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The Indifference Engine 伊藤計劃

「屍者の帝国」を読んでしまった後、残された伊藤作品は、本書だけになってしまった。本書は、短かった著者の作家活動を知る手掛りとなるような初期の短編や漫画作品など雑多な内容だが、やはり読んでいると特別な感慨を感じる。特に表題作のルワンダの内戦を思わせる内容の少年兵を描いた短編は、独立した作品としても第一級のすごい作品だと思う。(「The Indifference Engine」 伊藤計劃、ハヤカワ文庫)

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