東京マーケット・サマリー 2024年7月30日午後 6:18
■レートは終値（前日比または前週末比）、安値─高値
＜外為市場＞
ドル／円
ユーロ／ドル
ユーロ／円
午後５時現在
154.90／154.91
1.0817／1.0819
167.55／167.58
ＮＹ午後５時
154.01／154.04
1.0819／1.0823
166.66／166.69
午後５時のドル／円は、前日ＮＹ午後５時と比べてドル高／円安の１５４円後半で推移している。あすの日銀金融政策決定会合と米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）の結果公表を前に、ポジション調整の動きからドル買い／円売りが優勢となった。
＜株式市場＞
終値
前日比
寄り付き
安値／高値
日経平均
38525.95
57.32
38241.35
38,076.70─38,531.16
ＴＯＰＩＸ
2754.45
-5.22
2742.03
2,732.86─2,757.47
プライム指数
1417.71
-2.65
1411.11
1,406.60─1,419.24
スタンダード指数
1255.95
-11.48
1265.12
1,255.02─1,265.41
グロース指数
833.99
-9.32
841.64
827.59─841.92
グロース250指数
646.37
-8.65
653.57
641.10─653.84
東証出来高(万株)
172678
東証売買代金(億円)
41668.18
東京株式市場で日経平均は、前営業日比５７円３２銭高の３万８５２５円９５銭と続伸して取引を終えた。日米の中銀会合や主力企業の決算発表を週内に控えて、朝方は持ち高調整の売りが下押して軟調だったが、午後は為替が円安方向に振れる中で下げ渋りプラスに転じた。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが４４５銘柄（２７％）、値下がりは１１６３銘柄（７０％）、変わらずは３５銘柄（２％）だった。
＜短期金融市場＞
無担保コール翌日物金利(速報ベース)
0.077
ユーロ円金先（24年9月限）
───
3カ月物ＴＢ
───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースで０．０７７％になった。前営業日（０．０７７％）から横ばい。「試し取りの動きは先週でいったん終わったようだ」（国内金融機関）との声が聞かれた。
＜円債市場＞
国債先物・24年9月限
143.37
(+0.27)
安値─高値
143.11─143.37
10年長期金利(日本相互証券引け値)
0.995％
(-0.030)
安値─高値
1.020─0.995％
国債先物中心限月９月限は、前営業日比２７銭高の１４３円３７銭と３営業日続伸して取引を終えた。米長期金利低下が相場を支援したほか、日銀会合を控えて過度な利上げ警戒を巻き戻す動きもみられた。１０年最長期国債利回り（長期金利）の引け値は、前営業日比３ｂｐ低下の０．９９５％。
＜スワップ市場・気配＞
2年物
0.53─0.43
3年物
0.62─0.52
4年物
0.68─0.58
5年物
0.74─0.64
7年物
0.86─0.76
10年物
1.05─0.95
日経平均５７円高、円安を背景に取引終了にかけ引き締まる＝３０日後場/国内市況ニュース/ウエルスアドバイザー 2024/07/30 15:31
３０日後場は日経平均株価が、前日比５７円３２銭高の３万８５２５円９５銭と続伸。ＴＯＰＩＸ（東証株価指数）は、同５．２２ポイント安の２７５４．４５ポイントと反落して取引を終えた。現地２９日の米国市場では、ＮＹダウが３日ぶりに反落した一方、ナスダック総合指数は続伸するなど、まちまち。日本株は、きのう２９日に大幅上昇した反動や、戻り待ちの売りも意識され、朝方から売りが先行。日銀の金融政策決定会合の内容を確認したいとして、様子見姿勢が強まる場面もみられた。後場に入り、外国為替市場で円安方向に振れたたことから、下げ幅を縮小。日経平均は午後２時５７分には、同６２円５３銭高の３万８５３１円１６銭を付けるなど、取引終了にかけ引き締まった。プライム市場の出来高は１７億２６７８万株、売買代金は４兆１６６８億円。騰落銘柄数は値上がり４４５銘柄、値下がりが１１６３銘柄、変わらずは３５銘柄だった。
業種別では、全３３業種のうち１１業種が上昇、２２業種が下落した。三井不<8801>、菱地所<8802>などの不動産株や、郵船<9101>、川崎汽<9107>などの海運株が上昇。トヨタ<7203>、ホンダ<7267>などの輸送用機器株や、パソナ<2168>、リクルートＨ<6098>などのサービス株も高い。アドバンテス<6857>、東エレク<8035>などの電気機器株や、ＳＯＭＰＯＨ<8630>、東京海上<8766>などの保険株も堅調。中外薬<4519>、第一三共<4568>などの医薬品株や、日本製鉄<5401>、山陽特鋼<5481>などの鉄鋼株もしっかり。一方、三井松島ＨＤ<1518>、ＩＮＰＥＸ<1605>などの鉱業株や、三菱ＵＦＪ<8306>、三井住友<8316>などの銀行株が安い。
個別では、九電工<1959>、ツガミ<6101>、ゲンキードラ<9267>、パルＧＨ<2726>、トランコム<9058>などが上昇。半面、ＬＩＴＡＬＩ<7366>、富士通ゼ<6755>、さくら<3778>、日車輌<7102>、積樹脂<4212>などが下落した。
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
TOPIX 500 INDEX (東証)
2,155.32 -3.21 -0.15% -1.95% +20.67% 15:00
