日本列島、梅雨明け宣言がとっくに出された地方もあれば、いまだ梅雨の真っ最中の地方もある。
梅雨前線停滞がもたらす大雨によって、またもや山口県に大きな被害をもたらした。
集中豪雨・ゲリラ豪雨などと呼ばれ怖れられている、一時的に狭い範囲に集中的にもたらす大雨。
現在の気象予報システムと技術をもってすれば、予測不可能ではないのだろうが、地球全体の気象変化の激しさによって、降る雨の量・降り方・伴う風・竜巻・落雷……。ありとあらゆる対策を講じなければならないために、全体的な遅れが生じるのだろうか。
土石流・堤防決壊など大きな災害が発生するたびに、お年寄りの被災が目立つ。
今回の山口豪雨も「特別養護老人ホーム」という、お年寄りにとって安楽の終の棲家であったはずの施設が、急激な土石流に襲われた。多くの犠牲者を出してしまった。
何をどのように…という特効薬的な対策は、すぐには打ち出せないかも知れない。が、一時的に降る雨の量や降り方が、以前と異なっている現実は見えているのなら、それに見合う、スピーディーな対策・予算計上・など、山に囲まれ山との共存以外にない我が国の特性にあった実効性のある施策が望まれる。
あの山口県で最も長い川、錦川が集中豪雨によって氾濫し30㎞に及ぶ沿線住民に大水害の被害を与えたのは、2005年9月。まだ記憶に新しい。今、その錦川沿線の護岸工事・道路拡幅工事が精力的に進められている。
思い切った巨費を投じて護岸工事を行うのなら、出来れば、大災害が起きる前にはなんとかならないのだろうか…とつい思ってしまう。世論に押されたり、何か事が発生しなければなかなか具体的な対策が打ち出されない。
我々住民が、確かな世論作りを出来る組織に積極的参加をし、建設的に話し合う場と方法を常に確保する必要がある。そこには、先ず自治会・社会福祉協議会など、身近な組織を活性化すことが、自主防衛の一つになるのかな。
犠牲者のご冥福を心からお祈りいたします。
( 写真:いつもは静かな青い深淵。豪雨によって濁流に洗われる龍口 2009,7,21,14:30撮影 )
梅雨前線停滞がもたらす大雨によって、またもや山口県に大きな被害をもたらした。
集中豪雨・ゲリラ豪雨などと呼ばれ怖れられている、一時的に狭い範囲に集中的にもたらす大雨。
現在の気象予報システムと技術をもってすれば、予測不可能ではないのだろうが、地球全体の気象変化の激しさによって、降る雨の量・降り方・伴う風・竜巻・落雷……。ありとあらゆる対策を講じなければならないために、全体的な遅れが生じるのだろうか。
土石流・堤防決壊など大きな災害が発生するたびに、お年寄りの被災が目立つ。
今回の山口豪雨も「特別養護老人ホーム」という、お年寄りにとって安楽の終の棲家であったはずの施設が、急激な土石流に襲われた。多くの犠牲者を出してしまった。
何をどのように…という特効薬的な対策は、すぐには打ち出せないかも知れない。が、一時的に降る雨の量や降り方が、以前と異なっている現実は見えているのなら、それに見合う、スピーディーな対策・予算計上・など、山に囲まれ山との共存以外にない我が国の特性にあった実効性のある施策が望まれる。
あの山口県で最も長い川、錦川が集中豪雨によって氾濫し30㎞に及ぶ沿線住民に大水害の被害を与えたのは、2005年9月。まだ記憶に新しい。今、その錦川沿線の護岸工事・道路拡幅工事が精力的に進められている。
思い切った巨費を投じて護岸工事を行うのなら、出来れば、大災害が起きる前にはなんとかならないのだろうか…とつい思ってしまう。世論に押されたり、何か事が発生しなければなかなか具体的な対策が打ち出されない。
我々住民が、確かな世論作りを出来る組織に積極的参加をし、建設的に話し合う場と方法を常に確保する必要がある。そこには、先ず自治会・社会福祉協議会など、身近な組織を活性化すことが、自主防衛の一つになるのかな。
犠牲者のご冥福を心からお祈りいたします。
( 写真:いつもは静かな青い深淵。豪雨によって濁流に洗われる龍口 2009,7,21,14:30撮影 )
皆さんの所は大丈夫かしら、
と、心配していたところです。
小学生の頃、床上浸水に遭いまして、
後片づけに苦労したのを覚えています。
土砂崩れは、水+土ですから、
もっともっと復旧は大変ですね。
確かに大雨が一番の原因でしょうが、
健全な森林が減り、山の保水力が落ちている事も、
要因の一つではないかと思っています。
随分前から、危ないので何とかして欲しいと、相談していたにもかかわらず・・・
天災と人災の区別は難しいですが、科学が発達した今、もう一度ハザードマップの見直しと、人命に対する考え方を変えていかないと、これから続くであろうゲリラ豪雨や、最近毎晩のように起きる地震で、さらなる被害が拡大すると思えてなりません。
tenchanさんがおっしゃるように、里山の手入れも大事な防災ですが、見渡す山々の裾野は竹に覆われています・・・(;;)
これではまた・・・
ご冥福をお祈り致します。
錦帯橋の花火まで10日あまり、大丈夫出ようか。
新聞の力も大です。
その新聞の「力」にも問題があります。
足りない脳で良く思うことの一つです。
いっときも早い復旧を祈りたいですね。
私などは今回はほとんど被害なしなのですが、土石流という厳しい現実に遭われた方々に、遠くからのお見舞いの言葉は心強く受け止めて頂けると思います。
本当に有難うございます。
おっしゃるとおり、健全な森林の保持は我が国には欠かせませんね。
海の魚を育てるには、山の森林復活が欠かせない…とも言われます。そのように、山を守り、森林を育て、山との共存の道を今一度作り上げないといけません。
その上で、もっともっと危険予知能力の技術的な向上、情報発信の精度アップ、それらを信頼する住民の協力などなど。結局は、全員が一致団結して災害対策に取り組む必要性を感じます。ご心配おかけしました。
人災天災ひっくるめて、今後もいつ・どこで発生するか読めない異常気象に、みんなが被災者にならないよう最高の知恵を出すときですね。