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競輪祭2016回顧 総売上は81億5629万9000円 KEIRINグランプリ出場選手決定!

2016-11-30 13:09:55 | 大レース回顧集
関連記事:11/27 小倉・競輪祭 平原康多6度目のGI 優勝!

【小倉競輪祭】平原 盟友ワンツーでV3!武田とGP切符獲得 ― スポニチ Sponichi Annex 競輪

平原と武田がグランプリ切符を手にした。平成28年熊本地震被災地支援競輪G1「第58回競輪祭」の決勝戦が27日、北九州市の小倉競輪場で行われ、平原康多(34=埼玉・87期)が優勝。賞金2890万円とグランプリ切符を獲得した。平原のG1優勝は14年11月の競輪祭以来6回目、競輪祭優勝は3回目。2着は武田豊樹で関東黄金コンビのワンツー決着。武田も最後にGP切符を手にした。なお、決勝戦終了後に「グランプリ2016」(12月30日、立川)の出場選手が発表された。

 まさに横綱相撲だった。「優勝だけを目指していた」。平原が今年最後のG1を制した。

 快速深谷と新鋭新山が当面の敵になった決勝戦。しかし実績、レース運びのうまさ、今回の動き、そして大舞台の経験値。全てにおいて平原が上回っていた。

 深谷の逃げを新山が巻き返して踏み合う流れに。前の稲垣がまくる。「(GP出場のために)武田さんとワンツーを決めないと…。(武田を)引き込めるように早めに踏み込んだ」。平原は大一番の勝負どころでも冷静に対応した。結果は盟友・武田と上位独占。最高の結果を出した。

 2年ぶり6回目のG1優勝で4年連続7回目のグランプリ出場。関東の牙城を守り抜いた。85年のグランプリ開始以来、関東がゼロだったことは一度もない。しかも今年は創設地・立川開催。決勝戦の結果次第では関東全滅の可能性もあった。壮絶なプレッシャーを自らの力ではねのけた。

 「諦めず頑張っていれば、いいことがあるなと思った」。その言葉が今の平原を象徴していた。「今年は(状態が)良くなると、また落車して…」。悪い流れが続いた。8月・松戸オールスターから決勝進出を続けているが、9月・富山共同杯決勝の落車の影響はまだ残っている状態。その中で力を示した。「後半戦は競輪祭を目標に練習してきた。成果が出た」。緊張から解き放たれ、ようやくホッとした表情を見せた。

 「(グランプリは)武田さんとラインを組んで走ります」。大舞台で何度となく連係を重ね、名勝負を演じてきた平原と武田。年末の一番が似合う関東の両雄。今年最後のG1でようやく笑顔が並んだ。

 ◆平原 康多(ひらはら・こうた)1982年(昭57)6月11日生まれの34歳。埼玉県狭山市出身。県立川越工卒。02年8月プロデビュー。通算成績は998戦287勝。通算取得賞金は8億9718万円。主な優勝は第60、61回高松宮記念杯(09、10年)、第51、56、58回小倉競輪祭(09、14、16年)、第28回全日本選抜(13年)。1メートル85、97キロ。血液型A。


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平成28年11月27日

競輪祭の最終日は私の解説会も大盛況で、凄くファンから喜んで貰いました。新潟・大阪・名古屋・広島に勿論熊本からも熱心なファンが早朝9時30分に詰め掛けて下さいました。68歳で無上の喜び、こんな幸せな事はありません。決勝戦は想定通り平原康多が武田豊樹を連れてワン・ツーで、立川グランプリを決めました。立川の施行者も関東の雄が乗って来た事で大喜びされたのでは。売り上げは3日目より10億ジャンプアップして30億強売り、81億5629万9000円。GIとしては最低で、前回の寬仁親王牌に2億及びませんでしたが、寬仁親王牌は金・土・日・祝。今回は木・金・土・日の日程を考えたら健闘したと思います。来年は祝(23)金(24)土(25)日(26)の日程なので85億ぐらいは期待出来そうです。次は武雄FIの仕事をして、岸和田記念・佐世保記念・小倉ナイターが私のスケジュール。頑張ります。



『被災地支援競輪第58回朝日新聞社杯競輪祭(GI)レポート』 最終日編

新田祐大が号砲と同時に勢い良く飛び出し、新山響平を迎え入れる。隊列は新山-新田の北日本コンビが前受け、中団に平原康多-武田豊樹-芦澤大輔の関東勢、後方に深谷知広-金子貴志の愛知師弟コンビ、これに稲垣裕之、近藤隆司の単騎2人が続き、周回を重ねる。