TOPIX 100 INDEX (東証)
1,899.33 -2.02 -0.11% -2.58% +23.98% 15:00
日経平均株価
38,525.95 +57.32 +0.15% -2.67% +17.60% 15:15
日経500平均
3,315.44 -4.80 -0.14% -2.26% +10.63% 15:15
TOPIX (東証株価指数)
2,754.45 -5.22 -0.19% -1.96% +20.25% 15:00
日経300指数
590.87 -0.49 -0.08% -1.60% +22.07% 15:15
東証REIT指数
1,711.25 -10.06 -0.58% -0.74% -9.46% 15:00
TOPIX CORE 30 IDX (東証)
1,445.62 -0.16 -0.01% -3.28% +26.13% 15:00
東証グロース市場250指数
646.37 -8.65 -1.32% -2.25% -15.40% 15:00
TOPIX SMALL INDEX (東証)
3,067.18 -19.80 -0.64% -2.11% +15.62% 15:00
TOPIX MID 400 INDX (東証)
2,734.34 -7.03 -0.26% -0.31% +13.01% 15:00
TOPIX LARGE 70 IDX (東証)
2,779.23 -7.09 -0.25% -1.46% +20.73% 15:00
日経平均
現在値 38,525.95↑ (24/07/30 15:15)
前日比 +57.32 (+0.15％)
始値 38,241.35 (09:00) 前日終値 38,468.63 (24/07/29)
高値 38,531.16 (14:57) 年初来高値 42,426.77 (24/07/11)
安値 38,076.70 (11:05) 年初来安値 32,693.18 (24/01/04)
日経平均寄与度ランキング（大引け）～日経平均は小幅続伸、東エレクやリクルートHDが2銘柄で約46円分押し上げ 16:03 配信
30日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり100銘柄、値下がり123銘柄、変わらず2銘柄となった。
29日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は49.41ドル安（－0.12％）の40539.93ドル、ナスダックは12.32ポイント高（＋0.07％）の17370.20、S&P500は4.44ポイント高（＋0.08％）の5463.54で取引を終了した。企業の好決算を受けた買いが継続し、寄り付き後、上昇。主要経済指標の発表もなく動意乏しい中、連邦公開市場委員会（FOMC）を控え警戒感を受けた売りに押され、ダウは下落に転じた。ナスダックは主要ハイテク企業決算への期待感が根強く底堅く推移し相場はまちまちで終了。
米国株が高安まちまちのなか、昨日の大幅反発の反動などが先行して、東京市場は売り優勢で取引を開始した。日経平均は下げ幅を広げ38000円台割れも意識されたが、為替が1ドル154円70銭台とやや円安ドル高で推移したことから、大引けにかけて切り返す展開に。プライム市場全銘柄の7割が下落するなど、一部の値がさ株の動向に振らされる恰好となったが、前日比プラス圏を維持して取引を終えた。
大引けの日経平均は前日比57.32円高（＋0.15％）の38525.95円となった。東証プライム市場の売買高は17億2678万株。売買代金は4兆1668億円。業種別では、不動産業、海運業、輸送用機器、サービス業、電気機器などが上昇した一方、鉱業、銀行業、パルプ・紙業、繊維製品、金属製品などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は27％、対して値下がり銘柄は70％となっている。
値上がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約23円押し上げた。同2位はリクルートHD<6098>となり、中外薬<4519>、ファナック<6954>、TDK<6762>、アドバンテスト<6857>、ソニーG<6758>などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約21円押し下げた。同2位はソフトバンクG<9984>となり、信越化<4063>、塩野義薬<4507>、コマツ<6301>、デンソー<6902>、KDDI<9433>などがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 38525.95(+57.32)
値上がり銘柄数 100(寄与度+223.89)
値下がり銘柄数 123(寄与度-166.57)
変わらず銘柄数 2
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8035> 東エレク 28880 240 23.54
<6098> リクルートHD 8517 237 23.24
<4519> 中外製薬 6550 211 20.69
<6954> ファナック 4387 125 20.43
<6762> TDK 10145 170 16.67
<6857> アドバンテ 5772 41 10.72
<6758> ソニーG 13640 295 9.64
<6971> 京セラ 1898 26 6.67
<9766> コナミG 11620 200 6.54
<6988> 日東電工 13360 190 6.21
<6645> オムロン 5591 161 5.26
<8015> 豊田通商 2990 50 4.85
