「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「残りわずかに!」

2021年11月03日 | スポーツ・観戦

    

少年ソフトボールを頑張る孫君のチームは、地元周辺の9チームからなる「灘リーグ」に所属している。例年、5月に新チームが出来上がってから11月半ばまでのおよそ半年間に、総当たり18試合を戦う。その勝率によって優勝旗を手にする栄冠を目指して、今日がその最終節3試合が行われた。

少子化の影響をモロに受けている上に、野球人口の減少などでどのチームも選手を揃えるのに手を焼いている。学年に関係なく、なんとか9人を集めて試合に出られる体制を作るのがやっと、という社会事情を抱えており、監督やコーチが目指す「強いチーム作り」は実際には至難の業である。

そんな中にあって、孫君のチームには6年生が6人もレギュラー入りしている。これは他のチームから見れば垂涎もの。6年生はせいぜい3・4人で後は低学年や男女混合で、兎に角チームを作るという難しさがあるのが普通である。だから公式大会でも、勝ったら儲けもの、負けて当たり前みたいな雰囲気はある。しかも今の指導の仕方は優しさがモットー。スパルタや頑張り指導、叱咤激励などという言葉は死語に等しい。

そんなわけで孫君のチームは他を圧倒するくらいに強くあるべきなのだが、そうは行かない。6年生だから上手であり打力がある、などという単純な話ではない。とは言いながらも最終節の今日に限っては3試合戦って圧倒的な3勝で終わった。しかし、今までの負けを加えると、9チーム中の第3位なので、もちろん優勝旗には遠く手が届かない。それでも、マスク越しに大きな声で声援を送りながら楽しませてくれた孫君は、大きな大きなジジ孝行をしてくれたことに間違いない。秋の叙勲ならぬジジからの大きなご褒美を上げたい心境である。

このリーグ戦は今日でお終い。一足早く卒業して後輩にその席を譲る。
今度は中学生になってどのように成長するか、これまた見物ではある。今となってはキャッチボールの相手など出来はしないが、ジジの頭の中にある理想の野球選手像を叩き込むつもりで、まだまだ応援は続く。どこまで追っかけに付き合えるか。楽しみと不安が同居する。

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