東京マーケット・サマリー
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後5時現在 113.53/55 1.1288/92 128.18/22
NY午後5時 113.38/39 1.1311/15 128.30/34
午後5時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル高/円安の113円半ば。日経平均の上昇でリスク選好ムードが広がり午前中はドル高地合いとなったが、午後以降は徐々に様子見姿勢が広がった。今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、取引に慎重な市場参加者が多いという。
<株式市場>
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 28640.49 +202.72 28705.26 28593.45─28793.32
TOPIX 1978.13 +2.65 1991.47 1976.82─1993.44
東証出来高(万株) 95579 東証売買代金(億円) 22225.54
東京株式市場で日経平均は反発した。注目されていた前週末の米消費者物価指数(CPI)発表後の米株市場の上昇が好感され、幅広く物色される展開となった。買いが一巡した後は、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることもあって積極的な売り買いはみられず、後半は見送りムードが強く小動きに終始した。
東証1部の騰落数は、値上がり918銘柄に対し、値下がりが1144銘柄、変わらずが121銘柄だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.009%
ユーロ円金先(22年3月限) 0.000 (変わらず)
安値─高値 0.000─0.000
3カ月物TB ───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.009%になった。「週末要因はなくなったが、調達意欲の強い地合いが続いた」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。
<円債市場>
国債先物・22年3月限 151.97 (+0.07)
安値─高値 151.93─151.99
10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.045% (-0.005)
安値─高値 0.045─0.045%
国債先物3月限は前営業日比7銭高の151円97銭と反発して取引を終えた。買いが先行したが、日米欧の中銀会合を控え様子見気分も強く、閑散だった。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比0.5bp低下の0.045%。
<スワップ市場> 17時44分現在の気配
2年物 0.05─-0.05
3年物 0.05─-0.04
4年物 0.06─-0.03
5年物 0.06─-0.03
7年物 0.09─-0.01
10年物 0.14─0.04
日経平均は202円高と3日ぶり大幅反発、買い一巡後は伸び悩む、FOMCにらみ手控え=13日後場/国内市況ニュース/モーニングスター 2021/12/13 15:19
13日後場の日経平均株価は前週末比202円72銭高の2万8640円49銭と3営業日ぶりに大幅反発。朝方は、買いが先行した。米11月CPI(消費者物価指数)の上昇は想定内となり、前週末の米国株式が上昇した流れを受け、投資家心理が改善。時間外取引での米株価指数先物高も支えとなり、前場中盤には2万8793円32銭(前週末比355円55銭高)まで上昇した。ただ、一巡後は戻り売りや利益確定売りに抑えられ、後場終盤にかけて伸び悩んだ。その後持ち直したが、戻りは限定された。FOMC(米連邦公開市場委員会、14-15日開催)をにらみ、積極的な売買は手控えられた。
東証1部の出来高は9億5579万株、売買代金は2兆2225億円。騰落銘柄数は値上がり918銘柄、値下がり1144銘柄、変わらず121銘柄。
市場からは「朝高後は伸び切れず、200日移動平均線を前に利益確定売りが出た。基本的にFOMCを見極めたいということだ。ただ、仮に結果を受けて振れたとしても、劇的なサプライズは考えにくく、トレンドを変えるほどのことはないだろう」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、川崎汽<9107>、郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株が堅調。東京海上<8766>、第一生命HD<8750>、T&DHD<8795>などの保険株や、オリックス<8591>、三菱HCキャピタル<8593>などのその他金融株も高い。ブリヂス<5108>、住友ゴム<5110>などのゴム製品株も引き締まった。ダイキン<6367>、DMG森精機<6141>などの機械株や、信越化<4063>、日東電工<6988>などの化学株も値を上げた。東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、ファナック<6954>などの電機株も買われ、アサヒ<2502>、ヤクルト<2267>、東洋水産<2875>などの食料品株も物色された。
