フリーランス的発想のススメ

~フリー満喫講座~

ツール・ド・フランス 2011

2011年07月26日 | ふと思う…
 今年のツールもガッツリ楽しませていただきました。個人的にはコンタドールを応援してたんですが、第1ステージ残り10km地点で集団落車に巻き込まれたのを皮切りに、1週間後にまた落車をするなど、連覇を狙うコンタドールにとっては試練のツールになってしまった。。その前のレースが過酷だった影響もあって、終盤になってもコンディションは上がらず、逆に膝を悪くしていたようで、表彰台には上れませんでした。残念。
 それでも「今年もおもしろかった~」と思わせてくれたのは、今季マイヨジョーヌに輝いたエバンスのおかげ。いや~、1人で気を吐いてましたね。サイクルロードレースってよく分からないんですけど、基本的にはチームレースなんですよね、たぶん。チーム全体でエース(1人)をゴール地点まで引っ張って、最後にエースを勝たせる仕組みだと思うんですが、エバンスのまわりには仲間がいなくて(途中でちぎれちゃう)毎回1人で戦う構図になってました。1人でガムシャラに自転車を漕ぎ続ける姿には「これぞ男気!」の神々しさがありましたよ。最後のタイムトライアルで総合優勝が決まったときの男泣きに、もちろん私も男泣きです!



 真ん中の黄色いジャージを着てるのがエバンス。両隣はシュレック兄弟。2位が弟のアンディ(左)で、3位にお兄ちゃんのフランク(右)。アンディはずっと2位なんですよね。来年はアンディの年になるかなぁ。(でもやっぱりコンタドールに勝ってほしい!)

こんな結末、夢でも想像できなかった。

2011年07月18日 | サッカー
 アジアの大会でもなく、オリンピックでもなく、はたまた夢や妄想でもなく、女子サッカー日本代表は、ワールドカップの頂点に立ちました。



 ワールドカップで日本が優勝する姿を、生きてるうちに見れるだろうか?と思っていたのに、男子よりも先に、それを女子が叶えてくれた。ずっとずっと先のお楽しみなんかじゃなく、こんなにも早く。

 でもちょっと早すぎたかもしれない。力ではドイツにもアメリカにも(おそらくブラジルにも)今はまだ少しだけ負けてるかも。でも追いつくことは出来た。90分の戦いで追いつき、120分の戦いでもまた、追いついた。
 この大会をまぐれや奇跡にしないためにも、今後のさらなる成長が大事ですね。ワールドカップで優勝したことで、選手たちには世界への扉がパァーッと開いたんじゃないでしょうか。世界のベストを維持するためには、強豪国のデカくて強い選手たちに慣れないといけない。(慣れてない選手はけっこういた)日本のなでしこリーグで難しいなら、どんどん世界に羽ばたいておくれ!なでしこたち!オメデトーーー!!!




女子W杯なでしこ決勝へ

2011年07月15日 | サッカー
 残念なお知らせです。私、日本×スウェーデン戦、起きれませんでしたーーーーー!なんてことでしょう~(泣)まさか起きれないなんて思ってなかったから、録画の設定もしていなかった…これを『怠慢』と言うのですね。。次からは起きれる自信があっても、絶対録画設定をいたします!(こうやって人は成長するのだった…)
 ということで、昨夜20時からの再放送を観ました。(フジテレビNEXT)日本に勝とうと思った場合、ボールを持った選手にプレッシャーをかけて自由にパスを出させないのが有効だと思うんですが、スウェーデンはまったくプレッシャーをかけてこなかったですね。そのおかげでなでしこはラクにパス回しが出来てました。ただパスミスが多かった…特に前半は。緊張してたんですかねぇ。でもそりゃそうですよね、なんたって世界最高峰の大会『ワールドカップ』の準決勝ですよ。観客の数もハンパなかった。そのなかでよく戦ったと思います!



 ボールを持った選手にプレッシャーがかからなければ、なでしこペースになるのは必然。とは言え、身長差が10cmも20cmもあるチームに対して、セットプレーや中盤の空中戦で負けてなかったのはリッパです!凄いですよね。サッカーは身長じゃないんだなぁ。

 

 決勝で戦うアメリカは、スウェーデンのようにラクにボールを持たせてくれる相手じゃなく、強烈にプレッシャーをかけてくると思われます。なでしこお得意のパス回しは出来ないんじゃないかなぁ。実力だけで考えるなら、なでしこが勝つ確率はかなり低い。でも一発勝負の場合なにが起こるか分からない。しかも今大会、なでしこはかなりツイてます。試合内容では圧倒されてたドイツに勝てたのは、何度もあったドイツの決定機で、シュートが全部枠をハズレてたから。勝利の女神は日本に微笑み続けたとしか思えない。唯一ツイてなかったのは、イングランド戦での2失点。でもイングランドに負けて2位通過したことで、組み合わせ的には有利に働いた気がします。(ドイツ戦はあったものの)
 女神は最後までなでしこに微笑んでくれるでしょうか?決戦は18日の早朝です。(次は起きるぞ!コノヤロー!)


なでしこジャパン

2011年07月07日 | サッカー
 欧州サッカーはオフシーズンなんですが、その間テニスやってたり、サイクルロードレースやってたりと、こっちは休むヒマもありません。。今はツールドフランスと、女子サッカーW杯を観てるんですが、女子W杯はグループステージが終わって、9日からついに決勝ステージです!
 なでしこはイングランドに敗れたため2位通過。イングランドはフィジカルが強くて、寄せがものすごく速かった。1トップの9番の選手でさえハードワークを怠らず、前線からチェイスして、ボールを奪うことに成功してました。パスを繋いで攻め上がるなでしこの武器は完全に奪われて、後半途中まで決定機を作ることすら出来なかった。こういう劣勢の場面が続くと、澤がいかに素晴らしいかが分かりますね。なでしこ全体が思考停止状態で、考えながらパスを出しているなか、澤だけがピッチ内を走り回ってました。危険を察知すれば守備に走り、チャンスと見ればゴール前に走り込む。でもそれをやるのが澤だけじゃどうしようもない。。



 ニッチもサッチもいかない状態で2失点した直後の後半30分、ようやく18歳の岩渕を投入。この子は本当に素晴らしい!岩渕が入ったとたん攻撃が活性化され、何度となく決定機を作り出すなでしこ。相手が疲れてきたこともあってか、縦横無尽に動き回る岩渕を捕まえることが出来ない。イングランドの選手とぶつかったら、おそらく3mは吹っ飛ばされそうな小さな岩渕なんですが、ポジショニングが上手いのか、いい場所でボールを受けて、すぐさま前が向けるんですね。それでスルスル~ッとゴール前まで侵入出来る。なぜこの子をもっと早く入れないのか。。後半開始早々から入れていれば、状況はかなり違っていたかも…。
 と、タラレバを言ってもしょうがなし。結果2位となったなでしこの次なる対戦相手は、強豪ドイツです!(怖いよぉぉぉ)ドイツのフィジカルは岩のようなイメージ(苦笑)。イングランドと体格やプレースタイルは近いと思うので、なでしこのキーマンは岩渕だと思います!出来ればスタメンで使ってほしいけど、無理なら後半開始からでもいいです。よろしくお願いします!