ほぼ週二 横浜の山の中通信

人と異なる視点から見る

ソ連(≒ロシア)の歴史は冬の日本海の空のように暗い

2014年12月22日 | 国際・政治

ソ連は、本当の第二次世界大戦の戦勝国なのでしょうか?

下記は、第二次世界大戦における死者数です。

ソ連2000万人(3000万人とどこかで聞いたこともある)

ドイツ300~350万人

日本 300万人

 

第二次世界大戦におけるソ連の死者数は異常です。人の命が安かったのでしょう。社会主義の「理想はひどい現実を生む」(自作)でしょうか。

 

スターリンは、ツアーリ(ロシア皇帝)と同じですね。ロシア革命後の歴史の断片を読んでいると、今にも雪が降りそうな冬の暗い空のようで、陰鬱な気分になります。このような歴史は、ロシアでは普通のことでしょうか、それとも社会主義の時代だからでしょうか、 それとも両方でしょうか? 

自分で歴史を読め!? 

気分が陰鬱になるので、ロシアの歴史は読む気がしません。それで、スターリンは特殊な例では無く、ロシアと社会主義はこういう人を生む素地があると理解します。(スターリンはグルジア(最近ではジョ-ジアと呼ぶ、コーヒーみたいだけど)人でロシア人ではないですが・・)

 

督戦隊

督戦隊とは、自軍の兵士を監視し、逃げてくると銃撃して前線へ戻す役目の兵隊のこと。

ノモンハン事件(昭和14年に日本の関東軍とソ連軍がモンゴルと満州国の国境付近で戦った戦争)の戦史を読んでいると、督戦隊ではないが、部隊の中に色の違うズボンを履いた兵隊(共産党員?)がいて、自軍の兵隊が逃げてくると銃撃していたそうです。

督戦隊、あるいは部隊の中に督戦する役目の兵隊が居た近代の軍は、

スターリンのソ連

ナチス時代のドイツ

朝鮮戦争時の北朝鮮と中国(共産党軍)

日中戦争時の中国(国民党軍)

ベトナム戦争時の中国(共産党軍)

だそうです。

中国の国民党軍を除くと、社会主義国ばかりです。こういうことも社会主義国を暗くしています。やはり、社会主義の「理想はひどい現実を生む」(自作)でしょうか。

 

もっとも近代以前では、督戦隊はそれほど特殊では無いそうです。征服した民族・国を自国に編入した国においては、他国と戦争する時は自軍といえども信用できませんから。

日本にはいなかったようです。

2014.12.22


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