ブエノスアイレス

「ブエノスアイレス」
監督：ウォン・カーウァイ
主演：レスリー・チャン
　　　トニー・レオン
　
　今朝は4時起きです。そうです、サッカーです。日本vsドイツのW杯直前テストマッチ。いや～ここ最近の試合の中では、ダントツにおもしろかった！特に高原が2点入れた後、ドイツも2点取り返してからは、超スピーディーなガチンコ勝負！後半30分を過ぎてるのに、みんな走る走る。両者一歩も譲らない展開に「スゴ～～イ！！」と、朝の6時に叫んでました。終わったら二度寝するつもりだったのに、ミョ～にエキサイティングしすぎて、そのまま出勤です。
　そんな男達の熱いバトルの後に「ブエノスアイレス」。コッチは男同士のラブストーリー。いきなりレスリー・チャンとトニー・レオンのラブシーンから始まります。（遊びでサッカーやってるシーンもアリ）同性愛に関してはなんの偏見も持ってませんが、映像として見るのは苦手だったので、この映画はちょっと避けてました。
　同性愛の映画が苦手なのは、そこに入れない悲しさ（くやしさ）があるせいです。女性は絶対相手にしてもらえないという疎外感。この映画のレスリーとトニーは、それはそれはカッコイイ。それはそれはカッコイイ2人の間に、女性が入り込める余地は皆無なのです。
　それにしても、自由奔放でわがままで、でも魅力的でって役をやらせたら、レスリーの右にでる者ナシですよ。（天下一品！）そしてトニーの苦痛と哀愁が入り交じった表情。バックに流れる音楽と、ブエノスアイレスのなんだかスゴイ滝（名前忘れた・・）。全てがせつなくて美しい。やっぱりカーウァイはいいなぁ。（今年はレスリー生誕50周年。☆☆☆☆☆☆☆☆）

いい汗かいてます

　岩盤浴ってご存じですか？先日、同性同名M嬢に連れられて『初岩盤浴体験』をしてきました。
　ホークスの選手がバンバン広告に出てることでも有名な「石の癒」。スタッフは親切丁寧でとても感じがよく、室内も清潔で好印象。でもなによりよかったのは、岩盤浴そのもの。あったまった石板の上に身体を横たえるだけなんですが、コレが！気持ちいい！！全身をポカポカと温めてくれ、滝のように汗をかく。まさに「私の中のよからぬものが」ジョビジョバーーーッと出て行くカンジ。もうクセになりそうです。
　うつ伏せ５分、仰向け5分の10分を、途中休憩をはさみながら3本繰り返すと、よからぬものだった汗が逆に美容液に変わり、シャワーなど浴びずにそのまま帰れる。（とは言えシャワー室はちゃんとあります）お肌はスベスベ（本日も持続中）、身体も軽い。1回1,500円とヘタなエステよりもお手ごろだし（会員価格。着衣とバスタオルのレンタル料含む）月に1回のお楽しみにします。

のど元過ぎれば

　今月はお金になる仕事を一切してません。ボランティアとボランティアとボランティアとプレゼン、みたいな。2ヵ月後がおっそろし～いんですが、でも、楽しかったからいいか。
　しかしやってる最中はキツかった…。お金にならない仕事は、実は自由に出来る仕事でもあり、その自由さゆえに悩んだりもして、精神的には追い込まれました。。まぁたまにはこんな目にもあわないとね。実際カタチになると悩んだ分ウレシイし、プレゼンのネタも（私の作業的にはとんでもない案だけど）出来上がるとカワイイし、のど元過ぎればなんとやらってヤツです。
　昨夜もボランティアの1つ、f-adcの勉強会で葛西薫さんと高井薫さんをゲストに講演会をしましたが、過去最高の人出で、それまで大変だった準備のこととか全部飛んじゃいました。しかもお二人とも素晴らしい人格者！お二人と同じ壇上にいながら、やっぱり特等席で聞いている人になってしまったのですが、もう2度と壇上には上がらないので、みなさんまた来てくださいね。
＜青山ブックセンター福岡店での『薫展』は6月4日まで開催＞

精も魂もつき果てて…

　いよいよ24日（水）から、葛西薫さん＆高井薫さんの『薫展』が、青山ブックセンター福岡店で開催されます。今日はその準備でオオワラワでしたが、予定の時間よりも早くセッティングでき、手伝ってくれた（全てボランティア）みんなのチカラに圧倒された1日でした。ホントにみなさん、お疲れさまでした！
　「ポスター作りたい！」と、冗談半分で言ったことがそもそもの始まりでしたが、あれやこれやと、目が回る思いでなんとかここまで漕ぎ着けました。。25日（木）には、ご本人をお呼びしての講演会があります。（電通九州・11Fホール）たぶん、葛西薫さんを『生』で見れる機会はもう一生ないでしょう。関係者の皆さん、ぜひ同じ空気を吸いに来てください。絶対ごりやくがあるハズ。私は葛西さんを見ながら「デザインがうまくなりますよ～に～」と拝みます。（もちろん心の中で）

