値 高値 安値 出来高
SGX 2024/09(日中) 36,320 0 36,540 0 0
SGX 2024/09(夜間) 35,160 -1,160 36,320 36,340 36,670 35,120 20,952
SGX 2024/12(日中) 36,115 0 36,320 0 0
SGX 2024/12(夜間) 34,935 -1,180 36,115 36,090 36,455 34,915 2,657
長期国債先物
現在値 144.980↓ (24/09/07 05:54)
前日比 -0.200 (-0.14%)
高値 145.410 (21:32) 始値 145.190 (15:30)
安値 144.810 (22:36) 前日終値 145.180 (24/09/06)
9日の日本国債市場概況:債券先物は144円78銭で終了 17:29 配信
<円債市場>
長期国債先物2024年9月限
寄付144円96銭 高値144円97銭 安値144円75銭 引け144円78銭
売買高総計19807枚
2年 464回 0.385%
5年 171回 0.512%
10年 375回 0.889%
20年 189回 1.686%
債券先物9月限は、144円96銭で取引を開始。米国の8月雇用統計を受けて大幅利下げ観測が後退したほか、あすの5年債入札への警戒もあって売りが優勢になり、144円97銭から144円75銭まで下げた。現物債の取引では、全年限が売られた。
<米国債概況>
2年債は3.70%、10年債は3.75%、30年債は4.05%近辺で推移。
債券利回りは上昇。(気配値)
<その他外債市況・10年債>
ドイツ国債は2.23%、英国債は3.94%、オーストラリア10年債は3.95%、NZ10年債は4.21%。(気配値)
日本国債3年
年利回り 0.397 (24/09/07 02:05)
前日比 +0.004
日本国債5年
年利回り 0.493 (24/09/07 02:05)
前日比 -0.002
日本国債10年
年利回り 0.842 (24/09/07 02:05)
前日比 -0.009
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
中国 上海総合指数
2,736.49 -29.32 -1.06% -4.39% -12.20% 17:29
中国 上海A株指数
2,867.91 -30.71 -1.06% -4.40% -12.24% 17:29
中国 深センA株指数
1,564.73 -9.34 -0.59% -3.71% -22.72% 16:00
中国 深セン成分指数
8,063.27 -67.50 -0.83% -3.94% -21.58% 16:00
中国 上海B株指数
229.26 -3.03 -1.30% -1.55% -3.24% 17:29
中国 深センB株指数
1,050.86 -15.73 -1.47% -5.15% -7.74% 16:00
中国 上海50A株指数
2,232.96 -30.60 -1.35% -3.67% -11.39% 17:29
中国 上海180A株指数
7,092.20 -94.77 -1.32% -4.37% -11.89% 17:29
中国 上海新総合指数(G株)
2,312.28 -24.76 -1.06% -4.40% -12.21% 17:29
中国 創業板指数
1,539.04 +0.97 +0.06% -3.55% -24.92% 16:00
上海/シンセン CSI300指数
3,192.95 -38.40 -1.19% -4.16% -14.63% 16:00
中国 深セン総合指数
1,496.23 -8.95 -0.59% -3.71% -22.70% 16:00
香港 ハンセン指数 17,196.96 -247.34 -1.42% +3.30% -6.79% 17:08
ハンセン中国企業株指数(H株) 6,002.91 -102.63 -1.68% +2.57% -6.26% 17:08
ハンセン中国レッドチップ指数 3,425.10 -88.49 -2.52% -1.20% -6.09% 17:08
韓国総合株価指数 2,535.93 -8.35 -0.33% -2.03% -0.46% 18:05
S&P・BSEセンセックス 81,559.56 +375.63 +0.46% +2.33% +22.46% 21:29
インドCNX NIFTY指数 24,936.40 +84.25 +0.34% +2.33% +25.81% 20:40
加権指数 21,144.44 -290.75 -1.36% -1.51% +27.56% 15:30
S&P/ASX200指数 7,988.09 -25.29 -0.32% +2.71% +11.62% 16:16
NZX50種グロス指数 12,621.62 +6.11 +0.05% +3.09% +11.26% 14:57
FTSEブルサマレーシアKLCIインデックス 1,651.49 -1.63 -0.10% +3.47% +13.51% 18:05
ジャカルタ 総合指数 7,702.74 -19.11 -0.25% +6.14% +11.23% 18:00
シンガポール ST指数 3,496.53 +42.06 +1.22% +7.20% +9.00% 18:20
タイ SET指数 1,431.13 +3.49 +0.24% +10.34% -7.50% 19:03
ベトナム VN指数 1,267.73 -6.23 -0.49% +3.60% +2.11% 17:02
フィリピン 総合指数 6,984.25 +48.16 +0.69% +5.06% +12.23% 15:50
アジア株式市場サマリー 2024年9月9日午後 7:44
中国株式市場は続落。上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数(.CSI300), opens new tabと上海総合指数(.SSEC), opens new tabは1%を超える下落率で、7カ月ぶり安値を更新した。香港株式市場も下落した。
CSI300指数の終値は38.394ポイント(1.19%)安の3192.952で2月上旬以来の安値。上海総合指数は29.3190ポイント(1.06%)安の2736.4876。
香港ハンセン指数(.HSI), opens new tab終値は247.34ポイント(1.42%)安の1万7196.96。ハンセン中国企業株指数(H株指数)(.HSCE), opens new tabは102.63ポイント(1.68%)安の6002.91。
8月の中国消費者物価指数(CPI)は、天候不順による食品の値上がりの影響で半年ぶりの高い伸びだったがエコノミストの予想には届かなかった。生産者物価指数(PPI)は下落幅が予想以上に拡大した。
弱い物価統計を受け、当局の政策支援期待が高まり、中国の長期債利回りは過去最低を記録、人民元は下げた。
デフレ長期化懸念が広がる中、中国市場ではエネルギー(.CSIEN), opens new tab、素材(.CSIASMI), opens new tab、金属(.CSISNMIM), opens new tabが売られたほか、金融(.CSI300FS), opens new tab、生活必需品(.CSI000912), opens new tab、不動産(.CSI000952), opens new tabも下げた。
香港市場では不動産(.HSMPI), opens new tabとテック(.HSTECH), opens new tabが下げを主導した。
シドニー株式市場は反落して引けた。ウエストパック銀行が新たな最高経営責任者(CEO)を発表し、金融株が下落した。米景気後退を巡る懸念が再浮上し、投資家は引き続き警戒姿勢を取った。
金融株指数は0.6%安。ウエストパック銀は新CEO人事を公表し、ガバナンスの立て直しに一層取り組むと表明したが、0.7%下げた。米投資情報会社モーニングスターのアナリストは「新CEOがウエストパック銀の方向性や見通しを変えるとはみていない」と述べた。 もっと見る
6日に発表された8月の米雇用統計では、雇用者数の伸びが予想を下回った。ただ、失業率は前月から低下し、労働市場の急速な冷え込みは現時点では示されなかった。
