犬の散歩

見たこと、聞いたこと、感じたこと、思ったこと

垂れたよだれで水溜まりが出来た

2016-02-18 07:44:09 | 日記


 7時5分前に犬の散歩に出掛ける。今日は木曜日。

 隣の駅の近くまで行きヘアピンカーブを回って帰るコースを歩く。雲は多いが晴れ。風がなく冷え込んだようだ。

 犬はリードを持つのが私の場合、特によりをかけて強引にリードを引っ張るようだ。枯れたような芝草が大好きだ。広場ならまだしも人の家の庭だったりするので引っ張り出すのに大苦労。本当に嫌がったら首を前に差し出して4本足で強力に抵抗する。そのまま力に任せてごぼう抜きをしても良いが、一旦、負けたと引く力を抜く。そして犬も力を抜いた時に引くと案外小さな力で犬を引っ張ることが出来る。

 7時35分に帰着。




 昨夕の散歩について

 4時10分前に犬の散歩に出掛ける。小倉から来た親戚がリードを持ってくれた。

 グラウンドで保育園児がさっと犬に近寄ってきた。そして可愛いを連発して犬を撫でた。犬も相手のことが好きになったのかその顔を舐めた。その子はびっくりしていた。その子の祖父だろうか、最初は犬よと注意していたが害のないことが分かりにこにこ顔になった。しばらく交流は続いた。

 海岸に向かう。久し振りに浜に下りて突堤の先端まで行く。北西の風が強く寒さを覚える。

 ヒラマサだろうか、5,60cmの魚が打ち上げられていた。鰓の下の身を少し食べられていた。

 ・・・
 テーブルで我々は昼食を取っていた。犬のテーブルの上の方を見上げている顔は見えた。

 昼食が終わって犬のいるアクアリウムの下に行ってみたら直径30cm位の水溜まりがあった。その水溜まりに犬は足を入れ周囲に濡れた足跡が付いていた。まさかここで小用を足した訳ではあるまい。用便なら必ず玄関に行って吠えたりして訴えるはずだ。
 一瞬、歳を取って排泄機能が不如意になったのだろうかと思った。
 私はフローリングの上のその液体のにおいを顔を近付けて嗅いだ。量からして尿だと思ったのだ。が、尿のようなにおいがしないでもない。もしかしたら尿かも知れない。小倉から来た親戚が雑巾で拭き取ってくれた。
 私は改まってこっちへおいでと犬に言った。何時もなら知らん顔をしているのにおずおずと私のそばにやってきた。どうしたんかねと追及するように言うと犬は決まり悪そうな表情をした。その神妙な表情と態度から或いは小用を足してご免と言っているようにも思えた。
 が、よくよく嗅ぐと尿の刺激臭はしない。となると、これだけの量の水とは何だろうと考えていると、人が美味しそうな物を食べている間、犬はひたすらおこぼれを待っていたのだから、これは唾液かも知れないと思い至った。
 それは犬の口の端から水滴が溢れているし、その後もあの水溜まり程ではないがフローリングによだれを垂らしていた。唾液だったのだ。止めどもなくひたすら唾液が流れていたのだ。よだれかけがいるねと言う。
 ・・・

 突堤から戻ってヒラマサの所を通るとカラスが2羽、その上にいた。すぐそばに1羽のカモメが佇んでいる。我々が近付くとカラスが飛び立ち、カモメも飛び立った。我々が通り過ぎても共にさっと魚の所に行こうとはしなかった。そんなに飢えていないのだろうか。もう美味しくないのだろうか。魚から少し離れた所で2羽のカラスと1羽のカモメが距離を取りながらもお互いを牽制し合っているようだった。

 帰りは背中からの風に変わったためか、或いは風が落ちたのか寒さを感じなくなった。速歩という運動のせいかもしれない。

 帰路、グラウンド、公園を通る。公園には例のラブラドールがいた。柱につながれていたがのんびりしたものだ。3,4歳位だろうか、小さな子がそのリードを持って歩いた。引っ張らないのでこけたりしないのだ。

 先程の保育園児がやって来た。また小学1年生の子もやってきた。共に犬を撫でてくれた。犬は愛想で相手を舐めた。これで3度目と言う。好きな人しか舐めんのよと教えて上げる。

 4時40分に帰着。



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