ほぼ週二 横浜の山の中通信

人と異なる視点から見る

異様に順番にこだわる人たち

2023年05月27日 | まち歩き

外国人は電車の前に並ぶ人を見て驚く?

 

ネットニュースを見ていたら、外国人は電車に乗る日本人が整然と並んでいることに驚いているらしい。東京では電車に乗る人はドアの両側に並び、降りる人を先に下してから乗車すると記事は書いていた。外国では、乗車する人は並ばずに、電車が到着すると我先にドアに押し寄せると記事にはあった。ということは、エスカレーターの左乗りと同じように、東京が世界標準と違うということ。「東京ガラパゴス」です

 

海外では我先にドアに押し寄せるのは本当? 大昔になるけど、ロンドンやパリを旅行した時、地下鉄のドアに我先に押し寄せることは無かった。ただし、私は最近海外旅行に行かないので、最新の事情は確かめようがない。日本でも昔の大阪は並んでいなかった。(最近は知らない) 

 

「エスカレーターの左乗り」に関しては、

2015年01月31日の「東京はガラパゴス」参照。

 

異様に順番にこだわる人たち

 

本当は東京人とか、関東人とかにしたいところだけど、相手の人がどこの出身かハッキリわからないので人にしています。

 

(1)京都駅新幹線のエスカレーターで

 

これは、2~3年前の1月4日の話です。京都駅新幹線の3階のプラットフォームも2階のコンコースも激コミでした。2階の待合室を出て東京方面行ホームに登るエスカレーターに乗ろうと歩いていたが、改札口からコンコース奥の方に人の列が続いていて、その列を横切らないとエスカレーターにたどり着けない。その列をやっと横切ってエスカレーターにたどり着いて乗ろうとすると、僕の前に乗った兄ちゃんが「おじさん、並ばないとダメだよ!」という声が。ふと後ろを振り向いて、そこで気が付いた。エスカレーターに乗ろうとする長い列が出来ていた。

 

しかし、僕に声をかけた喧嘩腰の兄ちゃんがエスカレーターを降りて急に黙ったのでなぜだろうと思っていたら、兄ちゃんは僕の後ろを見ている。それで後ろを振り返ると若いお姉さんが数段の間隔を空けてエスカレーターに乗っていた。それでわかった! 後ろの女性は嫁さんで、僕と揉める様子を見て避けたらしい。

 

僕の想像は、嫁さんは京都付近の人で、旦那は関東の人で、お正月に嫁さんの実家に来ていた? 旦那さんは頭に血が登ると嫁さんを置いていくという別の面を嫁さんは見ることになった。夫婦関係がギクシャクしなければ良いけど?

 

(2)横浜のスポーツクラブのカウンターで

 

このスポーツクラブが契約している駐車場は、駐車券をカウンターに持っていけば、通常より安くしてくれる。

 

ある日、いかつい40歳前後のおじさんが駐車券を手に持ってカウンターの前で待っていた。その時、スタッフは別の仕事をしていたので、おじさんが待たされていたのを見た私はいつもの様にカウンターに置いてあるトレイに駐車券を置いた。(おじさんは駐車券を手に持っていたので、トレイには無い)すると、そのおじさんは、「俺が先だよ!」と私に言ってきたので、「先ですね!どうぞ」と応じた。

 

しかし後で考えると、駐車券を持って並んでいるのは二人しかいないのに、「俺が先だよ!」とわざわざ言うかね? 

 

(3)東京のホームセンターのレジ待ちの列で

 

これも2~3年前の東京にあるホームセンターでの出来事。レジの前に数人の列が出来ていた。その列は、商品陳列棚の間に伸びていた。

 

その列に私が並んでもう少しでレジという時に、後ろからおっさんが急に前に割り込んで来た。このおっさん、私が列に並ぶときに、列から離れて陳列棚の前で商品を手に取って見ていたので、もしかしたら、並んでいるのかな?と思った人。でも列からかなり離れて見ているので無視していた。

 

私が想像するに、私の後ろに並んでいる間、このおっさんは怒りに震えていて、レジに近づくにつれて怒りが頂点に達したようです。しかし、それだったら、列に並んでいる時に私に声を掛ければ良いのに。それで「列に並んでいるのだったら、そういえば良いのに!」と言っても、結局この人は一言もしゃべらずに金を払うとどこかに行ってしまった。

 

こういう感じの人は日本人に多いですね。声を揚げられないけど、頭に血が登る人。こういう人は、周囲から「良い人」と思われていると思う。ただし、海外では生活していけないと思うけど。

 

「東京ガラパゴス」

 

順番にこだわるのも「過ぎたるは及ばざるがごとし」。お行儀が良いのも、「過ぎたるは及ばざるがごとし」。誤解は起きるから、その時は一言話しましょう。

 

2023年5月27日

 


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