市場はオーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)が23〜24日の金融政策会合で政策金利の据え置きを決める確率を92%とみている。
エネルギー株指数は0.8%安と、2年半強ぶりの安値を付けた。産金株指数はコモディティー(商品)価格の下落を受け、1.8%下げた。
ソウル株式市場は5営業日続落して引けた。ただ、押し目買いが入り、序盤の下げの大半を取り戻した。投資家は米連邦準備理事会(FRB)の利下げ幅について見通しを確かなものにしようと、週内に発表される米インフレ指標を待っている。
SK証券のアナリストは「日経平均株価が下げ幅を縮小し、米国株先物が押し目買いで上昇したことを受け、国内市場は回復した」と指摘した。
主要銘柄のうち、半導体大手のサムスン電子(005930.KS), opens new tabは2.03%安と、昨年10月下旬以来の安値水準となった。一方、同業SKハイニックス(000660.KS), opens new tabは0.38%高。一時は3%超下げた。
電池株は上げ、LGエナジー・ソリューション(373220.KS), opens new tabは1.14%高。自動車株も上昇した。
取引された934銘柄のうち、505銘柄が上昇、373銘柄が下落した。
外国人投資家は5403億ウォン(約4億0329万ドル)相当の売り越し。
終値
前日比
%
始値
高値
安値
コード
中国
上海総合指数
2736.4876
- 29.3190
- 1.06
2754.7237
2756.5560
2726.9667
(.SSEC)
前営業日終値
2765.8066
中国
CSI300指数
3192.952
-38.394
-1.19
3214.800
3222.928
3180.928
(.CSI300)
前営業日終値
3231.346
香港
ハンセン指数
17196.96
-247.34
-1.42
17261.89
17305.91
17067.45
(.HSI)
前営業日終値
17444.30
香港
ハンセン中国株指数
6002.91
-102.63
-1.68
6036.74
6045.22
5955.32
(.HSCE)
前営業日終値
6105.54
韓国
総合株価指数
2535.93
-8.35
-0.33
2498.67
2543.22
2491.30
(.KS11)
前営業日終値
2544.28
台湾
加権指数
21144.44
-290.75
-1.36
21127.81
21163.91
20922.51
(.TWII)
前営業日終値
21435.19
豪
S&P/ASX指数
7988.10
-25.30
-0.32
8013.40
8013.40
7918.90
(.AXJO)
前営業日終値
8013.40
シンガポール
ST指数
3496.53
+42.06
+1.22
3443.38
3501.04
3441.84
(.STI)
前営業日終値
3454.47
マレーシア
総合株価指数
1651.49
-1.63
-0.10
1647.20
1659.11
1642.31
(.KLSE)
前営業日終値
1653.12
インドネシア
総合株価指数
7702.739
-19.107
-0.25
7729.255
7748.325
7654.73
(.JKSE)
前営業日終値
7721.846
フィリピン
総合株価指数
6984.25
+48.16
+0.69
6931.30
7025.46
6920.88
(.PSI)
前営業日終値
6936.09
ベトナム
VN指数
1267.73
-6.23
-0.49
1273.96
1273.96
1262.97
(.VNI)
前営業日終値
1273.96
タイ
SET指数
1431.13
+3.49
+0.24
1429.16
1438.31
1417.68
(.SETI)
前営業日終値
1427.64
インド
SENSEX指数
81559.54
+375.61
+0.46
80973.75
81653.36
80895.05
(.BSESN)
前営業日終値
81183.93
インド
NSE指数
24936.40
+84.25
+0.34
24823.40
24957.50
24753.15
(.NSEI)
前営業日終値
24852.15
中国 上海総合指数 アジア株価 リアルタイムチャート
ニュージーランド ▲0.05% 12,621.62 +6.11H:12,621.62L:12,478.2109/09
[CFD] 日本 日経平均 36,146.50 日経比:-69▼0.19%H:36,515L:36,06622:01
中国 上海B株 ▼1.30% 229.26 -3.03H:232.12L:228.4809/09
中国 上海A株 ▼1.06% 2,867.91 -30.71H:2,888.93L:2,857.9309/09
中国 深セン成分 ▼0.83% 8,063.27 -67.50H:8,129.54L:8,023.3809/09
中国 深センB株 ▼1.47% 1,050.86 -15.73H:1,065.14L:1,048.8009/09
中国 深センA株 ▼0.59% 1,564.73 -9.34H:1,575.70L:1,557.2009/09
[CFD] HangSeng サンデー 17,165.00 指数比:-31▼0.19%H:17,369L:17,04922:01
香港 レッドチップ指数 ▼2.62% 3,421.53 -92.06H:3,481.17L:3,389.3517:00
9日の中国本土市場概況:上海総合1.1%安で続落、資源株に売り 17:01 配信
週明け9日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前営業日比29.32ポイント(1.06%)安の2736.49ポイントと続落した。2月5日以来、約7カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。
投資家の慎重スタンスが強まる流れ。寄り付き直後に公表された8月の中国物価統計の結果を受け、デフレや企業活動縮小が改めて懸念された。消費者物価指数(CPI)の上昇率は前年同月比0.6%にとどまり、市場予想(0.7%)を下回っている。生産者物価指数(PPI)はマイナス1.8%となり、予想(マイナス1.5%)以上に低下した。これまでに発表された中国経済統計は、弱い内容が目立っている。資源相場の下落も逆風。6日のWTI原油先物は2.1%安で5日続落し、一時、昨年6月以来の安値を付けている。ロンドン金属取引所(LME)では、主要産品の先物価格が軟調に推移し、金相場は反落した。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、石油や非鉄、産金など資源関連の下げが目立つ。中国海洋石油(600938/SH)が3.6%安、中国石油天然気(601857/SH)が2.7%安、洛陽モリブデン(603993/SH)が2.9%安、中国アルミ(601600/SH)が1.9%安、紫金鉱業集団(601899/SH)が4.1%安、中金黄金(600489/SH)が2.5%安で引けた。
消費関連株も安い。衣料品の海瀾之家(600398/SH)が4.8%、自動車の北汽藍谷新能源科技(600733/SH)が4.5%、家具の欧派家居(603833/SH)が3.7%、家電の海爾智家(600690/SH)が2.9%、酒造の山西杏花村フェン酒(600809/SH)が2.5%、免税店の中国旅遊集団中免(601888/SH)が2.2%、宝飾品の老鳳祥(600612/SH)が1.9%ずつ下落した。
銀行株もさえない。招商銀行(600036/SH)が3.2%安、興業銀行(601166/SH)が2.6%安、中国郵政儲蓄銀行(601658/SH)が2.1%安で取引を終えた。ハイテク株、インフラ関連株、運輸株、公益株、保険・証券株、不動産株なども売られている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が3.03ポイント(1.30%)安の229.26ポイント、深センB株指数が15.73ポイント(1.47%)安の1050.86ポイントで終了した。
亜州リサーチ(株)
9日の香港市場概況:ハンセン1.4%安で5日続落、石油・非鉄セクターに売り 18:00 配信
