フリーランス的発想のススメ

~フリー満喫講座~

天使の涙

2006年02月28日 | アジア映画
「天使の涙」
監督:ウォン・カーウァイ
主演:金城武
   レオン・ライ

 もともと私はウォン・カーウァイが好きなのですが、コレは「恋する惑星」の二番煎じじゃなかろうかと疑ってたので、ずっと見てなかったのです。なんですが、ついついレオン・ライ見たさに(殺し屋役だし)借りてしまいました。。ところが!意外にも、金城武の方がよかったんですよー。邪気のない表情がこの役にはピッタンコ。(そうとう確信犯なんですけどね)
 内容はやっぱり『二番煎じ』でしたねぇ。特筆すべきことは何もないのですが、発狂寸前のカレン・モクはよかったです。(金城&カレンに☆☆☆☆☆)

食神

2006年02月27日 | アジア映画
「食神」
監督:チャウ・シンチー
主演:チャウ・シンチー
   カレン・モク

 お気付きですか?昨年の韓国ブーム、そして今年に入ってから怒濤の香港ブームで(ええ、私個人の話です)、カテゴリー欄に新しく『アジア映画』を設けました。もちろん日本映画もこの中なのですが、もうすでに45作品入ってマス。ちょっと前までは、アジア圏の映画ってほとんど見てなかったのになぁ。。(いつのまにこんなに見ちゃったんだろう)
 で、ついに香港映画も『チャウ・シンチー』ゾーンにやって来ました。日本ではあまり話題になりませんが、ジャッキー・チェンやチョウ・ユンファと並ぶ香港の大スターです。「少林サッカー」も「カンフーハッスル」も見てないけど、とりあえずシンチーの最高傑作との呼び声高い「食神」から見てみることに。
 見終わって、ナゼ話題にならないかがなんとなく分かりましたよ。コテコテの香港喜劇で、このへんのコメディって、サモハンキンポーあたりで止まってるんですよねぇ、日本じゃ。でも、そんな荒唐無稽なバカバカしさも、久々見ればオモシロイ。カレン・モクなんか、よくあんな不細工メイクが出来たものだと感心しました。(日本の美人女優には絶対できない!)
 とりあえず王道のコメディを楽しむなら、シンチーはオススメ(かも)です。(おまえに食わせるタン麺はねえ!☆☆☆☆☆☆)

1:99 電影行動

2006年02月24日 | アジア映画
「1:99 電影行動」
監督:香港を代表する11人
主演:香港を代表するトップスターたち

 2003年のSARS問題で、落ち込んだ香港を活気づけようと集まった11人の監督によるオムニバス映画。1編が約1分という短さで最初はあっけにとられたけど、香港を応援する『CM』だと思って見れば、こんなにも贅沢でおもしろいCMはそうそう見られない。
 とにかくトップバッターのジョニー・トーが監督した「狂想曲」はサイコー!! 暗い題材を明るく吹き飛ばす感覚は、ホント恐れ入ります。(アンディ・ラウのはじけっぷりもいい!)その他11人の監督が、それぞれの持ち味をたったの1分間でじゅうぶんに発揮。本編は1分間ですが、特典映像ではロングバージョンも見れて、2度おいしいです。香港特有のパロディ(パクリ?)も満載だけど、CM関係者は見てソンはないかも。
 特典の中で『ナゼこの映画を作ったか』をエリック・ツァンが語ります。それを聞いてからまた見返すとより分かりやすくなるし、とっても深い。あ~香港ガンバレ!!(あっという間に終わります。☆☆☆☆☆☆☆)

上海グランド

2006年02月23日 | アジア映画
「上海グランド」
監督:プーン・マンキ
主演:レスリー・チャン
   アンディ・ラウ
 
 香港映画はやらかしてくれますよぉ~。この映画、とってもいい話なんです、『普通』に撮れば。普通に撮れば、レスリー・チャンとアンディ・ラウのオットコ前2人の友情物語りで、ラストは泣けるいい話なのです。なのに!あの手この手を使っちゃうんですよ~。いちばん解せないのが、アンディ・ラウとアナコンダ(大蛇)との格闘シーン。ナンデこの映画にそんなシーンが必要なんだ??
 と、文句から入りましたが、内容(ストーリー)はおもしろいし、レスリーもアンディも物凄くカッコイイです。しかも韓流スター、チョン・ウソン(「私の頭の中の消しゴム」の彼)まで出てます! こんなに目の保養になる映画もそうはない。大袈裟な演出にだけ目をつむれれば問題なし。(ヒゲとタキシードに☆☆☆☆☆☆☆)

アンディブーム

2006年02月22日 | ふと思う…
 「Needing You」のDVDを1週間レンタル中なのですが、実は1日1回(以上)見てます。毎日毎日、同じ映画を見てるのです。同じ場面で笑い、同じ場面でニヤリとし、もうアホじゃなかろうか、と自分でも思います。思うけど、おもしろいからしょーがないのです。アンディ・ラウがカッコイイんだから、しかたがない。顔はまったく好みじゃないけど、後ろ姿とかカッコイイんですよ。昔は細い男の人はダメだったんですが、アンディの細い腰や足を見てると「コレもアリかも・・」と思えます。ってゆうか、ついに『なんでもアリ!』になってしまったのかもしれないが…。 
 ちなみに相手役のサミー・チェンも、かなりいいキャラです。落ち込んだ時に見たら立ち直れそう。って、今ぜんぜん落ち込んでませんが。(「Needing You」を購入する日も近し)

