「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「うれしいお手紙」

2015年01月23日 | 地域活動

                                           

ささやかな地域での活動のひとつとして、先日地元の小学校を訪れ、1年生の生活科・体験学習の一環として行われた「むかし遊び体験」に参加させてもらった。
もちろん、こちらから押し掛けたわけではなく、学校からの依頼に応じて、屈強?なおじいちゃん、口達者な?おばあちゃんが15人のチームを組んで、可愛い孫世代を相手にしばし遊ばせてもらうという体験をした。

昨日、一通の封書が届いた。中味は、たどたどしい文字ながら、あのときの1年生が精一杯感謝を込めて書いたお礼の手紙であった。
B-4版用紙を横にして、縦12行の罫線が入った原稿用紙に、大きな字で黒々と書かれた感謝の言葉。
大寒の寒さを一気に吹き飛ばすような、気もちほっこり、心温まるものが湧きあがってくる。

「こまをおしえてくださって、ありがとうございました。おじさんがおしえてくれたので、こまがまわせるようになりました。これで先生に見せるときに出きそうです・・・ ・・・ 」(後略)
たけうま・あやとり・おてだま・こままわし、の4グループに分かれて、子どもたちはローテーションですべてを楽しんだ。
小生はこままわし担当で、次々に代わるメンバー相手に、昔ながらのコマ回しを精一杯教えた。
中には、「男回しが出来だしたよ」と喜ぶ子がいた。実は、女回しという優しい回し方があるのは、事前に先生から教わっていたようだ。私などには女回しの意識ががなくて、ひたすら横投げしてビュンビュン回す男回しだけ。
「へーなるほど、そんなのもあるのか・・・」と一つ教えられたり。

たとえ小さな町の、小さな地域活動とはいっても、資金源は地域住民や企業・商店などからの浄財で成り立っている。
色んな活動や資金の使途に関する情報は、資金提供者に知らせる義務を負う。そのためには定期的な理事会開催、それらに伴う議案書作り、計画や報告の書類作成など、何かと用務繁多になってしまう。

そんな中の一つとして欠かせない「地域の子どもは地域で育てる」つまり青少年健全育成という大義を、幅広い形で実践する。
言葉はなんかしらややこしいが、地域のお年寄りが、積極的に学校と協力して子どもたちの情操教育を補完する取組。
これがいいんだ。身近すぎる孫と遊ぶのとはまた一味異なる、先生気分を味わったりする。

取り敢えずは、元気な体を資本に、地域へのホンのわずかな恩返し。それにしても随分忙しくなったこの頃ではある。

コメント (4)
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