東京マーケット・サマリー
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後5時現在 137.41/43 1.0458/62 143.72/76
NY午後5時 137.05/06 1.0469/71 143.43/47
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル高/円安の13
7円前半。時間外取引の米長期金利の上昇を背景にドル買い/円売りが優勢だったが、材料待
ちで徐々に小動きとなった。
<株式市場>
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 27686.40 -199.47 27670.29 27,646.78─27,786.25
TOPIX 1948.31 -1.91 1939.26 1,938.30─1,954.42
プライム指数 1002.54 -0.98 997.53 997.44─1,005.66
スタンダード指数 1005.27 -0.42 1001.79 1,001.71─1,006.30
グロース指数 990.13 +6.34 974.67 974.34─991.13
東証出来高(万株) 104570 東証売買代金(億 26361.82円)
東京株式市場で日経平均は、前営業日比199円47銭安の2万7686円40銭と、反
落して取引を終えた。前日の米ハイテク株安の流れを受けて、半導体や電子部品の関連銘柄が
軟調に推移し、指数の重しとなった。一方、自動車株や内需株の一角は底堅く、相場を下支え
した。為替の円安基調や中国の行動規制緩和の動きが好感された。
プライム市場の騰落数は、値上がり1049銘柄(57%)に対し、値下がりが686銘
柄(37%)、変わらずが101銘柄(5%)だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(速報ベー -0.077
ス)
ユーロ円金先(22年12月限) ───
3カ月物TB ───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.077%になった。
前営業日(マイナス0.078%)からほぼ横ばい。「地銀などの調達動向に変化はない」(
国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。
<円債市場>
国債先物・22年12月限 149.15 (+0.31)
安値─高値 148.95─149.19
10年長期金利(日本相互証券引け値 0.250%) (変わらず)
安値─高値 0.250─0.250%
国債先物中心限月12月限は前営業日比31銭高の149円15銭と続伸して取引を終え
た。米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めペース鈍化観測やリセッション(景気後退)
懸念で米金利が低下し、円債も買い優勢の展開となった。10年最長期国債利回り(長期金利
)の引け値は、前営業日比変わらずの0.250%。超長期金利は低下した。
<スワップ市場・気配>
2年物 0.24─0.14
3年物 0.31─0.21
4年物 0.36─0.26
5年物 0.42─0.32
7年物 0.55─0.45
10年物 0.72─0.62
日経平均は199円安と3日ぶり反落、引けにかけ安値圏で停滞―値がさハイテク株中心に軟調=7日後場/国内市況ニュース/モーニングスター 2022/12/07 15:17
7日後場の日経平均株価は前日比199円47銭安の2万7686円40銭と3日ぶりに反落。朝方は、売りが先行した。米利上げ長期化への警戒感が続き、6日の米国株式が続落した流れを受け、前場早々に2万7646円78銭(前日比239円09銭安)まで下落した。その後、押し目買いに下げ渋り、一時2万7786円25銭(同99円62銭安)まで持ち直す場面もあった。ただ、買いは続かず、後場入り後は上値が重くなり、引けにかけて安値圏で停滞した。なかで、日経平均寄与度の高いファーストリテ<9983>や、半導体・電子部品関連の値がさハイテク株中心に軟調となり、同指数を圧迫した。
東証プライムの出来高は10億4570万株、売買代金は2兆6361億円。騰落銘柄数は値上がり1049銘柄、値下がり686銘柄、変わらず101銘柄。
市場からは「マーケットは、米利上げ幅の縮小観測を利上げ停止が近いと思い込み、先に米株が上昇したが、それも元に戻った印象だ。ただ、来週13日の米11月CPI(消費者物価指数)や13-14日開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)を前に、ポジション・ニュートラルに向けた買い戻しが入る可能性もある」(銀行系証券)との声が聞かれた。
業種別では、INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株が軟調。東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、TDK<6762>、ファナック<6954>などの電機株も売られ、ダイキン<6367>、コマツ<6301>、日製鋼<5631>などの機械株も安い。住友ゴム<5110>、ブリヂス<5108>などのゴム製品株や、ENEOS<5020>、出光興産<5019>などの石油石炭製品株も値を下げた。川崎汽<9107>、郵船<9101>などの海運株や、ニコン<7731>、島津製<7701>などの精密株もさえない。
半面、JAL<9201>、ANA<9202>などの空運株が堅調。三井住友<8316>、りそなHD<8308>、コンコルディ<7186>などの銀行株も買われた。東電力HD<9501>、関西電力<9503>、大阪ガス<9532>などの電気ガス株や、邦チタ<5727>、大阪チタ<5726>、フジクラ<5803>などの非鉄金属株も高い。JR東日本<9020>、JR西日本<9021>、東急<9005>などの陸運株も値を上げた。
個別では、東京一番<3067>、LinkU<4446>、テモナ<3985>、新日科学<2395>などが値下がり率上位。半面、SMN<6185>、東リ<7971>、アイスタイル<3660>、高純度化<4973>などが値上がり率上位。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、17業種が下落した。
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
TOPIX 500 INDEX (東証)
1,515.29 -2.12 -0.14% +0.74% -2.07% 15:00
TOPIX 100 INDEX (東証)
1,292.20 -2.39 -0.18% +0.34% -1.79% 15:00
日経平均株価
27,686.40 -199.47 -0.72% +0.58% -2.70% 15:15
日経500平均
2,588.51 -11.53 -0.44% +1.22% -8.41% 15:15
TOPIX (東証株価指数)
1,948.31 -1.91 -0.10% +0.74% -2.09% 15:00
日経300指数
410.54 -0.53 -0.13% +0.48% -1.60% 15:15
東証REIT指数
1,938.44 -6.12 -0.31% +0.18% -4.43% 15:00
TOPIX CORE 30 IDX (東証)
945.95 -2.23 -0.24% -0.07% -3.84% 15:00
東証マザーズ指数
779.07 +4.92 +0.64% +6.28% -25.08% 15:00
TOPIX SMALL INDEX (東証)
2,318.19 +7.47 +0.32% +0.72% -2.32% 15:00
TOPIX MID 400 INDX (東証)
2,079.74 -0.75 -0.04% +1.64% -2.68% 15:00
TOPIX LARGE 70 IDX (東証)
2,004.15 -2.27 -0.11% +0.93% -0.09% 15:00
中国 上海総合指数
3,199.62 -12.91 -0.40% +3.96% -11.00% 17:29
中国 上海A株指数
3,353.73 -13.54 -0.40% +3.97% -11.00% 17:29
中国 深センA株指数
2,166.66 +3.27 +0.15% +2.53% -17.88% 16:00
中国 深セン成分指数
11,418.76 +19.94 +0.17% +1.88% -22.31% 16:00
中国 上海B株指数
290.83 -0.24 -0.08% +0.23% +2.62% 17:29
中国 深センB株指数
1,162.99 -1.64 -0.14% +4.33% -2.75% 16:00
中国 上海50A株指数
2,670.65 -14.20 -0.53% +7.78% -17.94% 17:29
中国 上海180A株指数
8,428.00 -51.44 -0.61% +5.94% -16.79% 17:29
中国 上海新総合指数(G株)
2,703.23 -10.93 -0.40% +4.42% -12.06% 17:29
中国 創業板指数
2,414.04 +20.76 +0.87% -0.75% -28.34% 16:00
上海/シンセン CSI300指数
3,958.44 -9.76 -0.25% +5.58% -19.58% 16:00
中国 深セン総合指数
2,071.04 +3.11 +0.15% +2.54% -17.86% 16:00
日経平均
現在値 27,686.40↑ (22/12/07 15:15)
前日比 -199.47 (-0.72%)
始値 27,670.29 (09:00) 前日終値 27,885.87 (22/12/06)
高値 27,786.25 (10:44) 年初来高値 29,388.16 (22/01/05)
安値 27,646.78 (09:08) 年初来安値 24,681.74 (22/03/09)
日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は3日ぶり反落、東エレクとファーストリテが2銘柄で約115円分押し下げ16:43 配信フィスコ
7日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり108銘柄、値下がり109銘柄、変わらず8銘柄となった。