半面、トヨタ<7203>、ヤマハ発動機<7272>などの輸送用機器株が軟調。三井不<8801>、住友不<8830>などの不動産株や、リクルートHD<6098>、HIS<9603>などのサービス株も安い。デサント<8114>、オンワードHD<8016>などの繊維製品株や、東電力HD<9501>、九州電力<9508>などの電気ガス株も売られた。
個別では、三井ハイ<6966>がストップ高となり、ファーストロジック<6037>、広済堂HD<7868>、高千穂交<2676>、サイバネット<4312>などの上げも目立った。半面、シーイーシー<9692>、トビラS<4441>、エイチーム<3662>、フリービット<3843>、アセンテック<3565>などの下げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、19業種が上昇した。
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
TOPIX 500 INDEX (東証) 1,538.99 +2.33 +0.15% -3.03% +11.42% 15:00
TOPIX 100 INDEX (東証) 1,309.32 +1.32 +0.10% -2.69% +13.82% 15:00
日経平均株価 28,640.49 +202.72 +0.71% -3.27% +7.46% 15:15
日経500平均 2,830.30 +12.25 +0.43% -2.47% +7.36% 15:15
TOPIX (東証株価指数) 1,978.13 +2.65 +0.13% -3.06% +11.01% 15:00
日経300指数 415.19 +0.51 +0.12% -3.21% +11.67% 15:15
東証REIT指数 2,048.96 -22.20 -1.07% -0.56% +19.82% 15:00
JASDAQ インデックス 179.57 +0.66 +0.37% -3.99% -0.23% 15:00
TOPIX CORE 30 IDX (東証) 969.20 -1.06 -0.11% -2.17% +17.17% 15:00
東証マザーズ指数 1,023.66 -6.88 -0.67% -10.02% -13.70% 15:00
TOPIX SMALL INDEX (東証) 2,346.20 -1.11 -0.05% -3.42% +8.68% 15:00
TOPIX MID 400 INDX (東証) 2,123.31 +5.59 +0.26% -3.75% +6.21% 15:00
日経ジャスダック平均 3,910.23 +3.35 +0.09% -2.01% +5.77% 15:00
東証2部 株価指数 7,498.17 +11.86 +0.16% -2.54% +13.09% 15:00
TOPIX LARGE 70 IDX (東証) 1,998.91 +8.03 +0.40% -3.42% +9.39% 15:00
中国 上海総合指数 3,681.08 +14.73 +0.40% +4.01% +9.98% 17:30
中国 上海A株指数 3,858.42 +15.45 +0.40% +4.03% +9.97% 17:30
中国 深センA株指数 2,680.87 +15.99 +0.60% +3.84% +15.19% 16:00
中国 深セン成分指数 15,212.49 +100.93 +0.67% +3.45% +11.10% 16:00
中国 上海B株指数 286.48 +0.86 +0.30% +5.44% +21.02% 17:30
中国 深センB株指数 1,202.89 +0.85 +0.07% +3.48% +16.07% 16:00
中国 上海50A株指数 3,366.07 +12.44 +0.37% +4.52% -1.80% 17:30
中国 上海180A株指数 10,405.13 +44.13 +0.43% +3.96% +3.26% 17:30
中国 上海新総合指数(G株) 3,110.77 +12.45 +0.40% +4.01% +9.96% 17:30
中国 創業板指数 3,496.96 +30.16 +0.87% +1.95% +30.11% 16:00
上海/シンセン CSI300指数 5,083.80 +28.68 +0.57% +4.00% +3.97% 16:00
中国 深セン総合指数 2,561.91 +15.26 +0.60% +3.84% +15.20% 16:00
日経平均
現在値 28,640.49↓ (21/12/13 15:15)
前日比 +202.72 (+0.71%)
始値 28,705.26 (09:00) 前日終値 28,437.77 (21/12/10)
高値 28,793.32 (10:07) 年初来高値 30,795.78 (21/09/14)
安値 28,593.45 (14:32) 年初来安値 26,954.81 (21/08/20)
日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は3日ぶり反発、ファーストリテと東エレクの2銘柄で約91円押し上げ 16:38 配信 フィスコ
13日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり125銘柄、値下がり89銘柄、変わらず11銘柄となった。
日経平均は3日ぶり反発。10日の米国市場でNYダウは反発し、216ドル高となった。11月の消費者物価指数(CPI)が39年ぶりの高い伸びを記録したが、市場予想とほぼ一致し、インフレや金融引き締め加速への警戒感が和らいだ。週明けの日経平均もこうした流れを引き継いで267円高からスタートすると、前場中ごろには一時28793.32円(前週末比355.55円高)まで上昇。ただ、14~15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に積極的な買いは手控えられ、やや上値の重い展開となった。
