ヤマトタケルの夢 

―三代目市川猿之助丈の創る世界との邂逅―
★歌舞伎・スーパー歌舞伎・その他の舞台★

虚空遍歴

2009-07-19 22:16:37 | その他の演劇

テンペスト観劇の際、アンケートと共に配られた多くの公演チラシより、
笑三さんの名前発見!!
能楽、舞踊、邦楽、歌舞伎界からの演者・奏者を向かえての上演の中で
歌舞伎界からは、我らが(!)おもだか一門より、笑三さんのご出演です。
また、津村禮次郎さんは、今回テンペストにご出演。

【公演日程】
 2009年8月11日(火)開演19:00
      8月12日(水)開演14:00/19:00
 ※開場はそれぞれ30分前
【会場】TheaterΧ(cai)シアターカイ(両国)
【チケット】前売:5,000円 当日:5,500円 学生:3,500円
      カンフェティチケットセンター 03-5215-1903(平日10時~18時)

【原作】 山本周五郎
【脚本・作詞・演出】ジェームス三木
【作曲】常磐津文字蔵 望月左之助
【振付】西川扇与一 坂東扇菊
【演奏】常磐津文字蔵 望月左之助 北村英山 他
【舞台美術】松岡泉 【照明】 森規幸
【舞台監督】筒井昭善
【出演】西川扇与一 坂東扇菊 津村禮次郎 市川笑三
     坂東以津緒 左近優 前田真里衣 他

◇公演チラシの裏面の笑三さんのプロフィール紹介
1989年東京東映に入団し、その後おもだか事務所預かりとなる。
1996年市川猿之助に正式に弟子入り、市川笑三を名乗る。
同年ファンクラブ結成。新橋演舞場「オグリ」初舞台(1991.4)
「実盛物語」(1993.7)馬で歌舞伎座奮闘賞、「千本桜」荒法師で国立劇場特別賞を受賞。
2008年には、「ヤマトタケル」伊吹山の黄鬼で、演出家賞受賞。

(注)オグリと実盛物語の年度は、俳優名鑑のサイトを参照させて頂きました。
  チラシには記載なし。国立劇場での荒法師というと、05年鑑賞教室での
  上演の時でしょうか?

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りゅーとぴあ能楽堂 シェイクスピアシリーズ 第六弾 テンペスト

2009-07-19 01:49:28 | りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ


2009年7月18日(土) 銕仙会能楽研修所 19:00
 

【作】ウィリアム・シェイクスピア
【構成・演出】栗田芳宏
【翻訳】松岡和子
【衣裳デザイン】時広真吾
【ヘアメイク】佐藤 圭 

【出演】
 津村禮次郎、廣田高志(文学座)
 山賀晴代、河内大和、荒井和真
 小池匡、傳川光留、
 永宝千晶、塚野星美、町屋美咲、福島美穂
 栗田芳宏

【演奏】
 笛(能管)/大野 誠、栗林祐輔
 大鼓/高野 彰、柿原光博

【東京公演情報】
公演日程:2009年7月18日(土)~7月20日(月・祝) 4回公演
7月18日(土)19:00
7月19日(日)14:00/19:00
7月20日(月・祝)14:00
※開場は開演の30分前。受付は開演の1時間前から開始。

会場:銕仙会(てっせんかい)能楽研修所 アクセス
※おススメ公演です。是非、ご覧下さい\(~o~)

ふだん、役者さんをいじめてる(笑)←育てているの言い替えですよ♪
栗田さん、<役者>としても身体も使い、膨大な台詞も覚え、
意地を(なのか?)見せておりました
芝居の感想というのは、結局「好悪」でしかないとは思うのですが、
前回のハムレットよりは、私は、こちらの作品の方が好み。
響いてきた。(終演後、数人で食事をしましたが、
同様に、今回のほうが良かった~!!のヒトもいれば、
ん?私はハムレットの方が好きよ!の意見もあり)

感想は、また後日あらためてアップしますが、
個人的に、気になった点を先にひとつだけ。
それは、エアリエル(能楽師、津村禮次郎さんのお役)の衣装。
白のヒラヒラのベールというかマント?は不要だったと思う。
能楽師の方の所作の最も興味深い(観たい)部分を覆い隠してしまっていたから。
腰の重心のありかや、足の運びなど。
ヒラヒラ感がAIRの意匠なんじゃない?と言った友人もおりましたが
お能のオリジナルでなくても、それに準ずる様式のもので
カマエやハコビが、分かるデザインが良かったな。
物理的にヒラヒラをつけなくても、ヒラヒラ感―風の意匠であったり、大気、とか?―
あるいは何か異形の雰囲気は
能楽師さんの所作から産み出すことが出来ると思うから。
能楽師の方の身体表現がもっと見える形が良かったな~。
せっかく、他のストプレの役者さんんたちとは異なる次元での表現方法を持つ方の
ご出演なので。

つづく

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