ほぼ週二 横浜の山の中通信

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韓国のちまちました反日感情は収まらない

2023年05月13日 | 国際・政治(朝鮮・韓国)

日本の反韓感情は緩んだか?

 

最近、徴用工問題で韓国政府が新しい提案をしたので、日本の世論が軟化した?とか、韓流ブームが日本に浸透しているので、日本の嫌韓感情が緩んだという趣旨の報道が出てきます。

 

韓国の反日感情は緩んだか?

 

じゃあ韓国の反日感情は緩んだのか? これに対しても、韓国の人たちが日本へ旅行に来ているとか、No! Japan 運動が下火になっているとか、いろいろな報道がある。本当にそうなんでしょうか? 私は韓国に行ったことが無いので、メディアの記事から拾ってみます。

 

「鉄道の日」は日帝残滓

 

2018年5月14日の朝日新聞デジタルに「韓国政権が『鉄道の日』変更 『日帝残滓の清算』理由に」という記事が出ています。

 

内容は、「文在寅政権は、『鉄道の日』を9月18日から6月28日に変更」し、官報で公布したというもの。官報では変更理由を「日帝残滓(ざんし)の清算」「民族自主性の回復」と説明している。

 

韓国では、大韓帝国(1897年から1910年の李氏朝鮮が用いた国号)時代の1899年9月18日に初の鉄道が開通したので、日本統治時代に「鉄道の日」にしていた。

 

上記記事によると、韓国では「鉄道の日」以外にも日本語から取り入れた言葉の言い換えや日本風の地名の変更などが継続して行われているそうです。

 

カイヅカイブキは日帝残滓

 

2019年2月20日の朝日新聞デジタルに「日本名の樹木、韓国で植え替え 『日帝時代の残滓』指摘」という記事が出ています。

 

内容は、韓国南東部の慶尚南道教育庁は19日までに庁舎前にあったヒノキ科の常緑針葉樹、カイヅカイブキを別の場所に移し、代わりに韓国産の松を植えたというもの。その理由は、「カイヅカイブキは日帝時代の残滓(ざんし)」と指摘する韓国メディアの報道が影響したそうです。

 

おいしくて高価な日本のブドウは日程残滓でないから黙って植えても構わない

 

日本の開発したブドウの品種「シャインマスカット」「ルビーロマン」「マイハート」が韓国において無断で栽培されています。これらブドウの新品種を韓国で栽培するのは、日帝残滓ではないから?

 

「日本のソメイヨシノを抜いて、済州の王桜を植えよう」キャンペーン

 

2022年1月26日の韓国の新聞朝鮮日報に「『日本の桜を抜いて、済州の王桜を植えよう』キャンペーン始まる」という記事が出ている。

 

内容は、韓国に植えられている王桜と呼ばれる桜は、済州島原産ではなく、日本原産の「ソメイヨシノ」であるので、済州島に自生する王桜を繁殖・増殖し、全国に植えるキャンペーンを展開するというもの。

 

ソメイヨシノも日帝残滓なんでしょう。

 

参考までに、「ソメイヨシノ」と「済州島の王桜」の父系と母系です。

 ソメイヨシノ  (父)オオシマザクラ (母)エドヒガン

 済州島の王桜  (父)ヤマザクラ   (母)エドヒガン

だそうです。

 

「日光」は日帝残滓

 

2023年4月11日の朝鮮日報日本語版に「店名・地名の『日光』に親日と批判殺到で…釜山の自治体が怒りの反論」という記事が載っています。

 

最近、尹大統領が会食で訪れた釜山市内の「日光水産刺し身店」の店名について、一部のユーチューブメディアが「親日」「日帝時代が起源」と批判したそうです。

 

これについて、地元の役所が反論しています。

「『日光』という地名は、昔この地域にあった古城を守っていた山の名前『日光山』が由来だという。1638年の建造物に『日光山』という文字があるため、この地名は380年前から使われていたとみられる」

だそうで、日帝時代以前からあった地名と言っています。

 

韓国のちまちました反日感情は収まらない

 

韓国では、日本との繋がりのある事柄について、消し去ろうという運動が根強く続いているようです。

 

しばらく前まで「日本海」を「東海」と呼ぶ根強い運動が続いていたけど、これも「日本」という言葉を発っしたくないからでしょう。

(韓国は国際組織に「日本海」表記を「東海」に変更するよう運動していたけど、その結末が日本側と韓国側で異なるので、結局どうなったかよくわかりません)

 

このように、今後も反日感情は緩まないでしょう。すくなくとも、コアな反日層や反日団体の人たちは。また反日を掲げると、反日の人たちの票を取れるという理由もあって、無くなることは無いでしょう。

 

2023年5月13日

 


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