大引けの日経平均は前週末比202.72円高の28640.49円となった。東証1部の売買高は9億5579万株、売買代金は2兆2225億円だった。業種別では、海運業、保険業、その他金融業が上昇率上位だった。一方、輸送用機器、不動産業、サービス業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の42%、対して値下がり銘柄は52%となった。
値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東エレク<8035>となり、2銘柄で日経平均を約91円押し上げた。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップは川崎汽船<9107>で4.97%高、同2位はバンナムHD<7832>で2.68%高だった。川崎汽船は、東海東京証券が投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価も3980円から11850円にまで引き上げている。
一方、値下がり寄与トップはリクルートHD<6098>、同2位はトヨタ<7203>となり、2銘柄で日経平均を約35円押し下げた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップもリクルートHDで3.66%安、同2位はGSユアサ<6674>で2.92%安だった。
*15:00現在
日経平均株価 28640.49(+202.72)
値上がり銘柄数 125(寄与度+268.96)
値下がり銘柄数 89(寄与度-66.24)
変わらず銘柄数 11
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 69760 1760 +62.03
<8035> 東エレク 62690 850 +29.96
<6857> アドバンテ 10370 240 +16.92
<6367> ダイキン 26910 440 +15.51
<4063> 信越化 19805 335 +11.81
<9984> ソフトバンクG 5571 53 +11.21
<7832> バンナムHD 9230 241 +8.49
<6954> ファナック 24240 210 +7.40
<6971> 京セラ 7192 104 +7.33
<4543> テルモ 4729 51 +7.19
<2413> エムスリー 5893 80 +6.77
<4519> 中外薬 3747 47 +4.97
<6506> 安川電 5850 140 +4.93
<6762> TDK 4620 45 +4.76
<6645> オムロン 11875 125 +4.41
<6981> 村田製 8905 135 +3.81
<9735> セコム 7898 108 +3.81
<6988> 日東電 8590 90 +3.17
<9613> NTTデータ 2405 16 +2.82
<4523> エーザイ 6783 69 +2.43
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<6098> リクルートHD 6658 -253 -26.75
<7203> トヨタ 2002 -50 -8.81
<4901> 富士フイルム 8515 -93 -3.28
<6305> 日立建 3285 -80 -2.82
<7272> ヤマハ発 2912 -48 -1.69
<6301> コマツ 2664.5 -45 -1.59
<7267> ホンダ 3165 -20 -1.41
<3382> 7&iHD 4939 -32 -1.13
<4503> アステラス薬 1771.5 -5.5 -0.97
<8830> 住友不 3425 -27 -0.95
<7270> SUBARU 2065.5 -22 -0.78
<8801> 三井不 2365.5 -22 -0.78
<6501> 日立 6434 -106 -0.75
<9766> コナミHD 5850 -20 -0.70
<8001> 伊藤忠 3440 -20 -0.70
<1928> 積水ハウス 2350.5 -19 -0.67
<7974> 任天堂 53620 -180 -0.63
<1963> 日揮HD 973 -17 -0.60
<4506> 大日住薬 1319 -17 -0.60
<9064> ヤマトHD 2708 -15 -0.53
TOPIX
現在値 1,978.13↓ (21/12/13 15:00)
前日比 +2.65 (+0.13%)
始値 1,991.47 (09:00) 前日終値 1,975.48 (21/12/10)
高値 1,993.44 (09:01) 年初来高値 2,120.18 (21/09/14)
安値 1,976.82 (14:32) 年初来安値 1,776.60 (21/01/04)
東証業種別ランキング:海運業が上昇率トップ 15:46 配信 フィスコ
海運業が上昇率トップ。そのほか保険業、その他 金融業、ゴム製品、機械なども上昇。一方、輸送用機器が下落率トップ。そのほか不動産業、サービス業、繊維業、電力・ガス業なども下落。
業種名/現在値/前日比(%)
1. 海運業 / 945.59 / 2.53
2. 保険業 / 1,121.28 / 1.44
