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ふるさと銀河線 高田都

みをつくしシリーズの著者による現代を舞台とした短編集。舞台は北海道、東京、関西と様々だが、一貫しているのは、ちょっとした食事の風景や料理に関するエピソードが織り込まれていることで、そこには明らかにみをつくしシリーズに繋がるものがある。ありがちな設定のものもあるが、全体としてはシリーズで慣れ親しんだ雰囲気を感じさせてくれて、それだけで少し嬉しくなる。(「ふるさと銀河線」 高田都、双葉文庫)

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