週明け9日の香港市場は、主要82銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比247.34ポイント(1.42%)安の17196.96ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が102.63ポイント(1.68%)安の6002.91ポイントと5日続落した(ハンセン指数は約3週ぶり安値)。売買代金は1336億6460万香港ドルに拡大している(5日は849億5160万香港ドル)。6日は台風警報により休場だった。
投資家心理が悪化する流れ。米中で景気懸念が強まっている。6日公表された8月の米雇用統計では、(非農業部門の)雇用者数の伸びが予想に届かず、さらに6月と7月分が下方修正された。中国でも足元で発表された経済指標が概ね弱い内容となり、景気鈍化の警戒感が強まっている。寄り付き直後に公表された8月の中国物価統計は、消費者物価指数(CPI)の上昇率が前年同月比0.6%(市場予想は0.7%、前月は0.5%)、生産者物価指数(PPI)がマイナス1.8%(同マイナス1.5%、同マイナス0.8%)という結果だった。PPIが大幅に下振れる中、企業活動の縮小も懸念されている。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、石油グループ大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ:857/HK)が6.2%安、江蘇省拠点の翰森製薬集団(3692/HK)が6.0%安、コンテナ海運大手の東方海外(316/HK)が5.8%安と下げが目立った。
セクター別では、石油や非鉄の資源関連が安い。上記したペトロチャイナのほか、中国石油化工(386/HK)が5.6%、中国海洋石油(883/HK)が3.8%、江西銅業(358/HK)が3.6%、中国宏橋集団(1378/HK)が2.6%ずつ下落した。商品市況安が逆風。6日のWTI原油先物は2.1%安で5日続落し、一時、昨年6月以来の安値を付けている。ロンドン金属取引所(LME)では、主要産品の先物価格が軟調に推移した。
中国不動産セクターも急落。世茂集団HD(813/HK)が7.7%安、旭輝HD(884/HK)が6.3%安、雅居楽集団HD(3383/HK)が4.8%安、万科企業(2202/HK)が3.4%安で取引を終えた。万科企業については、8月の不動産販売が前年同月比2割減と低迷したことも売り材料視されている。
半面、医薬品開発受託機関(CRO)など創薬支援関連は高い。来凱医薬(2105/HK)が5.2%、康龍化成(北京)新薬技術(3759/HK)が4.4%、無錫薬明康徳新薬開発(2359/HK)が3.9%、薬明生物技術(2269/HK)が2.5%ずつ上昇した。
一方、本土市場は続落。主要指標の上海総合指数は、前営業日比1.06%安の2736.49ポイントで取引を終了した。資源株が安い。消費関連株、金融株、ハイテク株、インフラ関連株、運輸株、公益株、不動産株なども売られた。
亜州リサーチ(株)
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円
ユーロ/ドル
ユーロ/円
午後5時現在
143.15/143.16
1.1059/1.1060
158.32/158.33
NY午後5時
142.27/142.31
1.1083/1.1087
157.72/157.78
午後5時のドル/円は、前日NY午後5時と比べてドル高/円安の143円前半で推移している。米金利の上昇などを受けて、米雇用統計後に進んだ円高が反転した。
<株式市場>
終値
前日比
寄り付き
安値/高値
日経平均
36215.75
-175.72
35805.82
35,247.87─36,248.12
TOPIX
2579.73
-17.69
2553.66
2,523.19─2,583.60
プライム市場指数
1327.61
-9.14
1314.51
1,298.58─1,329.61
スタンダード市場指数
1210.71
-5.85
1200.28
1,194.51─1,211.67
グロース市場指数
823.97
+1.23
806.66
799.37─827.03
グロース250指数
645.21
+1.33
631.06
625.26─648.11
東証出来高(万株)
180135
東証売買代金(億円)
40626.07
東京株式市場で日経平均は、前営業日比175円72銭安の3万6215円75銭と、5日続落して取引を終えた。前週末の米国株が雇用統計の発表を受けて下落したことや為替の円高が重しとなり、日経平均は一時1100円超値下がりする場面があった。ただ、ドル/円の円高基調が一服したことから日経平均は次第に下げ幅を縮小し、売りが一巡した後は買い戻しもみられた。
プライム市場の騰落数は、値上がり536銘柄(32%)に対し、値下がりが1074銘柄(65%)、変わらずが34銘柄(2%)だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(速報ベース)
0.227
ユーロ円金先(24年9月限)
───
3カ月物TB
───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースで0.227%になった。前営業日(0.227%)から横ばい。「地銀など中心に調達意欲は強く、レートは横ばい圏で推移している」(国内金融機関)との声が聞かれた。
<円債市場>
国債先物・24年9月限
144.78
(-0.40)
安値─高値
144.75─144.97
10年長期金利(日本相互証券引け値)
0.890%
(+0.045)
安値─高値
0.890─0.875%
国債先物中心限月9月限は前営業日比40銭安の144円78銭と大幅反落して取引を終えた。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比4.5bp上昇の0.890%。前週末の米雇用統計前に買い戻され過ぎた反動で持ち高調整の売りが出たことや、時間外取引の米長期金利の上昇を背景に国債先物は売り圧力がかかった。
日経平均は175円安、後場に入り下げ渋り底堅く推移=9日後場/国内市況ニュース/ウエルスアドバイザー 2024/09/09 15:21
9日後場は日経平均株価が、前週末比175円72銭安の3万6215円75銭と5日続落、TOPIX(東証株価指数)も同17.69ポイント安の2579.73ポイントと4日続落で取引を終えた。前週末6日に雇用統計の弱さから米国株式が下落した流れを受けて、日経平均は午前9時49分に同1143円60銭安の3万5247円87銭を付けた。大幅安の後は、押し目を拾う動きや時間外取引で米株価指数先物が上昇していることを支えに下げ渋った。後場に入り一時、140円程度安まで下げ幅を縮小する場面もみられるなど、底堅く推移した。東証プライム市場の出来高は18億135万株、売買代金は4兆626億円。騰落銘柄数は値上がりが536銘柄、値下がりは1074銘柄、変わらずは34銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち24業種が下落、9業種が上昇した。デンソー<6902>、トヨタ<7203>などの輸送用機器株や、第一生命HD<8750>、東京海上<8766>などの保険株が下落。郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株や、INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株も安い。三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>などの銀行株や、大和証G<8601>、野村<8604>などの証券商品先物株も軟調。出光興産<5019>、ENEOS<5020>などの石油石炭製品株や、AGC<5201>、太平洋セメ<5233>などのガラス土石株も弱い。一方、JAL<9201>、ANA<9202>の空運株や、テルモ<4543>、オリンパス<7733>などの精密機器株が上昇した。
個別では、シュッピン<3179>、フクシマG<6420>、ホーチキ<6745>、アンビス<7071>、エイチーム<3662>などが下落。半面、ACCESS<4813>、ミガロHD<5535>、能美防災<6744>、日駐<2353>、Pアルファ<4071>などが高い。
