2022年(令和4年)10月28日(金)
犬は高齢、自分は老齢、何か新しいことは期待できない。共にじわじわと弱っていくばかりである。だが、それでも何か楽しいことを探さねば、面白いことを求めねば。義務はないけれど結果的に笑っているということはある。犬は笑わないけれど嬉しそうな態度を取り表情を緩める時がある。それで良いのだ。目標のハードルは低い。出来ていなくても下駄を履かせて大丈夫だ。
小倉から来た親戚が犬のお世話をきちんとしてくれる。まるで保育期の我が子を育てた経験を生かすかのように親身になって清潔に綺麗にしてくれる。だから、犬は少々嫌なことでも我慢するのだ。お湯で暖めたタオルでお尻の周りを拭かれる時も逃げようとはするが本気ではない。心から信頼しているように見える。