未だ明けやらぬ、芸北国際スキー場(おおひらコース)
昨日は4時起床。4時50分、婿殿運転の車に乗り込んで、目指すは広島県北の芸北国際スキー場。言わずと知れた孫君たちの岩国市民スキー大会応援に。
選手は7:30分に現地集合というから、遠く離れたこの地からの出発時刻がこれほど早くなるのも無理はない。
途中の高速道も一般道も、このところの陽気で順調そのもの。快適に走って、予定より30分ばかり早く着いた。選手は爆睡中。
芸北国際スキー場といえば、その昔若かりし頃、シーズンに2・3度は通った思い出残るスキー場である。
但し、当時の面影などどっこをうろついても見つかりはしない。なにかも大型化・商業化されて、山というイメージがなくなって2いる。
そんな感傷はともかく、小学校高学年男子の部へカー君が。中学校男子の部は兄ちゃんがエントリーしている。
ついでに三男悠雅君も、レース開始前のコースをエキシビジョンで滑らせてもらえるという。これは見ものだ。
6人乗りリフトに揺られて、総延長500m、高さおよそ300mはある頂上から、あのちびっこが一人で転びもせずに滑降してくる。
身長107cm、スキー板の長さ130cm。まるでスキーが勝手に滑っているようではあるが、ちゃんとコントロールして旗門の全てをクリアーして、最後はストックを腋に占め、体を丸めてゴールする。ジジバカながらかっこいい。
悠雅君が一生懸命 カー君も入賞目指して 兄ちゃんは断トツの滑りで
滑り終わって、三兄弟そろって。 一丁前に、顔なじみの仲間と悠雅君 表彰式の後で
三兄弟それぞれに持ち味を発揮しながら、精いっぱいコースを滑る。カー君は小学校高学年の部で3位入賞。
全国大会出場を決ている兄ちゃんは、こういった大会は落とせない。勝って当たり前。それを、一般男子を含めた全員を相手に見事にクリアー。ゴール地点から見上げるレース展開も、素人ながら一味違うパフォーマンスを見せてくれた。
レースのゴールまで、えっちらおっちら歩いてゲレンデの端を上る。足は凍るように冷たい。雪原を渡る風は首筋を冷やす。
だが、それもこれも我慢してゴール前でカメラを構えるジジの前を疾走する。気が付けば寒さを忘れていた。
今年も、地元の肝煎りで中国大会・全国大会出場の横断幕をこしらえていただいた兄ちゃん。有り難いことである。
青森県大鰐町で開かれる大会で、さてどれだけの力を発揮できるのか。体調整えて、ベストを尽くしてくるよう祈るだけである。