ついに来た。広島カープファン待望!25年ぶりの悲願達成の瞬間が、目の前にやってきた!!
あと1勝。セリーグ優勝に文字通り「王手」をかけた。
「まだ決まったわけじゃないのに……」という声も、今この期に及んでは雑音にしか聞こえない。この余裕が嬉しい。
数字的なことを一応復習しておくと、カープが残り13試合を、仮に1勝12敗した場合、2位巨人は残り17試合を全部勝っても、カープの勝率には遠く及ばないという、確かな現実があるということ。
つまりカープが1勝するか、巨人が1つ負ければ、その時点で、カープ緒方監督の胴上げとなる。
国政選挙の夜8時、開票速報番組が始まったとたんに「当選確実」の名前が連ねられる。実際に開票は始まってもいないのに。
政局の情勢や、出口調査などによって細かく分析され、的確な判断のもとに発表される予測である。
今回のカープ優勝の確率は、そんな国政選挙の当確の比ではない。もっともっと現実味を帯びた高い優勝決定確率である。
本来なら、阪神に頑張ってもらって、せめて地元甲子園球場で、今シーズン初めての巨人に一矢報いる根性を期待した。
そこで、カープがマツダスタジアムで歓喜の優勝の瞬間を見たかった。
しかし、一度崩れたチーム状態を立て直すのは至難の業であることがよくわかる。
あのかつての名選手、金本 知憲監督をもってしてもしかり。もっとも、名選手必ず名監督に非ずともいうが。
他人事ではない。この24年間、常に後塵をかぶり、辛酸をなめ続けたカープの昨年までの姿がそこに見えるのだから。
まあ色々あるが、今年に関してはただただ優勝の美酒に酔うことだけを考えりゃそれでいい。
広島市内のホテルはいずれも満室だという。試合観戦のチケットは手に入らないが、優勝の瞬間の町の様子を見たくて、わざわざ都心周辺から広島にやって来る人が多かったのだそうな。
そういえば、カープのユニフォームを着た関西方面の多くのファンが、甲子園球場の巨人戦で、阪神に大声援を贈ったニュースもあった。
今夜のヤクルト対巨人戦も気になるところ。今日がダメなら、明日こそ自力で巨人を倒し、明々白々の胴上げを!!!
今晩、巨人はヤクルトに勝ってください。
明日の直接対決で、ベンチから全員がパーと走り出て喜びを爆発させてほしいのです。
どちらにしても、本当に本当に優勝なのですよね。
興奮してしまいます。
芯からのカープファンなら、形こそどうでもいい、兎に角一日も早く、歓喜の胴上げを見せてほしいと願うものです。
ついに今夜も巨人が勝って、いよいよ明日の東京ドームが決戦の場になります。
先発黒田。もしも黒田で勝って優勝が決まれば、本当に神様が手助けしてくれたことになりそうです。
おまけに、鈴木誠也がホームランを打ったりして……
明日に期待です。
セントラルリーグ優勝です。
応援してきたかいがありましたよ!!