フリーランス的発想のススメ

~フリー満喫講座~

サッカーの話をするように政治の話をしてみる

2016年07月31日 | ふと思う…
 アベ政権は私たちの年金の50%を株に投資していて(以前は24%)2015年の年金運用は5兆円超のマイナスになったらしい…5兆円って、もうワケ分からん。。しかもイギリスのEU離脱で株価は安定せず、さらなる損失が出る見込み。なんのために私たちは年金を払っているんでしょう?(政治家のギャンブルのため?)ってか、払ってる私はバカですか?? これで年金支給額が減らされるとか冗談じゃない。政治家のミスなんだから、議員年金のみを減らしてくれ。
 どんだけ失敗を繰り返そうが、自分のミスを絶対に認めないアベノミクスさんは、さらなる経済対策のために28兆円超(税金)をつぎ込みたいらしい。その対策の目玉がリニア新幹線。子どもの頃「未来の乗り物」として脚光を浴びていたリニアモーターカー。磁気で宙に浮いて走るという夢の超特急は、かれこれ30年経った今では「夢」というより「無謀」な乗り物と化しています。
・無謀な理由 -その1-/原発3〜4基分の電力が必要(一説)
・無謀な理由 -その2-/世界で枯渇が懸念されているヘリウムの大量使用(冷却のため)
 リニア新幹線と原発はワンセットだったんですね。リニアも原発もどちらも特に必要ないのに、結局どちらもやめられずにいる。理由は、どちらにも多くの利権がからんでいるから。もうね、アホかと。リニアを推し進めているアベ政権下では、脱原発はあり得ないワケです。(ヘリウムはアメリカ様から購入しなければならない)
 リニア新幹線の開業は、東京 - 名古屋(2027年)、東京 - 大阪(2045年)だそうな。で今回、東京-大阪間の開業を8年早めるために、3兆円(税金)をほぼ無利子で貸し出すそうです。そして、福祉のためにはお金がないから、消費税を10%にしたいそうですよ! 待機児童の問題を解決するためには3,500億円くらい必要だと言われています。リニア新幹線に3兆円出せても、保育所や介護施設、その他の福祉には出せないらしい。私たちの税金なのに。
 アベ政権は二言目には「経済、経済」と言っていますが、問題だらけのリニア新幹線が冷えきった経済を活性化させるでしょうか?(リニアは絶対にペイしないと言う人もいる)それよりも保育士や介護士の待遇を改善して、子どもとお年寄り(我々の未来)に安心感を持たせる方が、よっぽど内需は拡大しそうだと思うんですけどね。

楽園の瑕 -終極版-

2016年07月20日 | アジア映画


監督:ウォン・カーウァイ
主演:レスリー・チャン
   トニー・レオン
   レオン・カーファイ

 レスリー・チャン主演の映画を自主上映するという山口の主婦の方々と知り合ったのは、かれこれ10年前。当時私は会社をやめてフリーで仕事を始めた2年目で、会社員のときには全くなかった『自分の時間』をフルに活用しながら映画三昧の日々を過ごし、なかでも香港映画に熱中していた時期でした。アンディ・ラウが大好きだったので、アンディの記述があるブログをハシゴしていたら、たまたま『主婦2人で自主上映会をやる』というブログに行き着き、以来、上映会のポスターを作らせてもらっています。
 前置きが長くなりましたが(笑)そんな自主上映会が今年も山口で行なわれます。今年でついに10回目です!上映作品はウォン・カーウァイの「楽園の瑕」最終版です。



Project L主催 レスリー・チャン出演映画の自主上映会[第10弾]
「楽園の瑕 -終極版-」
日時:2016年8月7日(日)10:30~/ 14:00~
場所:シネマ・ヌーヴェル( 山口県周南市銀座2-18 銀座毎日興業ビル2F)
前売券:1,100円 当日券:1,500円

 実は、この上映会には2回しか参加しておらず…今年はなんとかやりくりして山口まで観に行こうと思っています。日程的にはめっちゃ怒られそうな時期だけど(汗)仕事関係のみなさまには絶対に迷惑をかけないようにしますので、1日だけ目をつぶってくださいませ。。

その先の未来

2016年07月06日 | ふと思う…
 アメリカ様の忠実なしもべに見える安倍総理大臣は、以前(第二次政権前)アメリカからの脱却を訴えていました。アメリカの支配から脱するためには、日本独自で自国を守るための軍事力が必要だと力説していた。これはまったくの想像ですが、安倍総理がアメリカの言いなりになっているその裏側で、着々と軍事力アップを謀っているのではなかと思ってしまう。戦争ビジネスに加担して戦争兵器を大量に購入し、軍事大国になるべく準備を整えたい。そのために邪魔なのが、現在の日本国憲法なんだと思います。
 自民党の改憲草案の中には『緊急事態条項』が入っています。緊急事態が起こった場合、全ての権限を内閣総理大臣1人に与えるというもので、総理が「緊急事態だ」と言った瞬間から、日本人の権利は全て国に奪われてしまうらしい。「国の危機」という名の下に徴兵され、財産を奪われ、土地を没収されても、『緊急事態条項』という憲法を日本人として守らなければならなくなる。
 実はこの『緊急事態条項』は、多くの国の法律に記されていて、ないのは日本くらいらしい。日本にないのはなぜか? それは他国のどこも持っていない『憲法9条』があるから。『緊急事態条項』は国が危険にさらされる、主に戦争の時に発動されるもので、戦争そのものを放棄している日本には必要がない。これを「災害時」のための『緊急事態条項』として、自民党は組み入れようとしています。たとえ『緊急事態条項』が新しく憲法に加わったとしても『憲法9条』があるから戦争はできないのでは? いいえ、『緊急事態条項』は『憲法9条』さえも無効化する力があるらしい。『憲法9条』を有したまま、日本は戦争できる国になる。内閣総理大臣たった1人の権限の下で。

詳しくはコチラ → テレビがまったく報じない「緊急事態条項」って何?

 安倍総理が戦争をしたがっているとは思わないです。というか、思いたくない。安倍総理は現日本国憲法のことを「アメリカに押し付けられたみっともない憲法」だと言っていました。(私は「みっともない憲法」だとは思いませんが)安倍総理が描く未来とは「アメリカから独立した日本」なのではないだろうか。アメリカに頼らず、自分たちで自分の国を守れるような軍事大国になること。それが実現したとき、日本の国から米軍基地がなくなるのかもしれない。そうなれば、いままで基地問題に苦しんできた人たちは、もろ手を上げて喜ぶのだろうか? 沖縄の人たちは、心から幸せだと思うのだろうか? おそらく、米軍の支配が去ったあと、今度は日本軍から支配されることになります。いまよりも不自由な状態で、言論の自由も思想も奪われた状態で。それが現実になったとき、日本人でよかったな〜と思える人は、いったいどれくらい存在しているだろうか?
 参院選で改憲派が2/3議席をとり、改憲が可決されると、最終的にはその是非を問うための国民投票が行なわれます。国民投票があるからまだ大丈夫だと思っていたのは、イギリスの人々も同じだったのではないだろうか。国民投票は選挙ではないので「公職選挙法」のような規定はなく、賛成、反対の運動に特別な制限はないらしい。ということは…国民投票を誘導するのは、案外容易なことかもしれない。
 未来のことは誰にも分からない。参議院選挙もまだ終わっていない。その先の未来で、笑っているのは誰なのか、今はなにも決まっていない。