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
TOPIX 500 INDEX (東証)
2,015.01 -14.01 -0.69% +3.84% +9.65% 15:00
TOPIX 100 INDEX (東証)
1,756.11 -14.53 -0.82% +3.02% +11.74% 15:00
日経平均株価
36,215.75 -175.72 -0.48% +3.40% +11.07% 15:15
日経500平均
3,179.69 -4.19 -0.13% +3.70% +6.55% 15:15
TOPIX (東証株価指数)
2,579.73 -17.69 -0.68% +3.88% +9.36% 15:00
日経300指数
553.13 -3.59 -0.64% +4.20% +10.76% 15:15
東証REIT指数
1,739.81 -3.29 -0.19% +3.09% -8.59% 15:00
TOPIX CORE 30 IDX (東証)
1,314.99 -12.56 -0.95% +2.26% +12.15% 15:00
東証グロース市場250指数
645.21 +1.33 +0.21% +14.85% -14.00% 15:00
TOPIX SMALL INDEX (東証)
2,930.68 -17.11 -0.58% +4.36% +6.14% 15:00
TOPIX MID 400 INDX (東証)
2,628.81 -9.68 -0.37% +5.92% +4.92% 15:00
TOPIX LARGE 70 IDX (東証)
2,633.57 -16.84 -0.64% +4.17% +11.06% 15:00
日経平均
現在値 36,215.75↑ (24/09/09 15:15)
前日比 -175.72 (-0.48%)
始値 35,805.82 (09:00) 前日終値 36,391.47 (24/09/06)
高値 36,248.12 (14:41) 年初来高値 42,426.77 (24/07/11)
安値 35,247.87 (09:49) 年初来安値 31,156.12 (24/08/05)
日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は5日続落、東エレクと信越化の2銘柄で約69円押し下げ 16:34 配信
9日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり68銘柄、値下がり155銘柄、変わらず2銘柄となった。
前週末6日の米国市場でダウ平均は410.34ドル安(-1.01%)の40345.41ドル、ナスダックは436.83ポイント安(-2.55%)の16690.83、S&P500は94.99ポイント安(-1.73%)の5408.42で取引を終了。8月雇用統計の結果が強弱まちまちとなったため小幅高で寄り付いたが、過去2カ月の雇用者数の下方修正を受け、労働市場や景気の減速懸念が広がり相場は下げに転じた。半導体のエヌビディアなどの値動きの影響でナスダックも下落。ウォラー連邦準備制度理事会(FRB)理事が雇用統計の結果を受けて政策修正の必要性に言及し、大幅な利下げも支持する姿勢を表明したため警戒感が一層強まり、終盤にかけて下げ幅を拡大し終了した。前週末の米国株が下落した流れを引き継ぎ、本日の日経平均は売りが先行して始まった。米国の主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が前日比4.51%安となったことで国内半導体関連株安につながった。寄り付き後も下げ幅を広げて心理的な節目の36000円を割り込むと、取引時間中としては約1カ月ぶりに3万5000円台で推移した。ただ、売り一巡後の主力株がじりじりと下げ幅を縮小。円高一服で買戻しが進んだほか、一部では年金による買いとの声も聞かれるなか、日経平均は下げ幅を縮小し、36000円台を回復して取引を終えた。
大引けの日経平均は前営業日比175.22円安(-0.48%)の36215.75円となった。東証プライム市場の売買高は18億135万株。売買代金は4兆626億円。業種別では、輸送用機器、保険業、海運業、銀行業、鉱業などが下落した一方、空運業、精密機器、食料品、サービス業、医薬品などが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は32%、対して値下がり銘柄は65%となっている。
値下がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位は信越化<4063>となり、2銘柄で日経平均を約69円押し下げた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップはレーザーテック<6920>で4.80%安、同2位はいすゞ<7202>で3.78%安だった。
一方、値上がり寄与トップは第一三共<4568>、同2位はコナミG<9766>となり、2銘柄で日経平均を約24円押し上げた。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップはメルカリ<4385>で5.14%高、同2位はコナミGで2.78%高だった。
*15:00現在
日経平均株価 36215.75(-175.72)
値上がり銘柄数 68(寄与度+110.66)
値下がり銘柄数 155(寄与度-286.38)
変わらず銘柄数 2
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<4568> 第一三共 5774 128 12.55
<9766> コナミG 13490 365 11.93
<6098> リクルートHD 8420 121 11.87
<4543> テルモ 2683 37 9.68
<9735> セコム 11000 220 7.19
<4901> 富士フイルム 3840 59 5.79
<3382> 7&iHD 2185 52 5.05
<2502> アサヒGHD 5585 145 4.74
<4385> メルカリ 2496 122 3.99
<7733> オリンパス 2557 27 3.53
<6645> オムロン 5901 72 2.35
<4503> アステラス製薬 1815 14 2.29
<7741> HOYA 19270 120 1.96
<7912> 大日本印刷 5215 111 1.81
<4151> 協和キリン 3256 54 1.77
<4452> 花王 7189 51 1.67
<8830> 住友不動産 4734 48 1.57
<6861> キーエンス 64370 470 1.54
<7911> TOPPAN 4261 87 1.42
<5803> フジクラ 3846 43 1.41
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8035> 東エレク 21500 -500 -49.04
<4063> 信越化 5607 -127 -20.76
<9983> ファーストリテ 43900 -200 -19.61
<6920> レーザーテック 22195 -1120 -14.65
<7203> トヨタ自動車 2500 -82.5 -13.49
<6954> ファナック 3828 -69 -11.28
<6857> アドバンテ 5830 -38 -9.94
<6146> ディスコ 33570 -1080 -7.06
<7832> バンナムHD 3192 -67 -6.57
<8766> 東京海上HD 5111 -133 -6.52
<6758> ソニーG 13000 -195 -6.37
<6367> ダイキン工業 17180 -125 -4.09
<8015> 豊田通商 2583 -41.5 -4.07
<6902> デンソー 2042 -30 -3.92
<7267> ホンダ 1509 -18.5 -3.63
<7269> スズキ 1545 -27.5 -3.60
<2413> エムスリー 1367 -45.5 -3.57
<6981> 村田製作所 2787 -44.5 -3.49
<9984> ソフトバンクG 7692 -16 -3.14
<2801> キッコーマン 1608 -18.5 -3.02
日経平均寄与度
TOPIX