日経平均は3日ぶり反落。6日の米株式市場でダウ平均は350.76ドル安と続落。利上げ長期化を懸念した売りが先行。また、ゴールドマン・サックスやJPモルガンなどの金融大手の最高経営責任者(CEO)が景気の先行きについて悲観的見解を示したことも投資家心理を悪化させ、一段と売りが広がった。ナスダック総合指数は-2.00%と大幅に3日続落。米国株安を引き継いで日経平均は215.58円安からスタート。ただ、為替の円安進行を支援要因に寄り付き直後からは下げ渋る展開となり、前場中ごろには27786.25円(99.62円安)まで下げ幅を縮めた。一方、景気後退懸念も根強く、その後は騰勢一服。また、中国11月貿易収支での輸出入の減少などを背景に中国・香港株が軟調だったことも重石となり、午後は日経平均も下げ幅を広げる展開となった。
大引けの日経平均は前日比199.47円安の27686.40円となった。東証プライム市場の売買高は10億4570万株、売買代金は2兆6362億円だった。セクターでは鉱業、電気機器、機械が下落率上位になった一方、空運、銀行、電気・ガスが上昇率上位となった。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の37%、対して値上がり銘柄は57%だった。
値下がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約60円押し下げた。同2位はファーストリテ<9983>となり、TDK<6762>、ファナック<6954>、アドバンテ<6857>、信越化<4063>、ダイキン<6367>などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはソフトバンクG<9984>となり1銘柄で日経平均を約10円押し上げた。同2位は資生堂<4911>となり、7&iHD<3382>、アステラス薬<4503>、三越伊勢丹<3099>、東京海上<8766>、フジクラ<5803>などがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 27686.40(-199.47)
値上がり銘柄数 108(寄与度+52.57)
値下がり銘柄数 109(寄与度-252.04)
変わらず銘柄数 8
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9984> ソフトバンクG 5967 50 +10.27
<4911> 資生堂 6362 130 +4.45
<3382> 7&iHD 5492 72 +2.47
<4503> アステラス薬 2103 11 +1.88
<3099> 三越伊勢丹 1287 44 +1.51
<8766> 東京海上 2805 28.5 +1.46
<5803> フジクラ 1070 38 +1.30
<7267> ホンダ 3287 16 +1.10
<7203> トヨタ自 1949.5 6 +1.03
<8591> オリックス 2200 28.5 +0.98
<1925> 大和ハウス 3099 28 +0.96
<5301> 東海カーボ 1113 26 +0.89
<6098> リクルートHD 4248 8 +0.82
<8331> 千葉銀 828 23 +0.79
<5802> 住友電工 1566 22 +0.75
<3405> クラレ 1107 22 +0.75
<8233> 高島屋 1721 43 +0.74
<8267> イオン 2806.5 21 +0.72
<9009> 京成 3875 40 +0.68
<7272> ヤマハ発 3335 20 +0.68
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8035> 東エレク 44820 -1760 -60.27
<9983> ファーストリテ 83980 -1620 -55.47
<6762> TDK 4730 -110 -11.30
<6954> ファナック 20800 -290 -9.93
<6857> アドバンテス 9390 -140 -9.59
<4063> 信越化 17040 -275 -9.42
<6367> ダイキン工 21915 -265 -9.07
<6971> 京セラ 6865 -85 -5.82
<6273> SMC 61310 -1400 -4.79
<6758> ソニーG 10875 -140 -4.79
<4901> 富士フイルム 7056 -105 -3.60
<2802> 味の素 4416 -104 -3.56
<6645> オムロン 7005 -97 -3.32
<9433> KDDI 4020 -16 -3.29
<6976> 太陽誘電 4325 -95 -3.25
<6594> 日本電産 8299 -113 -3.10
<2801> キッコマン 7470 -90 -3.08
<7832> バンナムHD 8852 -86 -2.94
<9613> NTTデータ 2050 -17 -2.91
<6981> 村田製 7349 -106 -2.90
日経平均寄与度
TOPIX
現在値 1,948.31↓ (22/12/07 15:00)
前日比 -1.91 (-0.10%)
始値 1,939.26 (09:00) 前日終値 1,950.22 (22/12/06)
高値 1,954.42 (10:44) 年初来高値 2,042.00 (22/01/05)
安値 1,938.30 (09:00) 年初来安値 1,755.14 (22/03/09)
東証業種別ランキング:空運業が上昇率トップ15:40 配信フィスコ
空運業が上昇率トップ。そのほか銀行業、電力・ガス業、非鉄金属、陸運業なども上昇。一方、鉱業が下落率トップ。そのほか電気機器、機械、ゴム製品、石油・石炭製品なども下落。
業種名/現在値/前日比(%)
1. 空運業 / 230.54 / 1.70
2. 銀行業 / 171.16 / 1.35
3. 電力・ガス業 / 348.14 / 1.19
4. 非鉄金属 / 1,077.02 / 1.16
5. 陸運業 / 1,927.7 / 1.14
6. 水産・農林業 / 481.46 / 1.00
7. 保険業 / 1,339.91 / 0.78
8. その他金融業 / 691.78 / 0.66
9. 建設業 / 1,154.18 / 0.58
10. 不動産業 / 1,498.21 / 0.51
11. 小売業 / 1,389.94 / 0.40
12. その他製品 / 3,659.37 / 0.25
13. 医薬品 / 3,482.25 / 0.24
14. 繊維業 / 601.49 / 0.23
15. 輸送用機器 / 3,231.85 / 0.11
16. サービス業 / 2,507.14 / 0.05
17. 卸売業 / 2,317.85 / -0.02
18. 鉄鋼 / 495.13 / -0.05
19. 証券業 / 352.35 / -0.08
20. 食料品 / 1,819.64 / -0.13
21. ガラス・土石製品 / 1,083.2 / -0.19
22. パルプ・紙 / 433.93 / -0.19
23. 倉庫・運輸関連業 / 2,087.76 / -0.19
24. 情報・通信業 / 4,773.68 / -0.20
25. 化学工業 / 2,070.39 / -0.22
26. 海運業 / 1,061.06 / -0.58
27. 金属製品 / 1,148.71 / -0.58
28. 精密機器 / 9,669.97 / -0.58
29. 石油・石炭製品 / 1,078.86 / -0.64
30. ゴム製品 / 3,479.46 / -0.74
31. 機械 / 2,146.84 / -0.82
32. 電気機器 / 3,365.12 / -1.24
33. 鉱業 / 427.2 / -1.55
業種別(東証株価指数33業種)
JPX日経インデックス400
現在値 17,601.51↓ (22/12/07 15:00)
前日比 -41.04 (-0.23%)
始値 17,535.63 (09:00) 前日終値 17,642.55 (22/12/06)
高値 17,660.78 (10:44) 年初来高値 18,425.37 (22/01/05)
安値 17,525.92 (09:00) 年初来安値 15,831.80 (22/03/09)
東証プライム市場指数
現在値 1,002.54↓ (22/12/07 15:00)
前日比 -0.98 (-0.10%)
始値 997.53 (09:00) 前日終値 1,003.52 (22/12/06)
高値 1,005.66 (10:45) 年初来高値 1,041.07 (22/11/24)
安値 997.44 (09:00) 年初来安値 934.07 (22/10/03)
東証スタンダード市場指数
現在値 1,005.27↓ (22/12/07 15:00)
前日比 -0.42 (-0.04%)
始値 1,001.79 (09:00) 前日終値 1,005.69 (22/12/06)
高値 1,006.30 (13:59) 年初来高値 1,031.38 (22/11/28)
安値 1,001.71 (09:00) 年初来安値 954.10 (22/07/01)
東証グロース市場指数
現在値 990.13↓ (22/12/07 15:00)
前日比 +6.34 (+0.64%)
始値 974.67 (09:00) 前日終値 983.79 (22/12/06)
高値 991.13 (14:49) 年初来高値 1,033.45 (22/12/01)
安値 974.34 (09:00) 年初来安値 819.87 (22/07/01)
東証グロ-ス指数は反発、幅広い銘柄で押し目買い優勢に/グロース市況16:39 配信フィスコ
東証グロース市場指数:990.13 (+6.34)
出来高:1億2822万株
売買代金:1559億円
東証マザーズ指数:779.07 (+4.92)
出来高:1億1898万株
売買代金:1370億円
