怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

もう来年度のことは口出しできない

2006-02-11 04:40:32 | 戯言
職員会議の流れはもうとめられない。
私の立場はここにきて無いものとなった。

職員会議の効率化という上意下達の連絡会転換の強制、英語パイロット校(まだ未確定だが可能性大)、(たぶん)話す・聞くの国語研究、たてわり清掃活動(生活指導だろ!)がいきなり至上命令になった特別活動の「たてわり」の構造改革、読み聞かせボランティアの校内管理化、だれも使えないパソコンの入れ替え。

今は、おとなしく、子育てでもするか。

再来年度と3年後を見てろよ!
(長居する気もない地域だったが、長くなりそうな気配。)

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「ゆとり」から「言葉の力」?

2006-02-10 07:03:56 | 教育
学習指導要領、「言葉の力」柱に 全面改訂へ文科省原案(asahi.com.2/9)

すでに読んだ人も多いと思う記事。
「?」はどれほどの人が思ったのだろう。

文科省の功罪は、やはり「総括ぬき」の指導要領改訂ではないだろうか。

「ゆとり」の発展的解消が「言葉の力」であるハズがない。
だれがみてもおかしいことをやっているのに、だれもとめようとしない。
これが文部行政の実態だろう。

さて、「言葉の力」だが、国語の「話す・聞く」を中心の研究を行ってきたからこそ私は言いたいが、少なくとも、真の「表現力」としての「言葉」を持たすための教育が試行しやすい環境だったか?という点は否定的なのである。
加えて、発達段階も、教科書的な問題も、その教育工学的な部分も、未完成といえばいい言い方で、とても「思考力」の伴ったよいものとはいえないのが実の所だと思う。

他の教科においても、その論理的思考を生かす段階で、「言葉の力」を!と言ってきそうなのだが、「オイオイ」と突っ込みたくなるほど実態は伴っていない。
先のエントリーの理科「ものづくり」での実践は、まさにそんなところだし、広島大学のK氏推奨の「反証」授業も、きっと成り立たないことが更に浮き彫りになるだろう。

文科省が考えることなんて、実態無視のそんなもんだろうし、ブレーンの底も知れたもんだろう。
また、降って湧いたような施策が降りてくる。
実現されなかった「ゆとり」は地にしみ入るように消えていくのだろう。
前に失敗した、「支援」教育のように。

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こういうのって、無理なんだろうな(教科書問題)

2006-02-09 20:33:20 | 戯言
採択取り消し求め提訴 扶桑社教科書で杉並区民(共同通信.yahoo!ニュース.2/9)

主張の著しい不正というのが、
「社会科教師が同教科書についてマイナス評価とした報告書を、校長が書き換えて提出」
という程度では弱いな。そう思ってエントリーを書き始めている。

管理職が適当に報告書類を書き直させたり、書き換えたりなんていうのは、たぶん、事実上も理想上も当然視されているものだと思う。
つまり、管理職は、上に対して、学校側としての立場を報告したということなので、社会科教師の意見が云々が取り上げられるということではないのだと思う。
教科書採択制度は、そういった事実の積み重ねや現場の声を重用するようなシステムにはなっていないのだと思う。

また、今回の判定では、区教委側が言ってきそうなこととしては、
「教科書採択は、正しい審議過程を経て、民主的な手続きのもとの適切に行われた。」
というようなことだろう。

こう、言われてしまえば、細事がどうあれ通ったものだから、ひっくり返ることはないだろう。

また、
「子どもに希望する教育を受けさせる機会を奪われたとして、原告1人当たり1000円の賠償も求めている。」
というのも、「全ての生徒に」というものでないから、はなから退けられそうな気がする。

こういうことをやること自体を避難したり、否定したりするつもりはさらさらない。
署名でも求められれば、いくらでも私は書くだろう。
でも、こういう直接的なやり方のようで、かなり間接的なやり方よりも、やはり、「日本の教育をどうするの?」という根本的な議論を沸き立たせていくことに力を尽くし、また、教育のシステムの明らかにおかしな部分を改善する力を結集してほしいものだと読んでいて思った。
同じような想いを「日の丸・君が代」問題にも感じる。
現行制度で成り立ってしまっているものを攻めるよりも、制度自体を切り替えるための方法へ注力するべきだと思う。
(ただ、その場合、モチベーションはあがらないのだけれどね・・・。)
日本は民主制度自体未熟なのだから。
ちょっと悲観的な展望に繋がりそうな記事(事実)だけに、こういうことに気力を集めずに、日々、アルタナティヴしていくしかないと感じる。

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「2へえ」ぐらいかな?・・・(双子の知識)

2006-02-08 22:23:33 | 戯言
双子は一卵性と二卵性があるのは有名だが、一卵性は偶発的な要因が強く、二卵性は遺伝形質的な要因が強いということはあまり知られていないのではないだろうか?