3. その他金融業 / 718.92 / 0.90
4. ゴム製品 / 3,423.24 / 0.75
5. 機械 / 2,321.73 / 0.58
6. 電気機器 / 4,037.07 / 0.53
7. 化学工業 / 2,285.37 / 0.53
8. 食料品 / 1,685.45 / 0.50
9. 情報・通信業 / 4,729.16 / 0.45
10. 医薬品 / 2,924.81 / 0.37
11. パルプ・紙 / 498.13 / 0.29
12. その他製品 / 3,541.13 / 0.28
13. 非鉄金属 / 964.09 / 0.28
14. 精密機器 / 11,256.07 / 0.17
15. 銀行業 / 143.83 / 0.17
16. 陸運業 / 1,778.21 / 0.15
17. ガラス・土石製品 / 1,196.93 / 0.08
18. 鉄鋼 / 429.86 / 0.08
19. 証券業 / 381.57 / 0.06
20. 建設業 / 1,125.42 / -0.03
21. 卸売業 / 1,886.92 / -0.04
22. 鉱業 / 285.36 / -0.06
23. 倉庫・運輸関連業 / 1,838.42 / -0.08
24. 水産・農林業 / 443.6 / -0.14
25. 金属製品 / 1,335.76 / -0.29
26. 小売業 / 1,312.6 / -0.32
27. 空運業 / 184.36 / -0.32
28. 石油・石炭製品 / 995.78 / -0.39
29. 電力・ガス業 / 327.53 / -0.44
30. 繊維業 / 575.32 / -0.61
31. サービス業 / 3,038.21 / -0.82
32. 不動産業 / 1,381.29 / -0.85
33. 輸送用機器 / 3,361.31 / -1.23
業種別(東証株価指数33業種)
JPX日経インデックス400
現在値 17,877.14↓ (21/12/13 15:00)
前日比 +41.06 (+0.23%)
始値 17,992.60 (09:00) 前日終値 17,836.08 (21/12/10)
高値 18,016.61 (09:05) 年初来高値 19,181.57 (21/09/14)
安値 17,866.94 (14:32) 年初来安値 16,082.48 (21/01/04)
JASDAQ平均
現在値 3,910.23↑ (21/12/13 15:00)
前日比 +3.35 (+0.09%)
始値 3,918.46 (09:00) 前日終値 3,906.88 (21/12/10)
高値 3,923.24 (09:03) 年初来高値 4,113.94 (21/09/14)
安値 3,903.08 (14:32) 年初来安値 3,692.19 (21/01/04)
JASDAQ平均は小反発、買い一巡後は上値の重い展開に/JASDAQ市況 16:18 配信 フィスコ
JASDAQ平均:3,910.23 (+3.35)
出来高:6634万株
売買代金:598億円
J-Stock Index:3,818.59 (+20.82)
本日のJASDAQ市場は、JASDAQ平均は小幅に反発、J-Stock Index、JASDAQ-TOP20はそろって反発した。値上がり銘柄数は261(スタンダード250、グロース11)、値下り銘柄数は332(スタンダード309、グロース23)、変わらずは57(スタンダード54、グロース3)。
本日のJASDAQ市場は買い一巡後に上値の重い展開となった。前週末10日の米株式市場のダウ平均は反発。11月消費者物価指数(CPI)の大幅な上昇は想定内と受け止められ、買いが広がった。また、長期金利が低下したためハイテク株への物色が目立ちナスダック総合指数も反発した。主要株価指数がそろって上昇した米株市場を受け、本日のJASDAQ平均は上昇してスタートしたが、直後に上げ幅を大きく縮小した。その後は下げ渋ったものの上値の重い展開が続き、後場では一時マイナス圏に転落、大引けにかけて再度プラス圏に浮上したが小幅な上昇にとどまった。米CPIを無難通過した安心感や米ハイテク株高を好感して買いが先行したが、14日からの米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に積極的に買い進む動きは乏しく上値は重かった。また、週半ばにかけてブックビルディングの期限を迎える12月後半のIPOが多いため、換金売りが出やすくマザーズ指数は軟調に推移し、JASDAQ市場にも売り気が波及したようだ。ただ、材料が出た個別株へ物色は向かい、代表銘柄で構成されるJASDAQ-TOP20は終日プラス圏で堅調に推移しており、JASDAQ平均を下支えした。
個別では、穴吹興産<8928>によってTOBが実施されるクリエアナブキ<4336>が15%高のストップ高に、22年10月期の業績予想を発表し、これが好感されたソフトウェア・サービス<3733>が13%高となった。また、資本・業務提携先であるクラウドバンクの株式を追加取得すると発表した第一商品<8746>が10%高、時価総額上位銘柄では、ハーモニック<6324>やアンビス<7071>が堅調に推移した。値上がり率上位にはアミタホールディングス<2195>、ANAP<3189>、フルヤ金属<7826>などが顔を出した。
