今シーズン初、カープを応援(2011.5.25) カンパイ!
“ 勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし ”
「生涯一捕手」と自分では言いながら、世間からは「名監督」「再生の盟主」と謳われた野村克也監督の言葉である。但し、ノムさんの創作ではなく、松浦静山の剣術書『剣談』からの流用と言われている。
「負けるときには、何の理由もなく負けるわけではなく、その試合中に何か負ける要素がある。勝ったときでも、何か負けに繋がる要素がある場合がある。」
そんなことを端的に表現し、戒めたのだろう。
今年初めて、マツダスタジアムに広島東洋カープの応援に行った。
目の前で起こった今のプレーを、瞬時に再現して見せてくれるVTRこそないが、やはり現場の迫力・本物の魅力には勝てない楽しさがいっぱいある。
残念ながら、1杯目のビールを飲み終わる頃には、試合を決定づけるような3点を取られた。相手投手はパリーグを代表するエース。あえなく完封を許す結果となった。
それでも、1点を先制された2回の裏、すぐさまノーアウト2・3塁という、同点は間違いなし、うまくいけば逆転だ・・・と最初っからボルテージは上がる。
何のことはない、カープの若い選手は手玉に取られ1点も取れず終い。
この拙攻が尾を引いたのか、その後は目を覆うばかりの無様な敗戦。
ビールでカンパイするどころではない。野球の方で見事なカンパイを見せてくれた!!
負けるときにはちゃんとした原因も理由もあるということか。
世の中も似たようなことが言えるのかな~。