フリーランス的発想のススメ

~フリー満喫講座~

ブエノスアイレス

2006年05月31日 | アジア映画
「ブエノスアイレス」
監督:ウォン・カーウァイ
主演:レスリー・チャン
   トニー・レオン
 
 今朝は4時起きです。そうです、サッカーです。日本vsドイツのW杯直前テストマッチ。いや~ここ最近の試合の中では、ダントツにおもしろかった!特に高原が2点入れた後、ドイツも2点取り返してからは、超スピーディーなガチンコ勝負!後半30分を過ぎてるのに、みんな走る走る。両者一歩も譲らない展開に「スゴ~~イ!!」と、朝の6時に叫んでました。終わったら二度寝するつもりだったのに、ミョ~にエキサイティングしすぎて、そのまま出勤です。
 そんな男達の熱いバトルの後に「ブエノスアイレス」。コッチは男同士のラブストーリー。いきなりレスリー・チャンとトニー・レオンのラブシーンから始まります。(遊びでサッカーやってるシーンもアリ)同性愛に関してはなんの偏見も持ってませんが、映像として見るのは苦手だったので、この映画はちょっと避けてました。
 同性愛の映画が苦手なのは、そこに入れない悲しさ(くやしさ)があるせいです。女性は絶対相手にしてもらえないという疎外感。この映画のレスリーとトニーは、それはそれはカッコイイ。それはそれはカッコイイ2人の間に、女性が入り込める余地は皆無なのです。
 それにしても、自由奔放でわがままで、でも魅力的でって役をやらせたら、レスリーの右にでる者ナシですよ。(天下一品!)そしてトニーの苦痛と哀愁が入り交じった表情。バックに流れる音楽と、ブエノスアイレスのなんだかスゴイ滝(名前忘れた・・)。全てがせつなくて美しい。やっぱりカーウァイはいいなぁ。(今年はレスリー生誕50周年。☆☆☆☆☆☆☆☆)