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千葉真一さん死去・・・仁義なき戦い屈指の「暴れん坊」・大友勝利、キイハンターの風間洋介 etc...

2021-08-20 12:33:43 | COVID-19関連記事
© デイリースポーツ 千葉真一さん(2018年6月17日撮影)



一般的な代表作は、何といってもキイハンターだろうが、「仁義なき戦い 広島死闘編」における屈指の暴れん坊・大友勝利の印象が強烈、という声も強い。

実は、大友勝利の役は、当初は北大路欣也がやる予定になっていたのだが、あまりの「粗暴」ぶりに、北大路が、父親の市川右太衛門を介して配役の変更を申し出たところ、当初は山中正治役となっていた千葉さんと、配役の入れ替えを行うことを、深作欣二監督が推奨。

すると、この入れ替えは「大当たり」となり、キイハンターの風間洋介と並ぶ、千葉さんの代表作とあいまった。

大友勝利は最終・第五作にも登場したが、この頃、千葉さんは多忙を極めていたために出演できず、替わって、宍戸錠が務めた。




俳優の千葉真一さんが19日、午後5時26分、死去したことが明らかになった。82歳。新型コロナウイルスに感染し入院していた。女優の野際陽子さんと1973年に結婚し94年に離婚。長男の新田真剣佑や次男の眞栄田郷敦も俳優として活躍している。

 7月に都内で食事をしたという旧知の友人はデイリースポーツの取材に「すごく元気で多くの話をしていた。信じられない」と語った。

 福岡県出身。日体大から1959年に東映ニューフェイスに合格し入社。1968年にテレビドラマ「キイハンター」に主演し当たり役となった。

 アクション俳優として地位を確立しながら、1970年にはジャパン・アクションクラブ(JAC)を設立。アクション俳優やスタントマンの育成にも貢献し、真田広之らを育てた。

 1979年には映画「柳生一族の陰謀」で日本アカデミー賞優秀助演男優賞を獲得。83年「里見八犬伝」などにも出演した。

 1990年代には米映画「エイセス」に出演したのをきっかけに海外進出。2003年にはクエンティン・タランティーノ監督の「キル・ビル」に出演するなど活躍した。「サニー・チバ」の愛称で親しまれた。
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