一方、第1四半期決算の進捗遅れを懸念されたランドネット<2991>が18%安のストップ安で値下り率トップに、前週末に続いて利食い売りが優勢となった白鳩<3192>が14%安となった。時価総額上位銘柄では、ユニバーサル<6425>やフクダ電子<6960>などが冴えなかった。値下り率上位にはOSGコーポレーション<6757>、UFHD<4235>、シーズメン<3083>などが顔を出した。 JASDAQ-TOP20では、田中化学研究所<4080>、ワークマン<7564>、ウエストHD<1407>などが上昇した。
マザーズ指数
現在値 1,023.66↓ (21/12/13 15:00)
前日比 -6.88 (-0.67%)
始値 1,036.26 (09:00) 前日終値 1,030.54 (21/12/10)
高値 1,044.45 (09:05) 年初来高値 1,340.38 (21/02/16)
安値 1,018.78 (14:32) 年初来安値 993.29 (21/08/18)
マザーズ指数は3日続落、朝高後は終日冴えない展開、換金売りも目立つ/マザーズ市況 15:58 配信 フィスコ
本日のマザーズ指数は3営業日続落となった。日経平均と同様に上昇して始まったマザーズ指数だったが、1044.45ptをきょうの高値に失速すると、前場の早い段階でマイナス転換。大引けにかけて若干戻したものの、終日冴えない展開が続いた1日だった。
なお、マザーズ指数は3営業日続落、売買代金は概算で1881.51億円。騰落数は、値上がり103銘柄、値下がり278銘柄、変わらず17銘柄となった。
個別では、直近IPOのサイエンスアーツ<4412>がマザーズ売買代金トップにランクイン。前週に22年7月期予想を大幅に上方修正したことが引き続き材料視されたビジョナル<4194>やメタバース関連の一角のエスユーエス<6554>、22年4月期の上期予想を上方修正したフロンティアインターナショナル<7050>、ジャーマン・アクセラレーターが同社グループのArtisenseのシンガポールへの事業進出を支援、重要なマイルストーンを達成したと発表したKudan<4425>などが大幅高に。その他、メルカリ<4385>、JTOWER<4485>、ACSL<6232>、HENNGE<4475>などが買われた。
一方、IPOラッシュを控えていることもあり、直近IPOのGRCS<9250>やボードルア<4413>、CINC<4378>などが急落。個人投資家の資金を集めていたFRONTEO<2158>やグローバルウェイ<3936>も売りに押された。その他、ENECHANGE<4169>、そーせい<4565>、セルソース<4880>、INCLUSIVE<7078>、コアコンセプト・テクノロジー<4371>などが売られた。
東証REIT指数
現在値 2,048.96↓ (21/12/13 15:00)
前日比 -22.20 (-1.07%)
始値 2,067.12 (09:00) 前日終値 2,071.16 (21/12/10)
高値 2,072.71 (09:41) 年初来高値 2,200.02 (21/07/13)
安値 2,047.03 (14:06) 年初来安値 1,750.45 (21/01/06)
日経平均VI
現在値 19.78↓ (21/12/13 15:20)
前日比 -0.98 (-4.72%)
始値 19.72 (09:00) 前日終値 20.76 (21/12/10)
高値 20.16 (14:32) 年初来高値 30.91 (21/12/06)
安値 19.40 (09:23) 年初来安値 14.90 (21/09/21)
日経VI:低下、米CPI発表通過で警戒感後退し概ね20を下回って推移 16:00 配信 フィスコ
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13日、前日比-0.98(低下率4.72%)の19.78と低下した。なお、高値は20.16、安値は19.40。
先週末の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が上昇した流れを引き継ぎ、今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。市場では、先週末の米11月CPI発表を通過したことで、安心感が広がりやすくなり、また、堅調な株価推移も相俟って、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが後退し、今日の日経VIは概ね、不安心理の高まった状態の基準とされる20を下回った水準で推移した。終値で20を下回ったのは11月25日以来。
東証2部指数
現在値 7,498.17↓ (21/12/13 15:00)
前日比 +11.86 (+0.16%)
始値 7,515.53 (09:00) 前日終値 7,486.31 (21/12/10)
高値 7,530.08 (09:03) 年初来高値 7,896.33 (21/09/14)
安値 7,482.58 (12:44) 年初来安値 6,523.55 (21/01/04)
日経平均先物
現在値 28,560.00↓ (21/12/11 06:00)
前日比 +180.00 (+0.63%)
高値 28,590.00 (22:42) 始値 28,380.00 (16:30)
安値 28,370.00 (16:30) 前日終値 28,380.00 (21/12/10)
TOPIX先物
現在値 1,985.00↓ (21/12/11 06:00)
前日比 +11.50 (+0.58%)
高値 1,987.00 (22:43) 始値 1,973.00 (16:30)
安値 1,971.50 (16:42) 前日終値 1,973.50 (21/12/10)
JPX日経400先物