<7203> トヨタ自動車 2997 30 4.82
<4578> 大塚HD 7789 131 4.28
<4704> トレンドマイクロ 7276 122 3.99
<9613> NTTデータG 2349 24 3.92
<4523> エーザイ 5870 102 3.33
<7272> ヤマハ発動機 1408 33 3.19
<4503> アステラス製薬 1730 19 3.11
<8801> 三井不動産 1578 29 2.84
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 40940 -220 -21.58
<9984> ソフトバンクG 9296 -87 -17.06
<4063> 信越化 6750 -94 -15.36
<4507> 塩野義製薬 6567 -239 -7.81
<6301> 小松製作所 4304 -219 -7.16
<6902> デンソー 2359 -45 -5.88
<9433> KDDI 4510 -30 -5.88
<6146> ディスコ 46750 -830 -5.43
<9843> ニトリHD 17510 -320 -5.23
<6367> ダイキン工業 22115 -155 -5.07
<2502> アサヒGHD 5542 -124 -4.05
<7741> HOYA 18790 -220 -3.60
<7751> キヤノン 4705 -73 -3.58
<1928> 積水ハウス 3698 -102 -3.33
<8058> 三菱商事 3143 -32 -3.14
<8697> JPX 3561 -85 -2.78
<6702> 富士通 2663 -82.5 -2.70
<6981> 村田製作所 3514 -32 -2.51
<6526> ソシオネクスト 3026 -65 -2.12
<4502> 武田薬品工業 4245 -58 -1.90
日経平均寄与度
TOPIX
現在値 2,754.45↑ (24/07/30 15:00)
前日比 -5.22 (-0.19％)
始値 2,742.03 (09:00) 前日終値 2,759.67 (24/07/29)
高値 2,757.47 (14:59) 年初来高値 2,946.60 (24/07/11)
安値 2,732.86 (11:05) 年初来安値 2,335.58 (24/01/04)
東証業種別ランキング：鉱業が下落率トップ 15:39 配信
鉱業が下落率トップ。そのほか銀行業、パルプ・紙、繊維業、金属製品なども下落。一方、不動産業が上昇率トップ。そのほか海運業、輸送用機器、サービス業、電気機器なども上昇。
業種名／現在値／前日比（％）
1. 不動産業 ／ 2,078.39 ／ 0.81
2. 海運業 ／ 1,723.31 ／ 0.77
3. 輸送用機器 ／ 4,688.16 ／ 0.72
4. サービス業 ／ 3,145.45 ／ 0.56
5. 電気機器 ／ 4,731.71 ／ 0.39
6. 保険業 ／ 2,706.73 ／ 0.25
7. 医薬品 ／ 3,999.9 ／ 0.22
8. 鉄鋼 ／ 759.58 ／ 0.19
9. 建設業 ／ 1,781.72 ／ 0.13
10. その他製品 ／ 5,283.92 ／ 0.11
11. その他金融業 ／ 1,090.11 ／ 0.03
12. ゴム製品 ／ 4,477.1 ／ 0.00
13. 倉庫・運輸関連業 ／ 2,946.08 ／ -0.04
14. 空運業 ／ 221.33 ／ -0.12
15. 証券業 ／ 626.91 ／ -0.13
16. 陸運業 ／ 1,969.47 ／ -0.25
17. 小売業 ／ 1,740.25 ／ -0.46
18. 化学工業 ／ 2,712.14 ／ -0.52
19. ガラス・土石製品 ／ 1,451.53 ／ -0.54
20. 情報・通信業 ／ 5,748.73 ／ -0.57
21. 電力・ガス業 ／ 552.01 ／ -0.58
22. 水産・農林業 ／ 585.34 ／ -0.59
23. 卸売業 ／ 3,992.06 ／ -0.60
24. 精密機器 ／ 12,221.59 ／ -0.63
25. 石油・石炭製品 ／ 1,873.04 ／ -0.64
26. 食料品 ／ 2,343.09 ／ -0.66
27. 非鉄金属 ／ 1,402.2 ／ -0.67
28. 機械 ／ 3,219.47 ／ -0.71
29. 金属製品 ／ 1,531.22 ／ -0.79
30. 繊維業 ／ 695.69 ／ -1.06
31. パルプ・紙 ／ 516.36 ／ -1.47
32. 銀行業 ／ 341.25 ／ -1.58
33. 鉱業 ／ 662.84 ／ -1.83
業種別（東証株価指数33業種）
JPX日経インデックス400
現在値 25,229.41↑ (24/07/30 15:00)
前日比 -41.87 (-0.17％)
始値 25,094.01 (09:00) 前日終値 25,271.28 (24/07/29)
高値 25,255.44 (14:59) 年初来高値 27,097.29 (24/07/11)
安値 25,019.40 (11:05) 年初来安値 21,088.93 (24/01/04)
東証プライム市場指数
現在値 1,417.71↑ (24/07/30 15:00)
前日比 -2.65 (-0.19％)
始値 1,411.11 (09:00) 前日終値 1,420.36 (24/07/29)
高値 1,419.24 (14:59) 年初来高値 1,516.57 (24/07/11)
安値 1,406.60 (11:05) 年初来安値 1,201.69 (24/01/04)
東証スタンダード市場指数
現在値 1,255.95↓ (24/07/30 15:00)
