公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

笠松でもあった

2007-02-09 18:55:40 | 競馬

禁止薬物

しかし調教師は否定しているんだとか。

Yahoo地方公営ギャンブル経営より

笠松競馬で禁止薬物=岐阜
2月9日18時0分配信 時事通信

 岐阜県地方競馬組合は9日、笠松競馬で2着に入ったエンジェルスノー(牝3歳)から禁止薬物が検出され、同馬を出走禁止処分にしたと発表した。ただ、レースは確定しており、払い戻しは行わない。同馬を管理する後藤保調教師(55)や厩務(きゅうむ)員(30)は薬物使用を否定しているという。同組合は県警岐阜羽島署に捜査を要請した。
 

さっき福山の一件を書いたばかりなのに、笠松でも・・・

笠松では昨年もあったな。確か。

 

スポニチアネックスではもう少し詳しく書いている。

2着の馬から禁止薬物 笠松で1月

 岐阜県地方競馬組合(同県笠松町)は9日、同組合が運営する笠松競馬の1月24日のレースで2着になったエンジェルスノーから禁止薬物フェニルピラゾロン誘導体を検出したと発表した。

 組合はエンジェルスノーを30日間の出走停止処分にし、競馬法に違反する可能性もあるとして、岐阜羽島署に届けた。馬主への賞金などは返還させるが、勝馬投票券の払い戻しの変更はしない。

 組合によると、エンジェルスノーは同日の第2レースに出走。レース後の規定の尿検査で判明した。フェニルピラゾロン誘導体は馬を鎮静させる作用があるが、調教師は「投与した記憶はない」と話している。

 笠松競馬では昨年1月にも、別の出走馬から禁止薬物が検出されている。組合は「原因を解明した上で再発防止策を講じたい」としている。

 

笠松では「2年連続」となるだけに、早急なるというか、どうしてこうなってしまうのか、ということを緊急に対策を打つ必要性があるかも。


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禁止薬物使用が止まらない?

2007-02-09 18:16:01 | 競馬

福山競馬で競走馬から「モルヒネ」が検出される。

スポニチアネックスより

福山競馬の1着馬からモルヒネ検出

 福山競馬(広島県)で、1月27日に行われたレースで1着となった競走馬から、禁止薬物のモルヒネが検出されていたことが8日、分かった。同市は競馬法違反として福山東署に届けた。福山市競馬事務局によると、レースで1着と2着の馬について尿検査を実施。
27日の2Rの優勝馬ワラクステルスを調べていた競走馬理化学研究所(宇都宮市)から、モルヒネの陽性反応が検出されたと連絡があった。

 
モルヒネは鎮痛剤などとして使われるが、競走馬の治療には通常使わないという。市はワラクステルスの出走を禁止。同じ調教師が世話をするほかの15頭についても尿検査を実施、陰性が確認されるまで出走を禁止する。馬主らに賞金の返還を求めるが、勝馬投票券は有効とし、払い戻しの変更はしない。

それにしても最近、競走馬から禁止薬物が出てくるニュースって多くないか?

3年前だったか、「糖蜜事件」が広範囲に亘って発生し、競馬界を揺るがす大事件にまで発展したし、昨年はディープインパクトの一件。他にも、カフェインやら他にも何やらと、禁止薬物汚染が止まらない?といった様相。

ところでモルヒネって、麻薬の一種だろ。

麻薬の一種ということは、依存性が高く、危険性が大きい薬物。

日本では人間に対しても、癌痛剤などごく一部でしか使用されていないはず。それを馬に与えればどうなるのかぐらいは・・・

また、モルヒネなんてどこから手に入れたのか?下手をしたら、アングラで手に入れたなんてことも考えられると、福山競馬の信用問題にもかかわる。

ところで福山競馬では、この記事については、ごく簡単に触れるのみ。

http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/keiba/topicks/apology.html


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どうしてサッカーは荒れるのか?