現在値 17,940.00↑ (21/12/11 06:00)
前日比 +140.00 (+0.79%)
高値 17,945.00 (22:44) 始値 17,805.00 (16:30)
安値 17,805.00 (16:30) 前日終値 17,800.00 (21/12/10)
東証マザーズ指数先物
現在値 1,014.00↓ (21/12/11 06:00)
前日比 +7.00 (+0.70%)
高値 1,018.00 (22:43) 始値 1,009.00 (16:30)
安値 1,003.00 (01:31) 前日終値 1,007.00 (21/12/10)
NYダウ先物 円建
現在値 35,947.00↑ (21/12/11 06:00)
前日比 +225.00 (+0.63%)
高値 35,970.00 (22:41) 始値 35,741.00 (16:41)
安値 35,710.00 (01:13) 前日終値 35,722.00 (21/12/10)
CME日経平均先物 円建
現在値 28,565.00↑ (21/12/10 16:38 CST)
前日比 -5.00 (-0.02%)
高値 28,635.00 始値 28,570.00
安値 28,330.00 前日終値 28,570.00 (21/12/09)
SGX日経平均先物
現在値 28,580.00↓ (21/12/11 05:13 SGT)
前日比 +180.00 (+0.63%)
高値 28,590.00 始値 28,395.00
安値 28,340.00 前日終値 28,400.00 (21/12/10)
長期国債先物
現在値 151.900↓ (21/12/11 05:54)
前日比 -0.030 (-0.02%)
高値 152.030 (01:09) 始値 151.920 (15:30)
安値 151.900 (05:54) 前日終値 151.930 (21/12/10)
13日の日本国債市場概況:債券先物は151円97銭で終了 17:27 配信 フィスコ
<円債市場>
長期国債先物2022年3月限
寄付151円99銭 高値151円99銭 安値151円93銭 引け151円97銭
売買高総計9028枚
2年 431回 -0.105%
5年 149回 -0.095%
10年 364回 0.050%
20年 178回 0.450%
債券先物3月限は、151円99銭で取引を開始。前週末NY市場での米長期金利低下を受けて買いが先行したが、日経平均株価の上昇を受けて売られたとみられ、151円93銭まで下げた。その後は新たな材料が見当たらないなか、小動きになった。12月調査日銀短観の発表には反応薄だったとのこと。現物債の取引では、2年債が売られ、5年債、10年債、20年債が買われた。
<米国債概況>
2年債は0.66%、10年債は1.49%、30年債は1.88%近辺で推移。
債券利回りはやや上昇。(気配値)
<その他外債市況・10年債>
ドイツ国債は-0.34%、英国債は0.73%、オーストラリア10年債は1.59%、NZ10年債は2.41%。(気配値)
日本国債3年
年利回り -0.079 (21/12/11 02:51)
前日比 +0.033
日本国債5年
年利回り -0.018 (21/12/11 02:46)
前日比 +0.066
日本国債10年
年利回り 0.049 (21/12/11 02:50)
前日比 -0.004
アジア株式市場サマリー
東南アジア株式市場は大半が上昇して引けた。新型コロナウイルスのオミクロン変異株の影響に対する警戒が後退する中、投資家は世界の中央銀行が今週開く政策会合に注目している。
中国株式市場は反発して引けた。中央経済工作会議を受けて、追加の景気刺激策に対する期待が高まった。インフラ関連株が買われた。
会議では2022年に経済を安定させ、成長率を合理的な範囲内に維持することに注力するとの公式声明を発表。減税、インフラ投資の前倒し、クロスシクリカル(跨周期)政策調整の強化に踏み切る。
ただ、観光株と輸送株は下落。浙江省の新型コロナウイルスのクラスター(集団感染)が嫌気された。同省の感染防止対策強化を受けて、上場企業
10社以上が感染地域で生産を停止したと表明。株価が急落した。
キャピタル・エコノミクスのアジア担当チーフエコノミスト、マーク・ウィリアムズ氏は、中央経済工作会議について「政策支援が強化されることは、ほぼ間違いない」と指摘した。
インフラ関連株が2.5%上昇。積極財政を通じて道路・鉄道・データセンターの建設が加速されるとの見方が浮上した。
ANZのエコノミストは「特別地方債の新たな発行枠が近く認められるだろう」と述べた。
不動産株は下落。「住宅は住むものであり投機の対象ではない」と当局が改めて表明したことが嫌気された。
野村の中国担当チーフエコノミスト、陸挺氏は「不動産規制が180度転換されたわけではない。当局にとって、そのような転換は難しいだろう」と述べた。
香港株式市場は前場の上昇から値を消し、下落して引けた。景気刺激策に対する期待があったものの、中国不動産セクターへの懸念が優勢となった。
後場に強気ムードが後退。不動産開発の世茂集団が財務への懸念から12%安となり、2012年1月以来の安値を付けた。
経営難に陥っている中国恒大集団も最安値更新。
ソウル株式市場は続落して引けた。約7週間ぶりの高値まで上昇した後、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて利食い売りが出た
総合株価指数(KOSPI)は前週末終値比0.28%安で終了。一時は韓国の貿易統計を好感し、1.12%高と10月27日以来の高値を付けた。