現在値 2,579.73↓ (24/09/09 15:00)
前日比 -17.69 (-0.68%)
始値 2,553.66 (09:00) 前日終値 2,597.42 (24/09/06)
高値 2,583.60 (14:41) 年初来高値 2,946.60 (24/07/11)
安値 2,523.19 (09:52) 年初来安値 2,206.73 (24/08/05)
東証業種別ランキング:輸送用機器が下落率トップ 15:37 配信
輸送用機器が下落率トップ。そのほか保険業、海運業、銀行業、鉱業なども下落。一方、空運業が上昇率トップ。そのほか精密機器、食料品、サービス業、医薬品なども上昇。
業種名/現在値/前日比(%)
1. 空運業 / 219.63 / 0.67
2. 精密機器 / 12,143.11 / 0.66
3. 食料品 / 2,267.42 / 0.52
4. サービス業 / 3,092.5 / 0.45
5. 医薬品 / 4,006.07 / 0.41
6. 小売業 / 1,826.71 / 0.36
7. 金属製品 / 1,359.37 / 0.19
8. 水産・農林業 / 581.59 / 0.18
9. 情報・通信業 / 5,773.83 / 0.14
10. 建設業 / 1,767.49 / -0.02
11. その他製品 / 5,141.94 / -0.12
12. ゴム製品 / 4,003.48 / -0.21
13. パルプ・紙 / 504.44 / -0.23
14. 繊維業 / 683.95 / -0.24
15. 非鉄金属 / 1,355.9 / -0.25
16. 不動産業 / 1,955.31 / -0.25
17. その他金融業 / 1,034.21 / -0.38
18. 陸運業 / 1,972.25 / -0.38
19. 卸売業 / 3,613.98 / -0.53
20. 鉄鋼 / 702.55 / -0.54
21. 化学工業 / 2,527.41 / -0.60
22. 電力・ガス業 / 551.3 / -0.70
23. 倉庫・運輸関連業 / 2,951.34 / -0.73
24. 電気機器 / 4,364.68 / -0.87
25. ガラス・土石製品 / 1,320.21 / -1.17
26. 機械 / 2,788.54 / -1.17
27. 石油・石炭製品 / 1,808.6 / -1.29
28. 証券業 / 537.28 / -1.52
29. 鉱業 / 573.05 / -2.08
30. 銀行業 / 299.57 / -2.10
31. 海運業 / 1,695.31 / -2.27
32. 保険業 / 2,385.79 / -2.28
33. 輸送用機器 / 4,051.52 / -2.41
業種別(東証株価指数33業種)
JPX日経インデックス400
現在値 23,654.86↓ (24/09/09 15:00)
前日比 -139.28 (-0.59%)
始値 23,397.32 (09:00) 前日終値 23,794.14 (24/09/06)
高値 23,692.52 (14:41) 年初来高値 27,097.29 (24/07/11)
安値 23,122.61 (09:07) 年初来安値 20,186.59 (24/08/05)
東証プライム市場指数
現在値 1,327.61↑ (24/09/09 15:00)
前日比 -9.14 (-0.68%)
始値 1,314.51 (09:00) 前日終値 1,336.75 (24/09/06)
高値 1,329.61 (14:41) 年初来高値 1,516.57 (24/07/11)
安値 1,298.58 (09:52) 年初来安値 1,135.86 (24/08/05)
東証スタンダード市場指数
現在値 1,210.71↑ (24/09/09 15:00)
前日比 -5.85 (-0.48%)
始値 1,200.28 (09:00) 前日終値 1,216.56 (24/09/06)
高値 1,211.67 (14:43) 年初来高値 1,298.95 (24/07/17)
安値 1,194.51 (09:53) 年初来安値 1,049.75 (24/08/05)
東証グロース市場指数
現在値 823.97↓ (24/09/09 15:00)
前日比 +1.23 (+0.15%)
始値 806.66 (09:00) 前日終値 822.74 (24/09/06)
高値 827.03 (14:42) 年初来高値 986.46 (24/03/07)
安値 799.37 (09:08) 年初来安値 624.93 (24/08/05)
東証グロース市場指数は小反発、相対的に強さを見せた1日/グロース市況 16:36 配信
東証グロース市場指数: (+1.23)
出来高1億5075万株:
売買代金926億円:
東証グロース市場250指数:+1.33 ()
出来高9185万株:
売買代金729億円:
本日のグロース市場では、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数はともに小反発。値上がり銘柄数は243、値下り銘柄数は316、変わらずは28。 6日の米国市場でダウ平均は410.34ドル安の40345.41ドル、ナスダックは436.83ポイント安の16690.83で取引を終了。8月雇用統計の結果が強弱まちまちとなったため小幅高で寄り付いたが、過去2カ月の雇用者数の下方修正を受け、労働市場や景気の減速懸念が広がり相場は下げに転じた。半導体のエヌビディア(NVDA)などの値動きの影響でナスダックも下落。連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事が雇用統計の結果を受けて政策修正の必要性に言及し、大幅な利下げも支持する姿勢を表明したため警戒感が一層強まり、終盤にかけて下げ幅を拡大し終了した。 東証グロース市場指数は下落して始まったものの、寄り付き直後をきょうの安値に下げ幅を縮める展開に。後場中頃にプラス転換した後は、小高い水準でこう着となった。日経平均も朝方の急落から下げ幅を縮めたものの、プラス圏転換とはならず相対的にグロース市場の強さが目立った1日となった。 個別では、18.62%高となったエッジテクノロジ<4268>が上昇率トップに。千葉銀行がTOBを実施し同社の完全子会社化を目指すことになり、TOB価格にサヤ寄せする格好となった。カジノ関連のテックファームHD<3625>、ライドシェア関連のアディッシュ<7093>の他、坪田ラボ<4890>やヘリオス<4593>などのバイオ株にも物色が見られた。売買代金上位銘柄では、GENDA<9166>、セルシード<7776>などが上昇。その他値上がり率上位銘柄では、ビーマップ<4316>、KIYOラーニング<7353>、コンヴァノ<6574>がランクイン。 一方、18.74%安となったスペースマーケット<4487>が下落率トップに。短期資金の関心が剥落したとみられる。イシン<143A>は信用取引規制が嫌気された。売買代金上位銘柄では、タイミー<215A>、カバー<5253>などが小幅に下落。その他値下がり率上位銘柄では、Unipos<6550>、カラダノート<4014>、T.S.I<7362>がランクイン。 なお、東証グロース市場Core指数の構成銘柄では、弁護士ドットコム<6027>、フリー<4478>、TKP<3479>などが下落した反面、スカイマーク<9204>などが上昇。
グロース250
現在値 645.21↓ (24/09/09 15:00)
前日比 +1.33 (+0.21%)
始値 631.06 (09:00) 前日終値 643.88 (24/09/06)
高値 648.11 (14:42) 年初来高値 787.23 (24/03/07)
安値 625.26 (09:04) 年初来安値 482.29 (24/08/05)
東証REIT指数
現在値 1,739.81↓ (24/09/09 15:00)
前日比 -3.29 (-0.19%)
始値 1,743.36 (09:00) 前日終値 1,743.10 (24/09/06)
高値 1,749.29 (14:41) 年初来高値 1,845.33 (24/01/23)
安値 1,732.14 (09:52) 年初来安値 1,618.96 (24/08/05)
日経平均VI
現在値 28.72↓ (24/09/09 15:20)
