フリーランス的発想のススメ

~フリー満喫講座~

W杯も夢の跡

2010年07月22日 | 2010W杯
 「結果やいかに!」と書きっぱなしで、結果報告もなにもしないといういいかげんさ(苦笑)。2010W杯はいつも以上にちゃんと見た、というのもあって、南米チームの質の高さとナニクソ根性に舌を巻いたり、ドイツの変貌ぶりに目を細めたり、スペインの対戦国がどこもドン引き戦法でガッカリしたりと、それなりに十分楽しめました。でも一番楽しませてくれたのは、日本です!4年後はさらなるレベルアップをよろしくお願いします。
 で、こんなCMを覚えていますか?

NIKE FOOTBALL WRITE THE FUTURE - FULL LENGTH VERSION


 NIKEの「未来をかきかえろ!」。CMとしては最高におもしろいですよね。監督は「バベル」や「アモーレス・ペロス」のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ。群衆の使い方(引きの画)とかうまいけど、選手の動きがゆるいのが欠点ですかねぇ。ルーニーが途中で悩んだりなんか絶対しない(笑)んで、ここで起用されているNIKEイチオシの選手たちが、W杯ではグループステージで敗退したり、決勝トーナメントの1回戦で負けちゃったりという悲しい結末に。ロナウジーニョにいたっては招集されてないし。(後でロビーニョバージョンが作られました)優勝出来るのは1チームだけなので、いつかは敗退するんですけどね、あまりにも早かった・・。
 で、優勝したスペインはというと、2秒間だけの出演。



 ルーニーの記事を見て新聞を放り投げるという(笑)でで!スペインが優勝したことを受けて、NIKEはどうしたのか?こうしました。

The Future Has Been Written


 保険は大事ですねぇ。

決勝戦の展望

2010年07月11日 | 2010W杯
 W杯もついに決勝戦ですね~。残り90分で全てが終わるのかと思うと、やっぱり寂しい!
 オランダとスペインはどちらも攻撃的なチームだと言われているので、ガチンコの撃ち合いを期待したいところなんですが、果たして、オランダは攻撃的に来るでしょうか?
 スペインがこれまでに負けた(もしくは苦しんだ)相手は、守備的なチームです。守って守って守って、なんとかボールを奪ったら全力でカウンターをするような。ここ2年で負けた相手はアメリカとスイスなんですが、正直その試合は、スペインのシュートが数cmではずれたり、なぜかバーに当たったりと、神様のイタズラでゴールが奪えず、相手のカウンター1発に泣くという内容でした。逆に、スペイン相手にガチンコ勝負に出たチームは、全て粉砕しています。
 当然、オランダもそれは分かっているはず。もしも、どんな手を使ってでも優勝したい!と強く思っているならば、オランダはドン引き戦法をしてくるでしょう。んがしかし!次の試合はただの試合じゃない。W杯の決勝戦という世界中の注目が集まる試合で『ドン引き』をする勇気があるかどうか。
 1シーズン前のチャンピオンズリーグで、あのチェルシーがプライドを捨てて、バルサ相手にドン引きをしました。その結果バルサをあわやというところまで追い込んだ。結果的にはバルサは勝ち上がり、決勝でマンチェスター・ユナイテッドと対戦するんですが、マンUはガチンコ勝負に出て惨敗してます。おそらく、決勝戦という大舞台で「ドン引き」する勇気がマンUにはなかったんでしょう。
 では、オランダの監督ファン・マルバイクにその勇気と覚悟はあるか?もしその勇気があれば、オランダが勝つ可能性は十分にありますね。なんたって高速ドリブラーの『ロッベン』という、超お宝アイテムを持ってますから。カウンター1発でスペインを奈落の底に突き落とせる。
 では、スペイン相手に攻撃的に行くとどうなるか。ボールを奪われたが最後、永遠にポゼッションされ、目の前のボールを追いかけ回すだけになり、戦意はどんどんと喪失。次第にやけっぱちになって、冷静な判断が出来なくなり、気がつけば終わっているという恐ろしい結末に。
 スペインが自分たちのスタイルを変えることはないので、優勝の行方はオランダの出方次第だと思われます。
さ、結果やいかに!