2007-02-09 17:55:04 | スポーツ

久々に公営競技ネタから外れる。でも案外関連するかも。先日発生したセリエAでの大暴動事件。

<サッカー>試合後暴動 警官1人死亡 伊シチリアで

2月3日10時14分配信 毎日新聞


 【ローマ海保真人】イタリア南部シチリア島のカターニアで2日夜、サッカー1部リーグ(セリエA)のカターニア対パレルモ戦の後、カターニアのサポーターと警官隊が衝突。伊メディアによると、警官1人が死亡、サポーターら100人以上が負傷した。

 シチリア島のチーム同士の戦いとなった「シチリア・ダービー」は、2対1でパレルモが勝ったが、試合中の審判の判定に怒った地元カターニアのサポーターがスタジアムの外で暴れ、警官が爆発物を顔に投げつけられ死亡した。サポーターの投石と警官隊による鎮圧は深夜まで続いた。

 伊サッカー協会は事態を重視し、週末の3、4日に行われる予定だったセリエAの9試合と2部リーグ(セリエB)の全試合の延期を決めた。また、7日のイタリア対ルーマニアの代表親善試合も延期された。

 イタリアのプロディ首相は「半年前に(W杯で)世界一となったイメージがつぶれる」と語り、緊急の治安対策を指示した。

 カターニアは今シーズンから東京ヴェルディのFW森本貴幸(18)が移籍し、先月28日のデビュー戦で初ゴールを決めるなど日本のサポーターからも注目を集めている。

何か、昭和30年代の公営競技では「ザラ」だったのではないかというようなゾッとするような記事。

とにかく、サッカーってこういった暴動事件と必ず隣り合わせ。

カターニアには、元東京ヴェルディの森本貴幸が在籍しており、たまたまこの試合、森本は出場機会がなかったそうだが、もともと森本のカターニア移籍については日本サッカー関係者から、出場機会がそう多くないのならば、移籍しても意味がないと反対の声が上がっていた。

その反対の声を押し切って行ったわけだが・・・

川渕三郎・日本サッカー協会キャプテンは逆に森本にこの試合での出場機会がなかったことが幸いと胸をなでおろしていた。

一時はセリエAの今シーズン全試合中止も検討されていたほど深刻な事態となったが、一部、無観客試合を取り入れることにより、11日に再開される見通し。

伊サッカー近く再開へ、「無観客試合」適用は5か所か

2月8日13時24分配信 読売新聞

 【ローマ=松浦一樹】イタリア・シチリアで2日行われたサッカー1部リーグ(セリエA)の試合で警官が死亡する暴動が起きたのを受け、同国政府は7日、安全基準を満たしていない競技場への観客の入場を認めないなどの措置を決定した。

 決定は政府命令として即日発令された。これにより、中止されていた1部・2部(セリエB)両リーグの試合は、今週末に再開される見通しだが、カターニアなどでは無観客試合となる可能性が強い。

 政府命令は、アウエーのファンへの入場券のまとめ売りの禁止、前歴がなくても暴力行為に及ぶおそれがあるファンの入場禁止、暴力行為を働いた“現行犯”の拘束時間延長も盛られ、「前例のない厳しい措置」(伊内務省)という。


しかしながら、公営競技も大昔、鳴尾事件があった直後に、「競輪はこのまま廃止されるかも」という危惧を抱きながらも、3ヶ月間の全開催中止となったり、はたまた他競技でも焼き討ち事件が発生したことはザラだったからねぇ。

ま、昭和40年代後半になって漸く「沈静化」し、今では暴動事件という話そのものも聞かなくなったが、いつ何時、こういったことが発生するかわからない。したがって他山の石とするべく、関係者のみならず、客もしっかりと受け止めてもらいたいもの。

それにしても丁度この事件があったあたりから、以前DVDを購入したことから、「ゴッドファーザー」をパート1から順次見ていっているけど、ゴッドファーザー「発祥の地」といえばシチリア島。

タイミングがいいというか、逆に「シチリアダービー」なんて行われること自体が、この映画のことを思い出すと、はっきりいって、

「怖~い!」

というしか。


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