犬の散歩

見たこと、聞いたこと、感じたこと、思ったこと

水を張った田の上のツバメと水に映った影

2015-05-29 07:18:44 | 日記


 6時15分に犬の散歩に出掛ける。今日は金曜日。

 大型の商業施設群の手前で左折して大きな川を渡りその川沿いの道を下って帰るコースを歩く。よく晴れている。

 朝なのに涼しくない。暑くなりそうな予感がする。Tシャツなのに汗が出て来た。日の光だけでなく犬の引っ張りに抗して力を出さねばならないので、これも汗かきの原因になっているのだろう。
 右腕に赤い小さな切り傷がある。昨日、庭の梅の実を収穫をした時にトゲで切ったものだ。長袖だったが薄手だったので。
 2本の木から約3.4kg収穫できた。早速、梅酒造りをした。

 大きな川を渡って田園地帯に出る。5,6枚の田は既に水が張られカエルが賑やかに鳴いていた。その水面すれすれにツバメが滑空する。水に映った影と付かず離れずで、恰も2羽のツバメが遊園地で遊んでいるように思えた。4,5羽が飛んでいたがその倍はいるように見えた。

 どこからともなく、ユウマダラエダシャクがふわふわと飛んで来て犬に当たり、又どこへともなく飛んで行った。犬は何だとも思わなかったようだ。

 踏切が近付いてきた。隣の踏切の警報機から音が聞こえてきた。これは早く渡らねばと思ったが犬の引っ張りに負けて時間を費やし、ここの踏切も警報機が鳴り始めた。
 残念。周囲を見ると春先、ぐいぐい枝を伸ばし青い葉をたくさん付けたクコの葉が虫に殆ど食べられて見えるのは枝だけになっていた。自然はいつもこうである。
 ヒョウモンチョウが壁に止まって日の光を浴びていた。体を温めているのだ。

 7時5分に帰着。




 昨夕の散歩について

 4時5分前に犬の散歩に出掛ける。小倉から来た親戚がリードを持ってくれた。

 公園、グラウンドを通って海岸へ。

 太陽を雲が覆っているので海辺のカフェの駐車場の横から浜に下りた。久し振りである。
 が、風はなくむっとした感じである。湿度が高いのかも知れない。

 波打ち際を北に向かう。
 突堤に近付いた。その突堤の上に例の猫が早くも4本の脚を伸ばして背中を丸めてこちらを見つめている。対象は我が犬である。我が犬とて最前からその構えに気が付いている。一触即発の事態だ。

 突堤に上がった時、ご夫婦で散歩している人と出会った。何度か出会っている。話をしたこともある。
 その夫の方が教えてくれたことなのだが、その猫は2匹の子猫を産み、それから、つい最近産んだ5匹の子猫がいるそうだ。ほんの小さな子猫だが塀の後ろにいるそうだ。それでいつも過剰防衛的な態度を取るのだと分かった。この猫に襲われた犬がいるそうだ。注意した方が良いとのことで我々が猫の前面に出て犬を後方にやる。
 いつの日か、我が犬に立ち向かったのは我が犬がアッカンベーをしたわけだからではないのだ。
 しかし、いずれのことにも事情通の人はあるものだと感心せざるを得ず。
 奥さんの方は母性愛の強さを強調する。人も動物も同じなのだと。
 そうでしょうなと思った。一事が万事なのだ。
 色々教えてもらったことにお礼を言う。

 突堤の先端から戻り突堤から下りて犬は波打ち際の濡れた砂浜の上を歩いた。そしてついに腹這いになった。さっきから犬はハアハア言い口からが赤い長い舌を伸ばしていた。暑いのだ。
 波が寄せても自分のところまで来ないとなると、そのままだが、勢いで分かるのか身に降りかかるようだとさっと敏感に立ち上がって浜の方に移動した。

 ・・・
 今日からウッドデッキの取り替え工事が始まった。
 外での工事なので室内の改修の時程ではないが、犬は頻りに吠えた。この工事は10日から2週間かかるとのことで、これからしばらく、犬はのんべんだらりとしているわけにはいかなくなる。まあ、その内、慣れはするだろうが。
 ・・・

 この時季、この時刻に犬の散歩に出る人は稀である。明日から10分ずつ散歩の出発時刻を遅くしていこう。

 4時35分に帰着。