イニエスタ白いな~。

いよいよ大詰め

2010年07月09日 | 2010W杯
 2010W杯も残すところあと2試合になりました。なんだかあっと言う間だったけど、中身が濃すぎてグッタリです(苦笑)4年前は民放に頼ってたので見れなかった試合もあるんですが、今年はほぼほぼ見ることが出来ました。まだ3位決定戦とファイナルの試合が残ってますが、現時点でおもしろかった試合をメモ書き。

・ドイツ×オーストラリア(グループステージ)
・日本×デンマーク(グループステージ)
・ドイツ×イングランド(決勝トーナメント)
・ドイツ×アルゼンチン(クォーターファイナル)
・ドイツ×ウルグアイ(3位決定戦)←追加!

 とまぁ、見事にドイツがらみです。っていうか、ドイツのサッカーが本当におもしろかったですね。イングランドは返す返すも1位通過しなかったのが悔やまれます。ジェラードとランパードは調子を上げてきてたから、ドイツじゃなければもうちょっと長く南アフリカに居られたでしょうに。
 W杯が始まる前はヨーロッパ勢 vs ブラジルの構図になると思ってました。ところが、フタを開けてみると、ヨーロッパ勢はどこもかしこもグダグダ・・。代わりに、南米勢がパワフルなサッカーしてくれました。特にチリとメキシコは相当おもしろかったなぁ。脇目もふらずに猪突猛進。ただ、南米で生き残ったのはウルグアイとパラグアイの堅守なチームでしたが。
 さ、明日は3位決定戦「ウルグアイ×ドイツ」の一戦があります。これ民放では放送がないみたいですね。入っててよかったスカパーちゃん。ドイツには最後にもう一花咲かせてもらいたいです。


セミファイナル -第二夜-

2010年07月07日 | 2010W杯
 さぁ!2010W杯最大のビッグマッチが今夜行われますよ!

・ドイツ vs スペイン(7日/27:00 - 29:40/日テレ)

 アップアップしながらも、よくぞ残ってくれましたスペイン!W杯のセミファイナルという舞台で、EUROの再現が観れるなんて、幸せ~。ただ、EURO2008と今大会ではかなり状況が違います。まず、明らかに変わっちゃったのがドイツ。



 私のイメージでは、デカくてゴツいゲルマン魂が、ゴツゴツと当たって、ドスドスと駆け上がり、最後はクローゼがヘディングで決める~みたいなカンジだったんですが、そのゲルマン魂の象徴であるバラックがケガで離脱し、チームの中心が若いエジルとミュラーに変わった。このことで、超高速カウンターのチームに変貌してます。
 おもしろいのがシュバイン・シュタイガーですね。EUROのときは攻撃が得意なMFだったのに、今大会では守備専になってます。しかもこれがかなり効いている。そのうえ行けるときは攻撃にも参加しますからね、こんなに献身的な選手だったとは~ってカンジです。個人的にドイツ代表のなかではエジルが超お気に入り。彼のために来季はブンデスリーガも観てみるつもりです!
 そして、愛しのスペイン代表。このスペインもEUROのときとはちょっと変わってます。



 ここまで苦戦してるのは「パスサッカーが攻略されている」ということが原因の1つだと思いますが、チャンピオンズリーグでチェルシーやインテルがバルサ相手にやった『ドン引きカウンター』。その方法でスイスはスペインに勝つことが出来てます。ただ、どんな国でもそれで勝てるかというと、そうではなく、守備のスキルが相当高くないとムリ。スイス、ポルトガル、パラグアイは恐ろしいほど守備力が高かった。逆にスペインはよくこじ開けたなぁ~と思いますよ(汗)
 そしてもう1つの原因、フェルナンド・トーレス。パスサッカーには限界があることが証明されつつあるので、おそらくデルボスケは、パスサッカーにダイナミックさをプラスしたくて、スピードのあるトーレスを起用しているんだと思いますが、いかんせんそのトーレスのコンディションが上がらない。。トーレスを生かすためにアロンソを入れてドブレピボーテにしているので、今までのような恐ろしいパスサッカーにもなっていない。
 であるならば、いっそのこと『完璧なるパスサッカー』に戻した方がドイツには勝てるような気がしますねぇ。トーレスとアロンソをハズして、シルバやペドロを入れる。高さと強さはあるけど、足下はどうかしら?なドイツのCBに対して、チビッコ選手が前線を引っかき回してくれそうな気がしますが、どうでしょうか。でもあまりにもチビッコばっかりになるから、トーレスをはずすならジョレンテかもしれない。ってか、その前にブスケッツの1人アンカーじゃカウンターで撃沈か?(汗)

