「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

『即位礼正殿の儀」

2019年10月22日 | ニュース・世相

                

令和天皇『即位礼正殿の儀』。日本古来の奥ゆかしき儀式を、わくわくする思いでじっくりと楽しませてもらった。
楽しませてもらったという言い方はどうかと思うが、我が国の国事として世界に誇れる儀式を目の当たりに出来たのは、幸運に他ならない。
30年前に、平成天皇の即位礼正殿の儀を確かに見ているのだが、あの頃はまだ現役バリバリ。先ずは仕事のことが頭から離れなかった。
その意味では、あれから30年の歳月を経ており、今回はもうこれ以上見ることはないであろう儀式、という思いが強くて、この目にしっかり焼き付けておきたいという思いもあった。

朝早くからNHKのテレビは即位礼正殿の儀一色で固められていた。公共放送の総力を挙げての周到な準備がなされたのであろう、齟齬のない厳かな雰囲気がそのまま伝わってきて、背筋が伸びる思いで見守った。
日本国の象徴天皇として、日本はもとより、世界の民の平和と安寧を祈るお気持ち。そして我々一般国民・市民に心を寄せられる優しさに触れさせて頂いた。 

       

      

 100歳7ヶ月を生きた母が口癖のように言っていた「わしゃー明治・大正・昭和・平成、4代の天皇陛下にお仕えしてきた」と。
別になにがどうっていうわけではなく、心の拠り所として4代の天皇にお仕えできるほど長生きが出来たことを喜んでいたのだと思う。
かく言う小生も、昭和・平成・令和と3代の天皇陛下に見守られて生きることになる。            

                

       

                   

令和という時代は、とてつもない自然災害の発生とともにスタートした感は否めないが、あの穏やかで心優しい天皇皇后のお力で、平和なニッポン、平和な世界が訪れることを願ってやまない。ゆったり穏やかに歳を重ねたいということである。

個人のブログにこういった写真を掲載することは、時が時なら許されない行為かと思う。しかし、こうして生きている時に巡り合わせてもらった即位礼正殿の儀。
後がないことも合わせて、生涯の記念として敢えてここに遺しておきたいと考える次第です。

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