９月１０日付で、延べ閲覧ＩＰ数が１０万を突破いたしました。
最近は４４０～４５０のＩＰ数で推移しております。
今後ともよろしくお願いいたします。
１０月１日の凱旋門賞へ向け、アイルランド、イギリス、フランスで９・１０日にその前哨戦が行われた。
９日行われたアイリッシュチャンピオンステークスは、愛ダービー馬のディラントーマスが、ウイジャボードとの叩き合いを制し、古馬混合のＧ１としては初制覇。
１０日には、凱旋門賞の舞台となるロンシャンで、３つの前哨戦が行われた。
まず、「世紀の対決」となったフォア賞。ハリケーンランＶＳシロッコの凱旋門賞１・２番人気同士の対決は、ここではシロッコに軍配。なお、ハリケーンランを破った実績を持つプライドもよく頑張った模様。
http://www.zeturf.com/en/resultats/2112-LONGCHAMP/10874-Prix-Foy-Gray-dAlbion-Barriere
また、３歳馬限定となるニエユ賞は、本番の伏兵として俄然クローズアップされてきたレイルリンクが勝った。
http://www.zeturf.com/en/resultats/2112-LONGCHAMP/10876-Prix-Niel-Casino-Barriere-dEnghien-Les-Bains
ちなみに１０日のロンシャン３重賞は全てスミヨンが勝利。
というわけで、凱旋門賞の現在のオッズもこうなった。
Hurricane Run (3/1),
Shirocco (3/1),
Deep Impact (4/1),
Rail Link (8/1),
Alexandrova (12/1),
Alexander Goldrun (14/1), Dylan Thomas (14/1),Hala Bek (14/1), Pride (14/1),
Hearts Cry (16/1), Maraahel (16/1), Sir Percy (16/1), Sixties Icon (16/1), Visindar (16/1),
Freedonia (20/1), Ouija Board (20/1),
David Junior (25/1), Gentlewave (25/1), Irridescence (25/1), Shawanda (25/1),
Darsi (33/1), Scorpion (33/1), Youmzain (33/1), Zenno Rob Roy (33/1),
Best Name (40/1)
- others 40/1 or more。
この時点で、シロッコとハリケーンランの評価は全く一緒になった。前哨戦の出走がないディープインパクトも人気を上げており、２強とほぼ互角か。
あと、レイルリンクの人気が急上昇。恐らく３歳馬ではこの馬が一番か。
むしろ、ディラントーマスの人気は今ひとつ。サーパーシーやヴィシンダーといった、最近出走していない３歳馬が依然人気を集めていることを考えると、今年の欧州３歳馬は例年と較べると小粒なのが分かる。
ちなみに、シロッコ、ハリケーンラン、レイルリンクはいずれもファブレ厩舎であり、ファブレ勢ＶＳディープインパクトという図式の様相にも映る。
いずれにせよ、当初の「３強対決」の様相が濃くなってきた凱旋門賞。
ハリケーンランも、当初は体調に問題があるのでは、と見られたが、フォア賞の結果を見ると、本番までには十分調整ができそう。アレッジド以来の凱旋門賞連覇の可能性も出てきた。
キングジョージ２着のエレクトロキューショニストの急死は残念なニュースであったが、やはり、凱旋門賞へ向けての役者はほぼ出揃ってきた感じだ。
さて、我がディープインパクトは１２日に舞台のロンシャンで武豊騎手が跨って試走を行う予定。
既に宝塚記念での走りで、競走面においては問題なしと判断した陣営は、欧州のライバルたちが前哨戦で鎬を削っている間、入念な調整が行われている。
