フリーランス的発想のススメ

~フリー満喫講座~

未来少年コナン

2021年06月27日 | 番外編


「未来少年コナン」
監督:宮崎 駿
原作:残された人々(アレクサンダー・ケイ)

 子供のころ放送されていたんですが一度も見たことがなく、今回初めて全26話鑑賞して、ほんっとに驚きました! 何が凄いって、主人公コナンの足の握力!(ソコ?) もう凄いんですよ! 足の指だけで飛んでる飛行機や、塔の絶壁にしがみつけるんです!! こんな能力、いくらアニメと言えども見たことない!ってか、他のジブリ作品でもここまで出来る子っていなかったんじゃないかしら??
 コナンのびっくり身体能力は1話から存分に発揮されるんですが、もうアニメ鑑賞中ずぅ〜っとコナンには驚かされっぱなしで、身体能力もさることながら、人を思いやる気持ちと強い精神力、加えて冷静で明確な判断が瞬時にできて、その全てが正解という超人類。ハッキリ言って、地球上だけでは収まりきれない宇宙規模の凄さがありました(汗)
 そんな超人類(コナン)の愛を一身に受ける女の子ラナは、テレパシー等の不思議な能力を持っていて、単に守ってもらえるだけのか弱い女の子じゃなく、時にはコナンを助けるほどの行動力と強い意志も持っていて、ああ…この2人が出会ってくれてよかったわぁと、心から思いましたね。ラナとコナンは本当にお似合いで、いろんなドラマや映画を観てきたけど、現時点でのマイベストカップルです。
 物語はアナログとSFが見事に融合していて、SF的な映像(構図)の素晴らしさも目を見張りました。1978年のアニメなのが信じられないくらい。で、ウィキペディアによると原作はもっとイデオロギー色の強い内容だそうで、そういう考え方の押し付けをアニメでやりたくないと、設定をかなり変更したそうです。原作にちょっと興味があったんですけど、読むのやめます(苦笑)。
 『風の谷のナウシカ』や『天空の城ラピュタ』に通じる内容なので、お好きな方はぜひこちらも観てみてください。(コナンの足の握力に☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆)

エクストリーム・ジョブ

2021年06月25日 | アジア映画


「エクストリーム・ジョブ」
監督:イ・ビョンホン
主演:リュ・スンリョン
   イ・ハニ
   チン・ソンギュ

 映画が始まって5分で大爆笑してました。近隣から苦情がくるんじゃないかと心配するほど、声を出して笑ったのっていつぶりだろうか? とにかく芸達者なベテラン俳優陣が、本気で笑わせにくるので要注意です!
 監督のイ・ビョンホン氏は、”あの”イ・ビョンホンさんではありません。単なる同姓同名です。(韓国は同姓同名になる確率高めですよね)この監督さん、コメディ撮らせたらピカイチだと思います。ベテラン俳優だろうが元ミス韓国だろうが、いい画を撮るためならムチャぶりも出来ちゃう優秀さ。人を笑わせるって、結構命がけなところありますもんね(汗)
 麻薬捜査班が犯人の隠れ家を見張るために目の前のチキン店を買い取り、とりあえずチキンを揚げてみたらそれが大当たり!大繁盛しすぎて本業より忙しくなる…というおバカ展開。でもその全てが愛おしくなるくらい彼らのキャラクターがいいんですよ。特に班長のリュ・スンリョンさん!こんなにコメディがお上手だったとは知らなかった〜。老若男女、全ての人類にオススメです!(大笑いするだけして、鑑賞後は何も残らないのも、いとおかし。☆☆☆☆☆☆☆☆☆)