ヤマトタケルの夢 

―三代目市川猿之助丈の創る世界との邂逅―
★歌舞伎・スーパー歌舞伎・その他の舞台★

市川笑也IN観劇入門講座

2009-06-22 12:24:58 | 市川笑也
YOMIURI ONLINEに6月18日付けで、6月11日に催された講座のレポが掲載されています。

詳細はこちら

初、ナマ市川笑也だった方は大丈夫だったでしょうか(笑)
あの、凛と端整な佇まいを魅せた三蔵法師が結構、お茶目なおっちゃんで(爆)
いや、実年齢知らない人は、おっちゃんとは思わず
まだまだ"お兄ちゃん"な印象だったと思うけれど。

舞台の真面目なお話の中にも(当然ですね、講座だから!)
ほ~んと、ユーモアとネタ(笑)満載で。
同行者のレポもなかなか秀逸なので、併読頂き、当日の様子を、思い描いて見て下さいませ。
リアルに描けるほど、幻聴がこだまするほど血中笑也ファン濃度高し。


お話は、初心者向けの(過去のFCイベントで聞いたことのある内容とか)
養成所時代、市川猿之助っていうところのお弟子さんが、
卒業したらウチに来ないか?と言ってきたけど、猿之助って誰?
と同期に聞いたら、知らないの?狐(の役@千本桜)で有名な人だよ~と言われ
ちょうど舞台がかかっていたので皆で観にいったら
「伊達の十役」と看板に書かれていた。
それを観て「へ~狐もやればイタチもやるんだ~と思った。」と言った(いつものオチ付き)話や、
(後ろにいらっしゃった一般の読売文化センター男性会員の方も、
ほんとかよ!?と突っ込んでおり(笑))
抜擢は虎の足から始まって、次は馬の足。馬の足は夢のお告げ(?)で思いつき、
亡き猿十郎さんと飛んで、沢山の拍手を貰って嬉しかった話や、
研修生終了時、猿之助さん主催の食事会で、ステーキをご馳走になり、
これからの歌舞伎を背負って行くのは若い君達だ~みたいな話しをされ、
へ~任される人は大変だな~と他人事のように聴いて居たら
実際託されたのは自分達だった…と言う話など、本当にあっと言う間に終わってしまいましたが、

八重助さんや又五郎さんとの出会いもあって今の自分があるとおっしゃってて、
一般向けのイベントも、中々普通でも面白いなぁ、と感じた30分でした。

国立の裏にある伝統芸能館の3階で開催されましたが、
100人ほどの方が参加なされたようです。

個人的に一番面白かったのが、講座が終わってエレベーターで下に下がる際、
文化センターの会員と思われるマダムの方々と一緒になり、
〝いやぁ~(笑也さん)素敵だったわ〟など感想を話していらっしゃったのですが、
その中のお一方が、〝しっかし、凄いなで肩だったわねー〟とおっしゃり、
吹いてしまいました。見慣れた傾斜ではありますが、
やっぱ一般人にもバレバレなんだと悟った次第です。

※私的にも、この話がこの日イチバンのオチでございましたっ!!(家主)


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