今月1ー10日の韓国の輸出は前年同期比20.4%増となった。
一方、洪楠基・副首相兼企画財政相は、韓国の環太平洋連携協定(TPP)加入申請に向けて準備に着手する方針を発表した。
主力銘柄は、半導体大手のサムスン電子が0.13%安。プラットフォーム企業のネイバーは1.14%安、製薬大手のサムスン・バイオロジクスは3.22%安。
海外勢は1369億ウォン(約1億1589万ドル)相当の売り越し。
シドニー株式市場は反発して引けた。エネルギー株と鉱業株の上昇が相場を支援した。新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」が世界の経済成長に及ぼす影響は限定的との見方が強まり、コモディティー(商品)相場を押し上げたことが背景。
エネルギー株指数は、原油相場の上昇を追い風に1.68%高。主力銘柄のビーチ・エナジーは3.4%高、ウォーリーは2.7%高。
鉱業株指数は1.89%高。中国の鉄鉱石先物相場が好調な需要見通しを受けて反発したことが好感された。リオティントとBHPグループ、フォーテスキュー・メタルズは2.6ー3.1%高。
個別銘柄では、不動産投資会社のチャーター・ホールが3.1%上昇し、過去最高値を付けた。ここ2カ月で2回目となる業績予想の上方修正が材料視され、上昇率が指数構成銘柄で目立った。
保険株は下落。証券各社がインシュアランス・オーストラリア・グループ(IAG)の株価判断を「セル」に引き下げたことが嫌気された。IAGの株価は3.6%安と、約9年ぶりの安値。競合他社のQBEインシュアランス・グループとサンコープはそれぞれ3.3%安、1.1%安となった。
終値 前日比 % 始値 高値 安値
中国 上海総合指数 3681.0820 + 14.7341 + 0.40 3686.9368 3708.9424 3678.0583 前営業日終値 3666.3479
中国 CSI300指数 5083.801 +28.684 +0.57 5090.021 5143.841 5079.728 前営業日終値 5055.117
香港 ハンセン指数 23954.58 -41.14 -0.17 24242.26 24385.44 23936.93 前営業日終値 23995.72
香港 ハンセン中国株指数 8551.14 -27.19 -0.32 8671.52 8737.65 8541.79 前営業日終値 8578.33
韓国 総合株価指数 3001.66 -8.57 -0.28 3019.67 3043.83 3000.51 前営業日終値 3010.23
台湾 加権指数 17767.60 -58.66 -0.33 17841.03 17919.35 17767.60 前営業日終値 17826.26
豪 S&P/ASX指数 7379.30 +25.80 +0.35 7353.50 7417.70 7353.50 前営業日終値 7353.50
シンガポール ST指数 3119.95 -15.66 -0.50 3156.60 3161.95 3119.95 前営業日終値 3135.61
マレーシア 総合株価指数 1494.86 +5.98 +0.40 1491.88 1501.88 1491.85 前営業日終値 1488.88
インドネシア 総合株価指数 6662.871 +9.949 +0.15 6663.739 6688.379 6659.17 前営業日終値 6652.922
フィリピン 総合株価指数 7197.61 +5.44 +0.08 7192.80 7226.82 7165.25 前営業日終値 7192.17
ベトナム VN指数 1476.21 +12.67 +0.87 1463.54 1481.70 1463.54 前営業日終値 1463.54
タイ SET指数 1625.83 +7.60 +0.47 1626.26 1628.93 1618.57 前営業日終値 1618.23
インド SENSEX指数 58283.42 -503.25 -0.86 59103.72 59203.37 58242.80 前営業日終値 58786.67
インド NSE指数 17368.25 -143.05 -0.82 17619.10 17639.50 17355.95 前営業日終値 17511.30
中国 上海総合指数 アジア株価 リアルタイムチャート
ニュージーランド ▲1.12% 12,994.19 H:12,994.19L:12,799.16 +144.51 12/13
中国 上海B株 ▲0.30% 286.48 H:287.32L:285.62 +0.86 12/13
中国 上海A株 ▲0.40% 3,858.42 H:3,887.70L:3,855.24 +15.45 12/13
中国 深セン成分 ▲0.67% 15,212.49 H:15,288.65L:15,151.81 +100.92 12/13
中国 深センB株 ▲0.07% 1,202.89 H:1,207.64L:1,199.38 +0.85 12/13
中国 深センA株 ▲0.60% 2,680.87 H:2,690.67L:2,669.97 +15.99 12/13
[CFD] 香港 HangSeng 23,764.50 指数比:-233 ▼0.97% H:24,089L:23,681 03:11
香港 レッドチップ指数 ▲0.10% 3,906.70 H:3,955.18L:3,906.62 +3.77 12/13
サウジ TASI ▲0.46% 11,019.86 H:11,096.91L:11,019.86+50.8012/13