さ、勝敗やいかに!!

セミファイナル -第一夜-

2010年07月06日 | 2010W杯
 ウィンブルドンが終わったと思ったら、ツールドフランスが始まりましたよ(汗)いや、それよりもなによりも、今日、明日はW杯セミファイナルです!

・ウルグアイ vs オランダ(6日/27:00 - 29:30/NHK)

 今夜は「ウルグアイ vs オランダ」ですね。どっちが勝つかは、もう~分かりません!ウルグアイは終了間際のハンドで勝ち上がった代償に、スアレスが出場停止。とは言えまだフォルランがいるし、なんかやってくれそう。オランダはスナイデルがあたってるけど、なんとなく危なっかしい・・。試合とは関係なく『内紛』で自滅しそうだと思うのは、私だけでしょうか??とにかく、おもしろい試合を期待!


冒険の終わりに

2010年07月01日 | 2010W杯
 ムチャクチャ忙しくて、試合後の感想を一切書けぬまま、日本の冒険は終わってしまいました。2010年のW杯は、日本の未来を大きく変える大会になったんじゃないでしょうか。出来ることなら、今のチームをもうちょっとだけ観ていたかったな~。中澤は32歳か・・まだやれるとは思うけど、センターバックの育成はしっかりとお願いしたい。
 次、大切なのは監督選びですね。サッカーは監督のモノだと思うので、ここを失敗すると目も当てられないことになってしまいそう。とにかく世界を知ってる人がいいな。ホントにW杯でベスト8、ベスト4を狙うのであれば、ケチっちゃイカンと思います。
 最後のパラグアイ戦、1つだけ残念なのは、ピッチコンディションが最悪だったことですかねぇ。ボールのバウンドがイレギュラーしてしまうため、パス交換でのキープが難しそうだった。結局ハイボールに頼らざるを得なかったのが、日本の攻撃の幅を狭くしたんじゃないかなぁ。もっとまともなピッチだったら、もっともっと楽しい試合になってたと思います。



ただ南米の選手はああいうピッチもものともしないし、スペイン人も平気そうではあるけど。

決勝Tまでやって来た

2010年06月29日 | 2010W杯
 日本代表まさかの決勝トーナメント進出(汗)いったい誰がこんなこと大会前に予想したでしょうか?少なくとも私は1mmたりとも思っていませんでしたよ(苦笑)
 今夜パラグアイに勝てるかどうかはもう五分五分!ドーンと行ってドカーンと散るもヨシ。緻密に行ってしぶとく生き残るもヨシ。とにかく今夜は楽しみます!