欲望の翼

2006年02月19日 | アジア映画
「欲望の翼」
監督:ウォン・カーウァイ
主演:レスリー・チャン
   アンディ・ラウ

 好きですね。何回見ても、ホントにいい。実は、この映画にアンディ・ラウが出てたことに気付いてなくって、久しぶりに録画しておいたビデオをひっぱり出して確認しました。いやぁ、あの警官がアンディだったとは…。ビデオだからか、画像が暗くて顔がハッキリしてなかったんですよねぇ。でもあの『鷲鼻』は確かにアンディでした(笑)。
 この映画を初めて見たとき、レスリー・チャンのトリコになってしまい、以後5年間ほどレスリーファンでした。ダメ男なんですけどね、カッコイイんですよ。当時の私にとってはレスリーがあまりによすぎて、他の共演者の印象が薄かったんですが、あらためて見てみると、共演者すべてがビックネーム!&素晴らしい演技!(あの時の私はどこを見てたのか??)アンディの制服姿はカッコイイし、ラストのトニー・レオンは、ちょっとだけの出演なのにさすがの存在感。マギー・チャンやカリーナ・ラウもよかった。1990年に制作された退廃的なラブストーリーですが、ホントにいい映画は、いつ見ても色褪せることはないですね。(カーウァイの原点ここにアリ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆)

Needing You

2006年02月18日 | アジア映画
「Needing You」
監督:ジョニー・トー
主演:アンディ・ラウ
   サミー・チェン
 
 あまりにも「ロミオ・マスト・ダイ」がつまらなすぎて、くやしくって(?)ついついジョニー・トーに手を出してしまいました。(こないだ休止したばっかりなのに…)も~う、ジョニー・トーにハズレなし!!サイコー!!幸せ!!
 私の中ではジョニー・トー=『黒社会』だったのですが、「ターンレフト・ターンライト」といい、この「Needing You」といい、ラブコメもサイコー!!です。とにかく上司役のアンディ・ラウがいい!!やさしい!素敵!こんな上司が私も欲しい!(1人会社はサミシイ)さらに部下役のサミー・チェンもいい!!ドジでキュート!あんたは好かれる! ほんとに笑えて、ラストは幸せな気持ちになれる、と~ってもいい映画でした。もしも、あなたが上司で、部下にお気に入りの女の子(もしくは男の子)がいた場合、この映画のアンディを真似すれば、必ず落ちます!私なら100%落ちる!!
 ちなみにこの映画の中で、アンディ・ラウ主演の「逃避行」の話が出て来ます。「逃避行」を見てからコレを見てれば、さらにおもしろかっただろうなぁ。。(アンディに惚れた!☆☆☆☆☆☆☆☆)

ロミオ・マスト・ダイ

2006年02月17日 | ハリウッド映画
「ロミオ・マスト・ダイ」
監督:アンジェイ・バートコウィアク
主演:ジェット・リー
   アリーヤ

 お、おもしろくない…。いや、おもしろくないにも、ほどがある!! あぁぁ、なんてこったい、ジェット・リー…。全てはハリウッドのせいなのか?! こんなことならジェット・リーの「少林寺」でも借りればよかった。。後悔先に立たず。(今は亡き歌姫アリーヤの美しさのみに☆☆)

50回目のファースト・キス

2006年02月15日 | ハリウッド映画
「50回目のファースト・キス」
監督:ピーター・シーガル
主演:ドリュー・バリモア
   アダム・サンドラー

 ドリュー・バリモアっていくつだ?と、ふと疑問に思ったのでネットで調べてみる。ナニナニ、もうすぐ31才かぁ…。31才ならまだ許せるかなぁ…。というのもこの映画、ラブコメなんですね。で、けっこう夢物語り系のラブコメなのです。ドリューの年がもっといってたら『そりゃないよ系』なのです。
 とは言え、かなりフケて見えたなぁ。(デジタルの力は恐ろしい)なんだか、そんなトコばっかり気になって、話に感情移入ができなかったな。そのお話ですが、事故の後遺症で、短期の記憶を維持できない女性(一晩眠ると前日のことを忘れてしまう)に、毎日アプローチし続ける男性の悪戦苦闘ものがたり。設定からして『そりゃないよ系』ではあるんですけどねぇ。脚本しだいではもっとおもしろくなってたかも・・。(ハリウッドのコメディはどうも合わない。☆☆☆☆)

靴に恋して

2006年02月13日 | ヨーロッパ・その他
「靴に恋して」
監督:ラモン・サラサール
主演:アントニア・サン・ファン
   ナイワ・ニムリ

 スタイリストO嬢が「見た~い」と言っていたこの映画。確かにパッケージを見れば、スタイリストがヨダレを垂らして喜びそうな、靴、靴、靴のオンパレードっぽく感じます。んが、実はこの映画に『靴』の話はほとんど出てこないのです。
 主人公は5人の女性。小さな靴を履く女。盗んだ靴を履く女。扁平足の女。などなど、『靴』は履いてる女性の性格を現わすキーワードとして用いられてました。それぞれ問題を抱えた女性たちの再生の物語ですが、そこはスペイン映画。説教じみてもないし、ジメジメもしていない。ちょっと長い気はしたけど、なかなかおもしろかったです。(「若い男の子はみんなゲイだった!」と、コピーライターY嬢は嘆いてましたが。。)
 それにしても、『靴』でその人の性格が分かる、というのはかなり言いえてますね。ちゃんと磨いとこ!(12cmヒールを履く女 byY嬢。☆☆☆☆☆☆)