「アルプススタンドのはしの方」
監督:城定秀夫
主演:小野莉奈
平井亜門
西本まりん
中村守里
すっごくおもしろかった。中盤から後半にかけてはナゼか泣いてた(苦笑)。
夏の甲子園に出場した野球部のために、強制的に応援に駆り出された高校3年生のアスハとヒカル。彼女たちは野球のルールがまったく分からず、アルプススタンドのはじっこで「今の何がどうなったの?」と首をかしげている。こういうのってよくありますよね。テレビだと解説が聞けるしアップにもなるので分かりやすいけど、球場のはじの方だと何が起こってるのかよく分からない(笑)。そんな彼女たちの隣に元野球部の男子が現れる。そしてその数席うしろで、学年一位の才女がひっそり立っていた。
野球の試合が進む中、彼女たちのウラ事情が徐々に明らかになっていくんですが、肝心の野球のシーンはいっさい出てきません(笑)。アルプススタンドのはじっこがメイン舞台。でも音だけで高校野球の試合が行われていると分かるくらい『甲子園』って私たちの人生の一部なんだなぁ〜と感じましたね。そして高校野球に欠かせないもの、それは『ミラクル』です。ありえないほどの『ミラクル』をテレビで何度も目撃してきました。だからこそ、はじっこで「上手くいかないのはしょうがない」とつぶやく彼らにも、奇跡が起こることを願って涙したんだと思います。(甲子園の奇跡に。☆☆☆☆☆☆☆☆)
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