本日のグロース市場は、グロース市場指数、マザーズ指数はそろって反発、値上がり銘柄数は250、値下り銘柄数は206、変わらずは41。本日のグロース市場は堅調な展開となった。前日6日の米株式市場のNYダウは続落。利上げ長期化を懸念した売りに寄り付き後、下落。ゴールドマンサックスの最高経営責任者(CEO)は景気後退に備え、ボーナス減額や人員削減を示唆、また、バンク・オブ・アメリカやJPモルガンなど金融各社のCEOが来年の経済に悲観的見方を示したため景気後退への懸念に一段と売られた。ナスダック総合指数も大幅続落、軟調な展開となった米株市場を横目に、本日の東証グロ-ス指数は反発した。マザーズ指数やグロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は下落してスタートした後、前場中ごろまで軟調もみ合い展開となった。ただ、その後は買いが集まりプラス圏に浮上。後場からはじりじりと上げ幅を広げてほぼ高値引けとなった。序盤は連日の米株安を嫌気する動きが優勢となり、金融引き締め長期化による景気後退への懸念が国内の個人投資家心理にネガティブに働いた。ただ、新興市場の幅広い銘柄は直近3日間で大きく値を下げていたため、本日は押し目買いが散見された。マザーズ指数も、25日移動平均線を下回った後は押し目買いが向かった格好を確認できて0.64%高に、東証グロース市場Core指数は0.42%高となった。個別では、オリックス銀行と信託契約代理店の業務委託契約を締結したアイパートナーズ<7345>が16%高のストップ高で値上がり率トップに、前日から買い優勢の展開が続いているキャンバス<4575>が11%高となった。また、23年2月期の営業損益予想を上方修正したTKP<3479>が8%高となった。時価総額上位銘柄では、ANYCOLOR<5032>やフリー<4478>が堅調に推移、値上がり率上位には、スパイダープラス<4192>、リプロセル<4978>などが顔を出した。一方、11月末にかけて大幅に上昇したリボミック<4591>は利食い売り優勢から16%安で値下がり率トップに、直近で軟調な展開が続いているブライトパス・バイオ<4594>が10%安となった。また、連日売り優勢の展開が続いているクリーマ<4017>が5%安となった。時価総額上位銘柄では、ビジョナル<4194>やJTOWER<4485>などが軟調に推移、値下り率上位には、セカンドサイトアナリティカ<5028>、ジャパニアス<9558>などが顔を出した。東証グロース市場Core指数では、ANYCOLOR、フリー、そーせい<4565>などが上昇した。
マザーズ指数
現在値 779.07↓ (22/12/07 15:00)
前日比 +4.92 (+0.64%)
始値 766.75 (09:00) 前日終値 774.15 (22/12/06)
高値 779.82 (14:49) 年初来高値 995.66 (22/01/04)
安値 766.50 (09:00) 年初来安値 607.33 (22/06/20)
東証REIT指数
現在値 1,938.44↓ (22/12/07 15:00)
前日比 -6.12 (-0.31%)
始値 1,943.52 (09:00) 前日終値 1,944.56 (22/12/06)
高値 1,947.69 (10:35) 年初来高値 2,085.71 (22/01/05)
安値 1,938.44 (15:00) 年初来安値 1,792.94 (22/01/21)
日経平均VI
現在値 18.66↓ (22/12/07 15:20)
前日比 -3.77 (-16.81%)
始値 18.60 (09:00) 前日終値 22.43 (22/12/06)
高値 18.78 (09:55) 年初来高値 33.18 (22/05/10)
安値 18.31 (11:52) 年初来安値 16.97 (22/11/24)
日経VI:大幅に低下、株価下落で警戒感は後退せず16:00 配信フィスコ
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は7日、前日比-3.77(低下率16.81%)の18.66と大幅に低下した。なお、高値は18.78、安値は18.31。日経VIは昨日の取引終了時に急上昇したが、昨日の取引終了直前までは概ね18を下回る水準だった。今日は米株安を受け、市場心理が悪化しやすくなる中で東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落、日経VIは18を上回って始まった。取引開始後も日経225先物の戻りは鈍く、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、日経VIは18を上回る水準で推移した。日経VIは昨日急上昇の反動で大幅に低下したが、市場の警戒感は後退していない。
日経平均先物
現在値 27,660.00↑ (22/12/07 06:00)
前日比 -200.00 (-0.72%)
高値 27,910.00 (17:15) 始値 27,860.00 (16:30)
安値 27,550.00 (04:37) 前日終値 27,860.00 (22/12/06)
TOPIX先物
現在値 1,936.00↓ (22/12/07 06:00)
前日比 -11.50 (-0.59%)
高値 1,951.00 (17:15) 始値 1,947.00 (16:30)
安値 1,929.00 (03:12) 前日終値 1,947.50 (22/12/06)
JPX日経400先物
現在値 17,530.00↑ (22/12/07 06:00)
前日比 -65.00 (-0.37%)
高値 17,650.00 (17:15) 始値 17,610.00 (16:30)
安値 17,455.00 (03:25) 前日終値 17,595.00 (22/12/06)
東証マザーズ指数先物
現在値 770.00↑ (22/12/07 06:00)
前日比 -6.00 (-0.77%)
高値 779.00 (23:26) 始値 776.00 (16:30)
安値 768.00 (03:35) 前日終値 776.00 (22/12/06)
NYダウ先物 円建
現在値 33,675.00↑ (22/12/07 06:00)
前日比 -321.00 (-0.94%)
高値 34,031.00 (18:08) 始値 33,991.00 (16:31)
安値 33,456.00 (04:39) 前日終値 33,996.00 (22/12/06)
CME日経平均先物 円建
現在値 27,670.00 (22/12/06 15:58 CST)
前日比 -15.00 (-0.05%)
高値 27,940.00 始値 27,685.00
安値 27,550.00 前日終値 27,685.00 (22/12/05)
SGX日経平均先物
現在値 27,655.00↓ (22/12/07 05:14 SGT)
前日比 -200.00 (-0.72%)
高値 27,910.00 始値 27,865.00
安値 27,550.00 前日終値 27,855.00 (22/12/06)
長期国債先物
現在値 148.990↓ (22/12/07 05:54)
前日比 +0.150 (+0.10%)
高値 149.070 (04:44) 始値 148.860 (15:30)
安値 148.800 (16:17) 前日終値 148.840 (22/12/06)
7日の日本国債市場概況:債券先物は149円15銭で終了17:20 配信フィスコ
<円債市場>
長期国債先物2022年12月限
寄付148円97銭 高値149円19銭 安値148円95銭 引け149円15銭
売買高総計14435枚
2年 443回 -0.010%
5年 154回 0.120%
10年 368回 0.245%
20年 182回 1.095%
債券先物12月限は、148円97銭で取引を開始。米国の景気後退懸念による株安・金利低下を受けたほか、中村日銀審議委員の「金融緩和を粘り強く続ける必要がある」との発言もあって買いが優勢になり、148円95銭から149円19銭まで上げた。現物債の取引では、2年債が売られ、5年債、10年債、20年債が買われた。
<米国債概況>
2年債は4.34%、10年債は3.52%、30年債は3.53%近辺で推移。
債券利回りはやや低下。(気配値)
<その他外債市況・10年債>
ドイツ国債は1.76%、英国債は3.05%、オーストラリア10年債は3.35%、NZ10年債は4.03%。(気配値)
日本国債3年
年利回り 0.006 (22/12/07 03:05)
日本国債5年
年利回り 0.130 (22/12/07 03:05)
前日比 0.000
日本国債10年
年利回り 0.255 (22/12/07 03:05)
前日比 +0.001
アジア株式市場サマリー
東南アジア株式市場は軒並み下落。米連邦準備理事会(FRB)の積極的な利上げが
世界経済成長に与える打撃が懸念され、投資家心理を抑制した。
中国株式市場は反落して引けた。政府が新型コロナウイルス感染対策の緩和を発表し
、一部の投資家が利益確定の売りを出した。
11月の中国の輸出入が予想以上に減少したことも、地合いを圧迫する要因となった
。
香港市場は大幅続落。
中国の国家衛生健康委員会は7日、新型コロナウイルスの無症状感染者や症状の軽い
感染者について、自宅での隔離を認める方針を発表した。また国内で移動する際の検査義
務を廃止する。
政府が新型コロナと共存するための準備を進めていることが強く示されたが、アナリ
ストは経済活動の完全再開には紆余曲折があると予想。感染者や死者が急増すれば、リス
クが生じると指摘している。
ある市場関係者は「感染対策の一段の緩和は広く予想されていた。われわれは市場の
ムードが良い時に売りを出す」と発言。今後のリスクを過少評価すべきではないと述べた
。
観光関連株が一時4.2%上昇、終値は2%高。生活必需品と
ヘルスケアはそれぞれ0.4%高、1.2%高。
中国税関総署が7日発表した11月の貿易統計は、輸出入ともに市場の予想以上の落
ち込みとなった。国内外の需要低迷や新型コロナウイルスによる国内の生産混乱、不動産
部門の低迷などが経済の重しとなっている。
中国共産党は6日に政治局会議を開き、感染症流行の予防・抑制措置を来年に最適化
すると表明した。経済・社会情勢にさらによく適合した対策を模索する。国営メディアが
7日に伝えた。新華社によると、会議では2023年の経済課題を話し合い、成長・雇用
・物価の安定、および大きなシステミックリスクの防止・除去に注力する方針を示した。
上海保銀投資管理(ピンポイント・アセット・マネジメント)のチーフエコノミスト
、張智威氏は「政治局会議は来年の経済政策にとって前向きなメッセージとなった。20
23年にはより市場志向になるのではないか」と述べた。
投資家は月内の中央経済工作会議に注目しており、張氏は昨年よりも積極的な政策が
そこで発表されると予想している。
野村のアナリストは、経済再開に向けた手続きには依然として多くの不透明要因があ
ると指摘。感染急増のリスクがあり、一部の経済混乱は避けられない恐れがあるとの見方
を示した。
国内で人気の高い新型コロナ薬を製造する石家荘以嶺薬業が10%上昇
し、ストップ高。
香港ではハンセンテック指数が3.8%安。マカオのカジノ株<.CSICESG10
>も3.7%下げた。両セクターは、新型コロナ感染対策が緩和されるとの期待から、こ
のところ値上がりしていた。
ソウル株式市場は4営業日続落、終値ベースで1カ月ぶり安値で引けた。中国が新型
コロナウイルス感染対策措置の緩和を発表したが、米国の経済成長維持とインフレ抑制を
両立させるソフトランディング(軟着陸)の実現に懐疑的な見方が広がっていることが、
株価を押し下げた。
総合株価指数(KOSPI)は前営業日終値比10.35ポイント(0.43%)安
の2382.81と、終値としては11月7日以来の安値で終了した。
