5月の京都はコロナ前より混雑していた
久しぶりに京都に行ってきました。話には聞いていたけど、コロナ前より混んでいた。だいたい、五月の連休明けから祇園祭(7月中旬)の間は修学旅行の季節です。新幹線ホーム下の2階コンコースは生徒の大集団がいた。
これに外人さんが加わり、おまけにこの日は上皇夫妻の京都・奈良旅行と重なって、旗を持ったおばさんたちが人垣を作っていて、さらに混雑していた。
バスも80%くらいの乗車率でコロナ前並みです。これに中国人が加われば、バスはどうなることやら。バスの1日乗車券は未だ使えるから?
(バスの1日乗車券の発売は今年9月末まで、使用は来年3月末まで)
京都の固定資産税は横浜より上昇している
ところで、4月は固定資産税・都市計画税の通知が来る季節。京都の実家の税金の通知を見ると年々少しずつ上昇していて、私が住む横浜より上昇が速い。
令和2年度と今年令和5年度を比較すると
横浜:2.3%増
京都:9.4%増
と京都の方が上昇している。これも観光客のおかげかな? 嘆くべきか、喜ぶべきか?
東郷青児の描いた京都朝日会館の壁画が刺激的だった
今の京都朝日会館は2代目で、何の変哲もない建物です。1代目は南側側面の壁(コンクリート製です)全体に東郷青児の巨大な画が描かれていた。高い建物だったが何階建てだったか記憶にない。もっとも、子供だったので高く見えたかもしれない。場所は河原町通り沿いで、三条通りの北側、細い道の姉小路通を挟んでカトリック教会の南側です。
話はズレるけど、子供の頃このカトリック教会は河原町通りに面して建っていた。趣のある教会だったけど、建て替えにあたり奥に引っ込んで、コンクリート製の味気ない建物になった。そして元の教会のほとんどの敷地にホテルが建った。このホテルは昨年壊されて、また新しいホテルが建つようです。(2024年2月追加 新しいホテルは、ヒルトンです。ほぼ完成したビルの最上階に看板がかかっています。建物はオフィス風でホテルには見えませんが)
この京都朝日会館の東郷青児の壁画は、子供の頃の私には刺激が強すぎた。とはいっても、東郷青児のデフォルメされたあの描き方ですけど。その頃から壁面のあちこちにひび割れが走って、補修された跡があった。今も壁画があれば名所になっていたかもしれないけど、南側に5階建ての建物が建っているので見難くなっていたはず。
2023年6月5日