球春を告げる選抜高校野球は、明日でベスト4が出そろう。
プロ野球はセ・リーグ、パ・リーグとも今日から開幕。待ちに待った春到来というところか。
毎年の如く、春の訪れを教えてくれる我が家の春告げ鳥「アオサギ君たち」が、例年より少し遅めの巣作りに余念がない。
産卵を間近に控えて少し焦っているかの如く、ところ構わず新居の材料調達に舞い降りる。珍しく、春ジャガを植えたばかりの畑のまん前の荒地にまで降り立つ。
如何にも若そうな精悍な姿が美しい。多分、昨年この巣から飛び立った若いカップルに違いない。あの警戒心の強いアオサギが、人家のすぐそばまでやって来ること自体珍しい。その上、柱にしようか?梁に使おうか?といった思案顔で、何本もの枯れ枝をくわえては吟味する姿は滅多に見られるものではない。慎重に二階の窓ガラス越しにシャッターを押す。
うまい具合に近距離撮影に成功。こうして見ると、あの長い脚。スリムな体躯。黄色く長いくちばし。頭から後ろに流れる細い羽。いずれを取っても絵になる。
まるで「はい!ポーズ」をしてくれているようだ。その後結局材料の品定めをしただけで、合格品がなかったのか、そのまま巣に帰って行った。その後ろ姿もまたいい。
本論はこれからである。先日、某会場であった展覧会でカメラを構えた。一通り撮り終え主催者と雑談に入った。しゃがんで話しているうちカメラが肩からするり。コトンと音がしたと思ったら、レンズの方から「コリコリ」と音が聞こえる「やってしまったか・・・」案の定、ピント合わせなど全く不能ときた。トホホホ・・・。修理に出しても新品購入くらいの費用がかかるという。仕方なし修理をあきらめ新規購入。それも、18~200ミリというかなり望遠も可能なレンズを選んだ。そんなわけで、今回のアオサギ撮影は、わざわざ75~300という望遠レンズに取り替える手間もなく、常時セットしているレンズで十分な望遠写真が撮れたというお粗末。出費は痛かったがいい勉強して、少しの望遠ならレンズ交換無しで撮影できる便利さを知った。
そうは言うが、考えてみればやはり高い授業料ではあった。
朝いちに、いいもの見せて頂き私方も、今日の予定も順調に運べそうです。
お陰様という感じです。有難うね。
カメラの故障、ちょっと悔しいけど、違う点に気づいた事等で
納得ですよね。はい。
毎日、目と鼻の先にいるカモに大きなカメラを向けて構えている人たちがいます。
立派まカメラもっと違うものをと見ながら歩いています。
私にはわからない世界ですが、何かこだわりがあるのでしょうか…。
いろいろなノウハウ知りつくすの大変ですね。
それにしても高い授業料。同級生のプロに笑われましたよ。
中には誰かみたいに不器用なカップルがいて、慌てて巣作りに励む。その分、手近なところにある材料調達のため人家のすぐそばにやってくる。
いつも遠くから眺めるしかない彼らを、手が届きそうな近くに見る。
こりゃ血が騒ぎます。カメラはアイタタッ!でした。
「何故山に登るの?」「そこに山があるから・・・」かも。
これから子育てをするねぐらを作るためとはいえ、水辺でもない荒地に舞い降りて材料調達に必死になっている姿を目の前にすると、普段が遠くにしか見えないだけに、俄然色めき立ちます。
二階の出窓のカーテンに隠れながら、手ぶれさせないようにカメラを構える滑稽さ。
バッカじゃねーと思うのですが、写真の出来栄えを見ると、ヤッタネ!とにっこり(笑)
やっぱり不思議の世界??