フリーランス的発想のススメ

~フリー満喫講座~

Dear フランキー

2006年05月12日 | ヨーロッパ・その他
「Dear フランキー」
監督:ショーナ・オーバック
主演:エミリー・モーティマー
   ジェラルド・バトラー

 よくある話ではあるんですが、い~い映画でした。フランキーは母親とおばあちゃんの3人暮らし。ナゼか母親は転々と引っ越しを繰り返していて、物語はその引っ越しシーンから始まります。父親は船乗りで、フランキーはせっせと父親に手紙を書き、父親は毎回ステキな切手を同封して返事を出す。で、おおかたの予想どおり、この父親の手紙は母親が書いていることが分かります。
 フランキーは難聴のため、口をきくことができない。母親はこの手紙を通して、唯一息子の声を聞いてると感じ、なかなかやめられずに嘘に嘘を重ねることになる。で、やっぱりおおかたの予想どおり、その嘘のせいで父親を登場させなければならない事態に落ち入るのです。
 中盤ちょっと眠くなるくらいオーソドックスな展開なんですが、母親が元夫のこと、そしてフランキーの幼少の出来事を話すあたりから、グッとおもしろくなります!そしてラストは、やっぱり涙です。とってもやさしい映画でした。(今回ちゃんとストーリーを伝えてるかも?!☆☆☆☆☆☆☆)