中国政府がコロナ対策の規制措置をさらに緩和する方針を発表したことを受けて、K
OSPIは一時前日比プラス圏に浮上した。
主要銘柄のうち、半導体大手のサムスン電子は0.51%安、同業SKハイニックス
は2.59%下落。一方、電池メーカーのLGエナジー・ソリューションは0.72%高
。
外国人投資家は1991億ウォン(約1億5078万ドル)相当の売り越し。
シドニー株式市場は続落。高インフレと利上げの影響で7ー9月期のオーストラリア
経済成長率が鈍化したことが株安の背景。投資家は今後実施される公算の追加利上げの影
響を懸念している。
7ー9月期の豪国内総生産(GDP)は前期比0.6%増加した。プラス成長が続い
ているが、伸び率はロイター予想や前期の水準を下回った。中央銀行が利上げ継続の方針
を堅持する中、豪経済はさらなる困難に直面している。
バークレイズのアナリストは、豪中銀が次回2月の政策会合で利上げを休止する可能
性があるものの、3月には政策金利を0.25%引き上げて3.35%にすると予想。「
(経済)成長が予想より弱かったことは、RBAが来年に利上げする前にGDP統計をさ
らに待ちたい意向かもしれないとの見方を裏付ける」と述べた。今年の成長率は3.8%
、来年は1.8%への大幅減速を見込んだ。
銀行株が下落を主導し、銀行株指数は0.8%安。4大銀行は軒並み下げ、
マッコーリー・グループは2%安。
エネルギー株指数は2%下落。ウッドサイド・エナジーは2%安。
一方で鉱業株指数は0.3%高。
終値 前日比 % 始値 高値 安値
中国 上海総合指数 3199.6194 - 12.9140 - 0.40 3204.9352 3226.0817 3188.6705
前営業日終値 3212.5334
中国 CSI300指数 3958.441 -9.757 -0.25 3956.672 3999.586 3944.183
前営業日終値 3968.198
香港 ハンセン指数 18814.82 -626.36 -3.22 19380.80 19737.31 18799.81
前営業日終値 19441.18
香港 ハンセン中国株指数 6432.95 -220.00 -3.31 6633.03 6780.83 6424.78
前営業日終値 6652.95
韓国 総合株価指数 2382.81 -10.35 -0.43 2385.87 2394.88 2377.98
前営業日終値 2393.16
台湾 加権指数 14630.01 -98.87 -0.67 14708.08 14823.15 14630.01
前営業日終値 14728.88
豪 S&P/ASX指数 7229.40 -61.90 -0.85 7291.30 7291.30 7220.60
前営業日終値 7291.30
シンガポール ST指数 3225.45 -26.92 -0.83 3239.22 3252.25 3225.45
前営業日終値 3252.37
マレーシア 総合株価指数 1466.88 -4.67 -0.32 1471.46 1477.86 1466.46
前営業日終値 1471.55
インドネシア 総合株価指数 6818.752 -73.818 -1.07 6892.570 6892.663 6799.30
前営業日終値 6892.570
フィリピン 総合株価指数 6525.16 -149.22 -2.24 6662.75 6662.75 6525.16
前営業日終値 6674.38
ベトナム VN指数 1041.02 -7.67 -0.73 1048.69 1059.79 1034.92
前営業日終値 1048.69
タイ SET指数 1622.28 -10.69 -0.65 1632.20 1636.15 1621.01
前営業日終値 1632.97
インド SENSEX指数 62410.68 -215.68 -0.34 62615.52 62759.97 62316.65
前営業日終値 62626.36
インド NSE指数 18560.50 -82.25 -0.44 18638.85 18668.30 18528.40
前営業日終値 18642.75
中国 上海総合指数 アジア株価 リアルタイムチャート
ニュージーランド▼0.18%11,610.99-20.61H:11,643.13L:11,557.4112/07
[CFD] 日本 日経平均27,617.60日経比:-68▼0.25%H:27,711L:27,58423:08
中国 上海B株▼0.08%290.83-0.24H:291.91L:289.3112/07
中国 上海A株▼0.40%3,353.73-13.54H:3,381.47L:3,342.2012/07
中国 深セン成分▲0.17%11,418.76+19.94H:11,504.39L:11,358.6812/07
中国 深センB株▼0.14%1,162.99-1.64H:1,167.26L:1,161.5412/07
中国 深センA株▲0.15%2,166.66+3.27H:2,179.24L:2,155.3612/07
[CFD] HangSeng サンデー18,889.50指数比:+74▲0.40%H:19,767L:18,66123:08
香港 レッドチップ指数▼3.11%3,529.58-113.37H:3,653.80L:3,529.5812/07
7日の中国本土市場概況:上海総合0.4%安で3日ぶり反落、中国貿易統計が下振れ17:05 配信フィスコ
7日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比12.91ポイント(0.40%)安の3199.62ポイントと3日ぶりに反落した。
中国経済の先行き不安が強まる流れ。取引時間中に公表された今年11月の中国貿易統計では、人民元建て輸出の伸びが0.9%にとどまり(市場予想8.2%増)、輸入は1.1%減と予想外のマイナスだった(予想7.1%増)。内需の弱さが印象付けられている。なお、午後に新型コロナウイルス感染対策の緩和方針が発表されたが、内容は想定通りだったとの見方もあり、好感する買いは限定された。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、エネルギー関連の下げが目立つ。陝西煤業(601225/SH)が2.8%安、中国神華能源(601088/SH)とエン鉱能源(600188/SH)がそろって2.4%安、中国石油天然気(601857/SH)が1.7%安、中国石油化工(600028/SH)が1.3%安で引けた。
ハイテク関連株も安い。半導体の封止・検査で中国首位の江蘇長電科技(600584/SH)が2.0%、携帯端末ODM(開発・製造受託サービス)世界最大手の聞泰科技(600745/SH)が1.6%、IC設計の上海韋爾半導体(603501/SH)が2.0%ずつ下落した。
金融株もさえない。招商銀行(600036/SH)と中国郵政儲蓄銀行(601658/SH)がそろって1.5%安、中国人寿保険(601628/SH)が2.0%安、中国平安保険(601318/SH)が1.6%安と値を下げた。公益株、不動産株、素材株、インフラ関連株なども売られている。
半面、医薬品株は高い。広州白雲山医薬集団(600332/SH)が5.8%、人福医薬集団(600079/SH)が5.6%、上海医薬集団(601607/SH)が3.3%、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が1.8%ずつ上昇した。運輸株、メディア関連株、消費関連株の一角なども買われている。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.24ポイント(0.08%)安の290.83ポイント、深センB株指数が1.64ポイント(0.14%)安の1162.99ポイントで終了した。
7日の香港市場概況:ハンセン3.2%安で続落、中国不動産セクターに売り18:09 配信フィスコ
7日の香港市場は、主要76銘柄で構成されるハンセン指数が前日比626.36ポイント(3.22%)安の18814.82ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が220.00ポイント(3.31%)安の6432.95ポイントとそろって続落した。売買代金は2074億1640万香港ドルに拡大している(6日は1650億390万香港ドル)。
米景気懸念が重しとなる流れ。米銀大手の幹部は6日、インフレが消費活動に打撃を与え、景気が冷やされると相次ぎ警告した。米利上げの長期化も警戒。強い経済指標の発表を受け、当局はインフレ抑制のため積極的な利上げを続けるとの見方も広がっている。中国貿易の低迷も逆風。取引時間中に公表された11月の統計では、人民元建て輸入が予想外のマイナスに転落している。中国リオープン(経済再開)の進展期待で高く推移する場面がみられたものの、ハンセン指数などは後場途中から再びマイナス圏に沈んだ。新型コロナウイルス感染対策の緩和方針が午後発表されたが、内容は想定通りだったとの見方もあり、好感する買いは限定されている。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、本土不動産の下げが目立つ。碧桂園HD(2007/HK)が15.5%安、龍湖集団HD(960/HK)が12.1%安、碧桂園服務HD(6098/HK)が10.5%安、中国海外発展(688/HK)が6.2%安で引けた。
非鉄や鉄鋼、セメントなど素材セクターも安い。中国アルミ(2600/HK)が4.5%、中国宏橋集団(1378/HK)が3.9%、馬鞍山鋼鉄(323/HK)が4.5%、鞍鋼(347/HK)が4.3%、中国建材(3323/HK)が5.1%、安徽海螺水泥(914/HK)が4.2%ずつ下落した。
中国保険・証券セクターもさえない。中国平安保険(2318/HK)と中国太平洋保険集団(2601/HK)がそろって4.9%安、新華人寿保険(1336/HK)が4.5%安、広発証券(1776/HK)が4.9%安、華泰証券(6886/HK)が3.7%安で取引を終えた。
「ニューエコノミー」関連銘柄も売りに押される。ハンセン科技(テック)指数は3.8%安。組み入れウエート上位の「ATMX」銘柄では、阿里巴巴集団HD(Alibaba:9988/HK)が5.3%安、騰訊HD(Tencent:700/HK)が3.7%安、美団(Meituan:3690/HK)が3.6%安、小米集団(Xiaomi:1810/HK)が5.3%安と値を下げている。
一方、本土市場トは3日ぶりに反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.40%安の3199.62ポイントで取引を終了した。エネルギー株が安い。ハイテク株、金融株、公益株、不動産株、素材株、インフラ関連株なども売られている。半面、医薬品株は高い。運輸株、メディア関連株、消費関連株の一角なども買われた。
