「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「色付く秋」

2021年11月04日 | 季節の移ろい・出来事

  
          遠くに瀬戸の海を臨む、窓の外の色付き   二階のベランダにくっつくクロガネモチの色付き

一仕事終えて腰を伸ばし、二階の窓を開けると遠くに瀬戸内海が望まれ、すぐ近くには厄介なはずの荒れ地が「そろそろ紅葉狩りにお出かけを!」と誘いかけてくる。南側のベランダに出れば、間もなくヒヨのつがいが朝に夕にお食事にやってくるクロガネモチの実が赤く色づいている。
居ながらにして紅葉の進み具合を感じられるとは、ちっちゃな贅沢というか、ただ単にドが付く田舎に住んでいるということでもある。
まいいか、霜月も四日めだ、深まる秋を、近づく冬を感じるに何の不思議もない季節なのだからね~。

両方の腕が何の故障もなくただ普通に使えているときは何にも考えず、何も感じないまま生きてきた。
それが一旦故障に見舞われ、手術のために入院の運びとなり、しばらくは全く左腕が使えない状態が続くということが、どれほど窮屈で大変なことなのか思い知らされている。それでなくてもここ最近、なにもしなくても左肩ばかりではなく左腕全体に倦怠感や鈍痛を感じて、今までのように迂闊に左腕を動かすと顔をしかめるほどの痛みが走るようになってきた。

当たり前のことと思いすぎてきた今までの生活が何と有り難いことなのか。なんと贅沢なことだったのか、今さらながら振り返っている。しかも術後から正常に戻るまでの期間は、医師や看護関係の人たち、そしてカミサンはじめ多くの人の助けを借りることになるのだろう。

両手両足が揃って動かせることがどれほどの値打ちか。患ってみて本当の尊さを知ることになるのだから、やはり人間というか、私自身のいい加減さが身に染みてくる。だからその分、全ての行動を神妙に執り行い、いっときでも早く元通りになれるよう努力するぞ!と今はおもっているのだが。

と、自分で宣言しておかないと、すぐに楽な方に走る悪い癖を持っていることを自分自身がイチバンよく知っている。     

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横幅を広げる

一行の文字数を増やしたい