フリーランス的発想のススメ

~フリー満喫講座~

W杯後のお楽しみ

2014年07月18日 | 2014W杯
 以前、W杯やEUROが終わる度に「オットコ前ランキング」をやっていたんですが、(オットコ前とは「イケメン」のことではなく、男気あふれるプレーヤーのことです)ただ今回は「オットコ前ランキング」ではなく「この選手が11人いたら最強!」というのをやってみます。(ヒマか?)
 攻撃の天才「メッシ11人」は、おそらく最弱です(笑)メッシが前線に4~5人いたら、点はめっちゃ獲れます。たぶん10点くらいは獲れると思う。ただし、守備はザルなので、20点は獲られると思います。。獲られた以上に取り返せればいいんですが、メッシにそんな体力はありません。結局守備ができないとどこまでも失点してしまうので、まず考えなければいけないのが「守備が出来ること」でしょうね。
 と言って、守備だけでもやっぱりダメで、シュートセンスや決定力がないと、いつまでたっても0-0で勝つことができない。なので、守備ができてミドルが打てる選手とか、けっこういいと思います。今回のW杯で言うなら、ドイツのMFシュバインシュタイガー11人なんか強いと思いますね。守備はもちろん出来るし、もともと攻撃が好きな選手なので、ミドルもガンガン打ってくれそう。(入るかどうかは別にして…)でも空中戦はそんなに強くないので、放り込まれるとキツイかも。
 で、もう1人強そうだなと思うのが、ブラジルのDFダビド・ルイス。センターバックでありながら、守備放棄して上がりまくる、あのアフロです。ディフェンスならどこでも出来るし、ボランチの位置でも素晴らしいプレーをします。加えて空中戦が強いので、セットプレーや、あとフリーキックでも決めることができますね。ただ、細かいことが苦手で、ピンポイントクロスなんかは無理そう。自分のポカで早々に失点し、それを全力で取り返しに行くというムダに熱い試合が目に浮かぶ…とにかく、出入りが激しいサッカーになると思うので、観ていて退屈はしないかも(笑)
 時間をかけて練習させれば、けっこうイケるかもしれないと思うのは、クリスチアーノ・ロナウド。クリロナもメッシ同様守備をまったくしない選手なんですが、あの体格と運動神経をもってすれば、守備もGKも練習次第ではそこそこやれそう。サッカーに関してはマジメな選手で、誰よりも練習をするタイプだし。ただ、守備をがんばる気持ちが本人に皆無なのがネック(大汗)
 と、いろいろ考えた結果、最強の11人はドイツのGKノイアーじゃないかなと思っています。ノイアー11人の場合はもう中盤ナシ。後ろ6人前4人で、ひたすら放り込み(笑)で、なんとか1点もぎ取ったら、あとは守りきる。全員ノイアーですからね、相手チームは点が獲れる気はまったくしないと思います。ただし、試合内容は確実におもしろくない(苦笑)


合コンでの作法

2014年07月10日 | 2014W杯
 合コンの席で「へぇ、ヨーロッパサッカー見てるんだ。誰が好き?」と聞かれ「フェルナンド・トーレスです」と答えると、たいてい「ああ、カッコイイよね(笑)」と鼻であしらわれます。そんなときは「はい、カッコイイです(ニコッ)」と返しています。間違っても「マスチェラーノが大好きで、悪い顔しながらタックルかますところにシビレます!」なんてことは、絶対に言ってはいけません。





今朝もオランダのロッベンをことごとく止めまくっていたマスチェラーノ。マスチェは意外とつぶらな瞳で、まつ毛も長かったりするカワイイ選手です

ザックジャパンを悪く言うのはやめてくれ

2014年06月27日 | 2014W杯
 日本のW杯敗退が決まってから、いろんな声が聞こえてくる。「ニッポンは弱かった」「世界との差は大きい」「一から出直せ」正直、どれもこれも間違っている。日本は弱くなどないし、世界との差は確実に縮まっている。一からやり直すことなどなにもない。
 その一方でこういう声も聞こえる。「みんなよくがんばった、お疲れさん」本当にそうだろうか?日本は本当にがんばったのだろうか?浮き足立って力の半分も出せなかったのではないか?それを「がんばった」と言うだろうか?自分が持てる精一杯の力を出しきることが「がんばる」ということじゃないのか?
 ザックの退任発表から今この瞬間まで、くやしくて涙が出るのは、日本が弱かったからじゃない。日本代表が持っている力を、W杯の舞台で証明することできなかったからだ。
 コートジボワールもギリシャも、決して強いチームではなかった。コロンビアは8人のメンバーを替えていた。その決して強くなかったチームに、日本は負けた。どのチームに対しても、日本は勝つことができたはずなのに、勝てなかった。
 だからくやしい。心の底からくやしい。選手の多くはW杯が終わった瞬間、泣いていた。それは、世界との差に愕然としたからじゃない。実力の差が大きい場合、涙なんか出てこない。自分たちの持てる力を精一杯出すことができなかったから、くやしくて泣いたのだ。彼らは勝つことを放棄した、大バカ野郎たちだ。
 ビビったのかもしれない。自分自身を信じきれなかったのかもしれない。それが「日本の弱さ」と言うなら、おそらくそうだ。でも、勝てなかった本当の理由は、その場にいなかった者には分からない。だから、この愛すべき大バカ野郎たちの4年間を、否定するのだけはやめてくれ。


