犬の散歩

見たこと、聞いたこと、感じたこと、思ったこと

2013年7月27日(土)

2013-07-27 07:40:56 | 日記


 月、中天にかかり、星見えず。中天のみ雲なし。

 今朝は風がある。最近、風があると大抵、西寄りか南寄りである。

 国道から川沿いに東に向かい、合歓の木を右に過ごして左折する。水田の間の道を北上する。道の傍らの草が枯れて白くなっている。自然な枯死なのだろうか。一部は草刈り機で刈ったものだ。自然に枯れたのだろうか。除草剤の効果なのか。除草剤ならどんな除草剤なのだろう。犬はこの枯草が好きなので困る。除草剤は安全とうたっているものもあるが何か悪影響を与えないかと心配になる。水田のそばなので強力な除草剤でないと思うが。

 川に至る。橋の近くの堰の所に例のカモが一羽。雛はいない。こっちを見上げている。
 カラスが雛を全部、持って行ったのだろうか。武器は持っていないにしても、親は雛を1羽も救うことが出来なかったのだろうか。いや、カラスではないかもしれない。雛を全部、完璧に連れ去ることが出来るのは人間しかいない。売られたのかもしれない。

 駅の裏に出る。ここの橋にピンクというか、土器の色と言ったらいいか、4体の立像が橋の端に立っている。人物埴輪を模したもので、小学生くらいの背丈である。ただ、台座などに載っているので実際の高さはもっと高くなっているけれども。その元の埴輪が人物に忠実な作りの埴輪で、それをそっくり忠実に模したものだからか、或は、わざと人間を写実的に制作したものか、いずれにしても実際の人間のようにも見える。夜には行きたくない感じがする。

 市の施設の敷地に入る。遊歩道になっている所を歩く。道の両側は木々があちこちに点在し、草原が広がっている。この道が最近、草刈りをされて、道幅が2,3倍に広がっていた。ああ広々として気持ちが良い。老荘の思想にあったと思うが、不用の用というものだろう。

 犬が信号の所で腹這いになった。お前も歳を取った?散歩の距離が長すぎる?歩くペースが速過ぎる?季節が悪い?ただ、我儘を言ってみたいだけ?新聞配達のバイクがそばを通ったので、立ち上がった。昨夕の海岸への散歩は波打ち際に腹這いになってなかなか動こうとはしなくて参ってしまった。快適そうで、リゾートでくつろいでいる雰囲気である。よし、行くぞと声を掛けると立ち上がるが、2,3歩も行かない内にまた腹這いになるのだった。夕日とはいえずっと照らされるのは辛い。15分はそうやっていた。
 こっちは早く帰って、朝食をとりたいのだ。お腹がすいてきた。5時に出て、6時過ぎに帰着。