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後5時現在 137.41/43 1.0458/62 143.72/76
NY午後5時 137.05/06 1.0469/71 143.43/47
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル高/円安の13
7円前半。時間外取引の米長期金利の上昇を背景にドル買い/円売りが優勢だったが、材料待
ちで徐々に小動きとなった。
<株式市場>
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 27686.40 -199.47 27670.29 27,646.78─27,786.25
TOPIX 1948.31 -1.91 1939.26 1,938.30─1,954.42
プライム指数 1002.54 -0.98 997.53 997.44─1,005.66
スタンダード指数 1005.27 -0.42 1001.79 1,001.71─1,006.30
グロース指数 990.13 +6.34 974.67 974.34─991.13
東証出来高(万株) 104570 東証売買代金(億 26361.82円)
東京株式市場で日経平均は、前営業日比199円47銭安の2万7686円40銭と、反
落して取引を終えた。前日の米ハイテク株安の流れを受けて、半導体や電子部品の関連銘柄が
軟調に推移し、指数の重しとなった。一方、自動車株や内需株の一角は底堅く、相場を下支え
した。為替の円安基調や中国の行動規制緩和の動きが好感された。
プライム市場の騰落数は、値上がり1049銘柄(57%)に対し、値下がりが686銘
柄(37%)、変わらずが101銘柄(5%)だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(速報ベー -0.077
ス)
ユーロ円金先(22年12月限) ───
3カ月物TB ───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.077%になった。
前営業日(マイナス0.078%)からほぼ横ばい。「地銀などの調達動向に変化はない」(
国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。
<円債市場>
国債先物・22年12月限 149.15 (+0.31)
安値─高値 148.95─149.19
10年長期金利(日本相互証券引け値 0.250%) (変わらず)
安値─高値 0.250─0.250%
国債先物中心限月12月限は前営業日比31銭高の149円15銭と続伸して取引を終え
た。米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めペース鈍化観測やリセッション(景気後退)
懸念で米金利が低下し、円債も買い優勢の展開となった。10年最長期国債利回り(長期金利
)の引け値は、前営業日比変わらずの0.250%。超長期金利は低下した。
<スワップ市場・気配>
2年物 0.24─0.14
3年物 0.31─0.21
4年物 0.36─0.26
5年物 0.42─0.32
7年物 0.55─0.45
10年物 0.72─0.62
日経平均は199円安と3日ぶり反落、引けにかけ安値圏で停滞―値がさハイテク株中心に軟調=7日後場/国内市況ニュース/モーニングスター 2022/12/07 15:17
7日後場の日経平均株価は前日比199円47銭安の2万7686円40銭と3日ぶりに反落。朝方は、売りが先行した。米利上げ長期化への警戒感が続き、6日の米国株式が続落した流れを受け、前場早々に2万7646円78銭(前日比239円09銭安)まで下落した。その後、押し目買いに下げ渋り、一時2万7786円25銭(同99円62銭安)まで持ち直す場面もあった。ただ、買いは続かず、後場入り後は上値が重くなり、引けにかけて安値圏で停滞した。なかで、日経平均寄与度の高いファーストリテ<9983>や、半導体・電子部品関連の値がさハイテク株中心に軟調となり、同指数を圧迫した。
東証プライムの出来高は10億4570万株、売買代金は2兆6361億円。騰落銘柄数は値上がり1049銘柄、値下がり686銘柄、変わらず101銘柄。
市場からは「マーケットは、米利上げ幅の縮小観測を利上げ停止が近いと思い込み、先に米株が上昇したが、それも元に戻った印象だ。ただ、来週13日の米11月CPI(消費者物価指数)や13-14日開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)を前に、ポジション・ニュートラルに向けた買い戻しが入る可能性もある」(銀行系証券)との声が聞かれた。
業種別では、INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株が軟調。東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、TDK<6762>、ファナック<6954>などの電機株も売られ、ダイキン<6367>、コマツ<6301>、日製鋼<5631>などの機械株も安い。住友ゴム<5110>、ブリヂス<5108>などのゴム製品株や、ENEOS<5020>、出光興産<5019>などの石油石炭製品株も値を下げた。川崎汽<9107>、郵船<9101>などの海運株や、ニコン<7731>、島津製<7701>などの精密株もさえない。
半面、JAL<9201>、ANA<9202>などの空運株が堅調。三井住友<8316>、りそなHD<8308>、コンコルディ<7186>などの銀行株も買われた。東電力HD<9501>、関西電力<9503>、大阪ガス<9532>などの電気ガス株や、邦チタ<5727>、大阪チタ<5726>、フジクラ<5803>などの非鉄金属株も高い。JR東日本<9020>、JR西日本<9021>、東急<9005>などの陸運株も値を上げた。
個別では、東京一番<3067>、LinkU<4446>、テモナ<3985>、新日科学<2395>などが値下がり率上位。半面、SMN<6185>、東リ<7971>、アイスタイル<3660>、高純度化<4973>などが値上がり率上位。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、17業種が下落した。
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
TOPIX 500 INDEX (東証)
1,515.29 -2.12 -0.14% +0.74% -2.07% 15:00
TOPIX 100 INDEX (東証)
1,292.20 -2.39 -0.18% +0.34% -1.79% 15:00
日経平均株価
27,686.40 -199.47 -0.72% +0.58% -2.70% 15:15
日経500平均
2,588.51 -11.53 -0.44% +1.22% -8.41% 15:15
TOPIX (東証株価指数)
1,948.31 -1.91 -0.10% +0.74% -2.09% 15:00
日経300指数
410.54 -0.53 -0.13% +0.48% -1.60% 15:15
東証REIT指数
1,938.44 -6.12 -0.31% +0.18% -4.43% 15:00
TOPIX CORE 30 IDX (東証)
945.95 -2.23 -0.24% -0.07% -3.84% 15:00
東証マザーズ指数
779.07 +4.92 +0.64% +6.28% -25.08% 15:00
TOPIX SMALL INDEX (東証)
2,318.19 +7.47 +0.32% +0.72% -2.32% 15:00
TOPIX MID 400 INDX (東証)
2,079.74 -0.75 -0.04% +1.64% -2.68% 15:00
TOPIX LARGE 70 IDX (東証)
2,004.15 -2.27 -0.11% +0.93% -0.09% 15:00
中国 上海総合指数
3,199.62 -12.91 -0.40% +3.96% -11.00% 17:29
中国 上海A株指数
3,353.73 -13.54 -0.40% +3.97% -11.00% 17:29
中国 深センA株指数
2,166.66 +3.27 +0.15% +2.53% -17.88% 16:00
中国 深セン成分指数
11,418.76 +19.94 +0.17% +1.88% -22.31% 16:00
中国 上海B株指数
290.83 -0.24 -0.08% +0.23% +2.62% 17:29
中国 深センB株指数
1,162.99 -1.64 -0.14% +4.33% -2.75% 16:00
中国 上海50A株指数
2,670.65 -14.20 -0.53% +7.78% -17.94% 17:29
中国 上海180A株指数
8,428.00 -51.44 -0.61% +5.94% -16.79% 17:29
中国 上海新総合指数(G株)
2,703.23 -10.93 -0.40% +4.42% -12.06% 17:29
中国 創業板指数
2,414.04 +20.76 +0.87% -0.75% -28.34% 16:00
上海/シンセン CSI300指数
3,958.44 -9.76 -0.25% +5.58% -19.58% 16:00
中国 深セン総合指数
2,071.04 +3.11 +0.15% +2.54% -17.86% 16:00
日経平均
現在値 27,686.40↑ (22/12/07 15:15)
前日比 -199.47 (-0.72%)
始値 27,670.29 (09:00) 前日終値 27,885.87 (22/12/06)
高値 27,786.25 (10:44) 年初来高値 29,388.16 (22/01/05)
安値 27,646.78 (09:08) 年初来安値 24,681.74 (22/03/09)
日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は3日ぶり反落、東エレクとファーストリテが2銘柄で約115円分押し下げ16:43 配信フィスコ
7日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり108銘柄、値下がり109銘柄、変わらず8銘柄となった。