UAEドバイ DFMGI ▲0.50% 3,247.52 H:3,251.77L:3,230.15 +16.05 12/13
イスラエル TA35 ▼0.71% 1,888.90 H:1,909.30L:1,888.90 -13.52 12/13
13日の中国本土市場概況:上海総合0.4%高で反発、インフラ関連に買い 16:52 配信 フィスコ
週明け13日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前営業日比14.73ポイント(0.40%)高の3681.08ポイント(上海A株指数は0.40%高の3858.42ポイント)と反発した。3カ月ぶりの高値水準を回復している。
中国政府の景気重視スタンが好感される流れ。先週閉幕した翌年の経済政策方針を決める重要会議「中央経済工作会議」では、積極的な財政政策と緩和的な金融政策の継続が確認された。また、中国メディアは13日、2022年分の専項債(公益事業向けに資金調達する特別地方債)に関し、当局は前倒し審査・承認の方針を決めたと報じている。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、ゼネコンや建機、セメント、発電設備などインフラ関連が高い。中国交通建設(601800/SH)が2.7%、三一重工(600031/SH)が4.1%、華新水泥(600801/SH)が3.8%、国電南瑞科技(600406/SH)が7.9%ずつ上昇した。ハイテク株、エネルギー株、証券株、食品飲料株なども買われている。
半面、不動産株は安い。華夏幸福基業投資開発(600340/SH)が5.2%、金地集団(600383/SH)が2.9%、上海世茂(600823/SH)が2.7%ずつ下落した。民営大手の債務問題が引き続き足かせとなっている。銀行・保険株、自動車株、医薬品株、運輸株も売られた。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.86ポイント(0.30%)高の286.48ポイント、深センB株指数が0.85ポイント(0.07%)高の1202.89ポイントで終了した。
13日の香港市場概況:ハンセン0.2%安で続落、中国不動産セクターに売り 18:00 配信 フィスコ
週明け13日の香港市場は、主要64銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比41.14ポイント(0.17%)安の23954.58ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が27.19ポイント(0.32%)安の8551.14ポイントと小幅ながらそろって続落した。売買代金は1296億9180万香港ドルにやや拡大している(10日は1138億8320万香港ドル)。
中国不動産業を巡る警戒感が重し。民営大手デベロッパーの債務問題が依然としてくすぶっている。本日の債券市場では、世茂集団HD(813/HK)の元建て債「20世茂06」が異常な値動きがあったとして取引を中断。同社債の価格は、前日比で半分以下に急落する場面がみられた(世茂集団株は12.2%安で終了)。米国の対中圧力も不安視される。人工知能(AI)関連企業で、画像処理ソフト中国最大手の商湯集団(センスタイム・グループ:20/HK)は13日、香港での新規株式公開(IPO)を延期すると正式発表。米財務省が10日、「軍関連企業」リストに同社を追加し、米国人による証券投資を禁じる方針を表明したことが理由だ。
中国経済対策の期待感で高く推移していたものの、指数は引けにかけてマイナスに転じている。先週閉幕した翌年の経済政策方針を決める重要会議「中央経済工作会議」では、新たな減税・コスト削減策を実施し、内需拡大を促す方針が確認された。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、中国不動産が安い。碧桂園HD(2007/HK)が3.1%、龍湖集団HD(960/HK)が2.8%ずつ下落した。そのほか、光学部品メーカーの舜宇光学科技(2382/HK)が3.2%安。製品出荷の落ち込みが嫌気された。11月のスマートフォン用レンズ出荷数は前年同月比で4.0%減少し、6カ月連続でマイナス成長を余儀なくされている。
医薬品セクターもさえない。百済神州(ベイジーン:6160/HK)が3.5%安、上海復星医薬集団(2196/HK)が2.5%安、薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス:2269/HK)が2.3%安、石薬集団(1093/HK)が2.0%安で取引を終えた。
半面、ゼネコンや建機、セメント、鉄鋼などインフラ建設関連は高い。中国交通建設(1800/HK)が2.1%、中国中鉄(390/HK)が1.8%、中聯重科(1157/HK)が5.2%、中国龍工HD(3339/HK)が2.8%、中国建材(3323/HK)が5.4%、安徽海螺水泥(安徽コンチセメント:914/HK)が3.4%、鞍鋼(アンガン・スチール:347/HK)が4.4%、馬鞍山鋼鉄(323/HK)が2.4%ずつ上昇した。インフラ投資加速が期待される。中国メディアは13日、2022年分の専項債(公益事業向けに資金調達する特別地方債)に関し、当局は前倒し審査・承認の方針を決めたと報じた。
一方、本土市場は反発。主要指標の上海総合指数は、前営業日比0.40%高の3681.08ポイントで取引を終了した。インフラ関連株が高い。ハイテク株、エネルギー株、証券株、食品飲料株なども買われた。半面、不動産株は安い。銀行・保険株、自動車株、医薬品株、運輸株も売られた。