セルジオはこう言った

2014年06月21日 | 2014W杯
 セルジオ越後氏は、ギリシャ戦の後「“自分たちのサッカー”とはこの程度。日本はどの国よりも未熟」と言ったそうだ。それはおそらく正しいと思う。日本は経験値が少ない。日本という国の経験値もだし、選手1人1人の経験値もそうでしょう。海外組も増え、チャンピオンズリーグで戦う選手もいる。それでも経験値が足りないのはなぜか。
 ウルグアイ代表のFWスアレスなんかを見てると、痛感するのが『勝利に対する貪欲さ』。スアレスは勝つためなら、相手DFに噛み付いたりする選手です。勝つためなら、手でゴールを防ぐ選手です。まるで子どもです。そんなスアレスは27歳で、一児のパパです。十分大人です。でも噛み付いちゃう。
 それはおそらく、子どもの頃からそういう戦い方をしてきたからだと思う。勝つためならなんでもする。そして周りの大人は、それを止めなかったんじゃなかろうか。「もっと上手くやれ」くらい言っていたかもしれない。では、日本の子どもたちはどうだろう。日本の子が相手を噛んだら、きっとこう言われるでしょう。「2度とやっちゃダメ!」人として正論です。でも、結局スアレスの方が強いのです。
 子どもの頃から『勝利』に対する貪欲さを植え付ける南米人。『貪欲』さを押さえつけて、いい子を作ろうとする日本人。サッカーをやってきた年数が同じだったとしても、経験値の部分で劣ってしまうのは、そのせいなのかなと。でもそれが日本人なのです。そしてこれからも「W杯で優勝したいなら、相手を噛め!」とは教えないでしょう。そんな秩序を重んじる国が、いつかW杯で優勝を果たしたら、世界の考え方は変わるかもしれない。そんな『夢』を見たいのです。



ちなみに、セルジオ越後氏の全文はコチラ → SOCCER KING
ものすごく『愛』を感じます。

リアルプレデターに会いに行く

2014年06月15日 | 2014W杯
 そこには「プレデター」がいた。



 その地にはたくさんのプレデターがいることは分かっていた。1年前に遭遇していたのだから。1年前のコンフェデレーションズカップで、日本はプレデターと対戦し、半死の状態で帰って来た。恐ろしいプレデターたちと戦ったあの日から、日本は変われたのだろうか?
 コンフェデの初戦はブラジルに0-3で負けた。1年後の昨日、コートジボワールに1-2で敗れた。点差だけを見れば成長したとも言える。でも試合内容は1年前より悪かった。
 一番の原因は、スタミナ切れ。この試合は明らかに日本のスタミナが切れていて、前半40分くらいから走れない選手が増えていった。後半に入ってすぐは動けていたけど、やっぱり徐々に運動量が落ち、攻撃時の迫力がでない。しかも高い位置でのパスミスからカウンターを受け続けるので、DFは長い距離を全速力で走らされる。攻撃時のパスミスと、攻撃陣の守備になったときの戻りの遅さは、いつもの日本代表ではなかった。
 この日は雨で、1年前に雨は経験していないから、それが関係していたのかもしれない。高温多湿でアジアに似ているとはいえ、地球の反対側の気候だし、TVで見ているだけでは分からない『何か』があるのかも。
 おそらく「プレデター」は人だけにあらず。敵は思った以上にたくさんいたなぁ。スタッフ全員で対策をお願いします!!

終わりの始まり

2014年06月10日 | 2014W杯
 NHKの「岡田武史の見る世界基準と日本の挑戦」を見ていたら、番組のラストでなんだか涙が出てきました。年をとるってこういうことです(苦笑)もうすぐW杯が始まるけど、それは同時に終わりにも近づいているということであり、ザックとのお別れがもうすぐだと思うと、ちょっぴり涙が出るのです。ええ、アホです。

椎名林檎 - 『NIPPON』

そろそろW杯です

2014年06月06日 | 2014W杯
 気がつけば、来週からW杯が始まるではありませんかっ!!!ということを、スタジアムを作ってるおっちゃん達も思っていることでしょう…(大汗)本当に大丈夫なのかW杯???まぁ、大丈夫だと仮定して、事故や事件など起こらないことを祈りつつ、4年に一度のお祭りを楽しみたいと思います。
 とりあえず優勝予想なんかもしてみましょうか。シロートさんはみんな「やっぱブラジルっしょ?自国開催だし」と言うと思うんですが、私の優勝予想は、“ブラジル”です。ええ、シロートですからねっ!「ブラジルっしょ?自国開催だし」なのですよ。
 だって強いじゃん。ほら昔いたっしょ、ロナウドとか、ロベカルとか、リバウドとか、ロナウジョーニョとか、いや~強いよね!今はあれっしょ?ネイマールっしょ?いい選手だよね、違うよね~。そういえばカカは?え?今回いないの?そうか、しょうがないよね~、セレソンだもんね~。あとは?え~っと誰だっけ?オスカル?フッキ?ってか、センターフォワードって誰がやんの?へ?別にセンターフォワードは誰でもいいの?すごいよね~、器が違うよね~。なになに、一番いい選手はセンターバック?次にサイドバック??え~っと、点獲るスポーツじゃなかったっけ、サッカーって…でもでもやっぱり自国開催だし、負けるワケないよね!ブ・ラ・ジ・ルが!というカンジです(笑)
 サプライズを起こすのは、我らがニッポン!で間違いない。驚け!世界よ!わははははっ!それと、スペイン代表。なんでいまさらスペインに驚くの?と言われるかもしれませんが、スペインはポゼッション重視の遅攻サッカーをやめて、スピーディなカウンターサッカーをやると思うのです。しかも状況によっては遅攻も織り交ぜたりしながら「前半と後半でまったく違うチーム」なんてことをやる可能性もあり。ポゼッションとカウンターを1試合の中で自由自在に操れるチームなんて、いまだかつてあったでしょうか?スペインはその初のチームになると予想してます。
 あ、でも優勝はブラジルなんですけどね。