 青板周回の1センターから深谷がゆっくり上昇を開始。3コーナーで誘導員を下ろして先頭に立つ。単騎の稲垣がこれに続き、平原は4番手、新山は8番手まで車を下げる。後続の出方をうかがいながら踏み込む深谷に対し、打鐘前の2コーナーから新山が襲いかかる。これを確認した深谷もスパート。4コーナーで自ら外に振って新山を出させなかった深谷が主導権を握る。新山は後退し、新田も外併走で苦しくなる。単独で絶好の3番手をすんなり回れた稲垣が最終2コーナーから好回転でまくる。金子のブロックを乗り越えた稲垣が2センターで先頭に躍り出る。これを追う形になった平原がその外を踏み込み、直線で鋭く抜け出して優勝を飾った。平原を懸命に追った武田が2着に流れ込み、関東ワンツー決着。ゴール前で末を欠いた稲垣は3着に敗れた。



【競輪】平原康多が競輪祭V3 武田豊樹とともにグランプリ切符獲得(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース

デイリースポーツ 11/27(日) 16:56配信

 「競輪祭・G1」(27日、小倉)

 最終日の11Rで決勝戦が争われ、平原康多(34)=埼玉・87期・SS=が、最終バック4番手からまくり追い込みで優勝。競輪祭は2年ぶり3回目、G1は通算6回目となる優勝を飾った。

 2着には武田豊樹(茨城)が入り、平原とともに年末のKEIRINグランプリ2016(12月30日・立川)の出場権を獲得した。

 寛仁親王牌(前橋)に続くG1制覇を狙った稲垣裕之(京都)が3着に入った。

 優勝した平原は「グランプリ出場よりも優勝を目指していた。結果が出て良かった。苦しいときも長かったけど、諦めなくて良かった」と笑顔でファンの声援に応えていた。



2016/11/27(最終日)第11レースS級決勝 2425m(6周)先頭固定競走 曇:風速 0.0m

1 7 平原 康多 34 埼玉 87 SS 11.2 捲くり
2 3 武田 豊樹 42 茨城 88 SS 3/4車身 11.2 マーク
3 9 稲垣 裕之 39 京都 86 SS 1  車身 11.5
4 8 芦澤 大輔 34 茨城 90 S1 1/2車輪 11.1
5 5 金子 貴志 41 愛知 75 S1 3/4車輪 11.5
6 6 近藤 隆司 32 千葉 90 S1 1  車身 11.4
7 1 深谷 知広 26 愛知 96 S1 2  車身 12.0 HB
8 2 新田 祐大 30 福島 90 SS 1車身1/2 11.8
9 4 新山 響平 23 青森 107 S2 大差 12.6

2枠複 3=5 370円 (1)
2車複 3=7 440円 (1)
3連複 3=7=9 1,970円 (3)
2枠単 5-3 990円 (3)
2車単 7-3 990円 (2)
3連単7-3-9 6,700円 (12)
ワイド 3=7 250円 (1) 7=9 640円 (7) 3=9 710円 (9)



捲った稲垣に追走する形となったが、平原康多が捲り追い込みを決め、3度目の競輪祭優勝。GIは通算6回目の制覇を果たした。

寛仁親王牌では、優勝の稲垣裕之にわずかに届かず2位となったが、不利な位置から追い込んできた脚は見事だった。思うに、この一戦が契機となり、競輪祭では「やれる」という気持ちになったのではないか。決勝では深谷が上昇すると4番手をキープ。新山が巻き返しにやってきて、深谷との叩き合いになったときも動じなかったが、新山マークの新田が外に被さり、バック~3角付近では内に閉じ込められるような形になってしまった。だが、3番手から稲垣が捲りを試みたおかげでその動きに乗ることができ、最後は稲垣を抜いて1着ゴールを決めた。

今の調子であれば、悲願のグランプリ制覇も夢ではない。

2位の武田はマーク流れ込みが精一杯だったものの、賞金面で吉田敏洋を逆転し、9番目のグランプリ出場選手を決めた。



ということで、KEIRINグランプリ2016の出場選手、および、来年のS級S班選手が決まりました。


・渡邉一成・・・全日本選抜競輪 優勝

・村上義弘・・・第69回日本選手権競輪 優勝

・中川誠一郎・・・第70回日本選手権競輪 優勝

・新田祐大・・・高松宮記念杯競輪 優勝

・岩津裕介・・・オールスター競輪 優勝

・稲垣裕之・・・寛仁親王牌 優勝

・平原康多・・・競輪祭 優勝

・浅井康太・・・賞金第7位

・武田豊樹・・・賞金第8位


KEIRINグランプリ補欠・・・吉田敏洋

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