フリーランス的発想のススメ

~フリー満喫講座~

ドリームガールズ

2007年06月29日 | ハリウッド映画
監督:ビル・コンドン
主演:ジェイミー・フォックス
   ビヨンセ・ノウルズ
   ジェニファー・ハドソン

 私はこの手の映画が大好き!です。これぞエンターテインメント!ジェイミー・フォックスもビヨンセもエディ・マーフィも、み~んなが主役。なかでもエフィ役のジェニファー・ハドソンにはもう圧倒!物凄い歌唱力と表現力で、アカデミー助演女優賞は伊達じゃないことを証明してます。
 このジェニファー・ハドソンは『アメリカン・アイドル』出身らしい。納得の歌唱力なんですが、もう歌を通り越して『心の叫び』を聞いているような感覚になり、固唾を飲んで聞き入ってしまいました。
 彼女が歌いだすとビヨンセさえも霞んでしまう。それほどの歌声を聞くだけでも見る価値アリなんですが、実は映画としてもいい内容なのです。まだまだ人種差別、女性蔑視がはげしい1960年代に、黒人歌手としての栄光や、女性の自立をちゃんと描いてます。敏腕プロデューサーに、自分の意思で別れを告げ前に進む彼女たちは、まさしく『ドリームガールズ』なのでした。(ジェニファー・ハドソンに☆☆☆☆☆☆☆☆☆)

夏の予定

2007年06月28日 | ふと思う…
 忘れぬうちにご報告。8月の2、3、4、5日は東京出張してきます。ちょっと前に書いた『天に四物を与えられた奇跡の美女』の結婚式に出席するためです。もちろん4日間ずっと結婚式ではありません。せっかくなので、あんなモノやこんなモノやそんなモノまで見てこようと思ってます。が、東京はもうすでに猛暑らしい・・。あまり知られていませんが、福岡と東京では確実に東京の方が暑いです。(都市熱ってやつ)
※上の写真は作らせてもらった披露宴の招待状。おおむね好評だったらしい。よかった。

第3ステップ

2007年06月27日 | ふと思う…
 個人的諸事情でキャンプを数日休んでましたが、昨日から出戻りました。昨夜は第3ステップの「腹筋プログラム」に初挑戦。基本&応用編は55分間なのに対して、この腹筋編は35分間と短かめ。(うれしい~)でも腹筋を集中的に鍛えるプログラムのはずなのに、ナゼか腹筋ではなく足がプルプル。なにをやっても足がプルプル。腹筋も多少キツイんだけど、それよりもなによりも足がプルプル。どんだけ足腰がなまっていたのか・・ちょっと反省。
 とは言え、終わってお腹を見てみると、うっすら縦にラインが入ってました。「腹筋はすぐに効果がでるんだ!」とのビリーの言葉どおりです。でも下っ腹はさして引っ込んでないんだよなぁ。私の動きが間違ってた?

フラガール

2007年06月26日 | アジア映画
監督:李相日
主演:松雪泰子
   蒼井優
   富司純子

 日本の映画賞を総ナメにした映画、ということで期待しすぎたところは確かにありました。でもやっぱり『フツーの映画』だと思うんですよ。う~ん、無茶苦茶よかったワケでも、無茶苦茶悪かったワケでもないから、とっても感想が書きづらい。
 フラダンスに関してズブの素人である女優さんたちが、撮影期間内にあれだけ踊れるようになったことは、とっても素晴らしいです。たぶん身体(特に腰!)はボロボロでしょう。例えば、これがお正月の『かくし芸大会』だったなら、間違いなく満点獲れます。
 でも映画として考えると、内容的にはフツーなのです。悲しいかな。同じような女の子がガンバリました系の映画「スウィングガールズ」よりは、おもしろかったと思いますが・・。(みんながんばったねぇ~。☆☆☆☆☆)

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア

2007年06月25日 | ヨーロッパ・その他
監督:トーマス・ヤーン
主演:ティル・シュヴァイガー
   ヤン・ヨーゼフ・リーファース
   ティエリー・ファン・ヴェルフェーケ
 
 いや~ぁ、いい映画でしたねぇ。大いに笑ってホロリとさせる。たまにヤリスギなところもあるけど、それを帳消しに出来るラストシーン。とにかく、先日見た某悪趣味映画に比べたら、コッチの方がず~っとセンスがいいのです。
 余命少ない2人の男が、酔った勢いで車を盗み、お金がないから銀行を襲い、盗んだ車の中にあった大金をいろんな人にバラ巻いて行く。でも、そんな2人の目的は1つだけ。まだ見たことがない『海』を見ること。(天国で海の話が出来ないと、仲間はずれにされると信じ込んでいる。)が、警察やマフィアに追われて、なかなか海までたどり着けない。残り少ない時間内に、果たして海に行けるのか―。ラストの映像は、心に染みます。(誰も傷付かない映画。☆☆☆☆☆☆☆☆☆)