運命の第3戦

2010年06月24日 | 2010W杯
 ここにきてナゼか、デンマークに勝てる(もしくは引き分けられる)という風潮になってますが、そんな考えは危険!危険!とにかくデンマークはのっけからガンガンに来ますよ。んで、1点獲ってあとはドン引きカウンターですよ。おそらく、先に1点獲られたら日本は負けです。デンマークがヨーロッパ予選をいかに勝ち上がってきたか、観てないから分かりませんが(観てないんかい・苦笑)データで見ると、1点を守りきって勝ち上がってます。ポルトガルやスウェーデンを相手に。そんなチームから日本は得点できるのか?唯一得点が計算出来てたFKも、次会場は高地だし、よっぽど運がよくないと決まらないでしょうね。
 先に日本が得点出来れば、かなりの確立で決勝Tに進めるとは思うんですが、今のやり方では早めの得点は期待できない。この第3戦は心理戦も関わってくるので、デンマークにプレッシャーをかける意味でも、なんとしても先制点が欲しい。んじゃどうするか。私は「パスサッカー」に戻してみるのもおもしろいんじゃないかと思いますね。で、点獲ったら「ドン引き」にシフトチェンジ。
 たぶん、日本が今までパスサッカーをやってたことを知っているのは、オランダと韓国くらいで、デンマークは引いて守る日本しか知らないんじゃないかな。完全に引いてくると思った相手が、ガンガンに攻めて来たら腰抜かすんじゃなかろうか。
 パスサッカーにおいて一番大切なのは、チャビやイニエスタのような天才的MFではなく、おそらく決定力のあるFWの存在だと思うんですが、例えばスペイン代表のビジャだったり、バルサのメッシだったり。彼らがいてこそ成り立つシステム。んじゃ日本に決定力を持ったFWはいるのか?案外、森本がやれそうじゃないですか?ゴール前の混戦を押し込んで決めてるイメージがあるんですけど、どうですかね?本田はトップ下で。
 で、運良く1点が獲れたら、森本を速攻下げて阿部を投入。んで本田の1トップにしてドン引き。「それじゃあ今からパスサッカーに戻しま~す」って言っても、日本の選手なら問題なくやれそう~って、まぁ岡田監督がどうするかは始まるまで分からないんですけどね。とにかく、どんなカタチであれ、今夜は全力で応援します!!ガンバレ!ニッポン!



 中田氏は南アフリカの小学校を訪れて、子どもたちとサッカーをしたそうです。カタチは違えど、サッカーを通じて発信し続けてますねぇ。

W杯 -日本第2戦-

2010年06月19日 | 2010W杯
 カメルーン戦の感想も書けないまま、第2戦のオランダ戦がやってきました(汗)。正直言って、今夜勝てると思ってはいけません。オランダはカメルーンとはワケが違うので、もう信じるとか信じないとか、そういう問題じゃないのです。引き分けられたら大金星!そういうつもりで祈ります。
 とにかくガチンコ勝負だけは絶対にやめてもらいたい。アルゼンチンに惨敗した韓国の二の舞になってしまう。。もうドップリ引いてカウンターでお願いします。
 得点出来るとしたら、俊輔のFKかなと思うんですけどねぇ。試合があるダーバンは標高差がないので、ここで俊輔を使わなかったらもう使える試合はないし、ぜひ、出してほしいです。


いよいよ今夜日本戦

2010年06月14日 | 2010W杯
 W杯が始まっていますが、ただいま仕事もめいっぱいあって、なんとかこうとか見てはいるけど、正直フラフラです・・(汗)んがしかし!私の本当の地獄はこれからなのです。というのも、6月21日からウィンブルドンが始まります。錦織君も本戦から出場。やばいです。
 やばいと言えば、今朝のドイツ×オーストラリアも相当やばかったです。え?何がって?ドイツ代表がですよ!若返りすぎてどうかな~と思っていたら、凄いことになってました。若手の新星エジルとミュラーや、昔からいるけどまだまだ若いラームや、シュバインシュタイガー、ポドルスキーらと、ほんとのベテラン・クローゼらが見事に融合。バラックはケガで離脱してしまったけど、世代交代がうまくいったカンジです。こうなって考えると、バラックのケガはドイツ代表の変化にとって、必要なことだったのかもしれません。とはいえ、まだ1試合しか見てないんで、次のセルビア、そしてガーナ戦でホンモノかどうか判断します!
 そしていよいよ今夜は日本×カメルーン戦ですね~。日本代表のみなさんには「絶対に勝てる!」と信じて、終了のフエがなるまで信念を持って戦ってもらいたい。信じなければ何もできないし、何も起こらない。小学生のとき、ビビッて飛べなかったとび箱を「絶対に飛べる!」と念じて、その『念』で飛んだことがあります。大事なのは、踏み板を踏むその瞬間まで信じていられるか、ということ。信じなければ何も始まらない。今日は絶対に勝てると信じて応援します!





長谷部、さわやかすぎ。