ヤマトタケルの夢 

―三代目市川猿之助丈の創る世界との邂逅―
★歌舞伎・スーパー歌舞伎・その他の舞台★

2010年4月 新橋演舞場 陽春花形歌舞伎

2009-12-18 22:06:37 | 歌舞伎
通し狂言『四谷怪談忠臣蔵』

仮名鑑双繪草紙 (かなでほんにまいえぞうし)
市川右近宙乗り相勤め申し候
平成22年4月1日(木)~23日(金)

新田義貞の霊/直助権兵衛/天川屋義平 
暁星五郎実は新田鬼龍丸:市川右近
佐藤与茂七/義平女房おその:市川門之助
高師直/按摩宅悦:市川猿弥
斧定九郎:市川猿春
猪熊局後に伊右衛門母お熊:市川寿猿
小汐田又之丞:市川弘太郎
民谷伊右衛門:市川段治郎
お岩/小仏小平/一文字屋お軽:市川笑三郎
塩冶判官/お袖:市川笑也
大星由良之助:坂東彌十郎

更に詳細は、歌舞伎美人

ホントに、盆と正月が、いっぺんに(春に!)やってくるようで!!
この演目は、2003年7月に、古典の新演出ということで
『双繪草紙忠臣蔵』(昭和55年4月明治座、5月南座で上演)の仕立て直しとして上演されました。
『双繪草紙忠臣蔵』は、「忠臣蔵」と「四谷怪談」を綯い交ぜにした大長編で、
かつては、昼夜に渡って上演されていたそうです。(当然、私は未見・・・)
いや~、この03年の上演も、初日5時間10分!で長かったですけどね^^;
(楽頃までには、多少短縮されたのだったかな?)
7月といえば、大奮闘公演ですから、当然これだけでなく
昼は、妹背山から蝦夷子館の場←さすがに猿之助さんは出てません。
桧垣、加賀鳶の勢揃から赤門まで。この7月もたっぷりでしたね。

3、4、5月と『新・三国志3/完結篇』、6月、『南総里見八犬伝』
そして、市川猿之助7月大歌舞伎、8月は造形大の授業があり
お弟子さんの勉強会『翔の会』、9月は春秋座歌舞劇『OKUNI』
そのすぐ後に、ファンのため軽井沢で猿遊会を開いて下さり、
10月『競伊勢物語』、11月『西太后』・・・・そして、西太后休演・・・
猿之助さん、本当に、忙しすぎた。
私たちが、様々な舞台の感動を味わう裏で・・・
来春、私たちが観る『四谷怪談忠臣蔵』が上演された2003年は、そのような年でもありました。


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