異様な夕焼け。東の海を望む
雨の中、黄色に染まる西の空
土近く あさがお咲くや けさの秋 虚子
暦の上では確実に秋に向かっているというのに、相変わらず猛暑は続く。
今日になってこの夏最高の気温を観測したところもあるという。
そんな影響もあったのか、今年のあさがおは花が少なかった。というか、途中からほとんど咲かない日が何日かあり、ここにきてほんの少々。
暑い暑いとこぼしながらも、夕立ちに恵まれて涼しい夕方が迎えられたり、畑の水遣りをさぼれるのは嬉しい。そんな雨の夕方、一年に何度か感じる異様な夕焼けに出会った。
太陽が沈むのを背中に見て、海を望む東側は昼間と見まがう黄色い空。
本来なら日が暮れて、夕闇が迫る雨の午後7時がこの明るさに驚く。
傘をさして西の散歩道に出てみると、田んぼや山肌はいつも通りの夕まぐれ。なのに、どういうわけか、空の色だけは黄色に染められている。
昔の人なら、こんな普通ではない夕焼けを見ると「不吉な予感」「天変地異が起こる」などと恐れおののくのかもしれない。
残念ながらこの程度の事では現代人は驚かない。
もちろん科学的根拠のない異常には恐れも驚きもしない。が、今や何が起きても不思議ではなくなった世の中で、むしろ驚かな過ぎる傾向に心配する。
異常に慣れ過ぎて、滅多なことに驚かなくなった今をどう考えるのだろう。
大自然の偉大さの中では、ホンのちっぽけな人間の存在であることを忘れると、とんでもないしっぺ返しが待っているような気がする。
他愛もない夕焼けの異常くらいで、何を御託を並べることがあろう、と思いつつ人間の弱さを心得て生きなければやけどすることだけは胸に刻んでおくとしよう。
相手が大自然だと・・・、考えますよね。
私など単純に非現実のロマンに繋がったりして。
「何もかも憎く思えるこの暑さ」
先日見かけた松山市の小五年生の俳句。上手いですね。
ヘタな心配しても始まりませんので、ロマンを大切にする方が楽しそうです。
小学五年生の俳句、なかなかやるものですね。
厚ちゃんは俳句は如何ですか。
叔母様の白寿記念、はがき随筆月間賞受賞など
改めておめでとうございます。
3人のお孫さんと過ごす充実した時間、本当に微笑ましいです。
この頃の天候の気まぐれには悩まされます。
猛暑にあえいだり、ゲリラ豪雨や雷に脅かされたり、今日は午後かなり強く長い地震におびえました。
エア・コンなしで過ごした今日ですが明日からまたしばらく猛暑が続くようです。でも幾日もないでしょうから名残りを惜しむ気持ちで過ごしたいと思っています。
コメントを打てないでしまいました、ごめんなさい。
お互いに少し飽き気味ですが、仕方なく夏休みが終わるまでは、とガマンしています。
本当に掴みきれない移り変わりの激しいお天気。
どうぞお気を付けください。
秋もそう遠くない季節の流れを感じます。