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「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「目の保養」

2020年05月20日 | 季節の移ろいの中で

              
             ちょっとそこまで、目の保養に

この季節、何処を歩いても、どっちを向いても、数多くのきれいな花が「見て見て!」と誘いかけてくる。そんな中、ほぼ毎年お邪魔している隣村のバラ園が「今年も見頃を迎えました」と宣伝していた。
自宅待機、自粛、接触を避けるなど、色んなコロナ対策のフレーズを反すうしながらも、やはりこの時期にしかない「満開のバラ園」を目の保養と自己弁護して訪れた。

          
まさしく、鮮やかな赤・深い赤・明るいピンク・青・黄・純白と色とりどり。思い切って出かけた勇気を褒めてやりたいほどの、バラは満開、気分は爽快。ちょっと得した気分の昼下がり。
       
せっかく、手を掛け丹精込めて咲かせたバラ。見てもらいたい気持ちはは山々なれど、今年に限ってはバラ祭りも中止。多くの人が訪れないような宣伝もしなくてはならない。もちろん、遠くに見える観覧車も、この公園の呼び物である長尺すべり台も一切使用禁止。お気の毒である。
禁を犯して出かけて行き、拙いながら撮ってきた写真を、せめてものお裾分けとしてご覧いただければこれに超したことはない。

今日はついに、夏の全国高校野球大会も中止が発表された。
生涯のうちでたった一度しかないチャンスを潰された高校球児の無念の涙を、コロナという病魔はどんな思いで眺めているのだろう。

今日こうして、敢えて目の保養に出かけはしたが、コロナ・パンデミックの再来やぶり返しによる緊急事態宣言再発信を恐れないなどという無責任でもなければ、無謀大胆を吹聴するものでは断じてない。
恐る恐る、手製の大きめのマスクで顔の半分を覆い、人の少ない部分を足早に通り抜ける目の保養に努めた。ただ、そんな目の保養ではあったが、明日からまた自己管理に気を付けたいという思いが、自分の腹の中で強くなったことも確かである。

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