前日比 -11.48 (-0.91％)
始値 1,265.12 (09:00) 前日終値 1,267.43 (24/07/29)
高値 1,265.41 (09:01) 年初来高値 1,298.95 (24/07/17)
安値 1,255.02 (12:30) 年初来安値 1,166.04 (24/01/04)
東証グロース市場指数
現在値 833.99↓ (24/07/30 15:00)
前日比 -9.32 (-1.11％)
始値 841.64 (09:00) 前日終値 843.31 (24/07/29)
高値 841.92 (09:00) 年初来高値 986.46 (24/03/07)
安値 827.59 (11:05) 年初来安値 768.20 (24/05/30)
東証グロ－ス市場250指数は3日ぶりに反落、タイミーが一時公募価格割れ／グロース市況 17:08 配信
東証グロース市場指数：－9.32 ()
出来高3億2702万株：
売買代金1059億円：
東証グロース市場250指数：－8.65 ()
出来高1億8445万株：
売買代金587億円：
本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに3日ぶりに反落。値上がり銘柄数は196、値下り銘柄数は338、変わらずは42。 29日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は49.41ドル安（－0.12％）の40539.93ドル、ナスダックは12.32ポイント高（＋0.07％）の17370.20、S&P500は4.44ポイント高（＋0.08％）の5463.54で取引を終了した。企業の好決算を受けた買いが継続し、寄り付き後、上昇。主要経済指標の発表もなく動意乏しい中、連邦公開市場委員会（FOMC）を控え警戒感を受けた売りに押され、ダウは下落に転じた。ナスダックは主要ハイテク企業決算への期待感が根強く底堅く推移し相場はまちまちで終了。 米国株が高安まちまちのなか、プライム市場同様、グロース市場も売り優勢で取引を開始した。グロース市場指数、グロース市場250指数ともに下げ幅をじりじりと広げる展開となり、切り返した日経平均と比べるとグロース市場の弱さが目立った。先週上場したタイミー<215A>のさえない値動きなども影響し、売買代金は1000億円台と商いも低迷した。 個別では、FFRI<3692>が下落したほか、先週上場したタイミーが一時公募価格を割り込む場面が見られた。時価総額上位銘柄では、GENDA<9166>、シーユーシー<9158>、JTOWER<4485>が弱い。値下がり率上位には、ニッソウ<1444>、アンジェス<4563>、スマートドライブ<5137>がランクイン。 一方、坪田ラボ<4890>、WASHハウス<6537>、Amazia<4424>がストップ高となったほか、時価総額上位銘柄では、セーフィー<4375>、GMOフィナンシャルゲート<4051>、サンウェルズ<9229>が買われた。値上がり率上位には、ペルセウス<4882>、モダリス<4883>、ステラファーマ<4888>がランクイン。 東証グロース市場コア指数採用銘柄では、GENDA、シーユーシー、JTOWERのほか、フリー<4478>、ティーケーピー<3479>が売られた。 なお、グロース市場に上場したHeartseed<219A>の初値は公開価格を33.4％上回る1548円となった。
グロース250
現在値 646.37↓ (24/07/30 15:00)
前日比 -8.65 (-1.32％)
始値 653.57 (09:00) 前日終値 655.02 (24/07/29)
高値 653.84 (09:00) 年初来高値 787.23 (24/03/07)
安値 641.10 (11:05) 年初来安値 594.16 (24/05/30)
東証REIT指数
現在値 1,711.25↓ (24/07/30 15:00)
前日比 -10.06 (-0.58％)
始値 1,713.18 (09:00) 前日終値 1,721.31 (24/07/29)
高値 1,725.18 (09:29) 年初来高値 1,845.33 (24/01/23)
安値 1,707.22 (11:29) 年初来安値 1,657.57 (24/03/13)
日経平均VI
現在値 21.77↑ (24/07/30 15:20)
前日比 +0.34 (+1.59％)
始値 21.35 (09:00) 前日終値 21.43 (24/07/29)
高値 22.28 (11:36) 年初来高値 27.82 (24/04/19)
安値 21.34 (09:01) 年初来安値 15.72 (24/07/02)
日経VI：上昇、株価の下値堅く午後は警戒感が収束 16:05 配信
日経平均ボラティリティー・インデックス（投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数）は30日、前日比＋0.34（上昇率1.59％）の21.77と上昇した。なお、高値は22.28、安値は21.34。今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落して始まり、取引開始後は上値の重い展開となった。日経225先物は昨日760円上昇したことから、今日の下げは想定の範囲内との見方があったが、午前の時間帯は株価が軟調なことから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、日経VIは上昇を広げた。午後に入ると日経225先物は底堅い動きとなり、警戒感は次第に収束し、日経VIは上昇幅を縮め、終盤にかけて低下に転じる場面もあった。
