フリーランス的発想のススメ

~フリー満喫講座~

ソウル・キッチン

2012年05月27日 | ヨーロッパ・その他


監督:ファティ・アキン
主演:アダム・ボウスドウコス
   モーリッツ・ブライプトロイ
   ビロル・ユーネル

 おもしろかったなぁ~。サイコーにおもしろかった。数年ぶりに映画で爽快な爆笑を得られましたね(笑)あと、主人公のジノスが、バルセロナのプジョールに見えてしょうがなかったです。(カーリーヘアとガチムチ体型が)
 ドイツのハンブルクにある「ソウルキッチン」という名の大衆レストラン。このレストランを経営するジノスはとってもいいかげんで、でもこだわりはけっこう持っていて、美人の彼女もいて、その彼女が仕事で上海に行っちゃって、追っかけて上海に行くためにお店をお兄ちゃんに譲っちゃって、そしたらそのお兄ちゃんがぜんぜんダメなやつで…と、次々にトラブルが起こるんですが、もうそのダメっぷりが笑えます。
 ダメダメなんだけど、人がいいから幸運も訪れる。そのトラブルと幸運が、どちらも『必然』で無理がない。そりゃそうなるよね~と妙に納得してしまいます。彼が巻き込まれる出来事に大笑いしつつ、最後はなんだか嬉しくって、涙が出そうになりました。(ぜんぜん泣ける映画じゃないですよ!サイコーに笑える映画です!☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆)

歩け、歩け。

2012年05月24日 | ふと思う…
 先日5年ぶりくらいにエステに行ってみました。そこで足のマッサージもしてもらったんですが、足に触れるなり「筋肉がない…」と言われてしまった。やっぱりですかっ!もうかなり筋力が落ちてることは、ウスウス感じておりましたよ。。というのも、キッチン(シンク下)の大そうじをした翌日、見事に太ももが筋肉痛を起こしてカクカク歩きに。ただ膝を曲げて整理をしただけなのに…。
 そこで一念発起!まずは歩くことから始めたいと思います!え?走るんじゃないのって?そんなもん、こんな状態でいきなり走ったりしたら壊れます。(苦笑)
 とにかく歩くためにまず、家から遠いスーパーに行くことに決めました。ということで、これからはマキイに行きます!次に早寝早起きをして、早朝歩くことにします。(大濠公園を徘徊しようかな~)犬を飼ってお散歩するというのも考えたんですが、こんなことのために生き物を飼ってはイカン!と自重中です。

トゥルー・グリット

2012年05月11日 | ハリウッド映画


監督:コーエン兄弟
主演:ジェフ・ブリッジス
   マット・デイモン
   ヘイリー・スタインフェルド

 ジョン・ウェイン主演の「勇気ある追跡」のリメイクと言われていますが、この映画の原作をコーエン兄弟の手法で撮った、と言った方がどうやら近いらしい。(私は原作も前映画もどちらも未見なのでなんとも言えませんが)
 西部劇には日本の時代劇と同じように『お約束』があります。水戸黄門が出ているのに最後まで印籠を出さない、なんてことはあり得ないのと同じで、西部劇には砂埃舞う中での決闘シーンが必ずある。それと『ロマン』ですね。多勢に無勢、命がけの男のロマン。最近この『ロマン』に弱くて、ラストは泣きながら「いい映画だった…」とつぶやいてました(苦笑)
 コーエン兄弟だから、ひとクセもふたクセもあるんじゃないか、なんてことは思ってはいけません。これはお約束たっぷりの西部劇なのです。男のロマンと女のロマンに涙することが出来れば、最高の映画になると思います。(ジェフ・ブリッジスに☆☆☆☆☆☆☆)

ミスター・ノーバディ

2012年05月09日 | ヨーロッパ・その他


監督:ジャコ・ヴァン・ドルマル
主演:ジャレッド・レト
   ダイアン・クルーガー
   サラ・ポーリー

 WOWOWでやってたのを録画して観ました。最初、映像が凝り過ぎていて「オシャレ映像」に酔ってるだけの映画かも…と不安になったんですが、「オシャレ映像」という安直な言葉では到底くくれないほどの、ものすごい労力がそこにはありました。
 内容は簡単に言うと、パラレルワールドです。主人公のミスター・ノーバディ(誰でもない人)は、人生の分岐点で、枝分かれした人生の全てを経験します。死に至る人生もあるし、別の女性と結婚する人生もある。それがもう何十通りもあって、なおかつ同時進行してたりもする。ひとつの映画でこれほどのストーリーを観たことは、いまだかつてなかったですね。
 細切れで入り組んでいるにもかかわらず、すんなり受け入れられるのも不思議でした。瞬間瞬間で別の人生が入ってきたりするのに、今の彼はどの人生の彼なのかがちゃんと分かる。それを可能にしてるのはジャレッド・レトの演技力だと思います。この人天才じゃないかな。顔は誰かに似てるんですよねぇ。誰だったかなぁ~とずっと考えて、やっと思い出しました。アクイラーニです。



 左がジャレッド・レトで、右がアルベルト・アクイラーニ。ってか、アクイラーニって誰やねん!って話しですよね(汗)ええ、そうです、サッカー選手です。現在ミランにレンタル移籍中で、おそらくEURO2012ではイタリア代表として出場すると思います。EURO楽しみですね!【追記】代表からもれました。。残念(涙)
 脱線してしまいましたが、非常におもしろい映画でした。撮影に半年、編集に1年。その1年の間、ストーリーのいくつかを「もうムリ、ハショッちゃえ!」と思わなかったことに(+労力を惜しまなかったことに)敬意を表します。
 子ども時代を振り返りながら彼が言います。「選択をしなければ、すべての可能性は残る」。果たして、どの人生がホンモノだったのか。それは、観た人の選択なのかもしれません。(膨大な労力に☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆)

紫陽花

2012年05月05日 | ふと思う…
 先日Y氏に紫陽花をいただきました。毎年梅雨の時期になると欲しいな~と思ってた紫陽花を、ついにゲットだぜ!(ってかY氏ありがとうございます!)紫陽花の育て方をネットで調べてみたら、た~くさんの品種があってビックリしました。私がいただいたのも変わっていて、名前は「ティンカーベル」。
 こんな紫陽花です。↓





 カワイイですね~。え?私に合わない?!これからはこの花のような楚々とした女性になりましてよ、オホホ。

テルマエ・ロマエ

2012年05月04日 | アジア映画


監督:武内英樹
主演:阿部寛
   上戸彩
   市村正親

 古代ローマの銭湯物語「テルマエ・ロマエ」を見に、確実に『平たい顔族』ではないY嬢&O嬢と一緒に映画館へ。(私は『平たい顔族』です)これってマンガが原作なんですね。読んだことないのでNO知識で見たんですが、最初はタイムスリップの仕方があまりにも雑で「ヤバイかも…」と一抹の不安を覚えつつも、そんなのがどうでもよくなるくらいアホな展開続きで、結局は大爆笑でした(笑)
 ということで、リアリティの追求などせず、そのアホな展開に気持ちよく身を委ねることが出来れば、かなり笑える映画です。(顔が濃い~俳優大集合!☆☆☆☆☆☆☆)