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ピーター・ネドベド サイン NHL

レンジャース優勝関連の3人目、チェコ出身のNHL選手、ピーター・ネドベド選手のサイン。94年にセントルイス・ブルースからNYレンジャースに助っ人として移籍し、その年(94ー95年)のNYレンジャース歓喜のスタンレーカップ優勝に貢献した選手である。その翌年には、ピッツバーグに移籍してしまっており、まさに1年だけの助っ人だったという印象がある。その後再びNYレンジャースに戻って5年間プレーしているのだが、2003年に再びレンジャースを離れ、その後はほぼ毎年のように所属チームが替わっている。こうした変遷のなかで、NYレンジャース・ファンには、彼に対してやや複雑な感情があるのも確かだ。95年の優勝の時は大変頼りがいがある助っ人だったのだが、再び戻ってきてからの彼はそこそこ活躍したものの、チームが全くの不振な状態に陥ってしまっていたため、その不満が彼に向かってしまったような感じだった。全くプレーオフに出場できなくなったどん底の時のNYレンジャーの時期と彼が戻ってきた時期が重なったため、私などは「彼が戻ってきてからNYレンジャースはダメになってしまった」というイメージを持ってしまっている。今シーズンは、NHLを離れ、母国チェコでプレーしていると聞く。
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四畳半神話体系 森見登美彦

尊大だが真正直な若者、自分にもこうした時代があったことがとにかく懐かしく思い出されるという点は、前作の「太陽の塔」と変わらない。また、主人公にまとわりつく変な人々の魅力は、しっかり最近作の「夜は短し歩けよ乙女」に受け継がれている。3作とも飛び切り面白いが、3作の中では本書が最も凝った作りになっている。読者としては、太陽の塔・本書・夜は短しの3作がしっかり1本の糸でつながったように感じられる。そして、本書を読んで、作者の次の展開が本当に楽しみになった。
 なお、読もう読もうと思っていた本書が、いつの間にか文庫化されていた。もう少し頻繁に文庫本のコーナーにも足を向けなければいけないと反省。これであと「きつねのはなし」を読んでしまうと後は作者の執筆ペースに合わせて読んでいくことになる。こうなると作者には質を維持したままで執筆スピードのスピードアップを図って欲しいという大変身勝手なお願いをしたくなってしまう。(「四畳半神話体系」森見登美彦、角川文庫)
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