日経平均は3日ぶり反落。6日の米株式市場でダウ平均は350.76ドル安と続落。利上げ長期化を懸念した売りが先行。また、ゴールドマン・サックスやJPモルガンなどの金融大手の最高経営責任者(CEO)が景気の先行きについて悲観的見解を示したことも投資家心理を悪化させ、一段と売りが広がった。ナスダック総合指数は-2.00%と大幅に3日続落。米国株安を引き継いで日経平均は215.58円安からスタート。ただ、為替の円安進行を支援要因に寄り付き直後からは下げ渋る展開となり、前場中ごろには27786.25円(99.62円安)まで下げ幅を縮めた。一方、景気後退懸念も根強く、その後は騰勢一服。また、中国11月貿易収支での輸出入の減少などを背景に中国・香港株が軟調だったことも重石となり、午後は日経平均も下げ幅を広げる展開となった。
大引けの日経平均は前日比199.47円安の27686.40円となった。東証プライム市場の売買高は10億4570万株、売買代金は2兆6362億円だった。セクターでは鉱業、電気機器、機械が下落率上位になった一方、空運、銀行、電気・ガスが上昇率上位となった。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の37%、対して値上がり銘柄は57%だった。
値下がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約60円押し下げた。同2位はファーストリテ<9983>となり、TDK<6762>、ファナック<6954>、アドバンテ<6857>、信越化<4063>、ダイキン<6367>などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはソフトバンクG<9984>となり1銘柄で日経平均を約10円押し上げた。同2位は資生堂<4911>となり、7&iHD<3382>、アステラス薬<4503>、三越伊勢丹<3099>、東京海上<8766>、フジクラ<5803>などがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 27686.40(-199.47)
値上がり銘柄数 108(寄与度+52.57)
値下がり銘柄数 109(寄与度-252.04)
変わらず銘柄数 8
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9984> ソフトバンクG 5967 50 +10.27
<4911> 資生堂 6362 130 +4.45
<3382> 7&iHD 5492 72 +2.47
<4503> アステラス薬 2103 11 +1.88
<3099> 三越伊勢丹 1287 44 +1.51
<8766> 東京海上 2805 28.5 +1.46
<5803> フジクラ 1070 38 +1.30
<7267> ホンダ 3287 16 +1.10
<7203> トヨタ自 1949.5 6 +1.03
<8591> オリックス 2200 28.5 +0.98
<1925> 大和ハウス 3099 28 +0.96
<5301> 東海カーボ 1113 26 +0.89
<6098> リクルートHD 4248 8 +0.82
<8331> 千葉銀 828 23 +0.79
<5802> 住友電工 1566 22 +0.75
<3405> クラレ 1107 22 +0.75
<8233> 高島屋 1721 43 +0.74
<8267> イオン 2806.5 21 +0.72
<9009> 京成 3875 40 +0.68
<7272> ヤマハ発 3335 20 +0.68
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8035> 東エレク 44820 -1760 -60.27
<9983> ファーストリテ 83980 -1620 -55.47
<6762> TDK 4730 -110 -11.30
<6954> ファナック 20800 -290 -9.93
<6857> アドバンテス 9390 -140 -9.59
<4063> 信越化 17040 -275 -9.42
<6367> ダイキン工 21915 -265 -9.07
<6971> 京セラ 6865 -85 -5.82
<6273> SMC 61310 -1400 -4.79
<6758> ソニーG 10875 -140 -4.79
<4901> 富士フイルム 7056 -105 -3.60
<2802> 味の素 4416 -104 -3.56
<6645> オムロン 7005 -97 -3.32
<9433> KDDI 4020 -16 -3.29
<6976> 太陽誘電 4325 -95 -3.25
<6594> 日本電産 8299 -113 -3.10
<2801> キッコマン 7470 -90 -3.08
<7832> バンナムHD 8852 -86 -2.94
<9613> NTTデータ 2050 -17 -2.91
<6981> 村田製 7349 -106 -2.90
日経平均寄与度
TOPIX
現在値 1,948.31↓ (22/12/07 15:00)
前日比 -1.91 (-0.10%)
始値 1,939.26 (09:00) 前日終値 1,950.22 (22/12/06)
高値 1,954.42 (10:44) 年初来高値 2,042.00 (22/01/05)
安値 1,938.30 (09:00) 年初来安値 1,755.14 (22/03/09)
東証業種別ランキング:空運業が上昇率トップ15:40 配信フィスコ
空運業が上昇率トップ。そのほか銀行業、電力・ガス業、非鉄金属、陸運業なども上昇。一方、鉱業が下落率トップ。そのほか電気機器、機械、ゴム製品、石油・石炭製品なども下落。
業種名/現在値/前日比(%)
1. 空運業 / 230.54 / 1.70
2. 銀行業 / 171.16 / 1.35
3. 電力・ガス業 / 348.14 / 1.19
4. 非鉄金属 / 1,077.02 / 1.16
5. 陸運業 / 1,927.7 / 1.14
6. 水産・農林業 / 481.46 / 1.00
7. 保険業 / 1,339.91 / 0.78
8. その他金融業 / 691.78 / 0.66
9. 建設業 / 1,154.18 / 0.58
10. 不動産業 / 1,498.21 / 0.51
11. 小売業 / 1,389.94 / 0.40
12. その他製品 / 3,659.37 / 0.25
13. 医薬品 / 3,482.25 / 0.24
14. 繊維業 / 601.49 / 0.23
15. 輸送用機器 / 3,231.85 / 0.11
16. サービス業 / 2,507.14 / 0.05
17. 卸売業 / 2,317.85 / -0.02
18. 鉄鋼 / 495.13 / -0.05
19. 証券業 / 352.35 / -0.08
20. 食料品 / 1,819.64 / -0.13
21. ガラス・土石製品 / 1,083.2 / -0.19
22. パルプ・紙 / 433.93 / -0.19
23. 倉庫・運輸関連業 / 2,087.76 / -0.19
24. 情報・通信業 / 4,773.68 / -0.20
25. 化学工業 / 2,070.39 / -0.22
26. 海運業 / 1,061.06 / -0.58
27. 金属製品 / 1,148.71 / -0.58
28. 精密機器 / 9,669.97 / -0.58
29. 石油・石炭製品 / 1,078.86 / -0.64
30. ゴム製品 / 3,479.46 / -0.74
31. 機械 / 2,146.84 / -0.82
32. 電気機器 / 3,365.12 / -1.24
33. 鉱業 / 427.2 / -1.55
業種別(東証株価指数33業種)
JPX日経インデックス400
現在値 17,601.51↓ (22/12/07 15:00)
前日比 -41.04 (-0.23%)
始値 17,535.63 (09:00) 前日終値 17,642.55 (22/12/06)
高値 17,660.78 (10:44) 年初来高値 18,425.37 (22/01/05)
安値 17,525.92 (09:00) 年初来安値 15,831.80 (22/03/09)
東証プライム市場指数
現在値 1,002.54↓ (22/12/07 15:00)
前日比 -0.98 (-0.10%)
始値 997.53 (09:00) 前日終値 1,003.52 (22/12/06)
高値 1,005.66 (10:45) 年初来高値 1,041.07 (22/11/24)
安値 997.44 (09:00) 年初来安値 934.07 (22/10/03)
東証スタンダード市場指数
現在値 1,005.27↓ (22/12/07 15:00)
前日比 -0.42 (-0.04%)
始値 1,001.79 (09:00) 前日終値 1,005.69 (22/12/06)
高値 1,006.30 (13:59) 年初来高値 1,031.38 (22/11/28)
安値 1,001.71 (09:00) 年初来安値 954.10 (22/07/01)
東証グロース市場指数
現在値 990.13↓ (22/12/07 15:00)
前日比 +6.34 (+0.64%)
始値 974.67 (09:00) 前日終値 983.79 (22/12/06)
高値 991.13 (14:49) 年初来高値 1,033.45 (22/12/01)
安値 974.34 (09:00) 年初来安値 819.87 (22/07/01)
東証グロ-ス指数は反発、幅広い銘柄で押し目買い優勢に/グロース市況16:39 配信フィスコ
東証グロース市場指数:990.13 (+6.34)
出来高:1億2822万株
売買代金:1559億円
東証マザーズ指数:779.07 (+4.92)
出来高:1億1898万株
売買代金:1370億円