前日比 -0.35 (-1.20%)
始値 41.11 (09:00) 前日終値 29.07 (24/09/06)
高値 41.43 (09:22) 年初来高値 85.38 (24/08/05)
安値 28.72 (15:16) 年初来安値 15.72 (24/07/02)
日経VI:低下、株価下げ渋るも警戒感の緩和は限定的 16:05 配信
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は9日、前日比-0.35(低下率1.20%)の28.72した。なお、高値は41.43、安値は28.72。先週末の米株式市場で主要指数が大幅に下げた流れを受け、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は大幅に下げて始まった。取引開始後の売り一巡後は、日経225先物は下げ渋ったが、市場では11日発表の8月の米消費者物価指数(CPI)、12日発表の8月の生産者物価指数(PPI)や、来週に予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀金融政策決定会合への警戒感もあり、日経VIは取引終了直前まで大幅に上昇した水準で推移。取引終了時に低下に転じた。
大証ラージ
現在値 変化 時間
大証ラージ(日中) 36,360.00 -250.00 09/06
大証ラージ(夜間) 35,150.00 -1,210.00 06:00
限月 現在値 変化 前日 始値 高値 安値 出来高 時間
大証ミニ 24年09月限 35,155 -1,205 35,156 36,140 36,860 35,115 555,397 06:00
大証ミニ 24年10月限 34,910 -1,230 34,911 35,900 36,420 34,895 22,516 06:00
大証ミニ 24年11月限 34,995 -1,175 34,996 36,000 36,430 34,935 523 06:00
大証ラージ 24年09月限 35,150 -1,210 35,151 36,140 36,670 35,120 30,237 06:00
大証ラージ 24年12月限 34,950 -1,200 34,951 35,930 36,610 34,900 9,096 06:00
大証ラージ 25年03月限 35,130 -1,100 35,131 36,110 36,230 35,070 25 06:00
日経平均先物
現在値 35,150.00↓ (24/09/07 06:00)
前日比 -1,210.00 (-3.33%)
高値 36,670.00 (22:35) 始値 36,140.00 (16:30)
安値 35,120.00 (00:20) 前日終値 36,360.00 (24/09/06)
TOPIX先物
現在値 2,521.50↓ (24/09/07 06:00)
前日比 -68.50 (-2.64%)
高値 2,605.50 (22:47) 始値 2,576.50 (16:30)
安値 2,516.00 (00:20) 前日終値 2,590.00 (24/09/06)
JPX日経400先物
現在値 23,105.00↓ (24/09/07 06:00)
前日比 -635.00 (-2.67%)
高値 23,875.00 (22:47) 始値 23,580.00 (16:31)
安値 23,050.00 (00:20) 前日終値 23,740.00 (24/09/06)
グロース250先物
現在値 628.00↑ (24/09/07 06:00)
前日比 -15.00 (-2.33%)
高値 652.00 (21:30) 始値 638.00 (16:30)
安値 621.00 (00:18) 前日終値 643.00 (24/09/06)
NYダウ先物 円建
現在値 40,229.00↓ (24/09/07 06:00)
前日比 -621.00 (-1.52%)
高値 41,070.00 (22:48) 始値 40,671.00 (16:30)
安値 40,229.00 (06:00) 前日終値 40,850.00 (24/09/06)
CME日経平均先物 円建
現在値 35,155.00↓ (24/09/06 16:38 CST)
前日比 -1,855.00 (-5.01%)
高値 37,045.00 始値 37,000.00
安値 35,120.00 前日終値 37,010.00 (24/09/05)
日経先物 CME[ ¥=円建て(NIY) $=ドル建て(NKD) ]
限月 現在値 変化 前日 始値 高値 安値 出来高 時間
CME¥ 24年09月限 35,155 -1,855 37,010 43,309 05:59
CME$ 24年09月限 35,180 -1,855 37,035 22,275 05:59
CME¥ 24年12月限 34,955 -1,845 36,800 2,146 05:59
CME$ 24年12月限 35,195 -1,790 36,985 601 05:47
SGX日経平均先物
現在値 35,160.00↑ (24/09/07 05:04 SGT)
前日比 -1,160.00 (-3.19%)
高値 36,670.00 始値 36,340.00
安値 35,120.00 前日終値 36,320.00 (24/09/06)
日経先物 SGX
限月 現在値 変化 前日 始値 高値 安値 出来高
SGX 2024/09(日中) 36,320 0 36,540 0 0
SGX 2024/09(夜間) 35,160 -1,160 36,320 36,340 36,670 35,120 20,952
SGX 2024/12(日中) 36,115 0 36,320 0 0
SGX 2024/12(夜間) 34,935 -1,180 36,115 36,090 36,455 34,915 2,657
長期国債先物
現在値 144.980↓ (24/09/07 05:54)
前日比 -0.200 (-0.14%)
高値 145.410 (21:32) 始値 145.190 (15:30)
安値 144.810 (22:36) 前日終値 145.180 (24/09/06)
9日の日本国債市場概況:債券先物は144円78銭で終了 17:29 配信
<円債市場>
長期国債先物2024年9月限
寄付144円96銭 高値144円97銭 安値144円75銭 引け144円78銭
売買高総計19807枚
2年 464回 0.385%
5年 171回 0.512%
10年 375回 0.889%
20年 189回 1.686%
債券先物9月限は、144円96銭で取引を開始。米国の8月雇用統計を受けて大幅利下げ観測が後退したほか、あすの5年債入札への警戒もあって売りが優勢になり、144円97銭から144円75銭まで下げた。現物債の取引では、全年限が売られた。
<米国債概況>
2年債は3.70%、10年債は3.75%、30年債は4.05%近辺で推移。
債券利回りは上昇。(気配値)
<その他外債市況・10年債>
ドイツ国債は2.23%、英国債は3.94%、オーストラリア10年債は3.95%、NZ10年債は4.21%。(気配値)
日本国債3年
年利回り 0.397 (24/09/07 02:05)
前日比 +0.004
日本国債5年
年利回り 0.493 (24/09/07 02:05)
前日比 -0.002
日本国債10年
年利回り 0.842 (24/09/07 02:05)
前日比 -0.009
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
中国 上海総合指数
2,736.49 -29.32 -1.06% -4.39% -12.20% 17:29
中国 上海A株指数
2,867.91 -30.71 -1.06% -4.40% -12.24% 17:29
中国 深センA株指数
1,564.73 -9.34 -0.59% -3.71% -22.72% 16:00
中国 深セン成分指数
8,063.27 -67.50 -0.83% -3.94% -21.58% 16:00
中国 上海B株指数
229.26 -3.03 -1.30% -1.55% -3.24% 17:29
中国 深センB株指数
1,050.86 -15.73 -1.47% -5.15% -7.74% 16:00