大証ラージ
現在値 変化 時間
大証ラージ(日中) 38,450.00 +760.00 07/29
大証ラージ(夜間) 38,290.00 -160.00 06:00
限月 現在値 変化 前日 始値 高値 安値 出来高 時間
大証ミニ 24年08月限 38,300 -150 38,450 38,440 38,565 38,180 12,560 06:00
大証ミニ 24年09月限 38,285 -160 38,445 38,420 38,560 38,165 253,985 06:00
大証ミニ 24年10月限 38,175 +5 38,170 38,170 38,275 37,950 116 04:52
大証ラージ 24年09月限 38,290 -160 38,450 38,420 38,550 38,170 12,319 06:00
大証ラージ 24年12月限 38,100 -100 38,200 38,200 38,330 37,970 75 06:00
大証ラージ 25年03月限 38,000 -160 38,160 38,180 38,180 38,000 3 00:31
日経平均先物
現在値 38,290.00↓ (24/07/30 06:00)
前日比 -160.00 (-0.42％)
高値 38,550.00 (21:30) 始値 38,420.00 (16:30)
安値 38,170.00 (00:34) 前日終値 38,450.00 (24/07/29)
TOPIX先物
現在値 2,746.00↓ (24/07/30 06:00)
前日比 -6.50 (-0.24％)
高値 2,760.00 (19:25) 始値 2,752.50 (16:30)
安値 2,736.50 (00:34) 前日終値 2,752.50 (24/07/29)
JPX日経400先物
現在値 25,175.00↓ (24/07/30 06:00)
前日比 -20.00 (-0.08％)
高値 25,285.00 (19:33) 始値 25,235.00 (16:30)
安値 25,075.00 (00:35) 前日終値 25,195.00 (24/07/29)
グロース250先物
現在値 648.00↓ (24/07/30 06:00)
前日比 -4.00 (-0.61％)
高値 653.00 (16:30) 始値 653.00 (16:30)
安値 646.00 (00:27) 前日終値 652.00 (24/07/29)
NYダウ先物 円建
現在値 40,749.00↓ (24/07/30 06:00)
前日比 -171.00 (-0.42％)
高値 41,050.00 (22:34) 始値 40,900.00 (16:30)
安値 40,600.00 (23:35) 前日終値 40,920.00 (24/07/29)
CME日経平均先物 円建
現在値 38,290.00 (24/07/29 15:59 CST)
前日比 +55.00 (+0.14％)
高値 38,715.00 始値 38,255.00
安値 38,170.00 前日終値 38,235.00 (24/07/26)
日経先物 CME[ ¥=円建て(NIY) ＄=ドル建て(NKD) ]
限月 現在値 変化 前日 始値 高値 安値 出来高 時間
CME￥ 24年09月限 38,290 +55 38,235 29,560 05:59
CME＄ 24年09月限 38,360 +70 38,290 8,389 05:59
CME￥ 24年12月限 38,190 +155 38,035 3 01:27
CME＄ 24年12月限 38,615 +420 38,195 41 10:23
SGX日経平均先物
現在値 38,320.00↑ (24/07/30 05:12 SGT)
前日比 -90.00 (-0.23％)
高値 38,560.00 始値 38,425.00
安値 38,170.00 前日終値 38,410.00 (24/07/29)
日経先物 SGX
限月 現在値 変化 前日 始値 高値 安値 出来高
SGX 2024/09(日中) 38,410 0 37,700 0 0
SGX 2024/09(夜間) 38,320 -90 38,410 38,425 38,560 38,170 11,009
SGX 2024/12(日中) 38,175 0 37,465 0 0
SGX 2024/12(夜間) 38,160 -15 38,175 38,225 38,225 38,060 9
長期国債先物
現在値 143.180↓ (24/07/30 05:54)
前日比 +0.080 (+0.06％)
高値 143.290 (22:26) 始値 143.110 (15:30)
安値 143.060 (15:41) 前日終値 143.100 (24/07/29)
30日の日本国債市場概況：債券先物は143円37銭で終了 16:25 配信
＜円債市場＞
長期国債先物2024年9月限
寄付143円18銭 高値143円37銭 安値143円11銭 引け143円37銭
売買高総計22772枚
2年 463回 0.373％
5年 170回 0.586％
10年 375回 1.000％
20年 189回 1.781％
債券先物9月限は、143円18銭で取引を開始。米国の9月利下げ開始観測の高まりを受けた金利低下にともない買いが優勢になり、143円11銭から143円37銭まで上げた。現物債の取引では、全年限が買われた。
＜米国債概況＞
2年債は4.40％、10年債は4.18％、30年債は4.43％近辺で推移。
債券利回りはほぼ横ばい。（気配値）
＜その他外債市況・10年債＞
ドイツ国債は2.35％、英国債は4.05％、オーストラリア10年債は4.28％、NZ10年債は4.39％。（気配値）