本日のグロース市場は、グロース市場指数、マザーズ指数はそろって反発、値上がり銘柄数は250、値下り銘柄数は206、変わらずは41。本日のグロース市場は堅調な展開となった。前日6日の米株式市場のNYダウは続落。利上げ長期化を懸念した売りに寄り付き後、下落。ゴールドマンサックスの最高経営責任者(CEO)は景気後退に備え、ボーナス減額や人員削減を示唆、また、バンク・オブ・アメリカやJPモルガンなど金融各社のCEOが来年の経済に悲観的見方を示したため景気後退への懸念に一段と売られた。ナスダック総合指数も大幅続落、軟調な展開となった米株市場を横目に、本日の東証グロ-ス指数は反発した。マザーズ指数やグロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は下落してスタートした後、前場中ごろまで軟調もみ合い展開となった。ただ、その後は買いが集まりプラス圏に浮上。後場からはじりじりと上げ幅を広げてほぼ高値引けとなった。序盤は連日の米株安を嫌気する動きが優勢となり、金融引き締め長期化による景気後退への懸念が国内の個人投資家心理にネガティブに働いた。ただ、新興市場の幅広い銘柄は直近3日間で大きく値を下げていたため、本日は押し目買いが散見された。マザーズ指数も、25日移動平均線を下回った後は押し目買いが向かった格好を確認できて0.64%高に、東証グロース市場Core指数は0.42%高となった。個別では、オリックス銀行と信託契約代理店の業務委託契約を締結したアイパートナーズ<7345>が16%高のストップ高で値上がり率トップに、前日から買い優勢の展開が続いているキャンバス<4575>が11%高となった。また、23年2月期の営業損益予想を上方修正したTKP<3479>が8%高となった。時価総額上位銘柄では、ANYCOLOR<5032>やフリー<4478>が堅調に推移、値上がり率上位には、スパイダープラス<4192>、リプロセル<4978>などが顔を出した。一方、11月末にかけて大幅に上昇したリボミック<4591>は利食い売り優勢から16%安で値下がり率トップに、直近で軟調な展開が続いているブライトパス・バイオ<4594>が10%安となった。また、連日売り優勢の展開が続いているクリーマ<4017>が5%安となった。時価総額上位銘柄では、ビジョナル<4194>やJTOWER<4485>などが軟調に推移、値下り率上位には、セカンドサイトアナリティカ<5028>、ジャパニアス<9558>などが顔を出した。東証グロース市場Core指数では、ANYCOLOR、フリー、そーせい<4565>などが上昇した。
マザーズ指数
現在値 779.07↓ (22/12/07 15:00)
前日比 +4.92 (+0.64%)
始値 766.75 (09:00) 前日終値 774.15 (22/12/06)
高値 779.82 (14:49) 年初来高値 995.66 (22/01/04)
安値 766.50 (09:00) 年初来安値 607.33 (22/06/20)
東証REIT指数
現在値 1,938.44↓ (22/12/07 15:00)
前日比 -6.12 (-0.31%)
始値 1,943.52 (09:00) 前日終値 1,944.56 (22/12/06)
高値 1,947.69 (10:35) 年初来高値 2,085.71 (22/01/05)
安値 1,938.44 (15:00) 年初来安値 1,792.94 (22/01/21)
日経平均VI
現在値 18.66↓ (22/12/07 15:20)
前日比 -3.77 (-16.81%)
始値 18.60 (09:00) 前日終値 22.43 (22/12/06)
高値 18.78 (09:55) 年初来高値 33.18 (22/05/10)
安値 18.31 (11:52) 年初来安値 16.97 (22/11/24)
日経VI:大幅に低下、株価下落で警戒感は後退せず16:00 配信フィスコ
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は7日、前日比-3.77(低下率16.81%)の18.66と大幅に低下した。なお、高値は18.78、安値は18.31。日経VIは昨日の取引終了時に急上昇したが、昨日の取引終了直前までは概ね18を下回る水準だった。今日は米株安を受け、市場心理が悪化しやすくなる中で東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落、日経VIは18を上回って始まった。取引開始後も日経225先物の戻りは鈍く、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、日経VIは18を上回る水準で推移した。日経VIは昨日急上昇の反動で大幅に低下したが、市場の警戒感は後退していない。
日経平均先物
現在値 27,660.00↑ (22/12/07 06:00)
前日比 -200.00 (-0.72%)
高値 27,910.00 (17:15) 始値 27,860.00 (16:30)
安値 27,550.00 (04:37) 前日終値 27,860.00 (22/12/06)
TOPIX先物
現在値 1,936.00↓ (22/12/07 06:00)
前日比 -11.50 (-0.59%)
高値 1,951.00 (17:15) 始値 1,947.00 (16:30)
安値 1,929.00 (03:12) 前日終値 1,947.50 (22/12/06)
JPX日経400先物
現在値 17,530.00↑ (22/12/07 06:00)
前日比 -65.00 (-0.37%)
高値 17,650.00 (17:15) 始値 17,610.00 (16:30)
安値 17,455.00 (03:25) 前日終値 17,595.00 (22/12/06)
東証マザーズ指数先物
現在値 770.00↑ (22/12/07 06:00)
前日比 -6.00 (-0.77%)
高値 779.00 (23:26) 始値 776.00 (16:30)
安値 768.00 (03:35) 前日終値 776.00 (22/12/06)
NYダウ先物 円建
現在値 33,675.00↑ (22/12/07 06:00)
前日比 -321.00 (-0.94%)
高値 34,031.00 (18:08) 始値 33,991.00 (16:31)
安値 33,456.00 (04:39) 前日終値 33,996.00 (22/12/06)
CME日経平均先物 円建
現在値 27,670.00 (22/12/06 15:58 CST)
前日比 -15.00 (-0.05%)
高値 27,940.00 始値 27,685.00
安値 27,550.00 前日終値 27,685.00 (22/12/05)
SGX日経平均先物
現在値 27,655.00↓ (22/12/07 05:14 SGT)
前日比 -200.00 (-0.72%)
高値 27,910.00 始値 27,865.00
安値 27,550.00 前日終値 27,855.00 (22/12/06)
長期国債先物
現在値 148.990↓ (22/12/07 05:54)
前日比 +0.150 (+0.10%)
高値 149.070 (04:44) 始値 148.860 (15:30)
安値 148.800 (16:17) 前日終値 148.840 (22/12/06)
7日の日本国債市場概況:債券先物は149円15銭で終了17:20 配信フィスコ
<円債市場>
長期国債先物2022年12月限
寄付148円97銭 高値149円19銭 安値148円95銭 引け149円15銭
売買高総計14435枚
2年 443回 -0.010%
5年 154回 0.120%
10年 368回 0.245%
20年 182回 1.095%
債券先物12月限は、148円97銭で取引を開始。米国の景気後退懸念による株安・金利低下を受けたほか、中村日銀審議委員の「金融緩和を粘り強く続ける必要がある」との発言もあって買いが優勢になり、148円95銭から149円19銭まで上げた。現物債の取引では、2年債が売られ、5年債、10年債、20年債が買われた。
<米国債概況>
2年債は4.34%、10年債は3.52%、30年債は3.53%近辺で推移。
債券利回りはやや低下。(気配値)
<その他外債市況・10年債>
ドイツ国債は1.76%、英国債は3.05%、オーストラリア10年債は3.35%、NZ10年債は4.03%。(気配値)
日本国債3年
年利回り 0.006 (22/12/07 03:05)
日本国債5年
年利回り 0.130 (22/12/07 03:05)
前日比 0.000
日本国債10年
年利回り 0.255 (22/12/07 03:05)
前日比 +0.001
アジア株式市場サマリー
東南アジア株式市場は軒並み下落。米連邦準備理事会(FRB)の積極的な利上げが
世界経済成長に与える打撃が懸念され、投資家心理を抑制した。
中国株式市場は反落して引けた。政府が新型コロナウイルス感染対策の緩和を発表し
、一部の投資家が利益確定の売りを出した。
11月の中国の輸出入が予想以上に減少したことも、地合いを圧迫する要因となった
。
香港市場は大幅続落。
中国の国家衛生健康委員会は7日、新型コロナウイルスの無症状感染者や症状の軽い
感染者について、自宅での隔離を認める方針を発表した。また国内で移動する際の検査義
務を廃止する。
政府が新型コロナと共存するための準備を進めていることが強く示されたが、アナリ
ストは経済活動の完全再開には紆余曲折があると予想。感染者や死者が急増すれば、リス
クが生じると指摘している。
ある市場関係者は「感染対策の一段の緩和は広く予想されていた。われわれは市場の
ムードが良い時に売りを出す」と発言。今後のリスクを過少評価すべきではないと述べた
。
観光関連株が一時4.2%上昇、終値は2%高。生活必需品と
ヘルスケアはそれぞれ0.4%高、1.2%高。
中国税関総署が7日発表した11月の貿易統計は、輸出入ともに市場の予想以上の落
ち込みとなった。国内外の需要低迷や新型コロナウイルスによる国内の生産混乱、不動産
部門の低迷などが経済の重しとなっている。
中国共産党は6日に政治局会議を開き、感染症流行の予防・抑制措置を来年に最適化
すると表明した。経済・社会情勢にさらによく適合した対策を模索する。国営メディアが
7日に伝えた。新華社によると、会議では2023年の経済課題を話し合い、成長・雇用
・物価の安定、および大きなシステミックリスクの防止・除去に注力する方針を示した。
上海保銀投資管理(ピンポイント・アセット・マネジメント)のチーフエコノミスト
、張智威氏は「政治局会議は来年の経済政策にとって前向きなメッセージとなった。20
23年にはより市場志向になるのではないか」と述べた。
投資家は月内の中央経済工作会議に注目しており、張氏は昨年よりも積極的な政策が
そこで発表されると予想している。
野村のアナリストは、経済再開に向けた手続きには依然として多くの不透明要因があ
ると指摘。感染急増のリスクがあり、一部の経済混乱は避けられない恐れがあるとの見方
を示した。
国内で人気の高い新型コロナ薬を製造する石家荘以嶺薬業が10%上昇
し、ストップ高。
香港ではハンセンテック指数が3.8%安。マカオのカジノ株<.CSICESG10
>も3.7%下げた。両セクターは、新型コロナ感染対策が緩和されるとの期待から、こ
のところ値上がりしていた。
ソウル株式市場は4営業日続落、終値ベースで1カ月ぶり安値で引けた。中国が新型
コロナウイルス感染対策措置の緩和を発表したが、米国の経済成長維持とインフレ抑制を
両立させるソフトランディング(軟着陸)の実現に懐疑的な見方が広がっていることが、
株価を押し下げた。
総合株価指数(KOSPI)は前営業日終値比10.35ポイント(0.43%)安
の2382.81と、終値としては11月7日以来の安値で終了した。
中国政府がコロナ対策の規制措置をさらに緩和する方針を発表したことを受けて、K