中国 上海50A株指数
2,232.96 -30.60 -1.35% -3.67% -11.39% 17:29
中国 上海180A株指数
7,092.20 -94.77 -1.32% -4.37% -11.89% 17:29
中国 上海新総合指数(G株)
2,312.28 -24.76 -1.06% -4.40% -12.21% 17:29
中国 創業板指数
1,539.04 +0.97 +0.06% -3.55% -24.92% 16:00
上海/シンセン CSI300指数
3,192.95 -38.40 -1.19% -4.16% -14.63% 16:00
中国 深セン総合指数
1,496.23 -8.95 -0.59% -3.71% -22.70% 16:00
香港 ハンセン指数 17,196.96 -247.34 -1.42% +3.30% -6.79% 17:08
ハンセン中国企業株指数(H株) 6,002.91 -102.63 -1.68% +2.57% -6.26% 17:08
ハンセン中国レッドチップ指数 3,425.10 -88.49 -2.52% -1.20% -6.09% 17:08
韓国総合株価指数 2,535.93 -8.35 -0.33% -2.03% -0.46% 18:05
S&P・BSEセンセックス 81,559.56 +375.63 +0.46% +2.33% +22.46% 21:29
インドCNX NIFTY指数 24,936.40 +84.25 +0.34% +2.33% +25.81% 20:40
加権指数 21,144.44 -290.75 -1.36% -1.51% +27.56% 15:30
S&P/ASX200指数 7,988.09 -25.29 -0.32% +2.71% +11.62% 16:16
NZX50種グロス指数 12,621.62 +6.11 +0.05% +3.09% +11.26% 14:57
FTSEブルサマレーシアKLCIインデックス 1,651.49 -1.63 -0.10% +3.47% +13.51% 18:05
ジャカルタ 総合指数 7,702.74 -19.11 -0.25% +6.14% +11.23% 18:00
シンガポール ST指数 3,496.53 +42.06 +1.22% +7.20% +9.00% 18:20
タイ SET指数 1,431.13 +3.49 +0.24% +10.34% -7.50% 19:03
ベトナム VN指数 1,267.73 -6.23 -0.49% +3.60% +2.11% 17:02
フィリピン 総合指数 6,984.25 +48.16 +0.69% +5.06% +12.23% 15:50
アジア株式市場サマリー 2024年9月9日午後 7:44
中国株式市場は続落。上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数(.CSI300), opens new tabと上海総合指数(.SSEC), opens new tabは1%を超える下落率で、7カ月ぶり安値を更新した。香港株式市場も下落した。
CSI300指数の終値は38.394ポイント(1.19%)安の3192.952で2月上旬以来の安値。上海総合指数は29.3190ポイント(1.06%)安の2736.4876。
香港ハンセン指数(.HSI), opens new tab終値は247.34ポイント(1.42%)安の1万7196.96。ハンセン中国企業株指数(H株指数)(.HSCE), opens new tabは102.63ポイント(1.68%)安の6002.91。
8月の中国消費者物価指数(CPI)は、天候不順による食品の値上がりの影響で半年ぶりの高い伸びだったがエコノミストの予想には届かなかった。生産者物価指数(PPI)は下落幅が予想以上に拡大した。
弱い物価統計を受け、当局の政策支援期待が高まり、中国の長期債利回りは過去最低を記録、人民元は下げた。
デフレ長期化懸念が広がる中、中国市場ではエネルギー(.CSIEN), opens new tab、素材(.CSIASMI), opens new tab、金属(.CSISNMIM), opens new tabが売られたほか、金融(.CSI300FS), opens new tab、生活必需品(.CSI000912), opens new tab、不動産(.CSI000952), opens new tabも下げた。
香港市場では不動産(.HSMPI), opens new tabとテック(.HSTECH), opens new tabが下げを主導した。
シドニー株式市場は反落して引けた。ウエストパック銀行が新たな最高経営責任者(CEO)を発表し、金融株が下落した。米景気後退を巡る懸念が再浮上し、投資家は引き続き警戒姿勢を取った。
金融株指数は0.6%安。ウエストパック銀は新CEO人事を公表し、ガバナンスの立て直しに一層取り組むと表明したが、0.7%下げた。米投資情報会社モーニングスターのアナリストは「新CEOがウエストパック銀の方向性や見通しを変えるとはみていない」と述べた。 もっと見る
6日に発表された8月の米雇用統計では、雇用者数の伸びが予想を下回った。ただ、失業率は前月から低下し、労働市場の急速な冷え込みは現時点では示されなかった。
市場はオーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)が23〜24日の金融政策会合で政策金利の据え置きを決める確率を92%とみている。
エネルギー株指数は0.8%安と、2年半強ぶりの安値を付けた。産金株指数はコモディティー(商品)価格の下落を受け、1.8%下げた。
ソウル株式市場は5営業日続落して引けた。ただ、押し目買いが入り、序盤の下げの大半を取り戻した。投資家は米連邦準備理事会(FRB)の利下げ幅について見通しを確かなものにしようと、週内に発表される米インフレ指標を待っている。
SK証券のアナリストは「日経平均株価が下げ幅を縮小し、米国株先物が押し目買いで上昇したことを受け、国内市場は回復した」と指摘した。
主要銘柄のうち、半導体大手のサムスン電子(005930.KS), opens new tabは2.03%安と、昨年10月下旬以来の安値水準となった。一方、同業SKハイニックス(000660.KS), opens new tabは0.38%高。一時は3%超下げた。
電池株は上げ、LGエナジー・ソリューション(373220.KS), opens new tabは1.14%高。自動車株も上昇した。
取引された934銘柄のうち、505銘柄が上昇、373銘柄が下落した。
外国人投資家は5403億ウォン(約4億0329万ドル)相当の売り越し。
終値
前日比
%
始値
高値
安値
コード
中国
上海総合指数
2736.4876
- 29.3190
- 1.06
2754.7237
2756.5560
2726.9667
(.SSEC)
前営業日終値
2765.8066
中国
CSI300指数
3192.952
-38.394
-1.19
3214.800
3222.928
3180.928
(.CSI300)
前営業日終値
3231.346
香港
ハンセン指数
17196.96
-247.34
-1.42
17261.89
17305.91
17067.45
(.HSI)
前営業日終値
17444.30
香港
ハンセン中国株指数
6002.91
-102.63
-1.68
6036.74
6045.22
5955.32
(.HSCE)
前営業日終値
6105.54
韓国
総合株価指数
2535.93
-8.35
-0.33
2498.67
2543.22
2491.30
(.KS11)
前営業日終値
2544.28
台湾
加権指数
21144.44
-290.75
-1.36
21127.81
21163.91
20922.51
(.TWII)
前営業日終値
21435.19
豪
S&P/ASX指数
7988.10
-25.30
-0.32
8013.40
8013.40
7918.90
(.AXJO)
前営業日終値
8013.40
シンガポール
ST指数
3496.53
+42.06
+1.22
3443.38
3501.04
3441.84
(.STI)
前営業日終値
3454.47
マレーシア
総合株価指数
1651.49
-1.63
-0.10
1647.20