今日、私の次男、三男が相次いで産まれた。
二卵性双生児だ。
母子とも元気で今頃病院で寝ているだろう。
私も、今、ようやく帰宅できた。
天にも地にも感謝したい気分だ。

でも、昨日から病院へつめていた(一時、睡眠に帰宅したが)ので、へとへと。
しかも風邪をぶり返したので、鼻がズルズル。

そこで壊れ気味だが「2へえ」ぐらいの知ったかぶりをエントリーにアップで場をつなぐ。
(つなぐ意味はないのだが・・・惰性のようなもの)

因に、一卵性、二卵性、共に胎盤が一つからへその緒が二本の場合と胎盤が二つでそれぞれにへその緒がつく場合がある。
我が子らの場合、後者であった。
だからどうしたは「ない!」ので、今日は、深くつっこまないでください。
お休みなさい。

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名付けもいろいろ(オバケのQちゃん談義)

2006-02-07 00:20:04 | 戯言
もう出産直前なのだが、インフルエンザにかかってしまったようだ。
今、書き込んでいて辛い。

実は双子が生まれるのだが、名前は長男と同様、すでに決まっている。
もちろん、ネット上なので公開はしないが、長男と同様、音の響きと双子なので兄弟のバランスを考えてつけた。

さて、ふと思い出したのことを書き留めているので、つまらない話かもしれないが、妻の友人が昨年春に出産をしている。
その子の名前は、その女性が昔から「オバケQ太郎」が好きなので「きゅうた」(漢字をどう当てているかは安全のため書かない)。

思わず吹き出したのだが、いたって真面目につけた名前で、センスがどうのという問題ではないようだ。
そこまでやると「グレート」としかいいようがない。
ちょっとしたアーティストというか職人でもあるので、今では似合いかなとは思っている。
(別に他人の子どもの名前にケチをつけているわけではない)

ちなみに出産祝いをQちゃんグッズにしようと、妻は子ども用の帽子を手に入れ、フェルトでQちゃんをパッチに縫い付けた。
その時「私はQちゃんの正確な姿を知らないからQちゃんの絵を探して欲しい」といわれたので、ネットでマンガ本を探してみると、意外にQちゃんは著作権の関係でマンガが再販されていないらしいことがわかった。
Qちゃんファンのサイト(あるんだねぇ)などでいくつか絵を見つけ、妻に見せて参考にしてもらったが、あのかわいらしいQちゃんという作品が、複雑な権利問題で凍結されている状態というのは知っている人が少ないのではないかなと思った。
因に、あの作品は藤子不二雄の両名だけでなく、トキワ荘時代の石ノ森やらなんやらが背景その他を手伝っているのだそうだ。
(まさに日本マンガ創世記の申し子のような作品なのだ)

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日本を滅ぼす教育論議(講談社現代新書)岡本薫その1

2006-02-06 00:08:16 | 教育書
まだ5章だての1章「現状の認識に関する論議の失敗」を読んだだけ。
でも、おそらくこの本は、これからの教育施策を考えていく足場になりそうである。
非常に平易に書かれている「日本の教育政策」への批判書だと思う。

第1章では、日本と諸外国の「教育」の差異について、宗教になぞらえて説明されていて分かりやすい。
「現状」の認識が根拠がないだけでなく、その中に含まれる齟齬やら頸城を端的に批判している。
また、後半では、「マーケット」という意識に対する不馴れな日本教育界の現状を、具体例をあげて批判している。

個人的には、「言っていた通りでしょ」という感覚が抜けない。
例えば、教育界に現場で使えない形で導入を強行されている情報機器、ソフトの話や民間人校長の話、学校選択制の話などはその通りである。

ちょっとこわいと感じるのは、この著者は、文部科学省の課長を務めていた点。
ある意味、政策側でリーディングをとれる位置にいた人間が、このような認識を持ちながら、当の文科省はまったくあべこべの施策を行ってきたことだ。
今のところ、真に疑問である。この人は現場で何をやってきたのだろう?