日本国債3年
年利回り 0.436 (24/07/30 02:05)
前日比 -0.002
日本国債5年
年利回り 0.597 (24/07/30 02:05)
前日比 -0.004
日本国債10年
年利回り 1.019 (24/07/30 02:05)
前日比 -0.007
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
中国 上海総合指数
2,879.30 -12.54 -0.43% -2.97% -12.11% 17:29
中国 上海A株指数
3,018.15 -13.24 -0.44% -2.98% -12.12% 17:29
中国 深ｾﾝA株指数
1,630.88 -2.79 -0.17% -3.62% -24.05% 16:00
中国 深ｾﾝ成分指数
8,468.58 -46.07 -0.54% -4.30% -23.71% 16:00
中国 上海B株指数
232.78 +0.48 +0.21% +2.36% -15.39% 17:29
中国 深ｾﾝB株指数
1,106.89 -5.90 -0.53% -1.68% -8.78% 16:00
中国 上海50A株指数
2,335.31 -13.17 -0.56% -2.49% -11.78% 17:29
中国 上海180A株指数
7,487.95 -40.24 -0.53% -2.06% -11.99% 17:29
中国 上海新総合指数(G株)
2,433.09 -10.62 -0.43% -2.98% -12.10% 17:29
中国 創業板指数
1,630.95 -4.72 -0.29% -3.12% -26.52% 16:00
上海/ｼﾝｾﾝ CSI300指数
3,369.38 -21.36 -0.63% -2.67% -15.61% 16:00
中国 深ｾﾝ総合指数
1,559.51 -2.68 -0.17% -3.62% -24.02% 16:00
香港 ﾊﾝｾﾝ指数 17,002.91 -235.43 -1.37% -4.04% -14.69% 17:08
ﾊﾝｾﾝ中国企業株指数(H株) 5,986.69 -93.87 -1.54% -5.45% -12.14% 17:08
ﾊﾝｾﾝ中国ﾚｯﾄﾞﾁｯﾌﾟ指数 3,522.70 -56.91 -1.59% -8.91% -8.37% 17:08
韓国総合株価指数 2,738.19 -27.34 -0.99% -2.13% +4.98% 18:05
S&P･BSEｾﾝｾｯｸｽ 81,455.38 +99.54 +0.12% +3.07% +23.12% 21:20
ｲﾝﾄﾞCNX NIFTY指数 24,857.30 +21.20 +0.09% +3.53% +26.53% 20:44
加権指数 22,223.57 +59.08 +0.27% -3.51% +28.51% 15:30
S&P/ASX200指数 7,953.18 -36.46 -0.46% +2.39% +7.42% 15:56
NZX50種ｸﾞﾛｽ指数 12,391.05 +77.42 +0.63% +5.75% +2.78% 15:03
FTSEﾌﾞﾙｻﾏﾚｰｼｱKLCIｲﾝﾃﾞｯｸｽ 1,611.94 -12.62 -0.78% +1.37% +11.14% 18:05
ｼﾞｬｶﾙﾀ 総合指数 7,241.86 -47.03 -0.65% +2.52% +4.95% 18:00
ｼﾝｶﾞﾎﾟｰﾙ ST指数 3,441.77 -2.41 -0.07% +3.27% +2.01% 18:20
ﾀｲ SET指数 1,308.09 +0.88 +0.07% +0.55% -15.94% 19:03
ﾍﾞﾄﾅﾑ VN指数 1,245.06 -1.54 -0.12% -0.02% +3.10% 17:02
ﾌｨﾘﾋﾟﾝ 総合指数 6,606.36 -42.87 -0.64% +3.03% -0.29% 15:50
アジア株式市場サマリー 2024年7月30日午後 7:37
中国の優良株は２日続落し、香港株も下落した。中国経済の先行きに対する悲観的な見方が広がる一方、中国共産党の中央政治局会議への反応は限定的だった。
中国国家統計局は３１日に７月の製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ）を発表する。ロイター調査によると、好不況の分かれ目である５０を３カ月連続で割り込む見込みだ。
中国共産党は中央政治局会議を開き「積極的な財政政策と穏健な金融政策を実施する」意向を示した。具体的な措置は発表されなかった。 もっと見る
ピンポイント・アセット・マネジメントのチーフエコノミスト、張智威氏は「政府は内需が弱いことを認識している。問題は今年下半期に財政政策のスタンスが大きく変わり、経済成長をこれまでよりもはるかに強力に支援するかどうかだ」と述べた。
エネルギー株が下げを主導。ＣＳＩエネルギー指数(.CSIEN), opens new tabが２．７％安。香港上場の本土系石油・ガス株(.HSMOGI), opens new tabが２．９％安。前日の海外市場で原油価格が下落したことが嫌気された。
香港の不動産株(.HSNP), opens new tabも２．８％安。香港の商業用不動産大手の中間決算が予想を下回ったことが背景。
ソウル株式市場は３営業日ぶりに反落。米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）を控えて警戒感が広がっているほか、米半導体大手エヌビディア株の下落に半導体大手が連れ安となった。
ダイシン証券のアナリストは「市場はＦＲＢが９月に利下げする可能性を織り込んできたが、今は様子見ムードに転じている」と指摘した。
