大阪での毎日

整形外科の仕事&「職」ではなく「食」へのこだわり

神頼み

2013年08月28日 | 仕事
先日、とあるおじいちゃんのばね指(腱鞘炎)の手術で。

この手術、傷も1cmぐらいやし、手術時間も15分以内に終わる
患者さんにとっても気軽に受けやすい手術やと思ってました、
このおじいさんの前の人までは。

「先生、わし、昨日、神社行ってお参りしてきたから」

え~ ばね指の手術で神社!!!!まで行くんや。

でもそのご利益があったらしく数日後
「手術のあとも全く痛くなかった」と大喜び

元々そない術後痛くない手術ですよ、って術前説明しててんけどな・・・

私にとって慣れたいつも手術でも、患者さんにとっては
「一大事」ってこともあるんやな~と改めて患者さんの
気持ちに気づかされました。

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1 コメント

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Unknown (澄空)
2013-09-04 09:38:56
医療者の日常は、普通の人たちにとっては非日常ですよね。
でも、その患者さんの言葉を聞いて、「大袈裟やなぁ~」ではなく、「そうか!」と感じた先生、やっぱり素敵です。
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