まだ、第1章だが、マネージメントをとりあげつつ、グローバルスタンダードを目指しているような節がある点、学習塾をコンシューマーオリエンテッド(消費者中心)と断じ切っている点などは、この著者が格差当然の教育像をもっているように、なんとなく透けて見えるような気がする。
いちいち引き合いに出す「太平洋戦争時の日本軍のマネージメントミス(特に精神論)」が、リスク当然の説明に引用されそうだが、日本人の冷静な同意を得られるかどうかは甚だ疑問だ。
「隗より始めよ」ではないだろうか・・・。

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時給400余円以下なり(部活顧問)

2006-02-05 00:40:12 | 戯言
部活は「公務」1日2500円 大阪府教委、手当アップ(2/2産經新聞.yahoo!ニュース)

中学の先生は部活だよね。
たいへんだよ。こりゃ。
ボ・ラ・ン・テ・ィ・ア・?
これで全国最高額?(他の自治体では公務:校務扱いでない?仕事じゃないことやらせるなよ!)
>手当の増額について、男性教諭は「額の多少ではなく、自分たちの努力をわかってくれたということはありがたい」と話している。
(これは「男性教諭」と書いたらまずいだろ。とある男性教諭だろう。)
教員って真面目な人多いよね。世間知らずっていわれるぐらい・・・。怒るだろこれ。
普通、子育て中の父親が家庭を顧みず部活にボランティアっていったら「ふざけんな!」って世間をしっている主婦は思わない?
しかし、「部活」を「教育活動」とするかしないかは恣意的な臭いがする。だれか教えて!

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電車をとめるなよ

2006-02-04 06:37:31 | 戯言
「スーパーあずさ」、受験生のため通過駅に停車(2/2.asahi.com)

多分、道徳的な批判を浴びそうなニュース。
とめた本人も当然恥ずかしかっただろうが、やはり同乗していた人たちは「はあ?」だったのではないだろうか。
しかし、この人は間に合ったのだろうか。
東京ー三鷹間は中央特別快速でおよそ30分程度。
三鷹でおりなくともそれほど差がでたとは思えないが、試験会場に連絡して遅刻では間に合わないのだから、ギリギリだったのだろう。
もうちょっと余裕つけて来てもよかったのではないかなと思う。
受験とめずに電車をとめる。なんにしても驚いた。

ハンドサッカー

2006-02-03 00:04:52 | 教育
今日は跳び箱の授業を切り替えた。
前の時間が伸び、始まりが遅れたからだ。
跳び箱は用意がおくれると少々つらいものがある。

以前このブログで話題に出した「ハンドサッカー」。
一応いろいろ批判したからにはやってみたかったのだ。
また、外体育でラインサッカーを始めるのに、ルール的なもののいくつかを目の届く範囲で確認しておきたかったからというのもある。
なんにせよ、怪我の功名でやってみた。
あまり指示をしなかったし、コートを狭くとって展開をはやくしようとしたので、チャージが多い時間になった。
3分ハーフで行ったが、限界だった。
子どもは熱中し、ひざを床にこすり痛そうなもの、頭と頭がごっつんこよろしくぶつかりさするもの、いろいろ出たが、子ども側からは全く不満はでなかった。
これは手軽で面白い。

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モチモチの木(一応)その1

2006-02-02 20:45:25 | 教育
さて、また悩むモチモチの木。
いつも、ああでもないこうでもないと考えながら発問を用意している自分がある。
実は、今日、用意していたのは、オーソドックスに物語の設定から入り、場面の様子を確認していきながらテーマへ螺旋階段のようにせまる道筋。

ところが、いきなりモチモチの木の役割について議論になった。
モチモチの木は、時に「かみの毛をざわつかせ」「実りを身体をゆさぶって落とし」「不思議に光輝く」存在。
これは「生きて話に関わっているように思える」派とそうではなく、「木は木」派。
実は、後者が3人だったので、おやおやと思い、討論に突入。
しかし、今までの学習が生きていると感じたのは、意見の理由を「学芸会の舞台」や「きつつきの商売」や本文中の言葉において論を展開していたこと。

今回は、いくつか読みとる上で読み違えやすい点をぶつけて、討論形式を取り入れながら進めていこうと思った。
今日の発言率時間が短かった割にはは6、70%くらいだろうか。
時間がなく切り上げたところもある。
最初にしては食い付きがよい感触を得た。
これを引き上げたり、小さい声をクローズアップする手法をとったりしていこう。
かなりでこぼこした読みになるが、そこはいろいろ補ってやろう。
元気のいいクラスだ。似合っている。
そう決めた。

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教委の程度

2006-02-01 06:32:44 | 戯言
教委のニーズ把握不十分 生涯学習のテーマ
逆パターンでバッシングさせてもらおーっと。
結局、教育委員会の程度ってこんなもんよね。
実態無視。思い込みでやっているのよ。
教育施策方面でも、苅谷らが指摘で方針がひっくりかえるの例をあげるまでもなく、のぼせた公務員意識やうぬぼれた市民意識の持ち主が多いのさ。
無駄な金を使って、迷惑なもんだ。

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