主要銘柄のうち、半導体大手のサムスン電子は０．２５％安、同業ＳＫハイニックスは３．４３％安。
自動車株は１％超の下落。
一方、電池メーカーのＬＧエナジー・ソリューションは１．０６％高。４ー６月期決算は減益となったサムスンＳＤＩは１．４８％安。
シドニー株式市場は３営業日ぶりに反落して引けた。金属相場安を背景に鉱業大手のＢＨＰグループとフォーテスキューが大きく下げ、鉱業株指数が約２年ぶりの安値を付けた。
鉱業株指数は２％安と、２０２２年１１月初旬以来の安値で引けた。ＢＨＰグループは１．３％安。同社とカナダ同業のルンディン・マイニングが、銅生産を手掛けるフィロ・コープを４５億カナダドル（約３２億５０００万ドル）で共同買収すると発表した。 もっと見る
鉄鉱石採掘で世界４位のフォーテスキュー(FMG.AX), opens new tabは１０％超下落し、２２年１１月中旬以来の安値を付けた。キャピタル・グループがフォーテスキュー株１９億豪ドル（約１２億４０００万ドル）相当を割安な価格で売却したと伝わったことが嫌気された。
ＩＴ株指数とエネルギー株指数は約１％安。産金株指数は１％超下げた。
終値
前日比
％
始値
高値
安値
コード
中国
上海総合指数
2879.2996
- 12.5457
- 0.43
2885.2152
2885.2152
2865.1493
(.SSEC)
前営業日終値
2891.8453
中国
ＣＳＩ３００指数
3369.382
-21.360
-0.63
3380.689
3380.689
3352.804
(.CSI300)
前営業日終値
3390.742
香港
ハンセン指数
17002.91
-235.43
-1.37
17194.37
17194.37
16971.60
(.HSI)
前営業日終値
17238.34
香港
ハンセン中国株指数
5986.69
-93.87
-1.54
6065.35
6065.35
5970.80
(.HSCE)
前営業日終値
6080.56
韓国
総合株価指数
2738.19
-27.34
-0.99
2744.40
2754.53
2732.82
(.KS11)
前営業日終値
2765.53
台湾
加権指数
22223.57
+59.08
+0.27
22040.04
22276.39
21833.85
(.TWII)
前営業日終値
22164.49
豪
Ｓ＆Ｐ／ＡＳＸ指数
7953.20
-36.40
-0.46
7989.60
7989.60
7894.30
(.AXJO)
前営業日終値
7989.60
シンガポール
ＳＴ指数
3441.77
-2.41
-0.07
3442.62
3453.08
3435.30
(.STI)
前営業日終値
3444.18
マレーシア
総合株価指数
1611.94
-12.62
-0.78
1624.78
1629.37
1611.94
(.KLSE)
前営業日終値
1624.56
インドネシア
総合株価指数
7241.864
-47.033
-0.65
7283.917
7292.555
7226.78
(.JKSE)
前営業日終値
7288.897
フィリピン
総合株価指数
6606.36
-42.87
-0.64
6658.95
6671.34
6569.86
(.PSI)
前営業日終値
6649.23
ベトナム
ＶＮ指数
1245.06
-1.54
-0.12
1246.60
1248.73
1236.97
(.VNI)
前営業日終値
1246.60
タイ
ＳＥＴ指数
1308.09
+0.88
+0.07
1311.95
1315.78
1306.22
(.SETI)
前営業日終値
1307.21
インド
ＳＥＮＳＥＸ指数
81455.40
+99.56
+0.12
81349.28
81815.27
81230.44
(.BSESN)
前営業日終値
81355.84
インド
ＮＳＥ指数
24857.30
+21.20
+0.09
24839.40
24971.75
24798.65
(.NSEI)
前営業日終値
24836.10
中国 上海総合指数 アジア株価 リアルタイムチャート
ニュージーランド ▲0.63% 12,391.05 +77.43H:12,435.96L:12,313.6207/30
[CFD] 日本 日経平均 38,665.90 日経比:+139▲0.36%H:38,737L:38,44721:45
中国 上海Ｂ株 ▲0.21% 232.78 +0.48H:232.94L:231.7907/30
中国 上海Ａ株 ▼0.44% 3,018.14 -13.24H:3,024.42L:3,003.3107/30
中国 深セン成分 ▼0.54% 8,468.58 -46.07H:8,488.52L:8,416.6007/30
中国 深センＢ株 ▼0.53% 1,106.89 -5.90H:1,114.65L:1,098.6107/30
中国 深センＡ株 ▼0.17% 1,630.88 -2.79H:1,634.78L:1,617.6507/30
[CFD] HangSeng サンデー 17,041.50 指数比:+38▲0.23%H:17,224L:16,95921:44
香港 レッドチップ指数 ▼1.66% 3,520.35 -59.26H:3,569.22L:3,510.8217:00
30日の中国本土市場概況：上海総合0.4％安で3日ぶり反落、資源株に売り 17:09 配信
30日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比12.55ポイント（0.43％）安の2879.30ポイントと3日ぶりに反落した。2月8日以来、約5カ月半ぶりの安値水準を切り下げている。