ヴィレッジ

「ヴィレッジ」
監督：M・ナイト・シャラマン
主演：ホアキン・フェニックス
　　　エイドリアン・ブロディ

　「戦場のピアニスト」のエイドリアン・ブロディって、いくつだ？と思わせるこの映画。最初、誰だか分かんないくらい、一見高校生風。（実際は33才）そんでもって、ホアキン・フェニックスもいくつなんだ？？と思わせるほど貫禄がついてる。リバー・フェニックスの弟だから若いと思っていたのに…（実際は32才）。さらにさらに、シガニー・ウィーバーって、いつの間にこんなにフケちゃったの？？？って、シガニーも最初分かんなかったよ！フツーすぎて。（実際はナント57才！！今エイリアンに襲われたら全滅か？！）
　この映画にエイリアンは出てきませんが、怪物は出てきます。で、その怪物と戦うのは、シガニーじゃなくブライス・ダラス・ハワード。たぶん、フツーの人が見たらまったく恐くない映画だと思いますが、私はスゴク恐かった！
　この監督お得意の『どんでん返し』のようなラストも待ってますが、私の感想は『どんでん』返されたというよりも、ストーリーに添ったい～いラストだった気がします。（後半ホアキンに活躍してほしかったな。☆☆☆☆☆☆☆）

ディボース・ショウ

「ディボース・ショウ」
監督：コーエン兄弟
主演：ジョージ・クルーニー
　　　キャサリン・ゼタ・ジョーンズ

　「オー・ブラザー」でのジョージ・クルーニーにはおもしろさをまったく感じなかったので、ついつい後回しにしてた本作。が、コレおもしろかったです！もっと早くに見てればよかったなぁ。
　金持ちインテリ、でもちょっとオマヌケな役がとってもよく似合うジョージ・クルーニー。映画の大半をクルーニーに肩入れして見てしまうくらい、い～いキャラクターです。と言うのも、対するキャサリン・ゼタ・ジョーンズの、抜け目のないこと、ないこと。こんなゴージャス美人を演やらせたら、も～う右に出るものなし！なのです。（アンジェリーナ・ジョリーとキャサリン・ゼタ・ジョーンズは唯一無二です。）
　お話は二転三転。ちょっと中だるみ感はあるけど、それでも見終わったときには「おもしろかった～」と素直に思える。ジェフリー・ラッシュを、ちょい役扱いできるコーエン兄弟に脱帽です！（レンタルのワンちゃんに☆☆☆☆☆☆☆☆）

わらび

　イロイロあって、天神に出かける用事ができ「今日はアナゴだ！」と思ってイソイソと出かける。んが、そんな流暢な時間などはなく、あえなくトンボ帰り。でもなんだかくやしいので、大名にある老舗和菓子屋の『駒屋』で「わらび餅」を購入。『駒屋』の一番人気は「豆大福」で、甘過ぎずいい具合の塩かげんが効いていて、とってもおいしい。以前はとにかく「豆大福」だったが、最近はもっぱら「わらび餅」。モッチリしたわらび餅の上に、きな粉と黒密をた～っぷりかけてパクパク。ウマ～イ！ここの黒密は甘過ぎないので全部かけてもダイジョーブ。1個150円。お土産にもいいっすよ。

3色丼

　福岡大丸で『全国うまいもの大会』が開催中。実はこういった催事には行ったことがなく、本日初体験！いんや～、どれもこれもおいしそ～う！ひととおり全部見て、中でもおいしそうな所にふらふらと近付く。こういった会場ではみんな試食させてくれるんですよねぇ。で、なにげにカニをもらって食べてみると、コレが！ウマイ！！「これ1コください」もう即決です（笑）。それが写真の『3色丼』。カニ、イクラ、ウニがたんまりのって1,500円。食べて分かったんですが、ごはんの量が異常に少ない。もうほとんど『具』です！どっちかって言うと、ごはんおかわりしたいくらい。まあ、そんだけ味もしっかりした素材を使ってるってことでしょうね。明日はアナゴ寿司をゲットしに行きます！（22日まで開催）

つ、疲れた・・

　なぜだか今日は、とっても疲れました。悪霊のせいかしら？ってことは『憑かれた』ってことか？？イヤイヤ、きっと能力アップのアロマのおかげで、働きすぎちゃったに違いない！ひと休みひと休み…。

追記：そういえば、前日飲んだくれてたんだった。。そりゃ疲れるわ・・

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ

「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」
監督：ジョン・キャメロン・ミッチェル
主演：ジョン・キャメロン・ミッチェル
　　　ミリアム・ショア

　こ・れ・は！！おもしろい！！！久々のヒット！超オススメです！！ヘドウィグというドラッグ・クイーンの半生を、自らが作った歌で語っていくノリノリロック映画。元々はオフ・ブロードウェイで上演され大ヒットしたミュージカルで、それを同じジョン・キャメロン・ミッチェル主演で映画化したモノです。（舞台も映画版もジョン・キャメロン・ミッチェルが監督＆脚本＆主演！）だからと言って180度の舞台を、360度の世界に変更しただけのシロモノではありません！（いや、舞台は見てませんが）映画のライブシーンでは、歌の歌詞に合わせて子供が描いたようなアニメーションが出て来ます。もうコレが秀逸。またこの歌がとってもいいんですが、アニメーションのおかげで、その歌詞の意味がより深く伝わってきます。曲調も覚えやすく、ミュージカルで大ヒットしたというのはうなずけますね。
　その作詞・作曲をしたのは、本編でギタリストとして登場するスティーブン・トラスク。（たまたま乗り合わせた飛行機でジョンとスティーブンが意気投合しこのストーリーが生まれたそうな）そして、私は最後まで気付かなかったんですが、ヘドウィグの夫役は女性（ミリアム・ショア）が演じてました。この変化球もキラキラコピーライターY嬢にはお見通しだったみたい（さすが！です）。性別も宗教も超越し、ひとつの区切りに達したラストにはちょっと泣きそうになりましたよ。
　本編は93分という短さも手伝って、あっという間に終わります。ちょっと時間が空いた日に、ぜひご覧あれ！（バンド名は『アングリーインチ（1インチの怒り）』（爆笑）☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆）