北海道の首切り事件、被害者はやさしい人か?
札幌すすき野のホテルで首を切り取られた被害者は、猫が死んだとき泣いていた優しい人だとTVで言っていた。一方で、首を切り取った加害者とトラブルがあったとも報道されている。猫には優しいが、若い女の子には厳しかったということかな?
この62歳の被害者は、大型バイクに乗ったり、女装してディスコに行ったり、若い子とホテルに行ったりと「チョイ悪おやじ」風ですね。トラブルの内容にもよるのでしょうが、被害者も加害者もどっちもどっちのような感じがします。
ところで、北海道では以前にもこういう犯罪があったのでは? 北海道、最近変わってきたのでしょうか?
テレビ朝日、その論調はおかしいのでは?
7月28日のテレビ朝日の昼の番組で、「戦狼」と呼ばれた中国の秦剛外相の解任について話していた。その議論を聞くと論点がおかしい。
(下記のテレビ朝日の説明は、私が聞いた内容を取捨選択したもので、番組での発言そのままではありません)
1)米国のブリンケン国務長官が訪中し秦剛外相と会談する時、二人はにこやかに握手している。秦剛外相は駐米大使時代から米国を良く知っているので、米中関係を改善する役目を担っていた。
そうなのかな? 2023年07月09日のブログ「習近平を独裁者と言って何が悪い」に書いたように、ブリンケン国務長官の訪中は中国から冷遇されたと報道されている。秦剛外相だけブリンケン国務長官を厚遇したのかな? 習近平に忠実なので出世したと言われている秦剛外相は、習近平に背いてそんなことするかな?
2)2023年07月09日のブログ「習近平を独裁者と言って何が悪い」に書いたように、バイデン大統領は習近平を「独裁者」と呼んだ。これが秦剛外相の解任に影響した?
影響するわけないと思う。
3)王毅新外相は戦狼外相? 王毅新外相では米国との関係改善は見込めない?
王毅氏は確かに辛辣なことを言うが、今まで王毅氏を「戦狼」と呼んだ人はいなかったと思う。それに、米中関係は王毅氏一人が決めるのではなく、習近平氏の仕事の一つでしょ。外相が王毅氏に変わったからと言って、対米政策が変わるとは思えない。
煮え切らない番組でした。
2023年7月29日