人民元安の進行が警戒される流れ。中国人民銀行（中央銀行）は30日朝方、人民元レートの対米ドル基準値を約8カ月ぶりの元安水準に設定している。中国本土からの資金流出が懸念された。中国景気の先行きも不安視。米金融大手のシティグループは29日、中国の2024年経済成長率予想を前年比5.0→4.8％に下方修正した。「足元で公表された中国経済指標は、経済活動が7月に弱まったことを示唆した」と指摘している。一方、注目の中央政治局会議は30日に開催された。会合で決定された下半期の経済政策については、ポジティブサプライスに欠けるとの見方が多く、相場を押し上げるには至っていない。また、今週は7月31日に7月の中国PMI（国家統計局などが集計）が公表される。内容を見極めたいとするスタンスも強まった。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、石油・石炭や非鉄など資源関連の下げが目立つ。中国海洋石油（600938/SH）が5.2％安、中国石油天然気（601857/SH）が3.9％安、陝西煤業（601225/SH）が2.6％安、中国神華能源（601088/SH）が2.5％安、中国アルミ（601600/SH）が3.4％安、洛陽モリブデン（603993/SH）が2.7％安で引けた。商品市況安が逆風。昨夜のNY商品取引所では、WTI原油先物が1.7％安と続落し、一時は6月上旬以来の安値を付けた。また、30日の上海期貨交易所（上海商品先物取引所）では、アルミなど主要産品が安く推移している。
自動車株も安い。安徽江淮汽車集団（600418/SH）が3.9％、長城汽車（601633/SH）が3.4％、広州汽車集団（601238/SH）が1.5％ずつ下落した。公益株、医薬株、海運株、銀行・保険株なども売られている。
半面、不動産株はしっかり。万業企業（600641/SH）が4.2％、中華企業（600675/SH）が2.7％、信達地産（600657/SH）が2.5％、緑地HD（600606/SH）が2.2％ずつ上昇した。半導体株、空運株、インフラ関連株の一角も買われている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.48ポイント（0.21％）高の232.78ポイント、深センB株指数が5.90ポイント（0.53％）安の1106.89ポイントで終了した。
亜州リサーチ(株）
30日の香港市場概況:ハンセン1.4％安で3日ぶり反落、恒隆地産12％下落 18:00 配信
30日の香港市場は、主要82銘柄で構成されるハンセン指数が前日比235.43ポイント（1.37％）安の17002.91ポイントと3日ぶりに反落し、本土企業株で構成される中国本土株指数（旧H株指数）も93.87ポイント（1.54％）安の5986.69ポイントと反落した。ハンセン指数は4月23日以来、約3カ月ぶりの安値水準を切り下げている。売買代金は899億7590万香港ドルと低水準が続いた（29日は847億2820万香港ドル）。
投資家の慎重スタンスが再び強まる流れ。中国景気の先行きが改めて不安視された。米金融大手のシティグループは29日、2024年の中国GDP成長率予想を前年比5.0→4.8％に下方修正。「足元で公表された中国経済指標は、経済活動が7月に弱まったことを示唆した」などと指摘した。米国の金融政策も気がかり。米国では30～31日に米連邦準備理事会（FRB）が米連邦公開市場委員会（FOMC）を開き、政策金利を発表する。パウエルFRB議長の会見内容が注目される状況だ。一方、注目の中央政治局会議は30日に開催された。会合で決定された下半期の経済政策については、ポジティブサプライスに欠けるとの見方が多く、相場を押し上げるには至っていない。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、不動産開発大手の恒隆地産（101/HK）が11.7％安、自動車ディーラー大手の中升集団HD（881/HK）が7.0％安、乳製品メーカー中国大手の中国蒙牛乳業（2319/HK）が6.5％安と下げが目立った。香港の恒隆地産については、昼に公表した中間決算の56％減益が嫌気されている。後場に入り急落した。
セクター別では、石油や非鉄など資源関連が安い。中国海洋石油（883/HK）が3.3％、中国石油天然気（857/HK）が3.2％、中国宏橋集団（1378/HK）が3.6％、中国アルミ（2600/HK）が3.2％、江西銅業（358/HK）が2.2％ずつ下落した。商品市況安が逆風。昨夜のNY商品取引所では、WTI原油先物が1.7％安と続落し、一時は6月上旬以来の安値を付けている。30日の上海期貨交易所（上海商品先物取引所）でも、アルミや銅などの主要産品が値下がりした。
自動車セクターもさえない。上記したディーラーのほかメーカーの浙江零ホウ科技（9863/HK）が4.0％安、小鵬汽車（9868/HK）が3.8％安、蔚来集団（9866/HK）が3.0％安、比亜迪（BYD：1211/HK）が2.9％安で引けた。
スマートフォン部材・組立の銘柄群も売られる。舜宇光学科技（2382/HK）が5.8％安、高偉電子（1415/HK）が4.0％安、瑞声科技HD（2018/HK）が3.6％安、富智康集団（2038/HK）が3.7％安、比亜迪電子（BYD電子：285/HK）が2.8％安で取引を終えた。
一方、本土市場は3日ぶりに反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.43％安の2879.30ポイントで取引を終了した。石油・石炭や非鉄など資源株が安い。自動車株、公益株、医薬株、海運株、銀行・保険株なども売られた。半面、不動産株は高い。半導体株、空運株、インフラ関連株の一角も買われている。
亜州リサーチ(株）