OSPIは一時前日比プラス圏に浮上した。
主要銘柄のうち、半導体大手のサムスン電子は0.51%安、同業SKハイニックス
は2.59%下落。一方、電池メーカーのLGエナジー・ソリューションは0.72%高
。
外国人投資家は1991億ウォン(約1億5078万ドル)相当の売り越し。
シドニー株式市場は続落。高インフレと利上げの影響で7ー9月期のオーストラリア
経済成長率が鈍化したことが株安の背景。投資家は今後実施される公算の追加利上げの影
響を懸念している。
7ー9月期の豪国内総生産(GDP)は前期比0.6%増加した。プラス成長が続い
ているが、伸び率はロイター予想や前期の水準を下回った。中央銀行が利上げ継続の方針
を堅持する中、豪経済はさらなる困難に直面している。
バークレイズのアナリストは、豪中銀が次回2月の政策会合で利上げを休止する可能
性があるものの、3月には政策金利を0.25%引き上げて3.35%にすると予想。「
(経済)成長が予想より弱かったことは、RBAが来年に利上げする前にGDP統計をさ
らに待ちたい意向かもしれないとの見方を裏付ける」と述べた。今年の成長率は3.8%
、来年は1.8%への大幅減速を見込んだ。
銀行株が下落を主導し、銀行株指数は0.8%安。4大銀行は軒並み下げ、
マッコーリー・グループは2%安。
エネルギー株指数は2%下落。ウッドサイド・エナジーは2%安。
一方で鉱業株指数は0.3%高。
終値 前日比 % 始値 高値 安値
中国 上海総合指数 3199.6194 - 12.9140 - 0.40 3204.9352 3226.0817 3188.6705
前営業日終値 3212.5334
中国 CSI300指数 3958.441 -9.757 -0.25 3956.672 3999.586 3944.183
前営業日終値 3968.198
香港 ハンセン指数 18814.82 -626.36 -3.22 19380.80 19737.31 18799.81
前営業日終値 19441.18
香港 ハンセン中国株指数 6432.95 -220.00 -3.31 6633.03 6780.83 6424.78
前営業日終値 6652.95
韓国 総合株価指数 2382.81 -10.35 -0.43 2385.87 2394.88 2377.98
前営業日終値 2393.16
台湾 加権指数 14630.01 -98.87 -0.67 14708.08 14823.15 14630.01
前営業日終値 14728.88
豪 S&P/ASX指数 7229.40 -61.90 -0.85 7291.30 7291.30 7220.60
前営業日終値 7291.30
シンガポール ST指数 3225.45 -26.92 -0.83 3239.22 3252.25 3225.45
前営業日終値 3252.37
マレーシア 総合株価指数 1466.88 -4.67 -0.32 1471.46 1477.86 1466.46
前営業日終値 1471.55
インドネシア 総合株価指数 6818.752 -73.818 -1.07 6892.570 6892.663 6799.30
前営業日終値 6892.570
フィリピン 総合株価指数 6525.16 -149.22 -2.24 6662.75 6662.75 6525.16
前営業日終値 6674.38
ベトナム VN指数 1041.02 -7.67 -0.73 1048.69 1059.79 1034.92
前営業日終値 1048.69
タイ SET指数 1622.28 -10.69 -0.65 1632.20 1636.15 1621.01
前営業日終値 1632.97
インド SENSEX指数 62410.68 -215.68 -0.34 62615.52 62759.97 62316.65
前営業日終値 62626.36
インド NSE指数 18560.50 -82.25 -0.44 18638.85 18668.30 18528.40
前営業日終値 18642.75
中国 上海総合指数 アジア株価 リアルタイムチャート
ニュージーランド▼0.18%11,610.99-20.61H:11,643.13L:11,557.4112/07
[CFD] 日本 日経平均27,617.60日経比:-68▼0.25%H:27,711L:27,58423:08
中国 上海B株▼0.08%290.83-0.24H:291.91L:289.3112/07
中国 上海A株▼0.40%3,353.73-13.54H:3,381.47L:3,342.2012/07
中国 深セン成分▲0.17%11,418.76+19.94H:11,504.39L:11,358.6812/07
中国 深センB株▼0.14%1,162.99-1.64H:1,167.26L:1,161.5412/07
中国 深センA株▲0.15%2,166.66+3.27H:2,179.24L:2,155.3612/07
[CFD] HangSeng サンデー18,889.50指数比:+74▲0.40%H:19,767L:18,66123:08
香港 レッドチップ指数▼3.11%3,529.58-113.37H:3,653.80L:3,529.5812/07
7日の中国本土市場概況:上海総合0.4%安で3日ぶり反落、中国貿易統計が下振れ17:05 配信フィスコ
7日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比12.91ポイント(0.40%)安の3199.62ポイントと3日ぶりに反落した。
中国経済の先行き不安が強まる流れ。取引時間中に公表された今年11月の中国貿易統計では、人民元建て輸出の伸びが0.9%にとどまり(市場予想8.2%増)、輸入は1.1%減と予想外のマイナスだった(予想7.1%増)。内需の弱さが印象付けられている。なお、午後に新型コロナウイルス感染対策の緩和方針が発表されたが、内容は想定通りだったとの見方もあり、好感する買いは限定された。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、エネルギー関連の下げが目立つ。陝西煤業(601225/SH)が2.8%安、中国神華能源(601088/SH)とエン鉱能源(600188/SH)がそろって2.4%安、中国石油天然気(601857/SH)が1.7%安、中国石油化工(600028/SH)が1.3%安で引けた。
ハイテク関連株も安い。半導体の封止・検査で中国首位の江蘇長電科技(600584/SH)が2.0%、携帯端末ODM(開発・製造受託サービス)世界最大手の聞泰科技(600745/SH)が1.6%、IC設計の上海韋爾半導体(603501/SH)が2.0%ずつ下落した。
金融株もさえない。招商銀行(600036/SH)と中国郵政儲蓄銀行(601658/SH)がそろって1.5%安、中国人寿保険(601628/SH)が2.0%安、中国平安保険(601318/SH)が1.6%安と値を下げた。公益株、不動産株、素材株、インフラ関連株なども売られている。
半面、医薬品株は高い。広州白雲山医薬集団(600332/SH)が5.8%、人福医薬集団(600079/SH)が5.6%、上海医薬集団(601607/SH)が3.3%、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が1.8%ずつ上昇した。運輸株、メディア関連株、消費関連株の一角なども買われている。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.24ポイント(0.08%)安の290.83ポイント、深センB株指数が1.64ポイント(0.14%)安の1162.99ポイントで終了した。
7日の香港市場概況:ハンセン3.2%安で続落、中国不動産セクターに売り18:09 配信フィスコ
7日の香港市場は、主要76銘柄で構成されるハンセン指数が前日比626.36ポイント(3.22%)安の18814.82ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が220.00ポイント(3.31%)安の6432.95ポイントとそろって続落した。売買代金は2074億1640万香港ドルに拡大している(6日は1650億390万香港ドル)。
米景気懸念が重しとなる流れ。米銀大手の幹部は6日、インフレが消費活動に打撃を与え、景気が冷やされると相次ぎ警告した。米利上げの長期化も警戒。強い経済指標の発表を受け、当局はインフレ抑制のため積極的な利上げを続けるとの見方も広がっている。中国貿易の低迷も逆風。取引時間中に公表された11月の統計では、人民元建て輸入が予想外のマイナスに転落している。中国リオープン(経済再開)の進展期待で高く推移する場面がみられたものの、ハンセン指数などは後場途中から再びマイナス圏に沈んだ。新型コロナウイルス感染対策の緩和方針が午後発表されたが、内容は想定通りだったとの見方もあり、好感する買いは限定されている。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、本土不動産の下げが目立つ。碧桂園HD(2007/HK)が15.5%安、龍湖集団HD(960/HK)が12.1%安、碧桂園服務HD(6098/HK)が10.5%安、中国海外発展(688/HK)が6.2%安で引けた。
非鉄や鉄鋼、セメントなど素材セクターも安い。中国アルミ(2600/HK)が4.5%、中国宏橋集団(1378/HK)が3.9%、馬鞍山鋼鉄(323/HK)が4.5%、鞍鋼(347/HK)が4.3%、中国建材(3323/HK)が5.1%、安徽海螺水泥(914/HK)が4.2%ずつ下落した。
中国保険・証券セクターもさえない。中国平安保険(2318/HK)と中国太平洋保険集団(2601/HK)がそろって4.9%安、新華人寿保険(1336/HK)が4.5%安、広発証券(1776/HK)が4.9%安、華泰証券(6886/HK)が3.7%安で取引を終えた。
「ニューエコノミー」関連銘柄も売りに押される。ハンセン科技(テック)指数は3.8%安。組み入れウエート上位の「ATMX」銘柄では、阿里巴巴集団HD(Alibaba:9988/HK)が5.3%安、騰訊HD(Tencent:700/HK)が3.7%安、美団(Meituan:3690/HK)が3.6%安、小米集団(Xiaomi:1810/HK)が5.3%安と値を下げている。
一方、本土市場トは3日ぶりに反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.40%安の3199.62ポイントで取引を終了した。エネルギー株が安い。ハイテク株、金融株、公益株、不動産株、素材株、インフラ関連株なども売られている。半面、医薬品株は高い。運輸株、メディア関連株、消費関連株の一角なども買われた。