ラッキーナンバー7

2007年06月23日 | ハリウッド映画
監督:ポール・マクギガン
主演:ジョシュ・ハートネット
   ブルース・ウィリス
   モーガン・フリーマン
 
 これは監督のせいなのか、全体的に悪趣味です。その悪趣味部分を、大物俳優陣がなんとかカバーしてるカンジ。いや、おもしろくないワケじゃないんですよ。おもしろくないワケじゃないんだけどちょっと待て、と言いたくなります。なーんだろうなぁ。なーんか全てがちょっとずつ甘い。タランティーノみたいな映画にしたかったけど、タランティーノほどオタクじゃなかったから、ちょっとダサクなりました系です。
 見せ方もオシャレにしてるようでそうでもないし、ストーリーも凝ってるようでご都合主義だし、服装なんか直球でダサイです。なのに「カッコイイっしょ?」的なカンジがなんだかなぁ。後半にいけばいくほどモラルもリアリティもなくなってきて、どうしたものかしら、と頭をかかえてしまいます。
 ってまぁ、文句タラタラなんですが、ブルース・ウィリスはよかったです。立ってるだけで無気味な存在感。あとは誰が演っても同じことでしょう。だって監督がダサイんだもん。(おもしろいと思える人はたくさんいると思うので、こんな感想は気にせずご鑑賞ください。☆☆☆☆☆☆)

花咲ける騎士道

2007年06月22日 | ヨーロッパ・その他
監督:ジェラール・クラヴジック
主演:ヴァンサン・ペレーズ
   ペネロペ・クルス
   ディディエ・ブルドン
 
 私のなかの演技派女優2トップと言えば、ケイト・ブランシェットとペネロペ・クルス。ケイトの新作映画「あるスキャンダルの覚え書き」が公開中ですが、なかなか好評のようですね。対するペネロペも、アルモドバル監督の最新作「ボルベール<帰郷>」が公開間近。ハリウッドでカワイコちゃん役をやるよりも、スペインでノビノビと演じてくれた方が演技派としての彼女が楽しめます。
 さて、なんだかお気楽でノーテンキな映画が見たいなぁと思って借りたのが「花咲ける騎士道」。1952年のジェラール・フィリップ版をリュック・ベッソンがリメイク。リュック・ベッソン製作でおもしろい映画はほぼほぼないんですが、今回はおもしろさを期待してないんで、別にいいんです。
 とは言え、ノーテンキにもほどがありました。あまりに眠いんで、途中から2倍速。まぁペネロペのフランス語もかなりあやしかったから、ちょうどよかったかなぁ。ファンファン役のヴァンサン・ペレーズが好きな人にとっては10点満点かも。そんな映画です。(岡田真澄の『ファンファン』はココからきたらしい。☆☆☆☆)

ハニカミ?

2007年06月21日 | ふと思う…
 ある日の某ワインバーでの会話。「フジワラヒロシはどうして億万長者なんだ?」「なんで儲けてるんでしょうね?」「たぶんNIGOから名前の使用料もらってるんすよ」「10~15パーはもらってるわね」「もらってるね」
 なぜそんな話になったかと言うと、オシャレブログ「ハニカム」はおもしろい、というところから始まってます。なかでも、フジワラヒロシのブログはかなりセレブってるらしい。そりゃあ見にいかなきゃ!とさっそく開くと、そうそうたるメンバーがズラリ!(エリック・クラプトンもいてコアラを抱っこしてます)メンバーの中に香港の若手俳優エディソン・チャンがいたのにはビックリな反面ちょっとうれしかったな~(笑)。あと、モデルのジェシカのブログはなぜかホッとします(苦笑)。
 お目当てのヒロシ君はと言うと・・・億万長者でした。

マーサの幸せレシピ

2007年06月20日 | ヨーロッパ・その他
監督:サンドラ・ネットルベック
主演:マルティナ・ゲデック
   セルジオ・カステリット
   マクシメ・フェルテス

 意外なことが2つありました。まず、ドイツ映画だったということ。私は勝手にイギリス映画だと思ってたんですが、よくよく考えてみれば『フィッシュ&チップス』のイギリス人に、料理の映画が作れるワケないんでした。。もう1つは、女性シェフのハートウォーミング奮闘記映画、ではなかったこと。パッケージとタイトルでそんなカンジだと思い込んでたんですが・・ちょいと違ってました。
 主人公マーサは料理の腕は超一流、でも自分の殻に閉じこもって人とコミュニケーションを取らないタイプ。そのためスタッフと仲良く談笑もしないし、客ともめたりもする。彼女がそういう態度をとるのは『自分が一番正しい』と思い込んでるからです。ナゼ分かるかと言うと、私もその類いだから(苦笑)。自分は完璧だから他人の話を聞く必要もないし、客がクレームをつけても味の分からない客は来なくていいと思う。当然、友達もいない。そんなマーサに『自分自身を変えなければならない』事態が起こります。
 この映画を見て、すごく身につまされたし(自分に近いから)考えさせられましたねぇ。とにかく「私は非完璧人間です!」宣言をしなきゃいけません!自分の無知を知り人の意見を聞かないと、向上してはいかないのです。←自分に言ってるんですよ。(総括:いい映画でした。☆☆☆☆☆☆☆)