1659.11
1642.31
(.KLSE)
前営業日終値
1653.12
インドネシア
総合株価指数
7702.739
-19.107
-0.25
7729.255
7748.325
7654.73
(.JKSE)
前営業日終値
7721.846
フィリピン
総合株価指数
6984.25
+48.16
+0.69
6931.30
7025.46
6920.88
(.PSI)
前営業日終値
6936.09
ベトナム
VN指数
1267.73
-6.23
-0.49
1273.96
1273.96
1262.97
(.VNI)
前営業日終値
1273.96
タイ
SET指数
1431.13
+3.49
+0.24
1429.16
1438.31
1417.68
(.SETI)
前営業日終値
1427.64
インド
SENSEX指数
81559.54
+375.61
+0.46
80973.75
81653.36
80895.05
(.BSESN)
前営業日終値
81183.93
インド
NSE指数
24936.40
+84.25
+0.34
24823.40
24957.50
24753.15
(.NSEI)
前営業日終値
24852.15
中国 上海総合指数 アジア株価 リアルタイムチャート
ニュージーランド ▲0.05% 12,621.62 +6.11H:12,621.62L:12,478.2109/09
[CFD] 日本 日経平均 36,146.50 日経比:-69▼0.19%H:36,515L:36,06622:01
中国 上海B株 ▼1.30% 229.26 -3.03H:232.12L:228.4809/09
中国 上海A株 ▼1.06% 2,867.91 -30.71H:2,888.93L:2,857.9309/09
中国 深セン成分 ▼0.83% 8,063.27 -67.50H:8,129.54L:8,023.3809/09
中国 深センB株 ▼1.47% 1,050.86 -15.73H:1,065.14L:1,048.8009/09
中国 深センA株 ▼0.59% 1,564.73 -9.34H:1,575.70L:1,557.2009/09
[CFD] HangSeng サンデー 17,165.00 指数比:-31▼0.19%H:17,369L:17,04922:01
香港 レッドチップ指数 ▼2.62% 3,421.53 -92.06H:3,481.17L:3,389.3517:00
9日の中国本土市場概況:上海総合1.1%安で続落、資源株に売り 17:01 配信
週明け9日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前営業日比29.32ポイント(1.06%)安の2736.49ポイントと続落した。2月5日以来、約7カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。
投資家の慎重スタンスが強まる流れ。寄り付き直後に公表された8月の中国物価統計の結果を受け、デフレや企業活動縮小が改めて懸念された。消費者物価指数(CPI)の上昇率は前年同月比0.6%にとどまり、市場予想(0.7%)を下回っている。生産者物価指数(PPI)はマイナス1.8%となり、予想(マイナス1.5%)以上に低下した。これまでに発表された中国経済統計は、弱い内容が目立っている。資源相場の下落も逆風。6日のWTI原油先物は2.1%安で5日続落し、一時、昨年6月以来の安値を付けている。ロンドン金属取引所(LME)では、主要産品の先物価格が軟調に推移し、金相場は反落した。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、石油や非鉄、産金など資源関連の下げが目立つ。中国海洋石油(600938/SH)が3.6%安、中国石油天然気(601857/SH)が2.7%安、洛陽モリブデン(603993/SH)が2.9%安、中国アルミ(601600/SH)が1.9%安、紫金鉱業集団(601899/SH)が4.1%安、中金黄金(600489/SH)が2.5%安で引けた。
消費関連株も安い。衣料品の海瀾之家(600398/SH)が4.8%、自動車の北汽藍谷新能源科技(600733/SH)が4.5%、家具の欧派家居(603833/SH)が3.7%、家電の海爾智家(600690/SH)が2.9%、酒造の山西杏花村フェン酒(600809/SH)が2.5%、免税店の中国旅遊集団中免(601888/SH)が2.2%、宝飾品の老鳳祥(600612/SH)が1.9%ずつ下落した。
銀行株もさえない。招商銀行(600036/SH)が3.2%安、興業銀行(601166/SH)が2.6%安、中国郵政儲蓄銀行(601658/SH)が2.1%安で取引を終えた。ハイテク株、インフラ関連株、運輸株、公益株、保険・証券株、不動産株なども売られている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が3.03ポイント(1.30%)安の229.26ポイント、深センB株指数が15.73ポイント(1.47%)安の1050.86ポイントで終了した。
亜州リサーチ(株)
9日の香港市場概況:ハンセン1.4%安で5日続落、石油・非鉄セクターに売り 18:00 配信
週明け9日の香港市場は、主要82銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比247.34ポイント(1.42%)安の17196.96ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が102.63ポイント(1.68%)安の6002.91ポイントと5日続落した(ハンセン指数は約3週ぶり安値)。売買代金は1336億6460万香港ドルに拡大している(5日は849億5160万香港ドル)。6日は台風警報により休場だった。
投資家心理が悪化する流れ。米中で景気懸念が強まっている。6日公表された8月の米雇用統計では、(非農業部門の)雇用者数の伸びが予想に届かず、さらに6月と7月分が下方修正された。中国でも足元で発表された経済指標が概ね弱い内容となり、景気鈍化の警戒感が強まっている。寄り付き直後に公表された8月の中国物価統計は、消費者物価指数(CPI)の上昇率が前年同月比0.6%(市場予想は0.7%、前月は0.5%)、生産者物価指数(PPI)がマイナス1.8%(同マイナス1.5%、同マイナス0.8%)という結果だった。PPIが大幅に下振れる中、企業活動の縮小も懸念されている。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、石油グループ大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ:857/HK)が6.2%安、江蘇省拠点の翰森製薬集団(3692/HK)が6.0%安、コンテナ海運大手の東方海外(316/HK)が5.8%安と下げが目立った。
セクター別では、石油や非鉄の資源関連が安い。上記したペトロチャイナのほか、中国石油化工(386/HK)が5.6%、中国海洋石油(883/HK)が3.8%、江西銅業(358/HK)が3.6%、中国宏橋集団(1378/HK)が2.6%ずつ下落した。商品市況安が逆風。6日のWTI原油先物は2.1%安で5日続落し、一時、昨年6月以来の安値を付けている。ロンドン金属取引所(LME)では、主要産品の先物価格が軟調に推移した。
中国不動産セクターも急落。世茂集団HD(813/HK)が7.7%安、旭輝HD(884/HK)が6.3%安、雅居楽集団HD(3383/HK)が4.8%安、万科企業(2202/HK)が3.4%安で取引を終えた。万科企業については、8月の不動産販売が前年同月比2割減と低迷したことも売り材料視されている。
半面、医薬品開発受託機関(CRO)など創薬支援関連は高い。来凱医薬(2105/HK)が5.2%、康龍化成(北京)新薬技術(3759/HK)が4.4%、無錫薬明康徳新薬開発(2359/HK)が3.9%、薬明生物技術(2269/HK)が2.5%ずつ上昇した。
一方、本土市場は続落。主要指標の上海総合指数は、前営業日比1.06%安の2736.49ポイントで取引を終了した。資源株が安い。消費関連株、金融株、ハイテク株、インフラ関連株、運輸株、公益株、不動産株なども売られた。
亜州リサーチ(株)