任期満了にともなう衆院選挙、開票作業が始まったばかりの開票所全景
戦い済んで夜が明けて 朝陽差し込む人あれば 苦虫つぶす顔もある。さて全体的な近未来を占う景色はどのような色模様なのだろう。
安定志向の高い株価の動静は、正直な反応を示した形と言えるのであろうか、なんとなんと770円超の高値となっている。
ここはひとつ私的な見解や政局占いは遠慮して、専門家とか社説の評価そして下馬評にお任せするとしよう。我が気にするべきは株価動向かな。
時は11月、霜月ついたち。年賀状発売も始まり、秋が往こうとしている。本来なら空をゆったり流れるのはイワシ雲やうろこ雲のはずである。ところが今日の真昼間のきれいな青空には、時ならぬ入道雲が湧き上がっているではないか。
入道雲とは言っても、京の五条の大橋で牛若丸と闘った、あの武蔵坊弁慶の形相を思わせるほどの威圧感はない。どことなく優しさを持ち、端っこの方はほつれ髪にも似た乱れもある。やはり、真夏の萌え上がるあのホンモノの入道雲の迫力はない。それが当たり前なのだ。
こんな雲が今さら出て来て、夕立でも降らそうものなら、それこそ季節も四季の趣もあったものではない。常識通りがちょうどいい。
何事もそうであるように、節操を見失っちゃサマにならないし、良識のある人は付いて行かない、ついてこれない。応援などしようがない。
ただの数合わせとはいえ、水と油を混ぜ合わせることなど出来はしない。
なんかしら、そんな話が一昨日までまかり通っていたような。おっとっと、私的な見解や政局占いは避けると言っておきながら、時ならぬ入道雲に惑わされてつい要らぬことを口走ってしまった。
ただこの先、秋空の入道雲が季節外れの大暴れをすることのない、平穏を祈りたいものだ。今年も残り2か月。明るい予兆が見られるといいね。