監督：クリストファー・ノーラン
主演：マシュー・マコノヒー
アン・ハサウェイ
ジェシカ・チャステイン
凄かった…なにがなんだか分からないくらい凄かった。。壮大な宇宙の話しのようで、身近な日常の話しのような、『未来』ではなく『今』のようで、そして自分自身が宇宙に飛び出しているような、とにかく説明が難しい（苦笑）
原因不明の砂埃に襲われ、植物や作物が枯れ、いずれ酸素が薄くなり、飢餓で人類は滅んでしまうだろうと言われる近未来。居住可能な惑星の探索のために、再び宇宙に行くことになった元宇宙飛行士の物語なんですが、観賞中は気付いたら身体が前のめりになってるくらい、グイグイ引き込まれましたねぇ。あっという間に終わってしまったんですが、上映時間はなんと３時間弱。信じられない…ってか、もっと観ていたかった！あの最後のシーンの続きも観たかったよ！
『時間』の話しが頻繁に出てくるんですが、とある惑星の探索に行く際、その惑星の１時間は、地球の７年だという会話があって、そのときは「へ～惑星によって時間の進み方が違うんだぁ」とノンキに観ていたんですが、トラブルによりその惑星で３時間超を過ごしてしまったクルーが、宇宙船に戻って「23年が過ぎた」と聞かされたとき、初めて呆然としたというか、言い知れぬ恐怖を感じました。
立方体ロボット“TARS"が「またな、クーパー」と言った、その真相が分かったときは涙が出ましたねぇ。クリストファー・ノーランにはずれなし。３時間は短いです。（見たこともない映像〈映画〉に。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆＋☆）